宗像明将(ムネカタアキマサ) for OUTDEX
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6月30日(wed)
「POPEYE」1998年9月10日号 東スポが「近鉄買取名乗り社長は奥菜恵夫妻の友人」というあまりにも東スポらしい見出しで1面を飾っているのを見て思い出したのですが、27日の元くん宅でのパーティーでは、奥菜恵と広末涼子が登場している「POPEYE」1998年9月10日号をもらいました。

 奥菜恵と広末涼子の写真はそれぞれ6ページ掲載されていて、それから6年の間に彼女たちの身に起こった様々な出来事を考えると、実に味わい深い誌面です。

そういえば、27日にテレビ朝日で放送された「題名のない音楽会」には朝崎郁恵が出演していました。中西俊博が今回の放送のメインで、唄のバックは彼のバイオリンとウォン・ウィンツァンのピアノ。

 中西俊博は、朝崎郁恵の唄と共鳴するかのようなエモーショナルかつフリーなプレイを聴かせました。予想以上の相性の良さ。

6月29日(tue)
宮崎吐夢「宮崎吐夢記念館」 宮崎吐夢の「宮崎吐夢記念館」(→amazon.co.jp)は、2004年の日本の音楽シーンに産み落とされ、居場所を捜し求めることもしないままギラギラと異彩を放っているようなアルバムです。

 全曲の作詞とプロデュースを宮崎吐夢自身が担当した楽曲たちは、ほとんどがシモネタかエセ外人ネタ。しかもそれが30トラックも詰め込まれています。そして、ナンセンスながらストーリーも仕込まれた歌詞に、次から次へとハマってしまいました。なんなんだよ、これ!

 作曲やアレンジは、鳥羽ジャングル、河井克夫(漫画家なのに)、蓮実重臣らが担当。テクノを中心に、サーフィン・サウンド、レゲエ、グラム・ロックなど、無駄に幅広いサウンドが展開されています。

 そして「宮崎吐夢記念館」の世界は、これがまた妙にドロッとした感触。ストーンドしたかのような「麻薬犬に生まれて」が特に強烈です。あの名曲「バスト占いのうた」がもはや爽やかに感じられてきました。

 ペリーネタがないとか、巣鴨に金髪外国人女性を連れて行ったアートワークがムカつくほど安直だとかは、この内容の前ではもはやたいした問題ではありません。大半が「TECH Win」に収録された作品を録り直したものだそうですが、映像がなくなって逆に凄みが出た感すらあります。

 「宮崎吐夢記念館」は、ヌメヌメと鈍く光るような粘膜系アルバム。どういう基準で計ったらいいのかわかりませんが、とにかく傑出しまくっている作品なのは間違いありません。

6月28日(mon)
キヌガサ 新しいソーシャルネットワーキングサービス・キヌガサに参加して早数日。紹介文、グループ、オススメ商品といった機能面だけを取るとgree.jpに近い印象です。

 特色は、自分のサイトからキヌガサ内の自分のページへのリンクを作成できる「貼り付けリンク」なのでしょうが、まだヘルプなどが見あたらないので使い道がわかりづらいですね。

 それにしても、キヌガサ開発日記といい、運営元のpaperboy&co.の家入社長のブログといい、テンションが高いです。

Alexaのデータを元に作ってみた、Orkut+gree.jp+mixi+キヌガサのトラフィックのグラフ。会員数ではなく、トラフィックのランキングによるグラフです。

 これを見ると、やっとgree.jpにmixiが追いついたところに、キヌガサがいきなり殴り込みをかけてきたかのようですね。

6月27日(sun)
渋谷西武A館1階の化粧品売り場で、妻が突然何かにビクッと反応したと思ったら、「残酷な天使のテーゼ」がユーロビート風のアレンジで流れていました。都会は油断ならないことでいっぱいです。

元くんの相棒・ジャリ それからタクシーに乗って、唐木元くんの家でのお茶会へ。入れ替わり立ち替わりで、数十人は出入りしていたんじゃないでしょうか。そのため室内がえらく暑く感じられて、一足先に真夏を体感してしまいました。あと犬も2匹。今日は久しぶりにお会いした人も多くて、6年ぶりに会った人もいました。

 元くんが引っ越すので本や家具が売られていたのですが、棚から本を選ぶ人々の背中を見つつ、つくづく自分は本を読まなくなったなぁと実感。

6月26日(sat)
鈴木さえ子 with TOMISIRO「ケロロ軍曹 オリジナルサウンドケロック1」 ビクター青山ビルで鈴木さえ子さんの取材。実に15年ぶりとなる彼女の新作「ケロロ軍曹 オリジナルサウンドケロック1」→amazon.co.jp)は、アニメ「ケロロ軍曹」のサントラ盤ながらファンは必聴の内容になっています。そして鈴木さえ子さんの「印象派」としてのスタイルも健在。この15年間の話も含め、詳しいことは次号の「MUSIC MAGAZINE」で。

