ムネカタアキマサ for OUTDEX
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10月31日(fri)
自分が執筆している雑誌以外に毎号読んでいる雑誌が「BUBKA」「噂の真相」しかないという事実には、その数の少なさ、そして趣味の下世話さに我ながら唖然とするものがあります。インターネットに触れる以前は、かなりの量の雑誌に目を通していた記憶があるんですけどね。

 今月号の「BUBKA」を読んで感じたのは、次々と写真が横流しされる安倍麻美の周囲からの売り飛ばされ方は異常だということで、ソニンとは別の意味で面白い存在のような気がしてくるほどです。そう思っているうちに、彼女の公式サイトにファンへのメッセージ(しかも手書き)が掲載されたのにも驚きましたが。

10月30日(thu)
榎本俊二「えの素」第9巻(→amazon.co.jp)購入。これが最終巻。

今日聴いていたのは、11月5日発売のくるり「ジョゼと虎と魚たち」(→amazon.co.jp)。

10月29日(wed)
「別冊宝島907 音楽誌が書かないJポップ批評31 おニャン子クラブと永遠のグループアイドル」 「別冊宝島907 音楽誌が書かないJポップ批評31 おニャン子クラブと永遠のグループアイドル」→amazon.co.jp)では、おニャン子クラブの「KICK OFF」「PANIC THE WORLD」、高井麻巳子の「シンデレラたちへの伝言」のレビューを執筆しています。

 原稿を書くにあたって、おニャン子関連の音源を久しぶりにまとめて聴いたのですが、「お先に失礼」や「恋はくえすちょん」は実に良く出来ている楽曲だと感じたり、意外と上手くて甘い歌声の河合その子の楽曲をまとめて聴きたくなったり、うしろゆびさされ組が歌う「うしろゆびさされ組」のイントロのかっこよさに改めて気付いたりしました。「KICK OFF」は、発売当時には「夏休みは終わらない」を聴きまくったものの、現在は「避暑地の森の天使たち」ばかり聴き返していて、特に富川春美、渡辺美奈代、渡辺満里奈の3人が一音ずつ歌うサビの部分がたまりません。

 おニャン子クラブとよく比較されるモーニング娘。は、つんく♂の手によってボーカル面が非常によくプロデュースされている点が大きく異なりますね。そしてこの本の原稿を書いている最中に、爆音娘。×モーニング女良。(おんなよし)による「SCREAM-03」へ行ったのですが、10年以上先にモーニング娘。を思い出す日のこともちょっと頭をかすめましたよ。まぁ、メンバーを入れ替え続けて解散してないかもしれませんが。

10月28日(tue)
「Discover URC」 中古盤が300円で売られていた、URCのトリビュート盤「Discover URC」を保護。

 白眉は、金延幸子の「空はふきげん」をカバーした空気公団で、柔らかくて静かだけれど緩くない、深みのある世界に聴き惚れました。高田渡の「コーヒーブルース」をカバーしたQuinka,with a Yawnと、加川良の「白い家」をカバーしたSAKANAは実に歌声が良く、後者は演奏のタメも素晴らしいです。

 渡辺勝も「Underground Recycle」でカバーしていた高田渡の「鎮静剤」は、小西康陽がプロデュースした夏木マリのバージョンだと全然解釈が違っていて面白いのですが、これは「九月のマリー」収録曲なので95年の音源ですか。

来年の1月10日には、「高田渡 BOX」(→amazon.co.jp)や「あがた森魚 BOX」(→amazon.co.jp)などがベルウッドからリリースされるそうです。

10月27日(mon)
石原進吾さんの歯欠け日記 10月25日分に、「FRaU」10月号に関して「なにより衝撃だったのはヒロスエのグラビア」という記述があり、いくら古くから広末涼子をチェックしてきた同志である(と僕が勝手に思っている)石原さんとはいえそれは大袈裟だろうと思いながら「FRaU」を手にしてみたところ、僕も目を見開くことに。こ、これは……!

