大晦日は今年もtomoco邸にヲタが集まり「第60回NHK紅白歌合戦」を見ながら過ごしました。
ステージ上で繰り広げられる人海戦術、とても気持ち良かったです。でも彼らの楽屋はどうしていたのでしょうか。
「こども紅白歌合戦」ではさくらまやの起用が目を引きました。応援していたさかなクンの今年のシングル「コイシテイルカ」も、R&Bテイストの素晴らしいミディアム・ナンバーですよ!
水樹奈々のときは会場が青のサイリウムで埋められていましたが、その中に大きいサイリウムを非常に安定したフォームで振る、ガチヲタと思われる人物がいました。僕らの世界にはああいう存在が必要です。
美川憲一の「さそり座の女2009」は、Missy Elliottもビックリの大胆なバングラ風味でした。アレンジャーは誰だったのでしょうか? あのサイケデリックな演出を公然とやる「桃組」にはNHKの度量すら感じました。その後に勝間和代が「不況もデフレも全部吹っ飛ぶ」とかコメントしていましたが、あなたは年末年始ぐらい子供たちと一緒にいてあげてください。
Perfumeの「ワンルーム・ディスコ」は、完全な口パクだったので驚きました。去年の「ポリリズム」は一応ヴォーカル入りのトラックにかぶせて歌っていたのになぁ。そしてあっさりと終わりました。特に言及する部分もありません。
小林幸子は演出もインフレを起こすとご神体を生み出すのだということを我々視聴者に教えました。メガ幸子、世界に誇れるレベルです。
嵐から矢沢永吉への流れも良く、特に中居正広の意識的にベタな小芝居が光っていました。
中村美律子、細川たかし、北島三郎あたりは安定して楽しめる枠。北島三郎の「まつり」のバックトラックは、CD化されているものよりも紅白で使われているもののほうがグルーヴィーです。
紅白終了後は「ジャニーズカウントダウン」を見ながら年を越し、その流れで「キャンパスナイターズ」を見て、「エロくないのにエロく聴こえる歌〜しこたまがんばれ!〜」に衝撃を受けました。バブル時代にタイムスリップしたかと思いましたよ。
その後、元旦から月食だというので、僕らは路面電車の線路で、建設中のビルの上のクレーンの赤い点滅に囲まれながら月が欠けていくのを見ていました。帰路の朝焼けと沈みゆく大きな月も美しかったです。
帰宅すると、元旦の朝日のなかで班長がUstream.tvでPerfumeを流していたので、見終わったところで就寝。
好きなミュージシャンが多く参加するので、何年ぶりかわからないぐらい久しぶりに東京ビッグサイトでの「コミックマーケット77」へ。妻にいたっては人生初のコミケです。
入場方法がどうなっているのかもわからないので入口でスタッフさんに聞いたところ、「なくても入れますがないと遭難します」とのことで購入し、会場での遭難を免れました。
まず東館へ向かい、ゆうぎ王が参加するハイコス製作委員会へ。今回の新作のために宗像家の屋上を提供したCD-ROMが発売……されているはずでしたが、行った時点ではまだ発売されていませんでした。帰りの国際展示場駅で偶然ゆうぎ王に会うことになります。
末里衣さんがモデルをしているCD-ROMが売られた白黒ネコカメラでは「森のメイドの物語」を購入。売り子さんもメイド服姿です。
エレクトリックりぼんのサークル「銀河ドロップス」では、東方ボーカルアレンジ集CDを販売。エリぼんコスプレだよエリぼん。銀河ドロップス「Sparkle Talk」購入。
そして、「チッチ、俺のチッチ……!」と駆け寄りながら煩悩少女へ。チッチこと西村智恵子さんの「コミックソングオーケストラ」を購入。これで7分以上に渡るスペイシー・ロック「Level Earth」をCDで聴ける!