取材の予習として、今朝放送された「ケロロ軍曹」も録画して見たところ、我が家に一気に「ケロロ軍曹」ブームが到来。鈴木さえ子さんが手掛けている曲ではないものの、主題歌の「ケロッ!とマーチ 」の歌詞も最高です。吉崎観音による原作「ケロロ軍曹」の第1巻(→amazon.co.jp)と第2巻(→amazon.co.jp)まで購入し、取材の件から脱線してすっかり家庭がケロロに侵食されてきました。

6月25日(fri)
ロクロク星人は布に包んで油から完全防御。持っていかなきゃいいじゃないかという話はさておき。 大学生になってから独り暮らしをはじめた立石さんを応援するmixiのコミュニティ「タテイシ 初めての一人暮らし」の活動の一環として浅草で焼肉大会。かものはしさん菅原圭さん日高さん山下スキルさんイク、そして僕が立石さんのもとに結集し、我も我もと競い合って肉を食い倒しました。立石さんはタン、僕はカルビばかり食いすぎ。

 今日は、かものはしさんが10歳の時にはっぴいえんどのライヴを生で見たという話を聞いて驚きましたね。その一方で立石さんとイクは、よりによってテキストサイト(主にコジャレ系以降の世代)について大声で話して大盛り上がり。「あたしたちって精神的な姉妹だよねー」とやけに高いテンションで話しているのをちょっと離れた席から聞きながら複雑な心境になりました。話に割って入りたいような、なんだかわからないけど一喝したくなるような……。しかも片方は俺の妻だし……。とりあえず帰宅後に教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史ヽ(´ー`)人(´ー`)ノを読み直しちゃおうかな……(実際読んだ)。

テキストサイトのオフレポは全員への文中リンクが基本。それを実践して今日の日記の筆を置こうと思います。キーボード打ってるんだけど。

6月24日(thu)
Gmail Gmailに招待してもらったので利用しはじめました。アカウントを持つための招待状は、Japan.internet.comの「Gmailが口コミでやって来る!」という記事によると、Orkutみたいな方式(ただし人数は制限)で送られているようです。

 容量は1GBもあるので、だだっ広い荒野に立たされているような気分になります。 試しに4MB弱のファイルを添付したメールをGmailへ送信してみましたが、その程度では余裕で「You are currently using 4 MB (0%) of your 1000 MB」というメッセージが。0%ですよ。

 受信したメールの画面に返信を書くためのフィールドがパッと開いたり、受信したメールとそれへの返信が同じ画面に表示されたりするインターフェイスは面白いですね。僕が見る限りでは、話題になった広告は英字のメールでも今のところ表示されません。ただし日本語でメールを送る場合には、改行が反映されなかったり、文字化けしたりもしています。

 最近はもう嫌になるぐらいスパムが多くて、電子メールというメディア自体がもうダメなんじゃないかという気分になっているのですが、メールアドレスが増えると単純に嬉しかったりするのもまた事実。昔は、ほとんど使いもしないのに、やたらといろんなフリーメールのアドレスを持っていたことを思い出しました。

民主党が、洋楽CD・レコードの並行輸入が阻害されないように監視していくことをマニフェストに明記。そういえば昨日あたりに投票案内ハガキも届いていました。

 中日新聞の「ニッポンの空気 ―― 参院選を前に」は考えさせられることの多い記事です。

それにしてもTurner Hotelに泊まりたい。

6月23日(wed)
Brian Wilson「Gettin' in Over My Head」 Brian Wilson「Gettin' in Over My Head」(→amazon.co.jp)は6年ぶりのスタジオ録音作。前作「Imagination」(→amazon.co.jp)は音がちょっと安い印象でしたが、現在ライヴツアーを支えているミュージシャンたちと制作された「Gettin' in Over My Head」は、サウンド面も含めて非常に安定感のある作品です。それは、穏健さの中にヤバさを感じさせるような部分があまりないこととも背中合わせで、ちょっと淋しくもあるのですが。

 Paul McCartney、Elton John、Eric Claptonという超大物も参加。収録された楽曲の大半は昔のセッションで作られたものの新録で、未発売アルバム「Sweet Insanity」の楽曲が5曲(以前3曲と書きましたが改題されているものが2曲ありました)収録されています。

 その中で個人的に残念なのは、もう何百回ブート音源を聴いたかわからない名曲中の名曲「Make A Wish」。高らかに鳴り響くテルミンのような音や、女声や低い男声も織り交ぜたコーラスが生み出す夢のような世界が消えてしまい、ちょっと穏やかになりすぎているように感じました。

 ただしこういう感覚は、すでにブートで昔のバージョンを聴いていたり、ライヴを見て期待値が上がりすぎていたりするせいもあるのでしょう。「Gettin' in Over My Head」を聴けば、「Make A Wish」や「Don't Let Her Know She's An Angel」、Carl Wilsonが歌う「Soul Searchin'」といった、素敵な楽曲たちに出会うことができます。

 かく言う僕も、この先しばらく毎日聴くことになりそうですから。朝に聴くととても気分のいいアルバムです。

6月22日(tue)
Youssou N'Dour「Egypt」 Brian Wilson「Gettin' in Over My Head」(→amazon.co.jp)とDVD「Pet Sounds Live in London」(→amazon.co.jp)、クレイジーケンバンド「BROWN METALLIC」(→amazon.co.jp)、Youssou N'Dour「Egypt」(→amazon.co.jp)、宮崎吐夢「宮崎吐夢記念館」(→amazon.co.jp)、及川光博「ヒカリモノ」(→amazon.co.jp)購入。

