since 14/DEC/96
|
| |
|
| |
|
00年
12月
31日
(sun)
-
01年
1月
1日
(mon)
|
語ったり山田芳裕の「度胸星」を読んだりしてサイトウさんの家で朝を迎え、帰宅したのは31日午前7時過ぎ。
*
それから眠って、夜には年越しのために今度はタロウくんの家へ向かいました。他のメンツは、OGAIさん・シバタくん・トモコさん・トモミチくん・ユウタくん。僕が遅れて到着した頃には皆モリモリと音が鳴るほどの勢いでチゲ鍋を食っていて、その食材の多さゆえに年をまたいで食い続けることになりました。
酔っ払って不自然に高いテンションの中、テレビのチャンネルを変えていたら突然の2001年到来。写真をバシャバシャ撮り合い出します。それにしてもカウントダウンの前後から、30分以上携帯電話が掛けるのも受けるのも困難になったのにはまいりました。昨日のコミケ会場から2日連続ですよ。そして、食ったりゲームをしたりしているうちに皆次々と討ち死にして眠り始め、眠れない僕だけタロウくんの部屋のマンガを読み漁りながら再び冷たい朝の光を浴びたのでした。嗚呼、新しい世紀の夜明けは少し寂しいよ。
7時過ぎにトモコさんが帰るというので、一緒に駅へ。元旦の朝の住宅街は恐ろしいほど静まりかえっていて、角を曲がって出た長く真っ直ぐな道に何も動く物がない光景に、「なんか絶望的な眺めだね」と話しながら歩きました。耳たぶが痛くなるほど風が冷たいので、僕はダッフルコートのフードをかぶりながら。
*
そんなわけで、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。6日には新高円寺のSALON de marbletronで「Let's Stoned picnic TGV」と題したニューイヤーパーティーをするので、是非遊びに来てください。僕は17:10-17:45と21:20-22:05の2度回します。
|
|
| |
|
12月
30日
(sat)
|
名古屋からやってきた河合二葉さんと冬コミへ。会場にいたのは正味3時間ぐらいで、ダーッと巡回して本を買い、コスプレ広場にも突撃してきました。砂さん・まさしろくん・海老沢玉希さん、本をありがとうございます。本もくれた秦文家さんは、可愛いメイドさんでした。そして入魂のCDをくれたLZDさんもありがとー。
*
会場を後にしてから銀座で「バトル・ロワイヤル」。原作者の高見広春は映画版について不満を漏らしてもいたけれど、意図したものかどうかは別として映画版も原作のベタなテイストを受け継いでいて楽しめました。ラスト、前田亜季に迫るたけしが良かったな。
*
新幹線に乗る二葉さんを見送ってから、東京駅から小岩駅へ。モテる男を目指す集会「もフ」に参加です。参加者はサイトウさん・hiro84さん・ここうさん・toshiさん・ラんちゃん。世界は男の涙の海に浮かんだ一枚の木の葉(このネタ以前の日記から使いまわしてます)、語り尽くせぬまま電車もなくなって、サイトウさんの家にお邪魔することになるのでした。
*
今年支えてくれたたくさんの皆さんに感謝します。ありがとう。
|
|
| |
|
12月
29日
(fri)
|
仕事納め。今年は会社でもそれ以外でも今までに一番働いた年でした。我が人生で最大の激動の一年が終わろうとしているよ…。
そして心は遥か有明へ。
|
|
| |
|
12月
28日
(thu)
|
渋谷タワーレコードで直枝政広のミニライヴ。いや、ブラウンノーズ単独のステージも含めると1時間近かったので、「ミニ」じゃないかもしれません。ブラウンノーズはストレンジかつポップで、飄々としながらも人を食ったステージ。続く直枝政広は、25日の「バンブルビー・Xマス・ディナー・ショー」とほぼ同じ曲目を演奏していました。しかし今日の聴きどころとして用意されていたのが、直枝政広とブラウンノーズによる3ピースバンド形態によるジョイント。直枝ギター・ブラウンノーズ1号ドラム・ブラウンノーズ2号ベースという編成による演奏は、カーネーションとも違ってよりパンキッシュでした。それにしてもブラウンノーズ2号のベースには痺れたなぁ。
