ムネカタアキマサ for OUTDEX
since 14/DEC/96 
ピクニック・カレンダー |  OUTDEX ANTENNA |  small circle of friends |  i-mode & EZweb |  J-SKY
はてなの杖日記(はてなダイアリー版・随時更新中) | この日記をあなたのはてなアンテナに追加
 
3月31日(mon)
高校時代によく行った六本木WAVEが入っていたビルはきれいに消え去っていて、その跡地を含む一帯には六本木ヒルズが建造されていました。あのビル、最近東京のいろんなところからその姿を目にします。29日の日記に書いた川崎のLA CITTADELLAといい、不況だ不況だと言っても、再開発とともに莫大な金が動いてもいるんだなぁ。

サイトの閉鎖なんて山ほど見てきましたが、それでも今日アナウンスされたmakillonの更新停止は残念でなりません。エイプリルフールのネタだと思いたかったのですが、やはり3月31日付でした。

 普通にネットサーフィンをしていて出会ったサイトの中では昨年一番衝撃を受けたサイトで、巧みな比喩を駆使してソニンやハロプロの魅力を表現するテキストの数々には、何度となく爆笑させられたものです。因果者たちの活動を見事に記録したソニン特集ユウキ特集は、後世に伝えたいマスターピース。

 「makillonをやっていく上で、特に刺激されたり、影響を受けたりしたサイト」としてOUTDEXを挙げてもらったのには、ソニン乱世をともに生き抜いた同志に認められたような気分です。感謝。

大塚幸代さんのサイトで知った、綿井健陽さんによるバグダッドレポート3月15日分で紹介されている公務員の発言は、イラクの政治情勢が非常にディープであることを改めて感じさせます。

3月30日(sun)
理想のCD棚 渋谷のYAMAHAに寄ってから、山下スキルさんの誕生日パーティーへ。彼の家は高級住宅地オーラが漂う西麻布にあって、下世話な僕は勝手に相続税を心配してしまいました。そして、リフォーム後だけあって家の中もきれい。部屋に日々積み上げられていくCDの山に恐々としている僕は、整理されたCD棚を見てうらやましくならずにいられませんでした。

 今日は、matsunoさんかずみさん細谷さん相川さんといった皆さんに初めてお目にかかりました。参加者全員にリンクをはるのを諦めるぐらい人が出入りしていて、最終的には20人以上が山下さんの誕生日を祝いに訪れたとか。山下さんは音楽を軸にして、本当にいい感じのコミュニティーを形成しています。

 山下さんに「で、いくつになったの?」と聞いてしまったのですが、僕と同い年であることを度忘れしていました。彼に有無を言わせずモーニング娘。の「TOP!」を聴かせてしまったのは申し訳なかったです。一応フォローとしてAndy Partridgeとか灰田勝彦とかも流したのですが、その頃には山下さんの姿が部屋から消えていました。あと、トラウマを植えつけかねないぐらいに連れがネコをいじりまくっていたのもすいません。プレゼントされたキャットランドをネコは元気に登っているでしょうか。

 途中、SPANK HAPPYのライヴを観に行った人々もいたのですが、僕は22時ぐらいまで山下邸でまったりと楽しませてもらいました。山下さん、改めてお誕生日おめでとう。僕も遠からず後を追います。

3月29日(sat)
「UNGA!」NO.87では、Kahimi Karie「Trapziste」、GREAT 3「climax」、椎名林檎「加爾基 精液 栗ノ花」のアルバム評を執筆しています。

日本橋ヨヲコ「G戦場ヘヴンズドア」第2巻(→amazon.co.jp)、山本直樹「安住の地」第2巻(→amazon.co.jp)、武富智「A SCENE」(→amazon.co.jp)購入。

川崎駅東口のクラブチッタ周辺はすっかり再開発されていて、新たにLA CITTADELLAなるイタリア風の施設が建造されていたので驚きました。タワーレコードやヴィレッジヴァンガード、僕がエヴァ完結編を初日に観た映画館などが入っていたビルも消えてましたし。LA CITTADELLAの中では、アート系の書籍が充実したプロジェットという店が面白かったです。

3月28日(fri)
モーニング娘。の新曲「As For One Day」を「ミュージックステーション」で聴きましたが、彼女たちのシングルはとにかく「どキャッチー」であって欲しい僕にはちょっと物足りなかったです。でも、最初と最後の石川梨華のソロパートでの、あのかすれ気味の声で歌われるたどたどしいボーカルにはグッときました。どうも80年代あたりの記憶を呼び起こされるのですが、いまいち具体的に何なのかは判然としない感じで。

モーニング娘。「No.5」 モーニング娘。のアルバムって、そこに何を求めるかで評価が全然違ってくると思うのですが、僕は「No.5」(→amazon.co.jp)を愛聴中。前作「4th いきまっしょい!」に比べて明快にロックで、相変わらず大味な構成も含めて、特に前半の流れが好きです。

 守尾崇がアレンジした「TOP!」なんて、エフェクトの掛かった声によるメンバー紹介から、懐かしのJesus Jonesみたいな打ち込みロックが展開されていて痛快。アイドルポップス然とした「友達(♀)が気に入っている男からの伝言」も、渡部チェルによるアレンジが気持ちいいです。CMで流れていた「女神〜Mousseな優しさ〜」はエレガントな佳曲で、意外な拾い物気分。同じくCM曲にして激しくキャッチーな「Yes!POCKY GIRLS」といい、商品名を臆面もなく歌詞にブチ込むつんく♂の度胸はさすがです。