 「Pet Sounds Live in London」はAmazon.co.jpなら20%オフであることに今気づいて複雑な心境です。そして宮崎吐夢はAmazon.co.jpでの売上ランキングが高すぎ、これを書いている時点で6位って! わざわざ初回限定盤を買ってきた及川光博は妻用です。

コピーコントロールCDなので購入を迷っていたキセルの「窓に地球」もとうとう中古盤で買いました。

そして聴いて驚いたのが、Youssou N'Dourの「Egypt」。Nonesuchからリリースされたアルバムなのですが、中身はセネガルでリリースされていた「Sant」(4月26日分参照)と同じものじゃないですか。マスタリングは違うようですが。タイトルとジャケットを変えて発売されたものであることに気づかずに買ってしまいました。

6月21日(mon)
Sonic Youth「Sonic Nurse」 Sonic Youth「Sonic Nurse」(→amazon.co.jp)は、前作「Murray Street」(→amazon.co.jp)よりも楽曲がコンパクトにまとまっている印象。「Murray Street」の「Karen Revisited」ほど強烈な楽曲こそないものの、激しさと気だるさが渦巻く中でスリリングな演奏が途切れることなく続いていて、前作以上に気に入っています。

 あと、Sonic Youthはいいボーカリストが揃っているバンドだと、いまさらながら再確認。

David Grubbs「A Guess at the Riddle」 David Grubbs「A Guess at the Riddle」(→amazon.co.jp)は、ギターが掻き鳴らされ、時にラフなぐらいに生々しいサウンドと、淡々とした歌の組み合わせがたまらなく気持ちいいアルバム。

 一方で、Jim O'RourkeとのGastr del Sol時代を思い出させるような前衛性を感じさせるトラックもあり、後半ではそれらが絶妙に同居しています。

6月20日(sun)
午後に菅原圭さんの家へ行ってCDをお借りして、その足で周辺の町で買い物。あがた森魚の「第七東映アワー」、スピッツの「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」を中古盤で購入。一日で一番日差しの強い午後2時を、食料品を買い込んだり、よいしょよいしょと夫婦で運んだりして過ごしてしまいました。暑い。

 帰宅してからは、押し入れから扇風機を出して組み立てたり、風があまり起きないと思ったら羽が逆向きだったので直したり。

あがた森魚「星繁き牢獄の提督たちへ」 あがた森魚といえば、先日購入した「星繁き牢獄の提督たちへ」(→amazon.co.jp)は不思議なベスト盤です。

 鈴木惣一朗が選曲した「20世紀漂流記」(→amazon.co.jp)がキャリア全体を意識していたのに対して、本人が選曲した「星繁き牢獄の提督たちへ」は88年以降の楽曲が中心。「今自分で聴きたいベスト盤を作ろうとした」と本人が語る通り、かなり思い切った偏り方をしているのですが、これがまるで1枚のオリジナルアルバムのように聞こえてしまうから新鮮です。

 「珊瑚魔術師の弟子」は、OTOによるドラムンベースを消化したサウンドが今聴いてもかっこいいなぁ。

友部正人「何かを思いつくのを待っている」 同じくベテランの友部正人の「何かを思いつくのを待っている」(→amazon.co.jp)は、鎌倉芸術館小ホールで録音されたアルバム。ロケット・マツのピアノとアコーディオン、武川雅寛のバイオリンやトランペット、横澤龍太郎のドラムとパーカッションを中心にした変わった編成による演奏ですが、豊かな膨らみを感じさせるサウンドを聴くことができます。

 「羽根をむしられたニワトリが」では、演奏にも詩と呼応するかのような緊張感が。ラストの「一日の終わりの長い足」を聴くと、54歳にしてなおこれだけ溌剌としていられる友部正人はすごいなと改めて感じます。

6月19日(sat)
「MUSIC MAGAZINE」7月号 「MUSIC MAGAZINE」7月号では、森山直太朗「新たなる香辛料を求めて」とBLACK BOTTOM BRASS BAND「ワッショイ★スター」のアルバム評を執筆しています。

レコード輸入権についての新聞の社説が、昨日と今日で2本。東京新聞に「輸入CD規制 厳しい監視を怠るな」、朝日新聞に「輸入CD――ファンは怒っている」が掲載されています。

6月18日(fri)
「沖縄ソングス〜わしたうた〜」 「沖縄ソングス〜わしたうた〜」→amazon.co.jp)は、東芝EMIから発売されたタイトル通りのオムニバス盤。加藤登紀子が歌う「島唄」や、THE BOOMが歌う「さとうきび畑」が入っているようなアルバムで、夏川りみがカバーした「童神」の古謝美佐子によるオリジナルバージョンも収録されています。他に収録されているのは大工哲弘、ネーネーズ、新良幸人パーシャクラブ、喜納昌吉&チャンプルーズなど。基本的に既発音源を寄せ集めているのですが、「涙そうそう」や「島人ぬ宝」は別のアーティストに新たにカバーさせて収録しています。