|
|
| |
|
12月
27日
(wed)
|
オムニバス盤「私服刑事」、TORTOISE「STANDARS」、さかな「BLIND MOON」、Taraf de Haidouks「Taraf de Haidouks」購入。2001年1月1日発売のCDはもう店頭に並んでますね。「私服刑事」は、菊地成孔率いるデートコースペンタゴンロイヤルガーデンの音源が収録された待望の作品。他にも渚にて・野坂昭如・CRAZY KEN BAND・さかな・山本精一・向井秀徳・THE FOX・小島麻由美など、あるベクトルに向かって錚々たるメンツが揃っています。Taraf de Haidouksは、ついつい買いそびれていたルーマニアのロマ音楽のグループです。
|
|
| |
|
12月
26日
(tue)
|
富沢ひとしの「ミルククローゼット」第2巻は、やはり読んでいる間は終始気分が悪くなります。日常生活とミルク隊の活動が交互に描かれている第6話あたりはまだいいとして、ストーリーが大きく展開していくにつれて残酷さも増していくのだからたまったもんじゃありません。おまけに第8話じゃ人間が死滅して宇宙がひとつ消えちゃいますし。その後も、たろうが醜く生まれ変わり、「第二段階」ではミルク隊を裏切るような思惑が「お姉ちゃん」や「ハカセ」にあることが明らかになるなど、次から次へと物語りは膨らみ続けます。それゆえに、気持ち悪いといいながらも次巻も読んでしまうのでしょう。嫌悪感を持つものにすら読ませ続けるこの吸引力はすごいです。
|
|
| |
|
12月
25日
(mon)
|
横浜サムズ・アップで「バンブルビー・Xマス・ディナー・ショーin横浜〜遥かなるこんぶくろ〜あるいは〜 マチャアキと共に〜」。長いタイトルだな。夜の9時過ぎに会場に着くと上田ケンジの弾き語りの最中で、パラダイスガラージの「Forever Love」も歌っていました。そしてクリスマスプレゼントの抽選会をはさんで直枝政広のステージ。彼もエレキの弾き語りで、この人が歌とギターだけで演奏ですると、男臭くも色っぽいのです。「HOPKINS CREEK」に収められた楽曲の良さを再確認したのはもちろん、「ギターに映る空」や「野いちご」といった男泣かせなナンバーが沁みるったらありゃしません。数曲でブラウンノーズと共演、アンコールでは「GIRL FRIEND ARMY」の冒頭2曲が披露されて驚きました。これで1000円は安いよなぁ。
*
OUTDEX更新、「small circle of friends」にstrange music pageを追加しました。
|
|
| |
|
12月
23日
(sat)
-
12月
24日
(sun)
|
chicaさんの家でクリスマスパーティー。10人が集まって鍋をつつきケーキを食べてワインを飲み、パジャマを着てなぜか僕はスカートもはいて、さらには女装してメイクされる人も出たりしながら、夜明け前のキッチンで語っているうちにオールナイトになってしまったのでした。この歳でこんな楽しい夜を過ごせるのも幸せな話で、僕なんて合宿気分でほとんど眠れないまま。結局最後まで残った4人は昼を過ぎてもダラダラしていて、午後の光が差す中でchicaさんが洗濯物を干す様子にとても穏やかな心持ちになりつつマターリとしていました。そして帰宅してから午後9時半まで爆睡。chicaさん、朝に小声で話した僕の10年前のクリスマスのことは内緒だよ!