広末カレンダーによるとこれは2004年カレンダーからの写真だそうで、「週刊ヤングジャンプ」にもすでに掲載されていたようです。akarikメモ 10月2日分にもこの写真についての記述があったものの僕は見落としていました。何たる体たらく。

などと書いているうちに、「FRaU」は11月号が発売されて問題の10月号は店頭から消えてしまいました。気になる方は、Netマガジン ビジュアル・ヤングジャンプの2ページ目を開くとそのうち左側に表示されるvyj_change02.jpgをご確認ください。

10月26日(sun)
昨夜の疲れがまだ身体に染みこんでいるかのように残っています。昼に起きてから夕食後にも寝て、一度起きたもののまた意識を失って気がついたら午前2時前。最近はもう眠りのサイクルがぐちゃぐちゃです。

漆原友紀「蟲師」第4巻(→amazon.co.jp)、福島聡「少年少女」第3巻(→amazon.co.jp)購入。

10月25日(sat)
暗い中で撮ったのでなんだか怨念がこもったような写真に 早稲田SabacoでのRe:response vol.1にご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。僕も会場に入って驚きましたよ、なにしろチャット用やらVJ用やらのマシンが何台もフロアに用意されていて、しかもマシンはお客さんにも開放されていて自由にチャットに参加できたんですから。さらにはストリーミングで会場の様子も配信されていて、めちゃくちゃサイバーなイベントなのでした。

 そして会場の入り口には、主催者のLZDさんによる「モテたい」というプラカードが!

随所に飛び道具も織り込んだNackyさんの華麗なDJを聴いているうちに、僕は自分の出番を前にして早くも酔ってしまい、顔は真っ赤で指先の動きも危うい状態に。そしてDJでは以下のような曲を流すことになりました。

1紺野あさ美おおきなふるどけいmix
2Buffalo DaughterR&B(リズム&ベースメント)
3ピチカート・ファイヴディスコ手帖
4Chazam & Xtra SystolsYo Quiero Ir
5Andy PartridgeYou Like Me?
6サンディーRINDU hard core ragga (Malay version)
7ソウル・フラワー・ユニオンエエジャナイカ〜卓球の極道電子盆唄編
8アリラン明電オレは宇宙のファンタジー
9岡村靖幸ハレンチ
10trfBoy Meets Girl
11T.M.RevolutionHigh Pressure
12TMネットワークSelf Control(方舟に曳かれて)
13ソニンADA BOY & DA GIRL
14カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)浮気なハニーパイ

 後半になるにつれて脳内が溶けていったのがよくわかるセットリストですね。

 このイベントでは会場にいる人と会場外の人が同時にチャットできたんですが、DJブースにも1台ちゃんとマシンが用意されていて、DJもチャットに参加できたんです。そのため、もう途中からDJの合間にチャットしてるんだか、チャットの合間にDJしてるんだかわからない状態に。DJ中にはてなの杖日記をつい更新したりしていましたし。

 L.L.L@onlineのくゆりさんもいたチャットに慣れないマシンの文字変換と格闘しながら参加したり、うちのサイトを見てチャットに来てくれた日高さんpolymoogさん(後で会場にも来てくれました)に「今DJやってるんです」と説明したり、さらにその間に次の曲を決めて準備したりととにかく忙しかったです。しかもフロアとチャットの様子の両方で選曲の反応がわかるし、フロアの人たちも会場に置かれたモニタでチャットをチェックしているし。ともあれ、フロアの皆さんが盛り上がってくれて救われましたよ。

出番が終わってから途中で抜けて、けむろさん、すごく久しぶりに会ったカトヲさん、チャットで「Floor-SR」として暗躍していたイクと食事へ。会場に戻ると、LZDさんのDJからDJバトルの「Back to Back」へと流れ込み、僕も2曲で参戦させてもらいました。

1安達祐美どーした安達!
2篠原ともえクルクル ミラクル

 安達祐美のラッパーとしての異様な実力の高さはいずれ改めて語られるべきだと確信しますが、ともかくこんなのばっかですいません。

今日、暖かく迎えてくれたフロア(&オンライン)の皆さんに改めて感謝。音楽とインターネットとイベントを同時に楽しめて僕は幸せでしたよ。

10月24日(fri)
鈴木博文「bonyari bonyari」(→amazon.co.jp)、Buffalo Daughter「Pshychic」(→amazon.co.jp)、 半野喜弘「Lido」(→amazon.co.jp)、Van Morrison「What's Wrong With This Picture?」(→amazon.co.jp)、Stereolab「Instant 0 In The Universe」(→amazon.co.jp)、Sex Mob「Dime Grind Palace」(→amazon.co.jp)購入。

 あと、昨日はライヴ会場で大工哲弘「ジンターナショナル」(→amazon.co.jp)を買いました。

あ、日本橋ヨヲコさんチカゴロツレヅレで僕への投げキッスが。有り難くキャッチします。

10月23日(thu)
大工哲弘「蓬莱行 exo - PAI PATIROHMA」 初台THE DOORSで大工哲弘のライヴ。最近、これほど楽しみにしていたライヴも珍しいです。