東方サークルのゾーンは通行規制が敷かれていました。それをなんとか乗り越えて、アーバンギャルドのギタリストの瀬々信さんの「瀬々屋」へ。瀬々屋「氷娘」購入。
東館を後にして、企業ブースへ移動です。階段きつい……。
Cutie Paiが参加したオムニバスCDを売っているというので、まずVoltage of Imaginationへ。Kaori★nは明日で脱退するので「Cutie PaiのKaori★n」としては今日でお別れ。でもまゆちゃんとのユニットのライヴ行くよ! そして加入したばかりのキャンディーに初めて会いました。オムニバス「空想活劇」(→amazon.co.jp)購入。
あいタソこと天野あいさんがいるHOBiRECORDSへも行ったものの、彼女が休憩に行っていたため会えませんでした。残念。
そして最後に「ai sp@ce」へ再度チャレンジ。一度は、桃井はるこのニコニコ生放送中で非常に混雑していたので諦めたのですが、二度目で「いくちょん」こと有野いくさんに会えました。妻と会ってもらって「いく meets いく」が実現。

企業ブースを出てコスプレ広場へも行ったのですが、スペースに対してすごい人口密度だったので、写真も撮らずに退散しました。
皆さんおつかれさまでした、良いお年を!




メンズサイゾーでの連載「私を生まれ変わらせてくれるアイドルを求めて」第3回では、「タイ×ニッポン 文化衝突的逆輸入アイドル・Neko Jump」と題してNeko Jump「Poo / Chuai Mad Noi」(→amazon.co.jp)を取りあげました。
よろしくお願いします。
最近買ったCDは、Mio Fou「metrotr-on-line 2009 november」、鈴木博文「metrotr-on-line 2009 Christmas」、くるりとユーミン「シャツを洗えば」(→amazon.co.jp)、オムニバス「新・風街図鑑」(→amazon.co.jp
)、テクノ妹子 with Chii☆「テクノポップ・ルネサンス」(→amazon.co.jp
)、ズットズレテルズ「第一集」(→amazon.co.jp
)、サイプレス上野とロベルト吉野「WONDER WHEEL」(→amazon.co.jp
)、桜組「くのいちサッカー」(→amazon.co.jp
)、Chu!☆Lips「恋のゲーム教えて」(→amazon.co.jp
)、Neko Jump「Poo / Chuai Mad Noi」(→amazon.co.jp
)、The Beatles「The Beatles(ザ・ビートルズ・ボックス)」(→amazon.co.jp
)、Wondermints「Kaleidoscopin': Exploring Prisms of the Past」(→amazon.co.jp
)、Omar Rodriguez-Lopez「Xenophanes」(→amazon.co.jp
)、Dirty Projectors「Bitte Orca」(→amazon.co.jp
)、Luciano「TRIBUTE TO THE SUN」(→amazon.co.jp
)、QUANTIC & HIS COMBO BARBARO「Tradition In Transition」(→amazon.co.jp
)、Richard Bona「The Ten Shades of Blue」(→amazon.co.jp
)、Franco & Le Tpok Jazz「Francophonic, Vol. 2: 1980-1989」(→amazon.co.jp
)です。
鈴木博文「metrotr-on-line 2009 Christmas」は限定300枚。オムニバス「新・風街図鑑」は松本隆作品の2枚組編集盤。CD16枚とDVD1枚からなるThe Beatles「The Beatles(ザ・ビートルズ・ボックス)」は買わないつもりでしたが、つい「年末だから自分にご褒美」という口実で買ってしまいました……。


2010年1月20日に松本隆トリビュートアルバム「雨の色 風の色」(→amazon.co.jp)をリリースするオトナモードの高橋啓太さんにインタビュー取材。記事は1月発売の「MUSIC MAGAZINE」に掲載される予定です。
福島聡「機動旅団八福神」第10巻(→amazon.co.jp)、井上雄彦「リアル」第9巻(→amazon.co.jp
)、柏木ハルコ「も〜れつバンビ」第1巻(→amazon.co.jp
)、望月ミネタロウ「東京怪童」第1巻(→amazon.co.jp
)「東京怪童」第2巻(→amazon.co.jp
)、浅野いにお「おやすみプンプン」第6巻(→amazon.co.jp