|
|
| |
|
12月
22日
(fri)
|
かおりんさん・ノウエさん・かちゃくちゃくんと渋谷で「夕暮れびとの会」。来るべき21世紀に向けた壮大な計画を綿密に話し合い、勢い余って翌朝の5時まで続いてしまいました。11月にイベント「HOME ROOM」を成功させた恐るべきパワーの持ち主・ノウエさんとは初めて長時間トーク。彼女のクールさとその裏に潜むセンチメンタルさを知るにつれ、初期オフコース聴かせて泣かせてやりたい衝動に駆られました。かおりんさんとかちゃくちゃくんは、「これレアですよ」と言いながら「ぴあ」に並んで入手したチケットの受け渡しをしていて、やはりナンバーガール病のまっ只中。まともな社会人になれるかギリギリな感じの愛すべき人たちと過ごした楽しい一夜でした。自分も含めて本当に皆ロクでもないようなことをたくさん知っています。
|
|
| |
|
12月
21日
(thu)
|
「アワーズライト」の「BED ROOM DISC JOCKY」、2月号はモーニング娘。とつんくと小島麻由美です。微妙な食い合わせ。犬上すくねさんの「恋愛ディストーション」は番外編ながら今回がシリーズ最高作だと思いました。
*
コミックマーケット59のカタログで、冒頭の諸注意コーナーのマンガを描いているのはあらゐよしひこさん。以前「ガロ」で取り上げさせてもらった方で、カタログを手にしてびっくりしましたよ。
|
|
| |
|
12月
20日
(wed)
|
NHKホールでTin Panのライヴ。砥上さん、チケットを取ってくれてありがとうございました。会場に行ったら、やはり来そうな人たちは皆結集していて、知人に会いまくりましたよ。
Tin Panのアルバム「Tin Pan」を聴いた時に真っ先に感じたのは、人間の喜怒哀楽に直接的に結びつくような要素が少なく、道楽のためにあえて音を鳴らしているような不敵な余裕と、その一方で新旧の音源・楽曲を交えて時間感覚を歪めるような得体の知れない不気味さでした。そして実際、開演してまず細野晴臣・鈴木茂・林立夫の3人のみで数曲を演奏すれば、足りないものなど感じさせないプレイを聴かせます。けれど、ゲストの曲を演奏するとなるとバック・バンド的な退屈さもチラついて、アルバムにあった魔力みたいなものが減ってしまうのも感じました。とはいえ、大貫妙子の「突然の贈り物」には泣きそうになったし、小坂忠の「ほうろう」でのファンキーな演奏には痺れもしたので、贅沢な望みではあるのですが。久保田麻琴がボーカルを取ったニューオリンズ路線の楽曲群も良かったな。トロピカル3部作に収録された細野晴臣の曲をあれだけ聴ける機会も初めてだったし、アンコールではっぴいえんどの「さよならアメリカ さよならニッポン」が披露されたのも予想外でした。そんなわけで、同窓会的なムードにちょっと違和感を覚えつつも、こういうライヴに立ち会えたことに関してはかなり満足。初めて生で見た忌野清志郎は、本当に忌野清志郎のイメージ通りに歌い踊っていました。
|
|
| |
|
12月
19日
(tue)
|
「MUSIC MAGAZINE」1月号で、ダリエのアルバム評を執筆しています。見本誌を手にして初めて知ったのですが、この号に掲載されているTORTOISEのインタビュー記事はエスプレッソのメンバーの皆さんによるものでした。ええ、中村とうようさんが花*花を絶賛していることの次に驚きましたよ。
*
「アッパーズ」でのデビューおめでとう、柴田眞紗子(A.K.A.坂口金魚)さん。ペンを握ったまま倒れるその日まで、君が招き寄せるあらゆる因果宇宙を吸いこんでマンガに吐き出してださい。その深い深い業を…!
あと、堂高しげるの「iドーモ」での偏執狂的なまでの妹の描き方には、掛け値なしに深い感銘を受けました。
|
|
| |
|
12月
18日
(mon)
|
BOB DYLAN/THE BAND「BEFORE THE FLOOD」、SKA-TALITES「SKA FOUNDATION」、MEDESKI MARTIN AND WOOD「The Dropper」購入。SKA-TALITESは2枚組ベスト盤で、最近彼らのトリビュート盤が出ているのを見たら無性に古いスカを聴きたくなりました。BOB DYLANにはあまり興味がないのに「BEFORE THE FLOOD」を買ったのは、THE BANDの「THE WEIGHT」を「Music from Big Pink」や「The Last Waltz」に収録されたのとは違うバージョンで聴くたくなったから。でもこの2枚組ライヴ盤で初めてBOB DYLANも悪くないなーと思いましたよ。ここでの「THE WEIGHT」は熱くて最高。Take a load off Fanny, and you put the load right on me.