 1曲目は、僕が「蓬莱行 exo - PAI PATIROHMA」(→amazon.co.jp)で一番好きで、そして今年もっとも口ずさんだ曲「ハートランド」。ただし、この演奏を聴いた時にはこの先どうなるのかと心配したほどバンドのアンサンブルがぎくしゃくしていて、また他の曲でも大工哲弘の歌が入るタイミングが怪しかったりしたのは残念でした。しかし、夫人であるコーラスの大工笛子がそのたびに大工哲弘の腕に触れて合図を送っていたのは微笑ましかったです。あと、大工哲弘が歌を間違えたものの、演奏が止まることなく前に戻った瞬間はさながらプログレのようで、メンバーたちの底力を感じました。

 ステージ上の総勢11人のミュージシャンの中で異彩を放っていたのは渡辺勝。今年「Underground Recycle」という素晴らしいアルバムを発表した彼は、仙人のような雰囲気と凄みを同時に感じさせる人物でした。意外に若いイマイアキノブは、しかし元フリクション。中尾勘二は、足でドラムを鳴らしながらサックスを吹いていました。そして、コーラスの玉城杉子と森美千代がキュート。

 歌や演奏にヒヤヒヤさせられる場面もあったものの、それでもこのライヴが非常に面白かったのは、「蓬莱行 exo - PAI PATIROHMA」というアルバムのコンセプトの素晴らしさゆえで、歴史と地理を飛び越えた様々な楽曲がアイデアの凝らされたサウンドに仕立てられて、次々と披露されていったからでした。効果的にリコーダーが使われた「一坪たりとも渡すまい」はやはり優れたアレンジです。しっとりとした曲では大工哲弘の唄は特に味わい深く、大工笛子とのデュエット「十九の春」にはしみじみと聴き入りました。

 大工哲弘はMCでは冗談ばかり。しかし、楽曲の由来について語る時(特に沖縄での台湾人への蔑視に触れた時)には生真面目さが垣間見れて印象的でした。

会場にはたまの知久寿焼や芥川賞作家の大道珠貴の姿も。終演後、オフノートの神谷一義さんと大工哲弘さんにご挨拶してから帰宅。

それにしても今日は久しぶりに会う人が多かったなぁ。昔勤めていた会社のBryan Ferry好きの上司と4年ぶりぐらいに会って「なぜここにいるんですか!?」と聞いたら、今年から突然三線の入った音楽に目覚めたとか。現在その会社は、はっぴいえんどをリアルタイムで見ていて、初期からムーンライダーズのファンである人が社長になったそうです。あと、同じく会場で再開したくまさんなんて、実に10年ぐらいぶりなのでした。

10月22日(wed)
Living with Imigran & Mineralsで知ったのですが、石川元の「隠蔽された障害 マンガ家・山田花子と非言語性LD」という本が2001年に岩波書店から出版されたものの、山田花子の遺族から訴えられてすでに絶版になっているとか。Amazon.co.jpのデータイーエスブックスのデータbk1での書評。この本の存在自体を今まで知りませんでした。
10月21日(tue)
今日からダウンロードが開始されるはずだったiTunes for Windows日本語版はダウンロード開始日が延期されちゃうし、やはり今日からユーザー登録と事前商品閲覧が開始されるはずだった廃盤CD大ディスカウントフェアはこの段階ですでにサーバが重くて登録すらできないので拍子抜けです。

 ちなみに「廃盤CD大ディスカウントフェア」は、これまでユーザー登録していた人も今年は再登録が必要。今回は事前にメディアで記事を目にすることも多いし、例年以上にサーバの重さと戦うことになりそうです。iTunes for Windowsにしても、海外ではトラブルが発生する例もあるらしいので、日本語版が公開されてもしばらくは様子を見るのが無難かなぁ。

Joao Gilbertoの来日記念ベスト盤「Portrait In Bossa Nova」(→amazon.co.jp)購入。でもこれ、4枚のアルバムの音源からだけで構成されてるんですね。

10月20日(mon)
10箱セット 「村上隆を憎んでロクロク星人を憎まず」とつぶやきながら、「村上隆のSUPERFLATMUSEUM 六本木ヒルズ限定エディション」を六本木ヒルズアートアンドデザインストア(という名のみやげ物屋)で購入しました。

 僕が店に行った時には店頭になくて、しかしいくら「徹夜禁止」のアナウンスのもと土曜日から発売されていたからといって9万個が売り切れてはないだろうと思ったら、レジで直接買うという方式。他のお客さんが店員と「これいくつか買っても全部同じものの可能性もあるんですよね?」「はい、そういう可能性も……」というような会話をしているのを横目に、僕はちょっと自分でもどうかと思う迷いのなさで10箱セットを買いました。