 そんな「沖縄ソングス〜わしたうた〜」を買ったのは、僕の大好きな「十九の春」を朝崎郁恵が新録しているから。ピアノと三線だけをバックにして、彼女があの独特のコブシでこの曲を歌うと、夫に別れを告げられた女性の悲哀が深くから滲み出してきます。救いようがないほど悲しい曲なのに、つい繰り返し聴いてしまいました。

 そして同じく奄美の中孝介も「イラヨイ月夜浜」を新録。こちらはギターと自身の三線のみをバックにした唄で、情感を出しすぎず抑えすぎない見事な唄のコントロールに、中孝介の唄者としての実力を堪能できます。

 税込1980円だし、奄美音楽好きならこの2曲のために買っても損はないでしょう。

喜納昌吉&チャンプルーズ「忘てぃや ういびらん 忘てぃや ないびらん」 参議院議員比例区出馬特設サイトもオープンした喜納昌吉が率いる喜納昌吉&チャンプルーズの「忘てぃや ういびらん 忘てぃや ないびらん」(→amazon.co.jp)は、沖縄民謡集「赤犬子」以来、実に6年ぶりになるニューアルバム。

 それにしても、「花」の再録以外はどれも政治色の強い楽曲が並んでいる作品です。あえて取り上げたと喜納昌吉が語る「山を見ても星を見ても」は、よど号事件の犯行メンバーの娘が作詞作曲した楽曲。選挙前だからというわけではなく、すでに彼の活動自体がこうした政治問題をテーマにしたものになっているのでしょう。

 軽やかな「神戸からの祈り」やユーモアのある「憲法行進曲」も悪くはないけれど、かつて喜納昌吉&チャンプルーズの音楽にあったスリルや興奮、異様なまでのテンションの高さといったものは残念ながら味わうことができませんでした。

6月17日(thu)
六本木のSuper DeluxeMorgan Fisherのライヴ。なんと無料でした。会場では今回のライヴの情報源であるnamuさんと合流。

 彼のコレクションの中から選ばれたというキーボードとそれほど多くはない機材を用い、時に自分の声にもエフェクトをかけて流しながら、延々と続くインプロヴィゼーション。芸達者、という言葉が浮かんでくるほどでした。

Super Deluxeには、6月23日にリリースされる宮崎吐夢の「宮崎吐夢記念館」(→amazon.co.jp)のチラシもなぜかありました。全然占いになっていない占いソング「バスト占いのうた」も収録しているというし、真剣に購入を検討中です。「ペリーのお願い」のテクノリミックスも収録されていたら迷わず買うんだけどな。

6月16日(wed)
ワールドミュージックのCDショップ・EL SUR RECORDS主催の「WORLD MUSIC PARTY PART 2」のために渋谷2's Yoshihashiへ。会場に着いてみると驚くほどの混雑ぶりです。

 誰も知り合いがいないのにひとりで行ってみたのですが、EL SUR RECORDS店主の原田尊志さんが、何度か店に足を運んでいた僕の顔を覚えていて声をかけてくれたので救われました。毎日サイトを拝見している森砂里詩さんを原田さんから紹介していただき、さらに森砂さんから北中正和さんサラーム海上さんを紹介していただくことに。

 都合で最初の北中さんと最後の森砂さんのDJを聴けなかったのが心残りですが、DJの皆さんのそれぞれに我が道を行く選曲に楽しませてもらいました。

森砂さんのお知り合いからうかがった、新潟のSWANというジャズ喫茶とJASRACとの訴訟の話。北中さんからは文化庁に行った話もうかがったのですが、その話し合いの内容が高橋健太郎さんのブログの「270分喋りました」に掲載されています。

6月15日(tue)
渋谷クアトロでTeenage Symphony主催の「club Teenage Symphony 06」。僕が満員の会場に着いた頃には、すでにぱぱぼっくすのステージが終わってしまっていて無念でした。今日は、Teenage Symphonyのレーベル・プロデューサーで、「別冊宝島1032 音楽誌が書かないJポップ批評36 スピッツ ふしぎ☆発見」→amazon.co.jp)でもお世話になった竹内修さんにもご挨拶。

 ちょっと線の細いイメージを持っていたものの、ライヴでは全然そんなことはなかったのがゲントウキ。MCでのギャグの外し方も豪快で、しかも全然動じてないあたりにマイペースという印象を受けましたね。そして、田中潤はいい曲ばかり作るなぁと聞き惚れました。

 辻村兄弟のふたりだけで深い深い世界を描き出していたのがキセル。初めて生で聴いたのですが、その歌声とサウンドにすっかり引き込まれてしまいました。コピーコントロールCDなので買ってなかった「窓に宇宙」、聴きたくなっちゃったなぁ。

 青山陽一は、田村玄一と石川優美との3人によるステージ。すごい完成度の最新作「ODREL」(→amazon.co.jp)の持つ、きらめきやゆらめきの部分がよく伝わってくる演奏でした。