*
OUTDEX更新、「MUSIC」に「HOME ROOM vol.0」、「EVENT」に「駿河台ホテルプロジェクト」、「OTHER」に「式日」を追加しました。「small circle of friends」に追加したClubSandwich.comはフランスのサイトのようです。なんでうちのデザインが気に入られたんでしょう、外国人から見るとエスニックなのかな。
|
|
| |
|
12月
17日
(sun)
|
考えてみればムーンライダーズのメンバーが顔とエゴを突き合わせて作ったアルバムって、だいぶ長い間届けられていない気がします。「Six musicians on their way to the last exit」は98年の「月面讃歌」以来の新作ということになりますが、各メンバーが完全にひとりだけで宅録した6曲+昨年のライヴから1曲という構成で、今回も一種の企画ものです。
サウンド的に一番面白いのは、温厚パパのような風貌とは裏腹にラディカルなまでの血中エレクトロ度を感じさせる岡田徹の「the last picnic at hanging rock」。かしぶち哲郎の「ブリキの靴」では、歌詞に溢れる彼のロマンチシズムにがっちりと胸をつかまれました。鈴木博文の「アイスなぼくとアイアンなきみ」の以下のフレーズもたまりません。
身にしみる 青の中 考える
逃げる ことが 損か得か 恥か罪か
46歳でまだこういう詞を歌ってくれる博文さんが僕は大好きです。
ムーンライダーズというバンド自体は、すでにサウンドの面白さよりも楽曲の味わいで聞かせるバンドに移行しているような気がするのですが、最近作はアルバム単位で聴くとやはり物足りなさを感じずにいられません。昨年の渋谷クアトロライヴのエレクトリック編は刺激的だったので、アルバムでもああいうサウンドを聴かせてくれないもんでしょうか。いっそあのライヴ音源のCD化でもいいから。
|
|
| |
|
| |
|
12月
15日
(fri)
|
退社後に会社の人たちと漫画茶房渋谷店へ。マンガ喫茶に行ったのはまだ2度目、なにせ買わないと気が済まないタチだからです。それにしてもこの店はマンガの他にも雑誌やムックもあるし、ちょいマイナー系のマンガもあるので、マンガ喫茶じゃヤンキーマンガでも読まなきゃいけないんじゃないかと偏見を持ちまくりだった僕も安心でした。飲み物がフリーってのも驚いたしね。柏木ハルコの「いぬ」は唯一読み逃していた最終回をやっと読めて、その勢いで「ブラブラバンバン」も全巻読み返し。水野純子「水野純子のヘンゼル&グレーテル」、漫☆画太郎「画太郎先生ありがとう」、小田ひで次「クーの世界」第1巻を読み、ハロルド作石「BECK」を頭から読み直そうとしているうちに時間切れを迎えました。これで1000円ぐらいなんだから確かに安いかも。
|
|
| |
|
12月
14日
(thu)
|
悪酔いしながら酒場で耳にした音楽のようなのがSQUIRREL NUT ZIPPERS。相変わらずスウィングしまくってます。ジャズやブルース、ニューオリンズ風味をミックスしながら、「DO WHAT?」のようなファンク・ナンバーも飛び出してきて驚かされました。「HUSH」はストリングスが過剰なほどにエモーショナル。突然カリブ風になる曲のタイトルが「MISSING LINK」というのは小粋です。アルバム冒頭にノイズのような音が入っていたり、エデットされたトラックがあったりと、洒落を失わずに手を広げた印象ですが、全体の完成度という点では前作「Perennial Favorites」の方が上でしょうねぇ。
|
|
| |
|
12月
13日
(wed)
|
昨日矢野顕子のライヴへ行く前に「ガロ」の白井さんと会って原稿資料など渡した際、津野裕子の「鱗粉薬」をいただきました。11月号で「津野裕子さんへの30の質問」を担当した時に、彼女の単行本未収録作品のほとんどを押し入れから引っ張り出した「ガロ」のバックナンバーで読み返していたので、どれもついこの間読んだと思えるほど頭に入っているのですが、91年の「ENERGY(Remix)」は初めて読む作品。干野帽子という人が原作で、98年以降の作品が中心のこの単行本ではさすがにちょっとテイストが違います。ほかはどれもこれもクオリティが高く、どれが一番か考えようとして選ぶことができないほど。津野裕子はあとがきで「内容といえば、田舎で、二・三人出てきて、こちょこちょっと感染魔術みたいな展開で終わるという……」と謙遜していますが、単行本を読み通せば伝奇的であったり幻想的であったり、そして現実的だったりする作品の幅の広さがはっきりとわかります。大好きだった「A TASTE OF HONEY」シリーズがこれで全作品単行本になったのも嬉しいなぁ。現実と幻想の曖昧な境界線から、ほんの小さな心の揺れ動きを掬って美しく盛りつけた料理のような作品集です。
|
|
| |
|
12月
12日
(tue)
|
渋谷クアトロで矢野顕子のライヴ。このライヴ自体については、「MUSIC MAGAZINE」2001年2月号に執筆する予定です。