ロクロク星人とその他の雑魚キャラ  そしていざ開封。これだけじゃ全部揃わないかなーと覚悟していたものの、蓋を開けてみたら全6種類を一気にコンプリートできて、しかも2種類あるロクロク星人はそれぞれ2個ずつ入っていました。素晴らしい。

 海洋堂製のフィギュアは相変わらず出来が良くて、「しゃちょう」の足と尻尾の先が茶色い点や、「マサムネ」と「スピカ」の胴体の独特のフォルムも見事に再現。このロクロク星人というキャラクターは、村上隆が海外向けのオタク的意匠抜きでデザインした作品なわけですが、その手書きできるようなシンプルさと適度なあざとさが実にいい味を出しています。

このフォルムが……。  また、細田守によって制作された5分間アニメ「66」や各種CMは実にドラッギーで、最新作と思われる森美術館のCMも、クスリをキメてラリったかのような映像。穏健なようでいて適度に不穏な要素が混ざっている、というロクロク星人の魅力を最もよく表していると思ったのは、実はマサムネとスピカのフィギュアの開きすぎて「アヒャヒャ」という声が聞こえてきそうな口の形状なのでした。

そういえば、渋谷と六本木ヒルズを結ぶ直通バスも運行しはじめたのですが、そのバスの車体がまたロクロク星人と毒々しいぐらいにカラフルな人面花を全面的にあしらっていて、あれはあれでなかなか狂っている気がします。

ロクロク星人については、ロクロク星人.comもどうぞ。

あと、今日はハンさんと会ってソニントークなどしつつ昼食を食べたのですが、六本木ヒルズで初めて入った中華料理屋の味は微妙だったなぁ。僕が味音痴だとしても、なんか舌が化学的に痺れる気がする担々麺ってどうなんだろう。

10月19日(sun)
ピロスエさんは、まだ真っ暗な午前5時に我が家を出て帰路に。駅まで見送って戻った僕は、そんな時間に特に見る必要もないのにネットをさまよった後、夜が明けだした午前6時過ぎにベッドへ入りました。

午後1時頃に起きて食事をしたものの再び寝たりしていて、夕方になってやっと食料の買い出しに行くまではずっとダラダラと。

そして深夜になってから、突然カッと目を覚ましたかのように、10月25日(土曜日)のRe:response vol.1の選曲のためにCD棚を引っ掻き回し始めました。お客さんの層を知らないので、「きっと皆テクノが好きなんだろうなぁ」といった曖昧な想像を元に全力を尽くす所存です。

10月18日(sat)
strange music night #1 元住吉freak outでの「strange music night #1」へ。イベントを開催すると決めた後にfreak outが閉店しちゃったそうで、今日は特別に店を開けたのだとか。店の中にはFrank Zappaのレコード・ジャケットがずらりと並べられ、そして今日はFrank Zappaのビデオも流されていました。

 僕が行った時にはちょっと驚くほどの人が店内にいて、残念ながら風街まろんさんのDJはすでに終了済み。sasakidelicさんハルヲさん糸且谷さん、そして主催者の菅原圭さんのDJは聴けて、こういう「strange music」と題された音楽だと各人の個性がモロに出る感じを楽しませてもらいました。誰が流したのか忘れましたが、イントロだけ聴くとまさにプログレな井上陽水の曲と、ハルヲさんが流した連続射殺魔(琴桃川凛が在籍)の曲が面白かったなぁ。

ちなみに僕は、10月25日(土曜日)に早稲田Sabacoで開催されるRe:response vol.1にゲストとして参加させてもらいますので、そちらもよろしくお願いします。宣伝でした。

イベント終了後、来場していたピロスエさんが我が家に来ることに。CDやCD-Rを聴いたり、過去から現在に至るネットの話をしたり、ピロスエさんがいるのに僕や家人が更新作業をしたりする、長い夜の幕開けでした。

10月17日(fri)
「MUSIC MAGAZINE」11月号 「MUSIC MAGAZINE」11月号では、栄芝×近藤等則のライヴ評を執筆しています。

2001年3月24日に行われたnamuさん主催のパイ投げ大会のビデオが、2年半の歳月を経てomolo.com/news 10月17日分で公開されました。現場でパイ投げをしていた時には何がなんだかわからなかったのですが、今になってどういう状況だったのかようやく把握できましたよ。そして、パイ投げ大会の開催を事前に近隣の人に知らせておいて、当日は周辺を入念にシートで覆い、終了後の掃除もしっかりやったnamuさんは偉かったと改めて思います。