 そして、観客のすごい盛り上がりに、会場前方の人々のお目当てはこのバンドだったのかと思い知らされたのがMOTORWORKS。Scudelia Electroの石田ショーキチ、L-Rの黒沢健一、スピッツの田村明浩らによるバンドで、ハードな演奏で突っ走ります。まだ完全に完成していない曲も演奏していたということで、7月28日発売のシングル「SPEEDER」が今日聴いた中では突出していた印象でした。

6月14日(mon)
新井英樹「SUGAR」第7巻(→amazon.co.jp)、高浜寛「泡日」(→amazon.co.jp)、志村貴子「放浪息子」第2巻(→amazon.co.jp)、五十嵐大介「そらトびタマシイ」(→amazon.co.jp)、おかざき真里「サプリ」第1巻(→amazon.co.jp)購入。

日本レコード協会の依田巽会長が「著作権法改正法案の成立について」と題したコメントを発表。これと併せて、NIKKEI NETの記事「日本のレコード産業界はどこへ行くつもりなのか」もどうぞ。

6月13日(sun)
下北沢でイワキリさんの誕生日パーティー。イワキリさんが「世界の首都」だと言い張る宮崎から上京して早24年、男気とオリーヴ少女の心の両方を持ちながらアイドル(とChar)を追い続けてきたイワキリさんの人徳を物語るように、会場にはヲタなソウルを持つ男女が集まっていました。

 そんな皆の祝福に応えてイワキリさんも豪快に泥酔。下北沢の夜に咲いた一輪の花のように鮮やかな嘔吐物の色が忘れられません……。

W(ダブルユー)「デュオU&U」 ヲタついでにW(ダブルユー)の「デュオU&U」(→amazon.co.jp)の話題でも。女性デュオのカバー曲集であるこのアルバムでは、選曲やサウンドプロダクションなど、ソングライティング以外の面でのつんく♂の冴えがいかんなく発揮されています。辻加護がかなり「歌える」こともあって、曲ごとに歌い方を変えているのも効果的。

 「渚の『……』」はハロプロメンバーが遂に歌った秋元康作品。いかにもシンセっぽい音がバリバリに響き渡る「淋しい熱帯魚」は逆に新鮮です。リアルタイムで聴いていた「Give Me Up」も懐かしいなぁ。

 キララとウララの「センチ・メタル・ボーイ」とKEY WEST CLUBの「お誂え向きのDestiny」はこのアルバムで初めて聴いて気に入ったんですが、特に前者が強力。井上大輔による激しくキャッチーなメロディーに、売野雅勇による「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」「1.41421356(ヒトヨ・ヒトヨ・ニ・ヒトミゴロ)」などのナンセンス寸前の歌詞が乗る、トランシーなぐらいのナンバーです。ちなみに今日のパーティーには、リアルタイムでキララとウララのファンだった方もいらっしゃいました。

 というわけでコンセプト勝ちという感じのこのアルバム、正直なところ愛聴しています。

イワキリさんのパーティーが先約で入っていたのでうかがえませんでしたが、今日結婚式2次会を開いたキシミクスさんもお幸せに!

6月12日(sat)
目が覚めたら夜の7時前でした。疲れが溜まっているのかなんなのか……。

クーツェ「ボロロック」 クーツェの「ボロロック」は、オクノ修、かしぶち哲郎、渡辺勝、イマイアキノブ、関島岳郎、中尾勘二ら総勢15人による大編成バンドのデビューアルバム。バイオリンだけとっても、向島ゆり子とHONZIが参加しているという贅沢さです。

 全曲の作詞作曲はオクノ修。しかし彼の昨年のアルバム「唄う人」(→amazon.co.jp)のシンプルなサウンドとは対照的に、クーツェのサウンドは厚くて強烈に「ロック」な感触です。もちろんそれは単純なロックではなくて、猥雑ささえ感じさせるほど豊かな音楽的要素に支えられた、時に熱く、時に穏やかなサウンド。このアルバムに添えられた「唄と音の合力」というコピーは実に秀逸です。

 歌詞はオクノ修のソロほど内向的ではなくよりシンプルな言葉で歌っているものの、サウンドと共鳴して聴き手のイマジネーションを大きく広げていきます。そしてその世界と鈴木翁二によるアートワークが実に合っているのです。

 オクノ修という果実を、30年モノのとっておきの密造酒に漬けたような音楽。

薄花葉っぱ「薄花ドロップ」 クーツェにも参加している下村よう子がボーカルを務める薄花葉っぱもデビューアルバム「薄花ドロップ」をリリース。京都で活動する5人組です。

 下村よう子のボーカルは、声量があるのでソウルフルとも形容できますがそれだけではなく、コブシとまではいかないけれど微妙に音を引く独特の歌い回しをしていて、そこが非常に魅力的です。昨年12月のオクノ修のライヴにゲストとして登場した彼女の歌を聴いた時も、一瞬で引き込まれました。

 生田恵子が1953年にリリースした「東京ティティナ」をカバーしているし、レトロな香りもするバンドですが、下村よう子の歌唱とアコースティック楽器による演奏から生み出されるゆったりとした音楽は、さらりと時代性を超越しています。