 「すっごい仲間」を聴いて改めて感じるのは、つんく♂って合いの手とかの日本的なリズム感覚の使い方がうまいなということ。「卒業旅行〜モーニング娘。旅立つ人に贈る唄〜」は河野伸のアレンジで、村田陽一や三沢泉が参加しています。

 このアルバムの最大の難点は、「がんばっちゃえ!」でのハロー!プロジェクト・キッズのコーラスが耳障りなことでした。

3月27日(thu)
EE Night Vol.1 しばらく休止していたDJ活動ですが、久しぶりに再起動します。今度のイベントは、4月20日(日曜日)に新高円寺Salon by marbletronで開催される「EE Night Vol.1」。エピックソニーのアーティストを中心に、80年代の邦楽を流しまくるイベントです。DJはtagさんモーリさんハマナさん、そして僕。

 そもそものきっかけは、僕が1月の「第三回 輝け!人生レコード大賞」で流したセットリスト(1月13日分の日記参照)と、当日の日記の「もっとEPICソニー攻めでいきたかった」という記述に、和モノ専門イベントとして有名なRock.jpで活動するモーリさんが興味を持ってくれて、tagさん経由でイベントの開催を打診してくれたことでした。

 そんなわけで、ハナっから異様にエピック熱が高いこのイベント、今度は心ゆくまで攻めまくって過剰なイベントを目指します。もちろん他のレコード会社のアーティストもね。ぜひカレンダーに今すぐチェックを!

3月26日(wed)
朝、渋谷近辺で「センソウハンタイ」という文字の添えられたグラフィティを見かけて、心底うんざり。「戦争反対」なんて高尚なメッセージは唱えられても、自分の行為のせいで落書きを消す業務が増える人や、精神的な苦痛を味わう人のことも考えられないとは、想像力の絶望的な欠如ですな。己の信じる大義のために法を犯すことが、「戦争反対」というメッセージと本質的に矛盾していることに気付けないのは、スプレーでラリっているせいでしょうか。安直で傲慢で自己満足的な自称・反戦運動に、俺は反対。

オムニバス「Pet Projects : Brian Wilson Productions」→amazon.co.jp)、Robert Randolph & the Family Band「Live at the Wetlands」(→amazon.co.jp)、東京ザヴィヌルバッハ「Vogue Africa」、キリンジ「スウィートソウル ep」(→amazon.co.jp)、モーニング娘。「No.5」(→amazon.co.jp)購入。

 Les Nubians「One Step Forward」も買おうかと思いましたが、日本盤も輸入盤もコピーコントロールCDなので見送り。ナフタリンズオオサカで知ったCCCDを通常のオーディオCDとしてバックアップする方法を試そうかとも思いましたが、ハードウェアへの負担がちょっと怖いのでやめておきました。

3月25日(tue)
Andy Partridge「Fuzzy Warbles VOL.2」 これから次々とリリースされる予定のデモ音源群に恐れをなして手を伸ばすのが遅れていた、XTCのAndy Partridgeによる「Fuzzy Warbles VOL.1」(→amazon.co.jp)「Fuzzy Warbles VOL.2」(→amazon.co.jp)ですが、聴いてみたら文句なく楽しめる作品集でした。一番気に入ったのは、「Fuzzy Warbles VOL.2」に収録されている「Ship Trapped In The Ice」。

 XTC Linx Japanによると、このシリーズはあと10枚も発売されるらしいので、嬉しいやら困ったやら。

つじあやの「桜の木の下で」(→amazon.co.jp)は、Tore Johanssonのプロデュース。高木正勝によるリミックスも収録されていて、単なる「音」として切り取られ再構成されたつじあやののボーカルと、ネパールで収録された子供たちの声、ストリングスなどが混ぜ合わされた思い切ったトラックに仕上がっています。でも相性いいなぁ。

最近は近田春夫&ビブラストーンの89年のライヴ盤「Vibra is Back」をまた聴き返しています。「戦争反対!」とストレートに歌う「人間バーベキュー」とか。94年作「NATIONAL」に収録されている「まぁいいんじゃないすか節」なんて思いっきり北朝鮮を茶化していて、最近聴き直した時にその事実に気付いて驚きましたよ。彼らの作品って、現在はほとんどが入手困難のようなのが残念です。

3月24日(mon)
マリカミズキ「シマウタブンブン」 マリカミズキ「シマウタブンブン」は、奄美島唄の中村瑞希とマリカによるユニットの2作目。バリ島のジェゴグ(竹のガムラン)の楽団と共演し、野外レコーディングされたアルバムです。

 プロデューサーの森田純一による解説を読むと、現地に着いてから行き当たりばったりで制作したようなのですが、そのわりには拍子抜けするほど自然に島唄とジェゴグが響き合っています。凛とした唄と暖かいジェゴクの音色は、溶け合いそうで溶け合わない微妙な距離を保っていて、その音空間は意外なほどクール。そしてその独特の感触に惹かれて、何度も繰り返し聴き続けています。

 JABARAレーベルの作品は、中孝介の「諸鈍」など、若手の実験的な作品ほど魅力的です。

3月23日(sun)
21日の日記でも紹介したnamuさん主催の「ピクニックでも 3/21(Fri.)」のまとめページがアップされました。namuさんによるテキスト「 でもやるんだよ!」も。この企画に参加していたほしひこさんとは当日いろいろ話したのですが、彼の23日分の日記もまた深く考えさせられる内容です。また、ほしひこさんはhatena diary: crossageで戦争関連のリンク集をスタート。

 Beastie Boysは公式ページで、戦争に反対する「In A World Gone Mad...」と題された楽曲のMP3を公開中。sureshotstyleの3月20日分には、そのライムの和訳が掲載されています。