10月16日(thu)
渋谷でCDショップをまわったものの、食指を動かされる作品はありませんでした。その代わり本屋で、門田隆将「裁判官が日本を滅ぼす」(→amazon.co.jp)、佐木隆三「少女監禁」(→amazon.co.jp)、井上雄彦「リアル」第3巻(→amazon.co.jp)購入。
10月15日(wed)
キリンジ「For Beautiful Human Life」 ここ数日はリスニング傾向がわりとゆったりしたものに。キリンジ「For Beautiful Human Life」(→amazon.co.jp)は、洗練されたAORとして語られがちかもしれませんが、この不穏さと緊張感は尋常ではありません。堀込高樹のソングライティングは冴えまくり、そして堀込泰行の歌は一段とニュアンスを増していました。終盤の流れも心憎いです。

Elvis Costello「North」 グラモフォンからリリースされたElvis Costello「North」(→amazon.co.jp)は、The Brodsky Quartetも従えたクラシカルなアルバム。全編のメロディーがもう馬鹿みたいに美しいので、聴いていてダレる暇がありません。

 インターネット上で配信されるボーナス・トラックもありますが、日本盤に2曲収録されているボーナス・トラックの方がラテン風だったりジャズ風だったりして面白いです。

なんだか昨日今日とモノトーンのジャケットばかりですね。

10月14日(tue)
Randy Newman「The Randy Newman Songbook Vol.1」 Randy Newman「The Randy Newman Songbook Vol.1」(→amazon.co.jp)は、彼の35年のキャリアから選ばれた楽曲の再演集。しかもピアノのみによる弾き語りで、あの魅惑的なしゃがれた声に耳を傾けていると、ソングライティングの見事さも痛感させられます。心にしみる、というのとはちょっと違い、もっと聴き手の胸にザラザラしたものを生み出させるような音楽です。プロデューサーはMitchell Froom。

12月7日から13日にかけて、OZ DISCオフノートによるイベント「oz disc vs. off note」円盤で開催予定。12月10日にはオクノ修が出演します。ええ、当然僕は行きますとも。

10月13日(mon)
みなとみらいのクィーンズスクエア横浜を歩いていると、そこら中の店で土鍋が売られていて、その辺に秋を感じます。ラリった絵が構内に描かれた石川町駅で降りて中華街へも足を伸ばしたのですが、毎年行っている四川料理店が微妙に値下げをしたりファミレスみたいなユニフォームを導入したりしていて、その辺には不況を感じました。ごま揚げ団子を買って帰宅。

はてなダイアリーで公開された新機能「おとなりページ」によるマップ表示が面白いです。この微妙にプルプルしてる感じがまた。

 小心者の杖日記のおとなりページはてなの杖日記のおとなりページの両方に登場する要注目のページは、Moved!ですかね。というか、これは「小心者の杖日記」の旧URLにアクセスすると表示されるページなので、これを登録したままの方は新しいURLの方に変更していただけると嬉しいのですが。

ソニンが9日から11日にかけて出演した番組、そしてかつて彼女が挑んで錯乱状態に陥る事態になった謎の精神療法・ドミノテラピーに関するある事実については、Sonim Blogをどうぞ。

10月12日(sun)
夕方から家人の友達が遊びに来たので、最初はお客さんのリクエストでタンポポの「All Of タンポポ」(→amazon.co.jp)、続いて家人のリクエストで12月3日発売のSPANK HAPPYの「Vendome, La Sick Kaiseki」(→amazon.co.jp)を流しました。

 SPANK HAPPYの新作はこの時に初めて聴いたのですが、床に低音が響く響く。Cymbalsの矢野博康がアレンジした曲は総じてポップですが、全体を通しては前作よりクールでディープなハウス・サウンドが印象的です。タイトル曲の「ヴァンドーム・ラ・シック・カイセキ」は、岩澤瞳と菊地成孔がポルノやフェチズムについてポエム・リーディングをしているトラックで、浴びせかけられる言葉とサウンドが実に快感。資料にある「高級ブランド品がカジュアライズされ尽くした世界での、最後の贋作の宝石」という一文は言い得て妙です。

10月11日(sat)
モーヲタクラブイベント・爆音娘。とモーニング娘。のコピーバンド・モーニング女良。(おんなよし)の合体イベントである「SCREAM-03」のために渋谷Vuenosへ。僕はうたかさんと話したりしながら2階のフロアにいたのですが、ごっしーさんが広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」を流した時には、思わず昔の血が騒いで下のフロアへ飛び出してしまいました。