 「月と貝」や「うすもも」のように深く歌い上げる曲、そして「鳥の歌」のような躍動感のある曲で特に薄花葉っぱの魅力を感じました。

今日紹介した2枚はオフノートからリリースされた作品で、4月には中川五郎の「ぼくが死んでこの世を去る日」も発売されています。

6月11日(fri)
カーネーション「ANGEL」 渋谷のタワーレコードでカーネーションのミニライヴ。着いたら1曲目の「Superman」がすでに始まっていて、こういう5人時代の曲だと3人編成になってからのプレイのラウドさを改めて感じます。先日リリースされた「ANGEL」(→amazon.co.jp)の収録曲も全曲演奏。特にHicksvilleの中森泰弘を迎えていた「シケイロスのように」でのギターバトルはすごかったです。

 アンコールでは8月11日発売の新曲「スペードのエース」も披露。そして終了後、「スペードのエース」がコピーコントロールCDで発売されることについてのアナウンスが会場に流れ、ミュージシャンは魂を込めて音楽を作るのが仕事だということを理解してほしい、という主旨のことが抑えたトーンながら熱く語られていました。ちょっと微妙な気分でそれを聞いたのは、いったい誰が語っているのかわからなかったからなのですが。ともあれ僕は、メンバーを責める気なんて最初から全然ありません。

あがた森魚「星繁き牢獄の提督たちへ」(→amazon.co.jp)、Sonic Youth「Sonic Nurse」(→amazon.co.jp)購入。

6月10日(thu)
肩こりがひどいのでよく首を前後左右に回しているのですが、今日とうとう「赤ベコみたいですよ」と言われました。

渡辺勝「Underground Recycle」 高円寺の稲生座で渡辺勝のライヴ。道に迷ったかなと不安になった頃に着いた稲生座では、すでに演奏が始まっていました。

 オレンジの照明に木目が照らされる店内で歌うのは、縮れた長い髪とこけた頬と髭の渡辺勝。彼の歌とガットギター、竹岡隆のエレキベースのみですべてが満たされ、90分はあっという間に過ぎていきました。飽きっぽい僕が本当にそう感じるぐらいに。

 ほとんどMCもなく次々と曲が歌われていく中で、不意に「僕の家」が始まったら、涙腺も緩みそうになるというものです。「ラスト・ヴァージン」は聴けなかったけど、今日は「僕の家」と「東京」が聴けたので満足。

 生で聴くと、決してしぼりだすように歌われているわけでも、情念たっぷりに歌われているわけでもないのに、圧倒的な歌の密度を感じさせられました。

 そして終演後。勇気を出して本人に話しかけたものの、「はちみつぱいは聴いてたんですけど、去年『Underground Recycle』を聴いて感動して、今日初めてライヴへ来ました」と言葉を選びながら言う自分は、なんだか必死に外国語を話している人間みたいでした。

新潮社から「月刊ソニン」が発売されたので、3ヶ月ほど放置していたSonim Blogを更新しましたよ。

6月9日(wed)
バンクーバーからの小包 昨夜体調を崩して、結局一睡もできないまま朝に。久しぶりに行けそうだったので楽しみにしていた鈴木博文のライヴへ行くこともできず、けっこう落ち込みました。

朝は眠れないままだったので諦めて、病院が開くとすぐに薬をもらいに行き、ついでに郵便局へ配達物の受け取りに。結婚してアメリカで暮らす元同僚から送られてきたのは小包で、結婚祝いの木の小箱と、朝市で買ったという紅茶やハチミツ、チョコレートが入っていました。

 バンクーバー(カナダではなくワシントン州の方)はまだ夜なのかなと思いつつ、朝日の中で感謝。

6月8日(tue)
戸田誠司「There She Goes」 伊藤ガビンさんの事務所にお邪魔して、タクヤさん津田さん、スプーの原田さんと戸田誠司の新作「There She Goes」(→amazon.co.jp)についての座談会。

 CD-EXTRAに収録されるPVも見せてもらい、このセンスはすごいなぁと思っていたら、それを制作したタナカカツキさんもいらっしゃいました。MP3をアップロードする形式のラジオ・タナカツデジナイを2ヶ月ほど毎日更新しているだけあって、噺家のようにしゃべりのうまい方です。ちなみに僕が最初に買ったタナカさんの作品は、93年の単行本「りん子」でした。

 終了後、「タナカさんは焼肉をおごってもらいPVを制作した」という話を聞いたら焼肉を食べたくなったとタクヤさんが言うので、渋谷で焼肉屋探し。でもなぜか見つけた店が全部閉店していて、結局普通の飲み屋へ。

タワーレコードとHMVジャパンが「著作権法の一部を改正する法律案」の成立に関する共同声明を発表。その全文はHMV情報に。まとまった記事は、INTERNET WatchITmediabounce.comをどうぞ。はてなの杖日記にまとめたように、今回の記者会見は一般メディアでもかなり多く紹介されています。

 両社は昨年の早い段階から水面下で動いてきたそうで、こうして共同声明を発表して記者会見を開いてくれたというのは心強い限りです。会見には高橋健太郎さんとピーター・バラカンさんも出席して、高橋さんは今後の監視の重要性を語ったとのこと。ネット上で盛り上がった反対運動が、法案が可決された反動で一気に冷めてしまわないか心配なのですが、法運用を監視するネットワークに多くの人が参加してくれることを願います。