)、南Q太「ピンクペッパー」第2巻(→amazon.co.jp
)「ぼくの家族」(→amazon.co.jp
)、末次由紀「ちはやふる」第1巻(→amazon.co.jp
)「ちはやふる」第2巻(→amazon.co.jp
)「ちはやふる」第3巻(→amazon.co.jp
)「ちはやふる」第4巻(→amazon.co.jp
)「ちはやふる」第5巻(→amazon.co.jp
)「ちはやふる」第6巻(→amazon.co.jp
)「ちはやふる」第7巻(→amazon.co.jp
)購入。
沖縄の唄者、喜納昌永が死去。言わずと知れた喜納昌吉の父です。喜納昌吉&チャンプルーズ作品に参加したなかでも、1992年の「チャンプルーズ ルネッサンス」(→amazon.co.jp)、1998年の「赤犬子」(→amazon.co.jp
)が思い出されます。
「MUSIC MAGAZINE」1月号(→amazon.co.jp)では、安室奈美恵「PAST<FUTURE」(→amazon.co.jp
)とRafven「NEXT TIME WE TAKE YOUR INSTRUMENTS! + LIVE IN GOTHENBURG」(→amazon.co.jp
)のアルバム評を執筆しています。
今年のクリスマスは、mixiアプリで「みんなで暮らそう! ひつじ村」中毒になっている妻に、プレイステーション・ポータブル(→amazon.co.jp)と「ようこそひつじ村 ポータブル」(→amazon.co.jp
)をプレゼントしました。やっと「サンシャイン牧場」廃人を脱した僕は、mixiアプリの「まちつく!」を淡々といじる毎日です。
僕のもとにクリスマスプレゼントが届きました。うしじまさんの新作DVDのサンプル画像3枚です。
サンタクロースは、メガネをかけて大人なのに学生服を着ている友人に似ていました。彼は一言だけ言い残しました。「リンクを」。うしじまさんのCD-ROMを10枚まとめ買いするような僕は、うなずきながら一言を繰り返すのみでした。「ZIPでくれ」。
サブカル露出系コスプレイヤーの正体は? 四つ足マシンを操縦する謎のビキニ女子 - メンズサイゾー
ネットで噂のコスプレイヤー・うしじまの本質に迫る独占インタビュー! - メンズサイゾー
コスプレイヤー・うしじまワンフェス降臨! 「ヒモビキニ美女+マシン」の萌えをお届け!! - メンズサイゾー
岡……いやサンタクロースは、「25日と27日にメンズサイゾーに新しいインタビュー記事が載るかもしれないけど、書くなよ、絶対書くなよ!」と言っていました。私がZIPファイルを解凍しているほんの一瞬に、彼の姿は消えていたのです。クリックすると拡大する画像だけを残して……。
カーネーションの「CARNATION tour 2009 "Velvet Velvet"」のためShibuya O-WESTへ。カーネーションにO-WESTは狭いだろうと思っていましたが、案の定会場は満員です!
サポートはドラムに中原由貴、キーボードに渡辺シュンスケというおなじみのメンツ。渡辺シュンスケは馬の骨のライヴでも姿を見たばかりです。
「Velvet Velvet」はニュー・アルバムの楽曲ながらすでにクラシック入りの風格が。「さみだれ」では、抒情性を保ちながらもアルバム以上にパワフルな演奏になっていたのがカーネーションらしかったです。
そして本日の山場は、なんといっても中盤の3ピース編成によるメドレーでした。メロディー、ヴォーカリストやプレイヤーとしての実力、バンドのアンサンブル。そうしたものをすべてさらけだすことになるこの編成で、「ジェイソン」をピークに獰猛なほど壮絶な演奏を聴かせました。あれを見ることができただけでも今日足を運んだ価値があります。何分続いていたのでしょうか。
コロムビア時代のアルバムが再発されたことを受けて、懐かしい楽曲も。「I Am Saru」や「Edo River」なんて、ライヴで聴くのがいつ以来か思い出せません。
CDが売れないと言われて久しい音楽業界ですが、今年のカーネーションは「Velvet Velvet」(→amazon.co.jp)をリリースし、コロムビア時代のアルバム7作品を再発し、さらに耳鼻咽喉科の「偉大なる2年 Anthology 1981-1983」(→amazon.co.jp
)もまとめました。こうした発売ラッシュの末に辿り着いたカタルシスが今日のライヴにはあり、CDというフォーマットもまだまだ重要だなと感じた次第です。
Chu!☆Lipsの「『恋のゲーム教えて』CD発売記念イベント」のため秋葉原ishimaru soft本店 7Fホールへ。なんか公式サイト、ずいぶん雰囲気が変わったな!

