神聖かまってちゃん「僕は頑張るよっ」は、震災を受けて、とにかく個の内面に向かって研ぎ澄まされた音楽です。
3月21日に新房昭之監督とみさこさんの対談を司会進行したとき、神聖かまってちゃんの他のメンバーの様子も聞いたのですが、の子がこういう楽曲を作って届けてくるとは思いませんでした。説明には一言だけ「僕へ」と記されています。
佐野元春「太陽」は、2005年のDVD「THE SUN LIVE and RECORDINGS」に収録されていたライヴ映像をそのまま公開したもの。
震災後に佐野元春が公式サイトに掲載した「それを『希望』と名づけよう : 佐野元春 - Moto's Web Server」にも胸打たれました。特に以下の部分。
不謹慎だとわめく偽善者を後に残し
君が光を放つことで、友を弔うんだそれを「希望」と名づけていいんだよ
余震は続く
「ソウルフラワー震災基金2011」へ振り込みを完了したことを記すことで、彼らの活動への支持を表明します。
義援金を振り込むのは「NPO みんつな」 に続いて2団体目になります。「ソウルフラワー震災基金2011」には中川敬さん、「NPO みんつな」 には今井紀明さんと、ともに僕の友人が参加しており信頼ができ、短期〜長期的な視点も明示されています。「ソウルフラワー震災基金2011」は過去の活動実績が明記されています。
別に「黙って募金するのが美徳」でもいいのですが、「金持ちでもない人間がどこに義援金を送るか」を明かして個々の活動への判断材料とした方が今後の長い復興活動のためには有益なのではないかと考えています。
テレビ東京「2男12女16人ワケアリ大家族6」を見ました。
島根県浜田市の渡津家の様子を年越しのあたりから紹介。バツ2の三女がおめでただそうですが、施設の子供をなんとかしてあげてください……。
また、今回はお母さんが夫婦喧嘩のあげく十二女だけを連れて三女の家に家出する騒動も。若い頃のお母さんの写真はヤンキー美人そのものなので鼻っ柱が強いのもわかるのですが、バイトで家計を支える六女が看護学校を受験するタイミングでの離婚騒動は笑えないものがありました。
お父さんがこれまで正社員ではなかったというのも驚きましたが、八女の「大家族の宿命」という言葉が重く印象に残った放送でした。
あがた森魚の「月刊TV『Qpola Purple Hz』第3回『ジャニーギター川口元郷芝川鋳造編#3 大停電編』」をUSTREAMで視聴。駒沢裕城のペダル・スティール・ギターと武川雅寛のヴァイオリンが会場を浮遊感で満たす一方、「骨」や「サブマリン」でのソリッドな演奏も良かったです。
ソウル・フラワー・ユニオンとカーネーションが出演する「闇鍋音楽祭」のため渋谷O-EASTへ。
ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬がハンドマイクで紹介してカーネーションが登場。直枝政広がかつて「ニューエスト・モデルと岡村靖幸があればいいと思ってた」という両者は13年ぶりの共演だとか。宮田繁男がドラム、そしてキーボードにソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉。あんなに黒いフィーリングの「NEW MORNING」は初めて聴きました。今日は「EDO RIVER」もいつもに増して黒光り。
そしてソウル・フラワー・ユニオン。中川敬らは、余震と原発事故の恐怖に襲われ続ける東京へ、大阪からこのために来てくれたのです。「松葉杖の男」「死ぬまで生きろ!」「そら」、そして阪神淡路大震災から生まれた名曲「満月の夕」など、どの楽曲もあまりにも胸にしみました。そして、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットのレパートリーである「がんばろう」「安里屋ユンタ」も。最新作「キャンプ・パンゲア」の収録曲をほとんど演奏しないという姿勢にも、震災後の状況に対峙するソウル・フラワー・ユニオンの心意気を痛いほど感じました。
ひとつだけ中川敬のMCを紹介すると、自粛ムードにもその否定にも違和感がある、心を痛めて自粛している人もいるだろう、攻撃的になりがちな時期だからこそ寛容さが必要だ、という主旨の発言に胸打たれました。自省もしました。
震災後のもろもろの感情を抱えきれない人たちは、機会があればぜひソウル・フラワー・ユニオンのライヴを見てください。