モーニング女良。(おんなよし)  そしてDJが終わるとステージにモーニング女良。が登場。フロントの女の子が5人、バンドが6人という編成で、実はキーボードのアリアリくんは会社の同僚です。

 リズム隊がしっかりしているので、「恋愛レボリューション21」や「インスピレーション!」といったファンキーな楽曲でも予想以上の聴き応え。メドレーを取り入れた構成もよく考えられていて、メロン記念日の「This is 運命」ではお約束のモッシュが発生していました。

 生演奏でモーニング娘。の曲がプレイされていてフロアも盛り上がっているのだけれど、ステージ上にいる女の子たちはモーニング娘。ではないというちょっと不思議な状況も面白かったです。

10月10日(fri)
「UNGA!」NO.90 「UNGA!」NO.90では、キリンジ「カメレオンガール」のレビューを執筆しています。

今日はその見本誌と一緒に、11月25日発売の椎名林檎「りんごのうた」(→amazon.co.jp)のサンプルも到着。3曲入りCD+DVDのセットでの発売で、資料には「CCCDでのリリースとなっているので気になる方はどうぞご注意を」という一文が。内容については次号「UNGA!」に執筆します。

10月9日(thu)
日本橋ヨヲコ「G戦場ヘヴンズドア」第3巻 遅ればせながら 日本橋ヨヲコ「G戦場ヘヴンズドア」第3巻(→amazon.co.jp)を読了。気恥ずかしさを感じるような設定やセリフは消え、ラストへと突き進んでいく緊張感が心地よかったです。抑えた表現と熱さとのバランスという点でも第3巻は白眉。

 おそらく日本橋ヨヲコという作家は、自分の経験から得た確信を持って言えることしか描いていません。そして、「人生はキツいけど手を伸ばせば受け止めてくれる仲間がいるさ」というのはずっと彼女が描き続けているテーマであり、この「G戦場ヘヴンズドア」でもそれを絵や作話の技術が向上した中で読めて嬉しかったです。

 「G戦場ヘヴンズドア」を読んで気に入った人には、彼女の掲げるテーマがもっともコンパクトかつ巧みに描かれている、「バシズム 日本橋ヨヲコ短編集」(→amazon.co.jp)所収の「ストライクシンデレラアウト」を強くお勧めします。

10月8日(wed)
すごく久しぶりにおニャン子クラブの86年作「PANIC THE WORLD」を聴いたところ、記憶していた以上に「避暑地の森の天使たち」が素晴らしくてメロメロに。なんだかもう床を転げまわって嗚咽したい衝動に駆られるほどです。

ソニンが出演した「Matthew's Best Hit TV」も「志村流」も見逃してしまい、落胆を隠せません。特に前者では、あわや土佐犬と対決するところだったとか。こうして文字にしてもわけがわからない企画ですが、ともかく見たかったなぁ。

 「FLASH」に掲載された荒木経惟撮影によるソニンの写真は、被写体に内在する物語を写真に焼き付けたようなさすがの仕事ぶりでした。ところでそのアラーキーは、「わかるか、ソニン。写真ってのは、その一枚一枚が刹那な愛なんだよ」と吼えながら(原文の表現のママ)撮影したそうで、そんなことを言われたらソニンは意味が飲み込めなくても従順に何でも受け入れてしまいそうです。

「タカラ&海洋堂、アーティスト村上隆の造形を食玩展開」というニュースで重要なのは、六本木ヒルズでのみ限定販売される「六本木ヒルズエディション」が存在することであり、その6種類中にロクロク星人が2種類含まれることです。というか、他の村上隆キャラはいらないから6種類全部をロクロク星人にしてくれればいいのに。

 「村上隆を憎んでロクロク星人を憎まず」という気持ちになれるのは(別に村上隆も憎んでないけど)、他の村上隆作品とは違って「オタク」とか「海外進出」とかいった文脈がロクロク星人には存在していないからだろうと、今回の食玩の写真を見て気づきました。細田守が制作したアニメーション「66」が素晴らしいというのも大きいんですけどね。

10月7日(tue)
ソニン「合コン後のファミレスにて」 ソニンの「合コン後のファミレスにて」(→amazon.co.jp)は、「まともに恋愛もしたことないから 一度や二度Hした相手を 本気になっちゃうのね」という歌詞に気をとられてしまいがちですが、CDで改めて聴いてみると実によくできたフォークロック・ナンバーでした。ちなみに観客の歓声も楽曲の一部という擬似ライヴ音源。

