小心者の杖日記

2010年3月10日

常呂町の女の子が世界を相手に戦ってるし、日本中の誰かが彼女たちと一緒に戦っている

 「常呂町の女の子が世界を相手に戦ってる|スミルノフ教授公式ウェッブサイト」にはありがたすぎて涙が出そうでした。オリンピック中、スミルノフ教授はブログを更新しなかっただけではなく、Twitterでもときにコメントを意識的にひかえるなど、並々ならぬ真剣さでチーム青森の戦いぶりを見守っているのがうかがえました。

 このエントリーで取り上げられているソルトレイクシティ・オリンピックの時代は、僕はカーリングという言葉すら知りませんでした。それがトリノ・オリンピックでのスウェーデン戦の熱戦ぶりに興奮し、そしてスミルノフ教授の言葉に強烈な感銘を受けました。


おい貴様ら常呂町って知らんだろ。先生の故郷にほど近い小さな町だ。それを知ってたら負けがこんでるからって批判なんかできないんだよ。常呂町の女の子が世界を相手に戦ってるんだぞ。それだけでも先生は感涙にむせびます。


 たとえ負けがこんでも応援するんだよ! それは4年を経た今でも変わりません。負けがこんだとたん、スウェーデン戦でTwitter実況をするのをやめた連中を一喝したほどです。

 繰り返し書いてきましたが、日本におけるカーリングの環境は、スポンサーが増えても、やはり国策のようにメダル獲得を目指す中国に比べれば劣っていることは歴然です。ましてや、北欧の強豪国とは、あまりにも環境が違います。そもそも、若い選手が現役をやめてしまうので、長い年月をかけて経験値を上げていくのが困難な状況なのです。ましてや、カーリングの特殊性にまだまだ日本人の理解が足りない現状では。

 僕は、今も元チーム青森の小笠原歩が、「トリノ・オリンピック終了後は休みたい一心だった」という主旨の発言をしていたことが忘れられません。

 スウェーデン戦での最後のノルベリの一投にチーム青森がまたしても敗れた後、妻はこう語りました。


スウェーデン戦のために5時近くまで起きていたのだが、仕事のある夫も付き合わせてしまってすごく申し訳ないけれども、チーム青森が負けているからといって寝るようなことはできなかったのです。


 スミルノフ教授。あなたのカーリング、そしてチーム青森への想いは確実に僕らの知らない誰かにもきっと伝わっていることでしょう。

 第27回日本カーリング選手権でチーム青森が無敗の状況とはいえ、この大不況下で彼女たちを巡る状況は決して楽観できないでしょう。そもそも、メンバーのうち近江谷杏菜しか現役続行を明言してないのですから。

 それでも、それでもと、僕はチーム青森が存続してくれることを願っています。チーム青森を、どこかの見知らぬ誰かと一緒に必死に応援したいのです。


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投稿者 munekata : 2010年03月10日
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