音楽配信メモから「コピーコントロールCD導入が指し示す音楽業界の未来」へ。KEN=GO→こと渡辺健吾さんが「MUSIC MAGAZINE」2月号に執筆した記事のウェッブ版です。

渋谷さんに送ってもらった「Quick Japan」Vol.0を読みました。93年に飛鳥新社から発売されたこの創刊準備号だけは、大学の友達に借りて読んだので持っていなかったのです。今読み直しても意外なほど記事を覚えているので驚きましたよ、モリッシー抱きつき男とか。新しいジャーナリズム、そして雑誌というメディアへの赤田祐一編集長の情熱が誌面に溢れています。当時読んで受け付けなかった中森明夫のコーナーは、今読んでもやはりダメでした。

 あと渋谷さんはなぜか、「ダンク」85年12月号、ポール・ストラザーン「90分でわかるニーチェ」、TPD DASH!!「DASH!! Cha-DANCE PARTY Vol.7.5」も一緒に送ってくれました。「ダンク」はまさにおニャン子クラブ全盛時代の号だけに、彼女たちの記事だらけで懐かしいったらありゃしません。表紙は河合その子。セイントフォーの記事を見ていたら、彼女たちとソニンは「過剰な根性」という点で通じているような気がしてきました。

 TPD DASH!!は、東京パフォーマンスドールのライヴメンバーで構成されたユニットのようです。93年作の「DASH!! Cha-DANCE PARTY Vol.7.5」は、けっこう本格的なフロア向けサウンドとアイドルポップ然としたボーカルが同居したアルバムでした。「90分でわかるニーチェ」は、その90分がとれなくてまだ未読。

3月22日(sat)
「MUSIC MAGAZINE」4月号では、和久井光司「トーチソング・トリロジー」のアルバム評を執筆しています。

夕方から自由が丘へ。くらもちふさこ「α」上巻(→amazon.co.jp)「α」下巻(→amazon.co.jp)、冬野さほ「まよなか」(→amazon.co.jp)、福島聡「少年少女」第2巻(→amazon.co.jp)「空飛ぶアオイ」(→amazon.co.jp)「6番目の世界」(→amazon.co.jp)、武富智「B SCENE」(→amazon.co.jp)購入。

昨日のWORLD PEACE NOWに参加したふじりさんによるデモのレポートがカイモノニッキに。Tokyo Oujapanの3月22日分で紹介されているふたつの新聞記事は、僕にとって重要な内容でした。バグダッドに残っている久保田弘信さんの日記では、激しい空爆がレポートされています。他の戦争関連リンクは、はてなの杖日記に。

「ザッピィ」に掲載された、姫野かげまる「ソニン物語」を読みました。EE JUMPのデビューまでを描いた第1回では、ケン(ソニン特集参照)どころかユウキすら登場しないのが衝撃的で、「LOVE IS ENERGY!」のジャケットの絵ではユウキの顔がなんとなくごまかされています。最後の和田マネの「普通のことをしてやっていけると思うのか」的な発言に、「だからって普通じゃないことをやらせすぎなんだよ」と突っ込みたくなったのは僕だけではないでしょう。実録アイドルマンガといったらこの人、新田五郎さんによる紹介はこちらです

 次回以降では、和田マネの暴走族時代やミッキーとの友情も回想シーンで描いてくれることを熱望します。

3月21日(fri)
namuさん主催の「ピクニックでも 3/21( Fri.)計画」へ。待ち合わせ場所の東京タワーに行く途中で、ピクニック地点を探しているnamuさんとサトウミヨウさんにばったり出会い、僕が芝公園内を案内することになりました。芝公園には午後1時から始まるWORLD PEACE NOWのために午前中から人が集まっていて、東京タワーと芝公園のすぐ近くにある学校で中学高校の6年間を過ごしたのであの辺りには詳しい僕も、芝公園のああいう光景は初めて目にしました。一帯にはJohn Lennonの歌が響き、そこにはすでに「殺すな」の人たちのボードも。

しゃもじの入っているのがマルクーバ  「WORLD PEACE NOW」の出発地点からちょっと離れた東京タワー寄りの公園内にピクニック場所を決めて、午後12時過ぎからスタート。初めてお会いするかたか味さんや後から来たほしひこさんなど、最終的には13人が集まりました。ベンチの上にミニモニ風の柄の布を敷いて、その上に皆が作ってきたイラン料理などを並べてピクニック。メインディッシュ(?)の「マルクーバ」という料理は、シナモンも入っている不思議な味でしたが、意外においしかったです。

 見上げると、冬枯れの木々の向こうに晴れた空と東京タワー。namuさんが友達を迎えに行くために地面に置いた皿にハトがわらわらと群がり、僕たちはそれを見て大笑いしました。一通り食事を済ませた後、口琴を鳴らす人も。「WORLD PEACE NOW」に参加するために待っている人たちも近くのベンチにいて、ピクニック参加者の何人かは、従軍経験があって博識でなぜかホモセクシュアルにも詳しいご老輩の男性とけっこう長く話し込んでいました。

 とても気分が良くて楽しくて、けれど考えてみれば、僕が迷った挙句この企画に参加したのは、戦争に対するこのモヤモヤとした気分を誰かと共有したかったからでした。文化を通してイラクに生きる個々の人々について考えながら、戦争に賛成か反対かの判断をあえて後回しにして、もちろん無力であることなど百も承知で。こうしている間にも戦況が思わぬ展開を見せているのかも…と気になりましたが。