 アコースティック・ギターをつんく♂が弾いているのにも驚きましたが、他にも元ORIGINAL LOVEの小松秀行がベース、数々のセッションで知られる中西康晴と佐野康夫がそれぞれピアノとドラムを担当しています。ちなみに中西康晴と佐野康夫もORIGINAL LOVEのレコーディングに参加しているので、思わぬところにソニンと田島貴男を結ぶ線が。

 賛否が分かれる身も蓋もない歌詞にしても、描写の細かさとユーモアがいい具合に同居していて、僕はかなりつんく♂の本気を感じます。バックの熟れたプレイとソニンの達者なボーカルがうまく噛み合っていて、ソニンの作品としてもつんく♂ワークスとしても、意外なほど新鮮でした。つんく♂の公式サイトでのコメントの「フォッ、フォッ、フォッ、フォッ、フォッ」もこの出来なら許しましょう。

 EE JUMPの幻の未発売アルバム「EE JUMPコレクション1」の収録曲だった「ADA BOY & DA GIRL」も、カップリングとして遂に陽の目を見ました。EE JUMP史上最強のグルーヴ・チューンであるこの曲を、正規音源のクリアな音で聴くとなんか不思議な気分。そして、最近のつんく♂ラップはなんであんなに声を潰しているのかは、それ以上に不思議です。

Sonim Blogは、ソニンのポスター差し替え問題とか、それに対する海外の人々の声だとか、ソニンならぬ「ソンニ」とか、妙な部分で地道に更新しています。

10月6日(mon)
東急百貨店本店へと続く道が消防車と救急車とパトカーで封鎖されていた渋谷で、Randy Newman「The Randy Newman Songbook Vol.1」(→amazon.co.jp)、倉地久美夫「I heard the ground sing」(→amazon.co.jp)、くるり「HOW TO GO」(→amazon.co.jp)購入。

そして私はここに記さねばなりません、中学生時代に愛聴した長渕剛の87年作「LICENSE」の中古盤を目にして、そのまま買ってきたことも。

10月5日(sun)
昼に起きてデリバリーのピザを食べてまた寝て目を覚ましたら午後4時。TGV疲れで眠り続けていました。

そんな僕がカッと目を見開いたのは、JAGATARAのビデオ「ナンノこっちゃい」上中下巻がDVD化されると( ´D`) ノアーイ!で知った瞬間。発売元のBMGファンハウスのサイトには情報がありませんでしたが、Amazon.co.jpには「ナンノこっちゃい」上巻(→amazon.co.jp)、「ナンノこっちゃい」中巻(→amazon.co.jp)、「ナンノこっちゃい」下巻(→amazon.co.jp)のデータが掲載されていました。11月26日発売。当然全部買います。

10月4日(sat)
TGV Vol.15 手刀喫茶TGV small talkin' coffee chop 早稲田Sabacoで開催されたTGV Vol.15 手刀喫茶TGV "small talkin' coffee chop"にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。初のメンバー7人体制+ゲストでのTGV。いやー盛況で嬉しかったです。

 前回のTGVを直前になって欠席したり、前日に「ろくな準備もしないまま当日になってDJで失敗」という夢を見たりしていたために、それなりに気合を入れて僕が流した曲は以下のような感じでした。

1ひがしのひとし小川のほとり
2渡辺勝追放の唄
3大友良英風をあつめて
4二階堂和美+モユニジュモたちんば
5友部正人長井さん
6鈴木博文ちぎれ雲
7オクノ修くれてゆく街角で
8加藤千晶ノービ.シベリヤ.メリヤス考
9渡辺勝オールライト
10大工哲弘ハートランド

 僕の直前まで他のメンバーがハウス〜テクノ色の強いDJをしていた流れを、申し訳ないぐらいにブチ切ってフォーク攻め。後から気づいたら全部インディーズ音源です。渡辺勝の「追放の唄」は「Underground Recycle」収録曲で、実際のボーカルはオクノ修。ここ数ヶ月の間に自分の胸にしみた音楽を馬鹿正直に流してみた感じです。いろいろなイベントにDJとして呼んでもらっている僕ですが、こういうことができるのはTGVしかないんだよなぁ。

 僕の次のDJは、ゲストの立石さん。我が家にDJの練習をしにきた時に選曲の一部を知っていましたが、やはりセンスがいいなぁと感心させられました。このまま突き進むがいい、ただし彼氏のお腹をつかむのはほどほどに。今日は僕も3人に腹をつかまれて切なかったです。