テレビ朝日で「痛快!ビッグダディ 父の決断力と子ども達の団結スペシャル!」を見ました。
岩手出身のビッグダディから被災地へのメッセージは新しい映像でしたが、その他はほぼ総集編。初期の映像を見ていると、この後まさか一家が5人増えるとは思いもしなかったと感慨深くなります。
震災から2週間だった今、僕が恐いのは、被災地のことよりも原発への賛否を巡ってTwitterのタイムラインが殺伐としてることです。でもこれは不安と怒りの反映だ、ということも理解しています。震災の日以来、タイムラインの流れは加速したまま。インターネットに1996年に初めてインターネットに触れて以来、こんなに不安が渦巻き続けている状況を初めて見ています。デマも含めたあのRTの奔流は不安の発露そのものでした。
ただ大前提として、原発も大変だけれど、それ以前に被災地のことを忘れてはいけないし、そしてこの状況下で常に自分が不安を抱えていることに自覚的でありたいなと考えています。そこに立ち返らないと冷静な判断も行動もできない、と2週間経って感じはじめました。
というわけで、2週間があっという間で、とても疲れました。この先はたぶん相当長いので、もうちょっと落ち着きたいです。みんなどこかで「ハレ」の場がないと潰れちゃうよ、とニュースとTwitterに向かい合いすぎた2週間を経て痛感。
たやすく「希望」とかは言えないです。ある種のカタルシスを集団で求めるかのような、その流れに僕は乗れません。でもまぁ、へばらない程度にやっていきます。
BiSが出演する下北FMの公開生放送へ。今日の下北沢FMはすいてるはず……と思ったら、元AKB48の早野薫が司会でまた人が多い状況でした。
帰宅後はBiSのりなはむのニコニコ生放送でオセロの話聞くことに。

BiSの初のワンマンライヴのために阿佐ヶ谷ロフトAへ。会場のヲタの皆で乾杯などしながら開演を待ちました。
開演してみると、アルバム13曲のうちどれを歌うかを司会のモトダさんが出すカードで決めるという趣向。つまり同じカードを引くと、何度も同じ曲を歌うのです……!
そんなわけで、アルバムの全13曲を披露するのに約3時間。途中までガチでやっていたので、あまりにも疲れて会場でそのまま反省会をしてしまいました。

メンズサイゾーでの連載「私を生まれ変わらせてくれるアイドルを求めて」第25回は、編集部のリクエストによる番外編です。「歌舞音曲『自粛ムード』が漂う中、今こそ見たい"元気の出る"アイドル動画」と題して、3月から4月に発売されるアイドルのCDのビデオ・クリップなどを紹介しています。
よろしくお願いします。
新房昭之監督×神聖かまってちゃんのみさこさんの対談の司会進行。4月から放送予定の新房監督によるアニメ「電波女と青春男」のオープニングは、神聖かまってちゃん×大亀あすかによる「エリオをかまってちゃん」が歌う「Os-宇宙人」です。対談は「MARQUEE」に掲載される予定。
「MUSIC MAGAZINE」4月号では、冨田恵一さんのインタビュー、レ・フレール「ピアノ・スパシアル」とモーモールルギャバン「BeVeci Calopueno」のアルバム評、「マレウレウ祭り」のライヴ評を担当しています。
BiSが出演するチャリティ・ライヴ「HAPPYキュレーション☆Live」のため秋葉原バンキンヤへ。BiSの今日の入りの音楽は、SPANK HAPPYの「普通の恋」のロックバージョン! 「パプリカ」はサビで全員ヘッドバンキングして誰も歌わないという狂った振り切れ方をしていて、一緒にやったら非常に疲れました。
終了後、BiSヲタ+Nigiccoヲタ+その他での反省会から帰宅して、BiSのりなはむのニコニコ生放送。
今日は、Joao Gilberto「O Amor O Sorriso E a Flor(愛と微笑みと花)」、Maria Tanase「Ciuleandra(ルーマニア歌謡の伝説 第2集)」を聴いていました。
今日予定されていたものの震災の影響で中止となったライヴを、本来の開催時間にTwitter上で仮想的に再現した「アーバンギャルドエア春闘2011」には、アーバンギャルドのファンへの誠実さを強く感じました。そして終盤、茨木のり子の詩「わたしが一番きれいだったとき」の朗読の部分で涙しそうに。
中川敬 (with伊丹英子) fromソウルフラワーユニオン「満月の夕」。