僕は「WORLD PEACE NOW」の反戦デモには参加しませんでした。そのことをピクニックにいた人に告げた時、数人に「えー」と本気で驚かれて、手短に僕のスタンスを話したものの、「そういうのはちょっと…」と違和感を示されてしまったのも仕方がないことです。「戦争が嫌だってのは表明したい」と考えて、「楽しみー」と言いながらデモに参加する人たちを、僕は否定する気など全くありません。戦争なんてないほうがいいに決まってるし、平和がいいに決まっているんですから。内心では思うところがあったのかもしれませんが、僕のスタンスを受け入れてくれた人たちも多くいたので、その人たちには深い感謝を。

 namuさんはこの日のために、松浦亜弥がお願いをしているポーズの写真だけを貼り付けたプレートを用意。芝公園から日比谷公園へと向かうコースにnamuさんたちは参加して、僕は歩道からそれを見ながら、デモ隊にデモンストレーションされる側に回りました。デモ隊は本当に楽しそうで、そのまま参加してしまいたい衝動に駆られたのですが。

 デモというかパレードは、幅広い年代層の人々が万遍なく参加していて、宗教系や市民運動系の人々も参加していましたがそうした濃度が高いわけでもなく、しかもマスコミでピックアップされるような奇抜な人も決して多くはなかったので、そうした点にはわりと好感を持ちました。ただ、単純に「NO WAR」と掲げている人よりは、「市民に爆弾を落として何が『イラクの自由のためだ』」というようなプレートを持った人の方に僕は考えさせられます。

 そのデモを見ながら歩いているうちに先頭に追いついて、先頭の車両から流れる反戦歌とマイクを持った人によるアジテーションに微妙な違和感を感じ、その意味を考えながらそのまま追い抜いて、人気のないビジネス街からさらに人気のない官庁街へと歩きました。結局、何も考えはまとまらないままで。

「高校教師」はとうとう最終回。藤木直人が本当に病気だったとは意外でしたよ。ソニンが悲鳴をあげたり嗚咽したりするのはあまりにも迫真の演技なので、以前の彼女を思い出して心配になってくるほど。最終回の見所は、京本政樹のあまりにも不自然な遺影と、唐突に現れるヘリコプターでした。前シリーズの「高校教師」のラストは知っていたのですが、野島伸司は今回もよくわからない締め方をしていて、最後の最後でガックリ。

3月20日(thu)
開戦を知ったのは、メッセンジャーに登録している友だちの状態表示によってでした。戦争関連のページへのリンクは、はてなの杖日記に。西田智紀さん大塚幸代さんのサイトもリンクが充実しています。

 今日は戦争をめぐるたくさんの言説を読みましたが、最後に胸に残ったのは、せきぐちさんのサイトで知った曽我部恵一3月18日の日記。彼の「ギター」という曲の「戦争にはちょっと反対さ」というフレーズも思い出しました。

そして日常も続くから、ソニンの話も。「sabra」とマイクロソフトの企画ページで、「カバーガールの女」というムービーが無料で公開中です。また、公式ページでは「東京ミッドナイトロンリネス」のジャケットも公開されました。おいおい、右手にぬいぐるみを持ってるよ。

3月19日(wed)
戦争関連のページは引き続きはてなの杖日記に。その中でも特に考えるきっかけを与えてくれたのは、恐がり「安全な場所で戦争を考える」と、池上大介さん「戦争反対行動」でした。

イラクの音楽について検索していてたどり着いたのが、Iraqimusic.com。僕はこれまでキングレコードから出ていた小泉文夫が録音した音源ぐらいしかイラクの音楽を聴いたことがなかったのですが、このサイトでは「マカーム」と呼ばれるアラブの旋法/モードを用いた音楽や、比較的最近のものと思われるポップス風の音楽を大量のMP3ファイルで聴くことができます。特にマカームに関しては、「Featured Artist」のコーナーに1920〜30年代の音源までありました。「General Iraqi Songs」にある楽曲は意外と欧米のポップスの影響をうかがわせるサウンドで、現地でどうとらえられているのかが気になります。流通もどうなっているのかなぁ。Ra'ed Georgeの「Isma3eeni」は、9分以上に渡る壮大な楽曲でした。

Andy Partridge「Fuzzy Warbles VOL.1」(→amazon.co.jp)「Fuzzy Warbles VOL.2」(→amazon.co.jp)、マリカミズキ「シマウタブンブン」、つじあやの「桜の木の下で」(→amazon.co.jp)購入。

3月18日(tue)
戦争関連で気になった意見やニュースは、はてなの杖日記で紹介しています。戦争に賛成か反対かという立場のみを表明しているものより、自分の日常と戦争との距離について意識的だったり、当事者国の現実について紹介していたりするものなどを中心に取り上げていこうと思います。

森光子がクレイジーケンバンドを好きだという記事をOOPS!で目にして驚いて、出てこないだろうと思いつつ「森光子 クレイジーケンバンド」で検索したら、「渡る世間は鬼ばかり」のホームページのインタビュー記事でも森光子はクレイジーケンバンドに触れていました。それにしても彼女、なんか不思議に若いですね。髪型のせいかな。

髪型といえば、新たに公開されたソニンのアーティスト写真にもちょっと動揺。これとかこれ。前者はタイトルタグが「E E JUMP」になっているのも見逃せません。

 有料携帯サイトの会員にはメールが届けられて、新曲「東京ミッドナイトロンリネス」のジャケット画像が先行公開されました。有料会員になって損じゃなかったな、と思う自分はすっかりマジファンです。

 ちなみに彼女の「津軽海峡の女」のジャケットは、レコード馬鹿一代「素敵ジャケギャラリー」のトップに飾られていました。しかもEmerson Lake & Palmerとの夢の合体ですよ。