音楽そのものを離れて、個人的に彼女の音楽に触発されて考えたことを少々。リズムを強く意識した今回のステージは、とにかく彼女の生の律動、バイブレーションを強烈に感じさせました。そして思うのは、悲しみを吸いこんでなおも強く、後悔を砕いて過去へと流し去るような、あの強烈なエネルギーの源流は何かということです。もちろん彼女の宗教的背景についても考えざるをえないのかもしれませんが(それが良いか悪いかなどという次元の問題ではなく)。ただそれを考慮したとしても、単なる躁的な飛躍によるポジティヴさとは一線を画すような何かがあり、そして最近同じくポジティヴさを誰かに感じた時に、なぜ自分が闇から太陽を直視したような気分になってしまうのかということもまた考えさせられてしまうのでした。僕は彼女(たち)のような強度を一生持ち得ないと予感するのですが、ならばこの敗北感と鬱屈、そしてそうしたポジティヴさへの微妙な違和感をひたすらに見据えてその構造を見極め、それをゆっくりと醸成するかのように現実への耐性へと変換していくことにしか、長く深い鬱を脱する道はないのでしょう。願わくば、安直な対立項を軽蔑し、切り捨てることよりも抱えていくことを選択しながら、誰に媚びることなく。そして、いつかまた絶望させられる日が来ることを苦笑いで覚悟しながらね。そんなことを考える契機をくれた矢野顕子と彼女の音楽に感謝。いや、本当はそれに気付いてこの日記を書いている時点で既に気分は晴れているのです。
|
|
| |
|
| |
|
12月
10日
(sun)
|
深夜に出先でメールチェックをしていたら、CLIEのメールソフトで「致命的なエラー」が起きたと表示され、あれよという間に全データの消去を余儀なくされる事態になってしまいました。嗚呼これが「MultiMail」のFatalErrorかと気付いた時には既に時遅し。「すべてのデータを消去しますか」みたいな質問をされてもNOと答えたら固まったままなので、結局はYESと答えるしか道はないんだから残酷な選択です。あーあ、これで皆に僕の似顔絵を描いてもらった HandWrite3も、話のネタにはちょうどいいGo-Go!も消えちまったか〜と落胆したのですが、帰宅後にHotSyncしたら、ハードディスクにバックアップされていたデータからあっさり復旧。やり直さなければと覚悟していた通信関係の設定も元に戻っていたので、気が抜けるほどでしたよ。こういうところは機械大好き、やり直しは何度でもできるにこしたことはないよね。
|
|
| |
|
| |
|
12月
8日
(fri)
|
サニーデイ・サービス解散。一昨日「FUTURE KISS」を聴いたばかりだったのにね。9月に発売された「LOVE ALBUM」が、同時代的なサウンドに再び接近していて「これから」を期待させる作品だっただけに、なんでここで解散しちゃうんだよという残念さも増してしまいます。「今回はいまいちだから次に期待」じゃなくて、「今回はすごくいいから次にも期待」だったのですよ。
そんなわけで、これもまた素晴らしかった99年作「MUGEN」を聴き返しました。いまでも会社の昼休みに街中を歩いていると、平日の昼間からドライヴに行く「江ノ島」がなぜか頭に流れてきます。彼らの最後のオリジナルアルバム2作を商業誌で紹介できたことは、今となってはとても幸運なことで、特に「MUGEN」に関しては強いシンパシーを文章に込めたものです。あの頃はブラブラしていたからなぁ。
その前の98年作「24時」と97年作「サニーデイ・サービス」は、ちょっと息苦しくて僕はあまり聴いていません。きっと今聴くと、どうして僕が気に入らなかったのかも含めて新しい発見があるんでしょうけど。97年作「愛と笑いの夜」は、「サマー・ソルジャー」が大好き。95年のメジャーデビュー作「若者たち」も愛聴したけれど、僕にとっての彼らのベストは96年の「東京」ということになりそうです。春を待つ季節に桜が咲くジャケットとともに発売されたこのアルバムは、いまも当時の春の記憶と深く結びついて、「恋におちたら」をはじめ胸詰まる思いにされられます。いや本当は、音楽と結びついた当時の出来事などもう忘れてしまっていて、ただ音楽が事実なのか虚構なのか分からない高鳴りと切なさを僕に植え付けたままなのです。
今日も会社帰りはとても憂鬱だったけど、なんとなく「NOW」の「ランランラララー」という部分を口づさみながら歩きましたよ。
|
|
| |
|
12月
7日
(thu)
|
絶え間なく続く大きな音飛びをひたすらに聴き続けて、しかも途中でA面からB面に裏返ったことにも気付かなかったので、不意にあの日針が上がって無音が訪れたあと、耳がすっかりおかしくなってしまった。曲は既に終わったのに、ひとりで無理やり伴奏を続けていたのもよくなかったらしい。無音の恐怖にひどく脅えて震えた手が、また無音と耳鳴りを招く悪循環。耳鳴りが耳鳴りを呼ぶのは理由のない耳鳴りのせいで、あらゆる一瞬に無音が落し穴のように訪れる。そして澄んでいるように思えたその無音も、本当は生ぬるい汚水を吸って膨らんだスポンジのようなもの。勘違いしたのは、たぶんナルシズムが反射させたきつい色のライトに照れされたから。むやみにメジャーコードを掻き鳴らすのも、マイナーコードを奏でる自分をネタにして人を笑わせる(ような気になる)のも、そのあとの無音をもっと深くさせるだけだ。優しげで暖かいの音の裏に込められた独善と打算を自覚していなければ、ほらそれは唇を離れた瞬間にドボドボと落ちる泥になるばかり。無音に耐えて口をつぐむことができたなら…。ああそれにしてももう疲れたよパトラッシュ、なにか言うことはあるかい?