toutouとの対バンで何度も見てきたChu!☆Lipsですが、3人体制になってから見るのは初めて。ゲームに合わせて制服姿で登場したものの、暑いからとさっさと上着を脱ぐりお、被虐キャラのなっちん、真面目キャラの栗田という構成で、MCやライヴは3人になっても安定感がありました。
「恋のゲーム教えて」(→amazon.co.jp)を購入して握手会にも並んだのですが、久しぶりにスタッフに流されて感じたのは、ある種の懐かしさ。でも撮影OK嬉しいよ!
今日は桜組、Chu!☆Lips、カーネーションと現場を回すのも久しぶりだったのですが、全部が「花」つながりでもありました。
桜組が「クリクラクリスマス」なるイベントをするというのでサンストリート亀戸へ。
公式サイトに「桜組公演 1部:12:00〜 2部:14:00〜」とあったので14時に到着したところ、もうライヴはしないというではないですか! その代わり、桜組がしていたのはビンゴ大会。サンストリート亀戸を埋める人々のビンゴ熱に驚きつつ、会場後方に設置されたクリクラのコーナーで水を飲んだりしていました。


その後、撮影会を挟んで、子供たちと桜組とサンタ服の女の子たちのお菓子つかみどり大会へと進行。というか、桜組は正午から終了まで3時間ほど薄着のままだったようです。健気な……。握手にも気軽に応じてくれるサービス精神に胸打たれました。
amUのインタビュー「amU〜prism(光を放つ多面体) 」がAll About テクノポップに掲載されました。最後のページの写真のacoちゃんがどこかヤンキーっぽくて舎弟になりたくなるので、9ページ目までがっつり読んでください!
今日は宗像家に義妹が来て3人で鍋。いろいろとあって僕に対して諦観の境地に達した義妹から「面白いけどもっと遠い関係なら良かったのに」と言われ、僕は静かに鍋に涙を落したのでした。俺、もっと優しくなるから……。
今年も恒例(といってもまだ2年目)の「ベースメントオフィス忘年会2009(BOB2009)」が渋谷ANTHEMで開催されました。アイドル・シーンの地下中の地下、ヲタによるアイドルの捏造、それがベースメントオフィス。最近、関係者の間では「公式サイトにGIFアニメーションが足りない」という話が出ています。そういう方向性です。
さて、11月28日のイベント2連発出演の後に、ベースメントオフィス社主のICHIROからこんなことを言われました。
ムネカタさんの昨日の動画見てて、感動しました。ムネカタさんもベースメントオフィスに入りませんか?
というわけで、夫婦ともにベースメントオフィス所属になったので、「The Ms a.k.a 宗像夫婦」も出演させてもらいました。どういう立ち位置なんだ、俺ら夫婦は。
出演:
【ライブ】ゆうぎ王 http://ameblo.jp/basement-office-yu-gi
TNR(ザ・ニューレイブ)
宗像夫婦 http://www.outdex.net/diary/
ワイドル
ちぇりぃ☆えんじぇる
思春期(ぽりす+うさやま)
あやや先生 http://www.primrose.mokuren.ne.jp/【DJ】 DJもてち http://d.hatena.ne.jp/moteci/
DJせくしーポリス
オープニングは、ICHIROによる「MIXは魂の叫びなのでヲタ芸ではありません、注意してください」という挨拶とともに乾杯。
今年のみどころは、なんといっても初登場の思春期(ぽりす+うさやま)でした。リハーサルでiPhone2台を機材に接続している時点で何かする気配が濃厚です。案の定、うさやまがウサギのぬいぐるみ類を体中に付着させた衣装でハイトーンで歌い、そしてアバンギャルドなインストルメンタルへ。うさやまが執着してきたかわいいもの、おかしなものへの愛情がぽりすのサウンドを得て異形なるものとして現出した瞬間でした。もっと活動して!
今日のちぇりぃ☆えんじぇる (ゆうぎ王+あやや先生)はクリスマス仕様!