すっかりタイミングを逃して書き忘れていましたが、松浦亜弥「ね〜え?」(→amazon.co.jp)では、ピチカートマニアなら一聴して小西康陽の手によるものだとわかる音の連続が愉快でした。ドラムの音にしても、最後の「イエッ」という声のサンプリングにしても。松浦亜弥の曲に小西康陽のサウンドロゴが仕込まれているような感じです。

3月17日(mon)
家人がテナーサックスを購入したので、僕も生まれて初めて金管楽器(いや、本当は木管楽器なんだそうです)というものに触れてみました。今までさんざんその音を聴いてきたし演奏される姿も見てきた楽器なのに、いざ自分が構えてみようとすると、どうしたらいいのか全然わからないのが我ながら滑稽です。そしてマウスピースを口にしてみたものの、息を吹き込んでもスースー言うばかり。しかしやがて音が出てみると、それが間抜けな音でも嬉しくなってしまいました。

 そんなことをしながら、ふと、もうすぐ戦争が始まるんだよなぁ、と考えたり。

そんなところに、イラク料理を食べるピクニック企画を3月21日に開催するというお知らせをnamuさんからもらいました。イラク料理制作日記もアップされていて、大塚幸代さんが3月15日の日記で手作りのイラク料理を紹介していたことにインスパイアされたようです。この企画が戦争を阻止する影響力を持つことなどないであろうことは誰よりnamuさん自身が知っていることでしょうけれど、まず文化を通してイラクへの想像力を広げてみようとするnamuさんの姿勢には好感を持ちました。

 自分がそう感じたことは、最近反戦パレードのニュースを見たり反戦を訴えるチェーンメールを受信したりしても、積極的にそうした行動に参加しようとは思えなかったこととも無関係ではありません。軽はずみな発言を自重しているせいもあるのですが、反戦運動の盛り上がりや、それに対する違和感の表明を目にして僕が痛感するのは、結局この問題への自分の圧倒的な知識の無さです。ブッシュを批判するなら同等の批判をフセインにも向けるべきだと思いつつ、僕はフセインの湾岸戦争での所業の詳細すら把握していないのですから。

 「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである」という吉田健一の言葉の陰に隠れてしまいたい気もするのですが、しかし口を閉ざすこともためらわれます。

 だから、土屋遊さん3/10分で表明していた反戦パレードへの違和感や、Tokyo Oujapanのkyさんが3月13日分以降で書いている反戦運動についての思索は、僕にとっても非常にリアルなものとして感じられました。

 一方で、最近見た森住卓さんのサイトは強烈でした。フォトジャーナリストの彼は、湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾の影響に苦しむイラクの子供たちを「劣化ウラン弾と経済制裁(イラク)」「イラクリポート2001」でレポートしています。現在もまだバグダットに留まっているジャーナリストの常岡浩介さん日記も現地から更新中です。

 戦争について何らかの発言をしようとするなら、戦争に賛同するにしても反対するにしても、その状況が生み出す興奮に流されないようにするために、過去の湾岸戦争のデータや戦争当事者国の現在に至るまでの状況についての情報をもっと収集することを僕は自分に課そうと思います。

3月16日(sun)
カーネーション「VENTURE BUSINESS Vol.03」 カーネーション「VENTURE BUSINESS Vol.03」(→amazon.co.jp)は、この「VENTURE BUSINESS」シリーズの中で僕が最も激しくリピートしている1枚です。

 特に「OOH! BABY」と「放課後の屋上で」が爽快。トリオ編成になったことで各人のプレイの個性がより前面に押し出されたサウンド、直枝政広のメロディーメイカーぶりが見事に発揮されたメロディーに加えて、歌詞がまた良いのです。男臭くて純情で、そしてハッとさせられるような詩的飛躍があって。

 豪快かつストレートに突っ込んでくるこの感じは、ライヴでの彼らの演奏のグルーヴに近く、これまでCD化されたカーネーションの作品の中でも出色の出来です。

3月15日(sat)
横浜そごうで開催されていた「THE ドラえもん展」へ。会場でおばあちゃんが孫らしき子供の手を引きながら「子供には難しいし混んでるねぇ」と言っていたんですが、確かにそうだったかも。なにしろ、参加者アーティストの大半は現代アートやグラフィックの人間で、彼らが独自にドラえもんをリミックスした作品を展示したイベントだったのですから。森村泰昌が制作した人形なんて恐かったしなぁ。

 グルーヴィジョンズやタイクーングラフィックスがデザインしたポスターはヒネリが効いていました。面白かったのは、道具を出す瞬間のコマをカットアップして、道具の部分を書き換えていた日比野克彦のアイデア。耳のないドラミちゃんを奈良美智があのタッチででっかく描くのは反則です、オーラを放ちまくりで。着ぐるみのドラえもんとリアルの女の子のデートを撮った蜷川実花の写真は普通に良かったです。村上隆の作品はなんだったんだろう。

 個人的に一番気に入ったのは、デジタルハリウッドが制作した、ドラえもんの製造工場のCGアニメ。ロボットが一枚ずつドラえもんの顔の図面を描いて(コピーでいいのに)、ドラえもんの体にその表皮をかぶせていき、さらに頭の上に生卵のようなペンキの玉を載せて牛丼型プレス機ではさむと、黄色く着色されたドラえもんの出来上がり。ロボットが四次元ポケットの中をチェックすると、道具が星雲のごとく渦を巻いているなど、非常に良く出来たムービーでした。