そして、ネット上での反対運動の中心となった海外盤CD輸入禁止に反対するが6月16日で閉鎖になるそうです。

 問題点を訴えながらも過剰に煽ることはしない姿勢を最後まで貫き、そして問題を把握していない人々にもわかりやすく情報を整理してきたからこそ、多くの人々の信頼を得たのだと思います。これまでにたくさんの運動系のページを見てきましたが、情報の選択やまとめ方の的確さ、内側に向くのではなく外部へ伝えることを意識したページ構成など、僕が見た中でも頭ひとつ抜けている優れたページでした。

 管理人さん、ちょっと早いですがお疲れさまでした。

6月7日(mon)
クレイジーケンバンド「Oldies but Goodies」 ラウンドワンという会社のイベントで、渋谷ON AIR EASTでクレイジーケンバンドのライヴ。イベントなので編成が小さかったり時間が短かったりするのかなぁと思っていましたが、しっかり12人編成で約90分のライヴを展開してくれました。さすが手抜きをしない人たちです。

 イベントの性格上、普段クレイジーケンバンドになじみのない観客が多かったようで、最初はフロアの反応が鈍かったのですが、最後には見事に盛り上げていてさすがでした。今日は客席からのリクエストでムード歌謡の「母性本能」という曲を即興で演奏したりも。

 そして僕の視線はしばしば菅原愛子に釘付けになったのでした。

ハセガワさん作しゃちょうフィギュア 終演後にハセガワさんと初対面。ハセガワさんは、リッター1,200円というユニットで、可愛らしくてちょっと毒のあるキャラクター粘土人形やTシャツを制作している方です。

 そして今日は、妻がお願いしていたロクロク星人のしゃちょうのフィギュアをいただきました。かわいいっ! しかもこれ、素材がわからないのですがすごく軽いのです。いやー、ありがとうございました。

ハルヲさんもとまりさん、メイシャマンさん、立石さん、まりまり、イク、僕で「北の家族」に寄ってから帰宅。

6月6日(sun)
今日聴いていたサンプル盤は、森山直太朗「新たなる香辛料を求めて」(→amazon.co.jp)、6月23日発売のBLACK BOTTOM BRASS BAND「ワッショイ★スター」(→amazon.co.jp)。

今年の父の日は6月20日なんですね。すっかり今日だと思い込んでいて、本当は20日だと知ったのは、すでに妻と菓子を作り終えた後でした。それを持って実家へ。実家を出てからというもの、母の日と父の日を意識するようになりました。

昨日書き忘れましたが、著作権法改正案の可決を受けてタワーレコードHMVAmazon.co.jpがコメントを発表しています。

6月5日(sat)
TGV#16 TGV meets switch/hitter TGV#16 "TGV meets switch/hitter"へご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました! 盛況で良かったー。何度も来てくださっている方に加えて、初めて遊びにきてくれた方も多くて嬉しかったです。

 TGVとswitch/hitterのメンバーが交互にDJをしたのですが、switch/hitterの3人が自分で映像を編集してきたDVDを流していたのにはやられましたね。僕はすっかり選曲と甘食のことで頭がいっぱいでした。

 そんなわけで今日は、やけに「ウゴウゴ・ルーガ」の映像を見たような気が。ちなみにDJ陣は終了後にやっと余った甘食にありつけました。

 そして、相変わらずハウスやテクノをズンドコ鳴らすようなDJにはならないまんまの僕のセットリストです。

1ネーネーズ君が思い出になる前に
2MellyanaTokecang
3 Caetano Veloso(Nothing But) Flowers
4David ByrneThe Man Who Loved Beer
5笹川美和ウエイシェンマ
6bonobosNight Apes Walking
7Art BembeDiosa de Cobre
8Som TresBajar No Mexico
9Van MorrisonOnce in a Blue Moon
10Think Of OneCoco Medley
11Yerba BuenaSalar
12TinariwenOualahila Ar Tesninam

 そういえば、今回は不参加だったTGVメンバーのまちださんもハトヨメさんと碧ちゃん(生後10ヶ月!TGV来場者最年少記録をゲット)と一緒に遊びにきてくれました。さて、碧ちゃんがいくつになるまでTGVは続くかな?

ところで会場へ向かう途中、参院選出馬者の応援をしていた社民党の福島瑞穂党首に遭遇。そこで、「なぜ著作権法改正案に賛成したんですか、失望しました」と話しかけてみました。以下は僕の責任による要約になります。

 福島さんによると、参議院での可決前には賛成の声ばかり届いていて、可決後に反対のメールが一斉に来たり友達に言われたりしたとのこと。「ではなぜ衆議院でも賛成したんですか、国会対策の関係ですか」と聞いたら、「いろいろとあって」(年金法案などのことと思われます)とおっしゃっていました。正直に言ってアンテナが低かった、申し訳なかったと繰り返されていました。

 以下余談。それまで愛想を振りまいていたピンクの熊の着ぐるみ(顔だけ露出するタイプ)の男性が、僕が福島さんと話している間、その格好のまま真顔に戻って彼女の背後からずっと僕を見ていてちょっと恐かったです。