この地震が起きる寸前まで、初のアコースティック・ソロ・アルバム(中川敬『街道筋の着地しないブルース(仮題)』)のレコーディング作業を続けていました。その中に、ソウル・フラワー・ユニオン「満月の夕(ゆうべ)」(1995年2月、神戸と大阪を往復する中で作った曲)のセルフ・カヴァーがあります。阪神淡路大震災から16年目の1月に録音して、まだミックス途中段階のラフな状態なのですが、聴きたい方のためにネット公開することにしました。
向井秀徳「ふるさと」。
空気公団+山下浩平「優しさ」。
七尾旅人「帰り道 (2011,3,14) 」。
Jeff Mills「Phoenix」。
ECD「EXODUS11」。
3月中のライヴは、震災と原発事故を受けてほぼ中止の流れ(そう考えるとBELLE AND SEBASTIANの来日公演を忘れてチケットを紙ゴミにしたことが……)。CDの発売延期も次々に決定しています。
BiS「nerve」は、ライヴが中止になってしまったのでせめて映像だけでもと届けられたライヴ動画。
福島第一原子力発電所の事故のニュースでNHKが「スリーマイル」を例に出すようになってから、そのたびに佐野元春の「警告どおり 計画どおり」を思い出します。
菅野よう子「きみでいて ぶじでいて」。
高木正勝「World is so beautiful」。
夜になって、明日の計画停電がニュースで伝えられたので混乱することに。
東日本大震災が起きた瞬間は自宅の上の階にいて、下の階で妻が何かを叫んでいました。揺れの中降りていくと、この間買ったばかりの液晶テレビが倒れそうだと言っていたので、テレビを横に倒させることに。その横倒しのままのテレビで、津波が炎を巻き込みながら家と畑を飲みこんでいく恐ろしい映像をNHKの生中継で見ることになります。
我が家ではCD部屋がほぼ崩壊しましたが、倒壊防止装置がCD棚の倒壊を防いでくれました。最後は吹き飛んでしまいましたが、とにかく時間稼ぎのためにも設置をおすすめします。
地元のイトーヨーカドーに行くと、入口で非常用品を売っていました。倒壊防止器具を買い直そうとしたところ、商品が散乱してフロアが閉鎖中。事情を話して入れてもらい買うことができました。
公衆電話には長蛇の列。あのインフラも国が守らないといけません。最寄駅は入り口から封鎖されていて、構内のATMも使えません。近所のコンビニでもレジの前に長蛇の列。
自宅が停電中のchakikoさんが、停電を免れた宗像家に。NHKが生中継する炎上する気仙沼の映像に戦慄しながら夜を過ごしました。
Cutie Pai、BiSのライヴのために渋谷Gladへ。
BiSは、のんちゃんがメガネをかけてノートを手にする「ティーンネイヂフレイバ」を初披露。Cutie Paiは、ケチャにBiSも参加しているという状況で救済されすぎました。BiSの物販のテーブルにあったTENGAは見なかったことにします。
メンズサイゾーでの連載「私を生まれ変わらせてくれるアイドルを求めて」第24回では「白々しい泣き歌が溢れるJ-POP界にStarmarieが真の悲壮感を叩き込む!」と題して、Starmarie「ファンタジーワールド」(→amazon.co.jp)を紹介しています。
よろしくお願いします。
東京は吹雪。一昨日のBELLE AND SEBASTIANの来日公演を完全に忘れいて、6,500円のチケットを単なる紙ゴミにした悲しみを暖炉にくべて暖をとっています。襟裳の春は何もない春です。
BiSの大阪城公園でのゲリラライヴがUSTREAMで放送されましたが……ゲリラ以前に人がいない! 真っ暗闇の中でのBiSヲタ諸兄の奮闘ぶりに、今僕は熱い涙を流しました。USTREAMの画面も暗かったけれど、輝いてるBiSとヲタの姿が見えたよ……!
BiSが大阪に向かう車の中からUSTREAM「BiS~自給自足アイドルの軌跡~ 」を突然開始。無茶しやがって……! ハイライトは、PAでみんなが降りて放送終了かと思いきや、暗闇の中にぼんやりとのんちゃんが現れ、長い沈黙のあと、やがて丁寧な口調で大阪が楽しみだと話し始めたときでした。
BiSが出演する下北FMの公開観覧のため下北沢へ。バーからの放送、しかも有料になってたんですね。アーカイヴでは43分頃からBiS登場。48分頃から「BiS」、57分頃から「nerve」です。
日曜日に見た BiSの輝きは幻じゃないかと確認しに六本木morph-tokyoでの「オンナノコノウタ」へ来ましたが、幻ではありませんでした。僕はBiSに救済されつつあります。