 で、会場を出ると出展されていた作品のグッズが盛大に販売中。デジタルハリウッドのCD-ROM、やっぱり買っておけばよかったかな。

3月14日(fri)
「レコード・コレクターズ」4月号では、パール兄弟「宇宙旅行」のアルバム評を執筆しています。

それにしても「高校教師」第10話は面白かったです。野島伸司が視聴者に期待しているような見方とは大きく乖離していると思いますが。

 今週のMVPは、やはり裏主人公と言うべき存在感のある京本政樹、そして眞野あずさ。京本政樹は己の因果律を全開にして、眞鍋かをりを絶叫させたり、成宮寛貴を精神的に追い詰めた挙句に刺されたりと大活躍でした。眞野あずさは、やっと囲い込んだ藤木直人を迎えに来た上戸彩に向かって「とんだお客様よねぇ」と嫌味を言うシーンが最高。結局上戸彩に藤木直人をとられて、なぜか「あなたぁ」とか言いつつ追いかけるシーンも、駄菓子の色並みに過剰な演出が効いていました。

 そんな具合で、細かい突っ込みどころを書いたらきりがないぐらいに登場人物たちが次々と錯乱。火の気のないところでガス爆発が次々と起きていく現場を見ているようでした。もはやある種爽快なぐらいです。

 そして今週のソニン。成宮寛貴にコブシで殴り飛ばされて鼻血を流しながら呆然とするソニンと、その血を指で延ばしながらソニンの顔を舌で舐める成宮寛貴。いい絵でした。

そういえば、2月12日の日記で紹介した大工哲弘「蓬莱行 exo - PAI PATIROHMA」が、やっとamazon.co.jpでも販売され始めたようです。素晴らしいアルバムなので、気になっていた方はぜひ。

3月13日(thu)
ソニンのコンサートチケットを先行予約するために有料携帯サイトに入会してから一夜明け、周囲の分を含めたチケット4枚を押さえるべく郵便局(振り込みによる申し込みなのでした)へ向かって歩いていると、自分がもはや引き返せない道を突き進んでいる実感がひしひしと湧いてきました。

 そして天上の飛鳥を見たら、今度はインストアイベントも開催されるとか。しかも東京の会場は池袋サンシャインシティ噴水広場ですよ。平日の夕方なんで僕は行けないでしょうけど。

はてなの杖日記で利用させてもらっているはてなダイアリーが、ついに正式版としてリリース。おめでとうございます。この「小心者の杖日記」は更新まで2日のタイムラグがあるのですが、はてなダイアリーはブラウザからすぐに更新ができて、しかもタグも書かなくていいので非常に気軽で簡単。メモ代わりに活用させてもらっています。

du-ub.comにクレイジーケンバンドのPVの視聴ページがあることをミュージックマシーンで知りました。「あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。」の映像は人を食ってるなぁ。最高のメジャーデビューシングルにして2002年を代表する奇曲「まっぴらロック」のPVはちょっとチープでもったいないです。「COBALT HOUR」では松任谷由実が共演。

bounce.comの「Flaming LipsがBeckとRadioheadのカバー収録アルバムを発売」という記事から、BBCのFlaming Lipsのビデオと音源の配信ページへ。「Yoshimi Battles The Pink Robots」のビデオは、いい加減な日本的要素を容赦なくブチ込んだいかれた作品に仕上がっています。かなり躁病的。ライヴ音源の「Yoshimi Battles The Pink Robots」は、一転してバラード調です。

3月12日(wed)
半蔵門の宝島社で、「音楽誌が書かないJポップ批評」用に石井恒さん、小島智さんと座談会。テーマは中島みゆきについてで、あんなに彼女について他人と話したのは初めてでした。話しすぎて途中で頭がぼーっとしてきたほどで。

帰宅後、ソニンコンサートツアーが発表されたことを初めて知りました。携帯有料サイトで先行予約受付中と聞いて、僕が迷うことなく携帯電話をつかんだのは言うまでもありません。会場がなんか微妙だな…と気付いたのは、有料コンテンツへの入会を済ませて余裕ができた後のことでした。

3月11日(tue)
渋谷タワーレコード5階のアヴァンギャルド・コーナーで、不意に名前を呼ばれて振り返ったら菅原圭さん。いかにもな場所でお会いしました。

 結局今日買い物をしたのは2階だけで、カーネーション「VENTURE BUSINESS Vol.03」(→amazon.co.jp)、松浦亜弥「ね〜え?」(→amazon.co.jp)、SMAP「世界に一つだけの花」(→amazon.co.jp)を購入。カーネーションの「VENTURE BUSINESS Vol.03」に付いてきた花の種は、カーネーションの種ではないみたいです。小西康陽のアレンジによる松浦亜弥の「ね〜え?」は、ついビニールポーチ入りの特殊仕様初回盤を買ってしまいました。SMAPの「世界に一つだけの花」は、いかにも槇原敬之らしい詞と曲とアレンジです。

スズキトモユさんかこのおさんぽ 3/11によると、この「小心者の杖日記」はキッズgooでフィルタリング対象になっているそうです。ほんとだ。「ひょうじしないよ」というのが可愛いです。

ソニンのマネージャーである和田薫氏のインタビュー記事を読んだのですが、「ツッパリアイドル・ミッキーの友達にして元暴走族」という彼の華麗なキャリアには思わずクラクラしました。しかし、ソニンに次々と過剰な試練を課していく彼のあのギラついた目には、そういうことだけでは説明しきれない何かがある気がしてなりません。

3月10日(mon)
更新されたNaruyosi Kikuchi Informationによると、菊地成孔は大友良英ニュー・ジャズ・クインテットVINCENT ATMICUSから脱退するのだとか。「Otomo Yoshihide's New Jazz Quintet Live」(→amazon.co.jp)に収録されていた「Eureka」の一音一音が耳に焼き付いたまま離れない人間にとっては、特に大友良英ニュー・ジャズ・クインテットからの脱退が残念です。