ゆうぎ王といくによるワイドルも1年ぶりにライヴをして、僕が音出しを担当。toutouヲタにしか歌詞の意味すべてを把握できない新曲「新宿村は昼の3時」を披露しました。2009年にtoutouが解散したアイドルステーションに捧げるぜ……。
あやや先生は音源を駅に忘れてきたものの、手持ちの自分のCDで乗り切るという力技を見せていました。ゆうぎ王の「ゲンバのうた」は、地下アイドル現場へのアンセムというか、ほとんどベースメントオフィスのテーマソングのようです。
TNR(ザ・ニューレイブ)は桜組の「クリクラ体操」などを挟み、途中で「2009」のサングラスを破壊。嗚呼、2009年が終わるのです……。 toutouの思い出とともに……。

ベースメントオフィスとしては新人なのにトリを任されたのはThe Ms a.k.a 宗像夫婦。宴会芸が本業なので忘年会では俄然気合いを入れます。演目は以下です。
1.Perfumeヲタの初期衝動(原曲:□□□『ヒップホップの初期衝動』)
2.Butterfly(Perfume)
3.水玉病(アーバンギャルド)
渋谷のジーンズメイトで買ったキャップを夫婦でかぶり、いくがCDJでキュッキュとスクラッチ。これが僕らの精一杯のヒップホップ・アピールです。去年同様に地球上に存在するありとあらゆるヲタ芸が繰り出されたハードコア極まりない現場で、正直こちらが気圧されるかと思ったほどでした。嗚呼、俺たちの2009年の宴会芸がすべて終わったよ……。今年前半は一応DJだったのに……。
以下の写真はアニオタ先輩撮影。僕は「スタンドからヤジってる野球オヤジ」というアニオタ先輩の表現がまさにぴったりです!


最後はICHIROによる3本締めならぬ3本MIXで終了。皆さんおつかれさまでした、大変良い現場でした。
Saori@destinyが新たなコンセプトを発表しました。「ネオ・サブカルチャー・ガールをコンセプトに新たにバックキーボードを加え『cooljapan』を世界に発信!!!」。写真を見てSaori@destinyも80_pan化したのか……と悲観しそうになりましたが、もてちの飛ばす檄に励まされた次第です。
海わたんぞ!海!
1月と2月にリリースされるシングルの音を待ちたいと思います。
関和亮撮影「Perfume Livefolio」(→amazon.co.jp)購入。
Perfumeの「Perfume Second Tour 2009『直角二等辺三角形TOUR』」でのライヴを関和亮が撮影した写真集です。しかし、印象的だったのはライヴの写真よりもメンバー個別のオフショットでした。あ〜ちゃんが何でもない原っぱで笑っているだけで泣きたくなるこの感情をどこへ持っていけばよいのでしょう。かしゆかはフォトジェニックなので、関和亮が完全にデザイン視点で撮ってるように感じられます。
そして、どこかの街の遠景の写真から別の写真集になったかのように雰囲気が変わり、のっちへ。のっちがのっちである特異性、不可侵性、そして輝きが活写されています。
関和亮にはいつかごく個人的な視点から私小説的にPerfumeを撮ってほしいです。
なお、巻末のスタッフ座談会は内輪のネタばらしのようなものなので、Perfumeの3人の座談会のほうが嬉しかったのですが。
本日12月15日からamU「prism」(→amazon.co.jp)がAmazon.co.jpでも販売されます。
amU「prism」の紙資料用に僕が執筆させてもらったプロモーション用テキストを以下に掲載します。
1879年のある日、フランスの郵便夫であるフェルディナン・シュヴァルは道で石につまづいた。そのまま体勢を直して立ち去れば済む話だったが、シュヴァルはつまづいた奇妙な形の石からインスピレーションを受けてしまう。彼は石の収集を始め、さらには何の建築の知識もないのに「理想宮」の建設を始めた。シュヴァルは、以降33年に渡って巨大な「理想宮」の建造を続けることになる。
さて、2008年4月、それまで10年近く友達であったacoとmeruは大阪で石につまづいた……かどうかは知らない。ともかくその頃にamUは結成された。amUの由来は、「acoとmeruとU(=You)」。2008年6月にデビュー・シングル「カプセルガール」をリリースする。