「2000年なんてなければよかった」
愚かで悲しい冗談を言うには、幸か不幸かまだ今年は残っているよ。
|
|
| |
|
12月
6日
(wed)
|
サニーデイ・サービスの「FUTURE KISS」は、夏の朝の幼稚園で録音された5曲入りライヴ盤。冒頭に収録されている園児への自己紹介は、慎吾ママのような口調です。人の話や演奏を聞いてるんだか聞いてないんだか分からないガキどもを相手にしての演奏は、ほどほどにルーズでほどほどに生真面目。伴奏は子供たちの手拍子とはしゃぎ声です。作者を「スライストーンお兄さん」と紹介した「SOMEBODY'S WATCHING YOU」は、SLY & THE FAMILY STONEのカバー。シンプルな言葉で想像を膨らまさせる日本語詞と、ちょっとあやういコーラスがいい感じです。しかも続く「びんぼう」は大瀧詠一のカバーなんだから、この渋い選曲は一種の幼児教育のようなのでした。サニーデイも園児も楽しそう。
|
|
| |
|
12月
5日
(tue)
|
小島麻由美の「ME AND MY MONKEY ON THE MOON」は、未発表曲5曲入りの編集盤。曲が短い彼女だけあって、21曲も入っています。こうして聴いてみると、セカンドの「二十歳の恋」あたりが一番テンションが高い気もするけれど、やはり彼女の歌の世界の完成度ってどれも高いなぁ。未発表曲は彼女にしては煮詰められていない印象ですが、映画の音をサンプリングしたとおぼしきサウンドにスキャットの乗る「地獄篇」が面白かったです。
|
|
| |
|
12月
4日
(mon)
|
ブラジル人歌手・MARISA MONTEの「memories, chronicles and declarations of love」、枡野浩一の「かんたん短歌の作り方」、スピリッツ増刊「IKKI」第1号購入。いや、どれも買ったのは昨日です。もう日時の感覚が…。そしてどれも読んだり聴いたりもする余裕もありません。
|
|
| |
|
12月
3日
(sun)
|
奥崎謙三主演、原一男監督の「ゆきゆきて、神軍」ってDVD化されてたのか! 一時期映画をよく観ていた頃、どこにもビデオがなかったのがこの作品でしたが、忘れた頃にDVD化されていたとは…。買うか迷うところです。そもそも、買ったDVDなんてほとんど観てないですし。
鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」はまだDVDになっていないようです。これもまだビデオにすらお目にかかっていません。一方、ビデオでは観たことがあるけれど、フェデリコ・フェリーニの「81/2」を買おうとしたもののDVDになっていないと知った時には驚きました。宮崎駿のジブリ作品もまだでしたっけ?
|
|
| |
|
12月
2日
(sat)
|
モーニング娘。の12月13日発売のシングル「恋愛レボリューション21」は、つんくとダンス☆マンのコンビで生み出された楽曲の中でも最高傑作でしょう。サウンド的には「LOVEマシーン」を軽く超えています。カップリングの「インスピレーション!」も含め、これは興奮しました。6日発売のつんくの「A HARD DAY'S NIGHT つんくが完コピーやっちゃったヤァ!ヤァ!ヤァ! Vol.1」は、本当にビートルズの完全コピー集で、あまりにもてらいがなくて一種のリハビリ盤のようです。
|
|
| |
|
|
|
|