高木正勝つじあやのの新曲「桜の木の下で」をリミックスするという話をCHEE'S CANDYで知りました。まずこの意外な組み合わせに、次に「桜の木の下で」のジャケットに驚きましたよ。

Youssou N'Dourは、対イラク攻撃に反対して全米ツアーをキャンセル。このニュースは森砂里詩さんの日記で知り、そこから飛んだジャーナリストの常岡浩介さんの日記には現在のバグダッドの様子がレポートされていました。

ソニンは今日が20歳の誕生日。2000年1月にEE JUMPが結成された時の彼女は、まだ16歳だったんですね。ちなみに「噂の真相」4月号にソニンの姉の名はソンインだと書かれていましたが、出演した映画がどんな作品だったのかは相変わらずわかりません。

3月9日(sun)
Sketch Show「tronika」 Sketch Show「tronika」(→amazon.co.jp)は、小山田圭吾によるリミックス2曲を含むミニアルバム。サウンドはまさにエレクトロニカなのですが、リリカルなメロディーと歌詞を高橋幸宏が歌い始めると、普通のエレクトロニカとは全く違う空気が醸し出されてしまうわけで、彼のボーカリストとしての魅力を再確認させられます。高橋幸宏と細野晴臣の声が重なった「ekot」の歌い出しなんて鳥肌モノ。小山田圭吾のリミックスも叙情的な空気をうまくいかしていますが、個人的にはやはり素のままの「ekot」がベスト・トラックです。
3月8日(sat)
ちょっとした必要に迫られて、部屋の中でもっともホコリをかぶった一角から、中島みゆきのレコードを全て引っ張り出す作業をしました。CDと合わせるとオリジナル・アルバムだけで30枚、そこにさらに編集盤やライヴ盤も加わるので、まとめてみたら中島みゆき作品だけで一山ができあがってしまいました。

 「miss M.」までのアルバムはほとんどレコードで聴いていて、その大半が学生時代になけなしの金で買った中古盤。レコードをしまっているいくつものレコード袋を片っ端から開けていったら、渋谷陽一の文庫本「ロックベスト・アルバム・セレクション」(だったと思う)とかを参考にしながら大学生の頃にお茶の水のディスクユニオンあたりで買い漁った、ロックの古典的名盤がザクザク出てきました。時間ができたらまとめて聴きたいなぁ。

フジテレビで放送された「裏切られたマイケル・ジャクソン」は見ていたらダルくなってきたので、途中からビデオ録画に切り替えました。インタビュー中に流れてきた、あの感傷的で悪趣味な音楽は、制作元のFOXテレビが最初から付けていたものなのでしょうか、フジテレビが加えたものなのでしょうか。

3月7日(fri)
「高校教師」というドラマは、本当にキャラクターの言動の極端さばかりが前に出ています。第9話では、錯乱して鏡を割るわガラスを倒すわの藤木直人の暴れっぷりがすごかったです。でも、自業自得なので全然共感を呼ばないし、ストーリーも深みを感じさせないんだよなぁ。他にも上戸彩のボロ泣き、ソニンのパニックと悲鳴、そして京本政樹の発狂寸前の爆笑ぶりなど、見所が多い回でした。あと、学校のパソコンが成宮寛貴にハッキングされるシーンの現実味の無さも見過ごせないものがあります。次回予告を見たら、このままむやみにテンションを上げていく様子なので、早くも残り2回が楽しみです。

 あと、カラオケを歌うシーンでソニンが松浦亜弥の曲を…。

そういえば、EE JUMPの「青春のSUNRISE」(→amazon.co.jp)が発売されたのは去年の3月6日。EE JUMPって一年前の今頃はまだ存在してたんだよなぁ、当時は全然気にしてなかったけど。「青春のSUNRISE」はまさに卒業シーズンに合わせてリリースされた旅立ちの歌なんですが、これだけ地に足のついたポジティヴさを持った楽曲って、つんく♂作品の中でも出色なんじゃないでしょうか。ビデオ付きの初回盤が、我が家にはうっかり2セットあるほどです。

3月6日(thu)
大友良英「blue」 魚喃キリコ原作の映画「blue」は、音楽を大友良英が担当。サントラ盤「blue」(→amazon.co.jp)では、栗コーダーカルテットの栗原正己のリコーダーが全面的にフューチャーされています。その音色は素朴ながら非常に深い味わいに満ちていて、情感とともにざらざらとした生々しさすら感じさせます。叙情的であると同時に静かなうねりを抱えているその音楽に、不意に感情を乱されそうにもなってしまいました。

 渋谷のタワーレコードでこのCDを買ったらポスターがついてきたので、Weatherのページの一番上にある写真のポスターかと期待したのですが、違っていたのでちょっと残念。でも同じページの下の方にある写真のフライヤーが店頭に置かれていて、こちらは気に入ったので会社のデスクにマグネットで止めておきました。

 原作のマンガ「blue」(→amazon.co.jp)も大好きな作品なのですが、あまりにも真っ直ぐに刺さってくるので、僕にとってはあまり読み返すことのできない作品でもあります。

3月5日(wed)
あびゅうきょ「晴れた日に絶望が見える」 あびゅうきょの作品は、熱心とまではいかないもののかなり昔から読んでいましたが、「晴れた日に絶望が見える」(→amazon.co.jp)を読んで、社会に不必要なオタク男・大和民族・憂国・クーデター・靖国神社などがキーワードになっている彼の最近作は、非常にキャッチーだと感じました。「果てしなき絶望の果てに」は特にテンションが高く、初出当時にクラクラさせられたことを思い出します。

 絶望を描いていても希望がまったくないわけではなく、そして絶望も希望も完全には描かれ切ってないようなもどかしさがあり、そこにあびゅうきょの作品の核心がある気もします。ただし、「〜でちゅ」という語尾がハートマークとともに登場すると、そこには絶望が色濃く浮き上がっているように感じるのですが。