6月4日(fri)
W(ダブルユー)「デュオU&U」(→amazon.co.jp)購入。これ1枚だけをレジへ持っていくのはけっこう恥ずかしかったです。

藤川毅さんのブログに衆議院での附帯決議の全文が。参議院での付帯決議以上に踏み込んだ具体的な内容なので、これに対して「特段の配慮」がなされることを願わずにいられません。

カーネーションの8月11日発売のニューシングル「スペードのエース」はコピーコントロールCDに。とうとうこの日が来たか……という感じですね。アナログ盤の発売も交渉中ということなので、そちらに期待します。

小学校の同級生を刺殺した事件の加害者のサイトはCafestaにあったんですね。アバターや簡単にサイトを作成する機能もあるので納得。

6月3日(thu)
「著作権法の一部を改正する法律案」が衆議院本会議で可決。記事はITmedia読売新聞朝日新聞毎日新聞に。

 「いま、おもえば、やはり拙劣だったレコード輸入権反対運動」と題された書き込み以降の笹山登生さんの掲示板での議論は、運動をいかにして政治に反映させ目標を実現するかという問題について考えさせられます。難題。

「isologue:Orkut、だめじゃん…」には、Alexaのデータによるソーシャルネットワーキングサービスのトラフィックのグラフが。これを見ると、Orkutは落ち気味で、mixigree.jpとの差を縮めているようです。最近はmixiばかり使っている僕の実感にも近いな。

6月2日(wed)
「著作権法の一部を改正する法律案」が衆議院文部科学委員会で原案通り可決。記事はITmedia朝日新聞産経新聞に。民主党から提出された修正案は否決され、代わりに参議院のものよりも具体的な内容を盛り込んだ付帯決議が行われました。

 高橋健太郎さん藤川毅さん謎工さんのコメントを読むと、胸に重いものが残ります。今回尽力してくれた川内博史議員は、原案通りの議決に際して退席し棄権したそうです。

しかし同時に思うのは、やはり重要なのはこれからだということです。たしかに付帯決議には法的拘束力はありません。ただし、これまでに文化庁や日本レコード協会などから数多くの言質を得たのもまた事実です。たとえそれが口約束だとしても。来年の1月以降は、その法運用に注視しましょう。

 正直に言えば、「MUSIC MAGAZINE」6月号のレコード輸入権問題についての原稿を書いていた頃には、僕は非常に悲観的でした。おそらく、あの原稿を読んだ皆さんが受ける印象以上に。しかし5月4日のシンポジウムを経て、数多くのトラックバックとともにブログが情報を広め、結果的に遅かったとはいえ状況を動かしていったことは、注目に値する出来事だったと思うのです。

 「今回の運動は負け戦だったのだ」と考える人は、この経験を踏まえて、問題のある法案に対してより早い段階で、より実効のある方法で動くことを心掛ければよいでしょう。僕も今となっては、昨年末の段階でもっと煽っておけばよかったとすら思います。そして、「いや一定の成果はあったのだ」と考える人は、先に述べたように法運用に注視していきましょう。

 僕はそのどちらかと聞かれたら、両方の意識を持っていようと思います。「人々が政府の動きを注視する必要性はさらに強まっている。それは、これまで通りに音楽を楽しむ環境を守る、ただその程度ことのためにもだ」というのは、「MUSIC MAGAZINE」6月号に僕が寄せた原稿の一文ですが、その意識を忘れることなく。

なお先日、「緊急のお願い」としてレコード輸入権問題に関心のある京都の皆さんに呼びかけたのは、この件を信頼できる方から知らされたためでした。あの時は短時間に多くの問い合わせをいただきました、改めて感謝します。

 そしてレコード輸入権問題に対して活動してきた皆さん、これから続くであろう長い長い正念場でも頑張りましょう。

6月1日(tue)
今日の衆議院文部科学委員会のビデオライブラリ「OTO-NETA: 衆議院:文部科学委員会:参考人意見走り書き」もどうぞ。高橋健太郎さんは著作隣接権者によるコントロールであること、ポール・デゼルスキーさんは将来における濫用の可能性などを指摘していましたが、議員相手に問題点を一から説明しなければならない困難さを痛感しました。

 私たち音楽関係者は、著作権法改定による輸入CD規制に反対しますには、レコード協会からの回答文化庁からの回答が掲載されましたが、これは今日になって届いたものだったそうです。

 その後、ITmediaに掲載された記事が「著作権法改正――『原案通り可決』の可能性高まる」。昨夜藤川毅さんから送られてきたメールの内容と合わせ、極めて厳しい状況になってきたことを認識せずにはいられませんでした。

あの時代の作品では唯一聴いてなかったPrinceの「Black Album」を中古で購入。

少年少女のトップに掲載されている、庵野秀明と安野モヨコの結婚式の写真を目にして戦慄。式の会場はどこかと調べたら、案の定明治神宮でした。なぜそんなことに気付いたかというと、僕と妻も同じ明治神宮で結婚式を挙げていて、しかもたぶん同じ場所で写真を撮影したからなのです。

 夫婦揃ってひどいエヴァヲタである我々は、無意識のうちに結婚式についてまで庵野フォロワーとなっていました。

 
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