やがて地元の大阪にとどまらず名古屋、東京でもライヴ活動を展開し、彼女たちの評判はまたたくまに広まった。2008年10月にはセカンド・シングル「デビルズステップ・デビルズキッス」をリリース。年末には本格的に東京に進出し、急速にファンを増やしていった。
2009年3月にはサード・シングル「グレック・グレック」を発売。今ではアイドル系クラブイベントでDJがこの楽曲を流しただけでフロアが熱狂するほどのキラー・チューンだ。
2009年7月にはデビュー・シングルをリニューアルした「カプセルガール'0QMiX」とライヴDVD「amU live@Shibuya DESEO」を一気にリリース。
2009年9月にはiTunesでの配信も開始、「Glueck Glueck」と「Secret Call」がダウンロード販売されている。
そして2009年8月、amUは初のソロ・イベント「popcorn.Q」を渋谷で開催。地元の大阪から遠く離れた東京で、なんと100人以上の動員を記録した。同時期に、フロントアクトであるacoとmeruのほか、サウンド・プロデュースの"星に;願いを"とCodi、マネージメントのひろ4、写真のguchicoからなる「amU Planet」の存在が発表され、amUの活動はさながら6人編成のバンドあるいはアート・ユニットのようになった。
こうしたamUの人気の急上昇ぶりは、現在のテクノポップの隆盛とは無関係ではないだろう。しかしamUは、作詞、アートワーク制作、衣装製作、グッズ制作まで手掛け、徹底的なDIY精神で活動をしている。その姿は、さながらインディーズ・バンドのようだ。自分たちの世界観を、amUは驚くべきスピードで表現してきた。いつ寝てるんだ、と思うほどに。
そして、いよいよデビュー・アルバム「prism」が12月5日に発売される。
冒頭を飾るのタイトル・チューン「prism」は、そのイントロからしてポップとアヴァンギャルドが同居していて、ヤン富田のDOOPEESを連想させられる。
「love the candy stream」では、ヴォーカルに加工が施されつつも、キュートなacoと、後味を残しすぎずに歌いあげるmeru、という個性の違いが浮き彫りにされている。
「『chat』」での激しいエレキ・ギターや、「NEO TRAVELER」での声のサンプリングの嵐も新鮮だし、「0’00”」の強烈な低音のビートと子供のコーラスも意表を突いてくる。かと思えば、「キティニッシュ・キッチン」は、ふたりの歌とつぶやきという「声」にフォーカスを当て、これまでになく大人っぽいamUの魅力を引き出している。
エレクトロニカからソリッドなロックへ展開していく「DIVER」も痛快だ。
ライヴの定番ナンバーである名曲たち「moco」「LiNK U」から最後を引き継ぐのは「U&Me The カラフル メリーゴーランド ハッピーエンド!」。レコードの針の音から始まり、おもちゃの楽隊が演奏する外国の童謡のようなにぎやかなサウンドが、途中から一気にエレクトロな世界へと展開していく。実に見事な展開であると同時に、鮮やかな幕引きだ。
多彩な内容でありながらも、ヴォーカルを包むサウンドやビートなど、ひとつひとつの音にこだわりが感じられ、アルバム全体を貫くサウンド・デザインは非常に秀逸だ。
amUはアイドル的な受容をファンからされつつも、DIYを徹底して独自の世界観を表現している点で完全にアーティストでもある。そのどちらの受け取り方でも楽しめるのはamUの大きな魅力だ。アイドル色皆無の「prism」のジャケット、そしてこれまでのシングル曲や配信曲が一切収録されていないアルバム構成。amU Planetの攻めの姿勢は、まるでイギリスのインディーズ・バンドでも見ているかのようだ。
2009年11月、acoはブログでこう語った。「amUはたぶん一生完成しないワンダーワールド」。どんなことにも終わりが来ることは誰もが知っている。しかし、いつまでも終わらないと思わせてくれるからこそ、今のamUは強烈に魅力的なのだ。
さて。フランスの郵便夫のシュヴァルは、1912年に理想宮の建築を完了した。奇人扱いされた彼が造った理想宮は、最終的には1969年にフランス政府により国の重要建造物に指定されることになった。その理想宮には、1879年にシュヴァルの人生を変えた「つまづきの石」が、今も異様な存在感を放ちながら飾られている。