3月4日(tue)
どこもかしこもソニンの新曲「東京ミッドナイト ロンリネス」の話題で一色だなぁ…と思ったのですが、冷静になってみると我ながらずいぶんと狭い範囲を見て「どこもかしこも」と思っていました。

 ともかく4月16日発売のこのシングル、初回盤はDVD付き、しかも初回盤と通常盤とでジャケットが違うそうで、嫌でも和田マネの顔が浮かんでくる仕様となっています。公式携帯サイトの有料コンテンツで詳細が先行発表されていると昨日HOP STEP EE JUMP!で知ったのですが、今日には早くもトイズファクトリーでもハーモニープロモーションでも詳細が発表されてしまったという展開も油断がなりません。危うく有料コンテンツに入会するところでした。OngakuDB.comによると「ソニン、新作は“ロック”」とのことで、そう言われて思い浮かぶのは、下着まがいのエプロン姿や着物姿でギターを抱えるソニン。あれ? 

 ところで、WEB噂の真相の2003年3月号使わなかった一行情報にある、「薄幸アイドル・ソニンの姉が自主映画出演も事務所配慮でマスコミ黙殺」というのも気になります。どんな映画なんでしょう。あと、すでに普通に「薄幸」というイメージが定着していますね。さっきのOngakuDB.comの記事でも「薄幸な娘」、以前のZAKZAKの記事でも「被虐のヒロイン」と書かれていましたし。

3月3日(mon)
大友良英「blue」(→amazon.co.jp)、Sketch Show「tronika」(→amazon.co.jp)、Calexico「Feast of Wire」(→amazon.co.jp)購入。あと中古で、坂本龍一David Byrne、Cong Suによる「The Last Emperor」のサントラ盤も。Calexicoの「Feast of Wire」は僕は日本盤を買ったのですが、日本盤とヨーロッパ盤とでボーナストラックが異なっているようです。あと、アメリカ盤はamazon.co.jpでやけに安い

タワレコでもらってきた「bounce」を読んでいたら、hiroの広告にアナログ盤の発売が告知されているのが目が留まりました。それ自体はどうということでもないのですが、問題はそこに収録されている「Baby don't cry(world's end girlfriend remix)」というトラック。これ、world's end girlfriendが手掛けているのだとしたらすごい組み合わせですね。

3月2日(sun)
ゴールデン・アロー賞とは何か? そう思って調べてみたところ、こういうものだそうです。

 そんなわけでソニンが音楽新人賞を受賞したゴールデン・アロー賞の放送を観ましたが、「カレーライスの女」を歌うための衣装は新調っぽかったですね。ちょっと胸を寄せすぎでしたが。相変わらず歌詞と表情は高いシンクロ度を記録。ソニンの生ギターを聴ける日は来るのかなぁ…。

はっぴいえんど「THE HAPPYEND」 以前まちださんの家で聴かせてもらった、はっぴいえんど「THE HAPPYEND」を購入。85年のイベント「All Together Now」での再結成ライヴを収録した4曲入りレコードで、未CD化の作品です。A面は「12月の雨の日」「風をあつめて」「花いちもんめ」のメドレー、B面は「さよならアメリカさよならニッポン」。

 僕はこの「THE HAPPYEND」で聴ける80年代っぽいサウンドはわりと好きで、特にデジタルな音に包まれてキラキラした空気を放っている「風をあつめて」は大好きです。7分以上に渡る「さよならアメリカさよならニッポン」の終盤でコーラスをしているのは、Shi-shonen、ワールド・スタンダード、ピチカート・ファイヴ、越美晴というノンスタンダード勢。

 MCも収録されているのですが、司会の吉田拓郎に「もっとやってくださいよ、はっぴいえんど」と言われて、細野晴臣が「やりますよ」とか安請け合い(?)をしています。

3月1日(sat)
買ったままだったデートコース・ペンタゴン・ローヤル・ガーデンのアナログ盤「PRAVDA」「TIME」を聴きました。限定生産の「DCPRG3/GRPCD2」から初回特典のライヴ盤を抜いたリミックス集「3rd : General Representation Products Chain Drastism」(→amazon.co.jp)のトラックを収めているほか、2枚ともアナログのみのトラックが追加されています。

デートコース・ペンタゴン・ローヤル・ガーデン「PRAVDA」  「PRAVDA」は、レイ・ハラカミ、DJ quietstorm、永田一直 & The City Connection、パードン木村によるリミックスを収録。アナログオンリーなのはパードン木村の「Catch 二十二分の一」で、「Catch 22」の最初の部分を音を大胆に減らしてループさせたようなトラックです。ドローンとした世界。

デートコース・ペンタゴン・ローヤル・ガーデン「TIME」  「TIME」に収録されているのはbayaka、タツヤ・オオエ、Force Of Nature、鈴木正人によるリミックスで、Force Of Natureの「Catch 22〜Force Of Nature Remix」と鈴木正人の「Six Eight Remix」がアナログオンリーです。Force Of Natureによる「Catch 22〜Force Of Nature Remix」はタイトなテクノ。Little Creaturesの鈴木正人による「Six Eight Remix」は「Playboy At Hanoi」のリミックスで、こちらもサウンドはテクノ寄りですがジャズっぽいニュアンスが強く、有機的に展開していきます。

 ちなみにこの2枚、ハルヲさんから教えてもらって知ったのですが、ヴァイナルソユーズでオンライン通販が可能です。

 
2003年
1月 2月
2002年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1999年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1998年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1997年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1996年
12月
 
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト