さねよしいさ子 ライヴ リポート


さねよしいさ子ライヴ 参考盤紹介


さねよしいさ子「りんご水晶」

(96年:レーベル・番号なし)

95/96年のライヴで披露された新曲8曲を収録したカセットテープ。
彼女の表現力と繊細なアレンジが生み出す世界は、時に心に染み込み、時に圧倒的な迫力で聞き手を包み込みます。栗Qも2曲で参加。
こんな素晴らしい音楽がメジャーから発売されないのが、我々を取り囲む現状なのですよ。ったく。
このカセットは、ライヴ会場と目白のワールドディスク(03-3954-5348)でのみの発売だそうです。


栗コーダーカルテット「蛙のガリアルド」

(97年:メトロトロン compactron-38)

おなじみ栗Qのファースト・アルバム。ロック的様式美を飛び越えた、麗しきパンク精神がここに。
今回のライヴには川口さん以外の3人が参加、なかでも栗原さんは音楽監督でした。そういえば、開演前に会場に流れていたのもこのアルバムでした。


STRADA「山道」

(95年:オフノート ON-8)

進む山道は、アジア?アラブ?ヨーロッパ?
関島岳郎さんをはじめとする4人のミュージシャンの音楽的根幹を、ブラスの音色が浮き彫りにする「木根系」ルーツ・ミュージック。哀愁に満ちたこんな「深さ」を自然体で出せるこの凄さ。また、音楽へのリスペクトに溢れた彼らの姿勢も印象的です。
篠田正巳・関島岳郎・中尾勘ニによるかつてのグループ・コンポステラを知る人は、このアルバムで再び涙を流してはいかがでしょう。
なお、ディープなハイポジ・ファンの諸氏は、彼らのほかにも向島ゆり子さんなどのCDも発売する独立レーベル・メタカンパニーには要注意!


濱田理恵「無造作に愛しなさい。」

(89年:メトロトロン compactron-6)

この日演奏された「二月生まれ」も収録した、現在のところ彼女の唯一のソロアルバム。
この人よりも甘く美しい声の人を僕は知りません。そして、彼女の音楽は独特の構築美に彩られています。強く握ったら、壊れて自分の手にも傷がつきそうな、ガラス細工のような美しさと脆さ、そして恐さを持った音楽。ポップな毒ですね。
「あなたは私の嘘を嫌うけど/私はあなたのうそつきが大好きよ」
こんなこと言われたら、あなたどうします!?(って、なのを慌ててるんだ、俺は。)
今年こそ新作ソロを!


ハイポジ「身体と歌だけの関係」

(95年:KITTY KTCR-1325)

シメは当然この人達。
この日朗読や演奏された曲が最も多かったのがこのアルバム。代表曲「身体と歌だけの関係」収録の言わずと知れた傑作。サウンドの混沌と重心の太さが、聴く者の交感神経を侵食する脳内麻薬アルバム。危険。





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