この「prism」がひとりでも多くの人の耳に届き、「つまづきの石」になることを願ってやまない。amUと一緒に、終わらない夢を見続けることができたら、こんなに素敵なことはないのだから。
「祝島島民の会blog | 炉心予定地から250mの場所に島民の会の小屋が完成しました」で11月30日に二階堂和美が祝島で行ったライヴの映像が公開されています。「買い物ブギ」「お祭りマンボ」「三百六十五歩のマーチ」などを歌い、祝島の人々に笑顔をもたらす二階堂和美の姿。歌い手としての凄さを実感させます。
祝島で僕が真っ先に思い出すのは、「森住卓のフォトブログ: 祝島月曜定例デモ」に載せられた、同じ人物の20年前と現在を撮った2枚の写真。
ソウル・フラワー・ユニオンの「アクア・ヴィテ」(→amazon.co.jp)のジャケットもまた祝島の猫の写真です。
今日は、Orchestre Poly-Rythmo「Echos Hypnotiques(第2集 エコ・イプノティック 1969-1979)」(→amazon.co.jp)、Orchestra Baobab「La Belle Epoque(ラ・ベル・エポック 1971-1978)」(→amazon.co.jp
)を聴いていました。前者はベニン、後者はセネガルのバンドの編集盤。
ソウル・フラワー・ユニオンの「年末ソウル・フラワー祭」のために恵比寿LIQUIDROOMへ。
中川敬が「ゼロ年代最後のワンマンライヴ」と呼んだこの日のライヴは、アンコールも含めて丸3時間。圧倒的なエネルギーを体感させました。MCでは笑いとぼやきを混ぜながらも、中盤ではハードな演奏による「極東戦線異状なし!?」から「もののけと遊ぶ庭」へと展開し、ひとつのピークに。ソウル・フラワー・ユニオンといえば「闇鍋」と形容されるミクスチャー・ロックですが、演奏にはその「闇」の部分をのぞかせるものがありました。奥野真哉が「普通はここで終わる」といった主旨のことを言っていて、まさにその通りだと思ったのですが、それでもまだライヴは続いたのです。
後半はより多彩な音楽性の楽曲たちを聴かせながら、「神頼みより安上がり」から「うたは自由をめざす!」への流れで本編は終了。祝島からうたは自由をめざす! 「もののけと遊ぶ庭」で終わっても良かったライヴをあえてこの構成にしたのは、オーディエンスに希望を与える楽曲を最後に持ってきたからだと解釈しました。
また、近年の楽曲たちを聴きながら感じたのは、猥雑なほどの音楽遍歴の末に生まれたメロディーたちは実は非常に洗練されていて、キャッチーで大衆性があるということです。闇鍋で見事に煮込まれた旋律たち。NEWEST MODEL時代から自分が今もソウル・フラワー・ユニオンを聴き続けているのは、そうした「開放性のある深化」のようなものがしっかりとあるからでしょう。
アンコールは2回。「海行かば 山行かば 踊るかばね」はやはり定番。老若男女が自由に歌い踊る、成熟したアーティストとオーディエンスの幸福な空間がそこにはありました。素晴らしき祝祭。
最近買ったCDは、□□□「everyday is a symphony」(→amazon.co.jp)、にかさや「ワンサマーハイム」(→amazon.co.jp
)、オムニバス「くるり鶏びゅ〜と」(→amazon.co.jp
)、カーネーション「EDO RIVER(Deluxe Edition)」(→amazon.co.jp
)「a Beautiful Day(Deluxe Edition)」(→amazon.co.jp
)「GIRL FRIEND ARMY(Deluxe Edition) 」(→amazon.co.jp
)「booby(Deluxe Edition) 」(→amazon.co.jp
)「Parakeet&Ghost(Deluxe Edition) 」(→amazon.co.jp
)「LOVE SCULPTURE(Deluxe Edition)」(→amazon.co.jp
)「WACKY PACKAGES(Deluxe Edition)」(→amazon.co.jp
)、Ray Davies and the Crouch End Festival Chorus「The Kinks Choral Collection」(→amazon.co.jp
)、Clare & the Reasons「Arrow」(→amazon.co.jp
