
渋谷HMVでミニライヴと握手会。せっかくの生のイベントなのに思わず目を閉じて聴き入ってしまうぐらい、彼女のボーカルは表現力と安定感を増していました。
ただ、披露された5曲のうち「あすなろ銀河」(→amazon.co.jp)など4曲はバラードで、しかも5曲ともソニンが眉間に皺を寄せて歌うシリアスな楽曲ばかりだったので、そろそろアッパーな楽曲も歌ってほしいところです。
ソニンのニューシングル「あすなろ銀河」は、公式サイトでビデオクリップのフルバージョンが公開されています。見終わった直後に、軽く混乱してしまうようなシロモノでした。
ソニンが演じるのは盲目の少女。あざといなぁとは思いましたが、それよりこれ、9分もあるドラマ仕立ての作品なんです。マイケルかよ!
相手役の男性の演技は下手だし、話の筋もベタで荒いんですが、冬の空や部屋の中など日常の風景を鮮やかに切り取った映像と、ヤバさを感じさせるほど役の世界に入り込んだソニンの演技が、この9分間を重みのあるものにしています。そして、展開の過剰さゆえに変な磁場を生み出しているというか。楽曲自体にはあまり魅力を感じない「あすなろ銀河」ですが、このビデオクリップを見たら、まんまとグッときてしまいました。監督は、これまでの作品と同じく竹石渉なんですかね。
相手役の男性は、僕の脳内で完全にユウキに変換されました。ええ、一目見た瞬間に。でもよく考えてみたら、彼はソニンと同じ事務所のオミなんですね。公式サイトの「現在のところ、出演予定はありません」という文字が悲しいです。
そして、予算も手間もかかった9分ものビデオクリップを現在のソニンのために制作してしまう、和田薫社長の勝負師(ギャンブラー)ぶりにも感服しました。負けたよ……! 安めぐみが稼いだ金を、湯水のようにソニンに費やしてほしいです。
年末年始にソニンが全然テレビに出なかったので、彼女への熱もすっかり冷めていたのですが、このビデオクリップを見て俄然ヒートアップしてきました。この熱で冬を乗り切ります。