 TGVはもう4周年で、大きなパーティーでもないので自慢するようなことでもないのですが、こういう場を続けてこれたことにはやはり感慨深いものがあります。今日も友達がたくさん来てくれた会場で、実は喉が痛くなるほど話し続けていました。こういう幸せな場で大きく息をしても、悪いヴァイブがすぐに襲ってきたりもするのでしょうが、でもそういう時には今日のことを思い出しますよ。

 当日の様子については、ウツボさん山下スキルさん日高さんイクの日記でも紹介されています。TGVへ遊びに来てくれた皆さんに改めて感謝。

会場に着いたものの店が開いてなかった時にはどうなるかと思いましたが、椅子やテーブルも完備されたSabacoの雰囲気はとても気に入りました。10月25日(土曜日)には、同じくSabacoでのRe:response vol.1にゲストとして参加させてもらいますので、そちらもよろしくお願いします。躁鬱病的なぐらいに今回とは趣向を変えた選曲にする予定です。

10月3日(fri)
明日のTGVのために、カーネーションのライヴにも行かず、帰宅後に「ソニンのオールナイトニッポンフライデースペシャル」も聴かずに準備をしていました。

「笑っていいとも」への出演がアナウンスされていたElvis Costelloですが、登場したのは終了間際の数秒だったらしいですね。

姫野かげまる「ソニン物語」 姫野かげまる「ソニン物語」(→amazon.co.jp)購入。ユウキの顔が誤魔化されているとか、ケンに至っては存在自体が描かれていないとか、和田マネが爽やかすぎるとか、いろいろツッコミどころはありますが、姫野かげまるが描くソニンはわりと似ていて好きです。

 巻末に掲載されたソニンの生い立ちを紹介するコーナーには、デビュー後なのにアルバイトをした時の写真や、松浦亜弥がらみの人形とのツーショット、「カレーライスの女」のプロモーションビデオ撮影時の写真などが並んでいるので、その点でもファンにとってはマストアイテム決定。

10月2日(thu)
矢野顕子「ピヤノアキコ。」(→amazon.co.jp)、カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)「浮気なハニーパイ」(→amazon.co.jp)購入。

 マンガは犬上すくね「ラバーズ7」第1巻(→amazon.co.jp)、雁須磨子「のはらのはらの」(→amazon.co.jp)を。

矢野顕子「ピヤノアキコ。」 矢野顕子の「ピヤノアキコ。」は、ピアノの弾き語りアルバム「Super Folk Song」「Piano Nightly」「Home Girl Journey」の曲に新録と76年のライヴ音源を加えた編集盤。

 くるりをいつもの調子でカバーした「ばらの花」は悪くはないのですが、僕はやはり生音なのに打ち込みのようにストイックな原曲のドラムが好きなのだと改めて感じました。「電話線」の再録は、まるでピアノの音の粒が輝きながら舞い散るかのような鮮やかなプレイ。76年のライヴ音源「あしたてんきになれ〜雨ふり〜相合傘」では、途中でキーを間違えても引き戻してしまう力技がさすがです。

 ちなみに「ピヤノアキコ。」は、CDとSACDのハイブリッドディスク。初めて買いました。

そしてカントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) の「浮気なハニーパイ」は、2ヶ月遅れの今頃になって僕の中で大ヒット。あんまりにもあんまりな直球ユーロビート・サウンドと、むやみにエコーを効かせてむやみにダミ声のつんく♂ラップがたまりません。そして歌詞と女の子たちの歌声、コーラス・アレンジがなかなかに甘酸っぱいわけで。

10月1日(wed)
「別冊宝島885 音楽誌が書かないJポップ批評30 YMO&アーリー80's大全」 「別冊宝島885 音楽誌が書かないJポップ批評30 YMO&アーリー80's大全」→amazon.co.jp)の見本誌が届きました。さすがにYMOだといろんな切り口がありますねぇ。僕は「YMO スタンダード アルバム・レビュー」で「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」「アフター・サーヴィス」「テクノドン」について執筆しています。「テクノドン」や「テクノドン・ライヴ」はやはり現在廃盤状態ですか。

「黒とモード」特集の「流行通信」11月号では、「ブラックユーモア4コマ漫画集」という企画で花くまゆうさく、しりあがり寿、河井克夫、横山裕一、西岡姉妹、天久聖一、長尾謙一郎、しまおまほが執筆。あまりに唐突かつナンセンスかつ久本雅美である長尾謙一郎の作品に爆笑してしまいました。

 
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