)、Manu Chao「Baionarena」(→amazon.co.jp
)、Elizeth Cardoso「A Divana(サンバ歌謡の女王)」(→amazon.co.jp
)、勝島徳郎・勝島伊都子「島語れ」(→amazon.co.jp
)。中古盤では、砂川捨丸「萬歳の至芸」(→amazon.co.jp
)を買いました。
カーネーションのデラックス・エディション7作品はコロムビア時代のアルバムの2枚組再発盤で、リマスタリングが施され、デモ音源などが大量に追加されています。
最近聴いたCDは、OLDE WORLDE「time and velocity 」(→amazon.co.jp)、12月15日発売の羊毛とおはなにかりゆし58「ありがとう〜NO MUSIC, NO LIFE〜」、12月23日発売のオムニバス「LOVELY POPS」(→amazon.co.jp
)、2010年1月20日発売のGENERAL HEAD MOUNTAIN「深まる日々に、微笑みを。」(→amazon.co.jp
)、2010年1月31日発売のロイヤル・ハンチングス「シンガポールの小径で」(→amazon.co.jp
)、2010年2月7日発売の中島さち子TRIO「Rejoice」(→amazon.co.jp
)、2010年2月10日発売のたむらぱん「バンプー/マウンテン」です。
メンズサイゾーでの連載「私を生まれ変わらせてくれるアイドルを求めて」第2回では、「アイドルが"アイドル"から脱皮するとき amU『prism』 - メンズサイゾー」と題してamU「prism」(→amazon.co.jp)を取りあげました。
よろしくお願いします。
□□□が12月5日に代官山UNITで行ったライヴは、Ustream.tvで配信され、ハッシュタグとともにTwitterのタイムラインを埋めていました。これほどUstream.tvとTwitterを有効に活用しているアーティストも珍しいです。
その映像が「□□□"everyday is a symphony"御披露目会WEB特設会場」で配信中。45分頃からライヴ開始、1時間15分頃から「ヒップホップの初期衝動」です。
また、ニュー・アルバム「everyday is a symphony」(→amazon.co.jp)から「飽きる」と「Re:Re:Re:」のビデオクリップも公開されました。
今日は、12月16日発売の安室奈美恵「PAST<FUTURE」(→amazon.co.jp)、Rafven「NEXT TIME WE TAKE YOUR INSTRUMENTS! + LIVE IN GOTHENBURG」(→amazon.co.jp
)を聴いていました。Rafvenはスウェーデン出身のバンド。
「amU presents!! 1st ALBUM Release party 【prism】」のために渋谷エイジアPへ。デビー・アルバム「prism」(→amazon.co.jp)をこの日発売したamUによる主催イベントです。
オープニングは全員頭にかぶりもののde!nial。非常に面白くて意表を突かれました。ライヴ中にインタルードのように脈絡不明の楽曲が流れるのもシュールです。ラジカセは飾りかと思っていたら、ライヴ中に落とした後に音が止まって、あれがちゃんと機材として活用されていることに驚きました。
続いてダンサーふたりを引き連れて登場したのはMizca。テクノポップ・クラシックであるChappieの「Welcome Morning」を手掛けたpal@popがプロデュースしています。「キラキラ」は、Aメロの譜割りがまさにpal@pop節でした。
ヒダリは、いわゆる「喫茶ロック」の文脈にいてもよさそうな音楽性なのに、電子音が介入することで磁場を歪ませているかのような世界でした。メンバーがなぜかビートたけしのモノマネをしている最中に、勝手に他のメンバーが機材をいじって次の楽曲へ行く流れも良かったです。淡々と奇妙。amUが途中で登場して「東京納豆」をコラボレーションしました。
JaccaPopは安定感すらあるステージ。MIRUちゃんはアイドル力がハイレベルです。
そしてトリは当然amU。「prism」の冒頭曲を最初に持ってくるという予想外のオープニングでした。幕を使った手品のようなパフォーマンスに感動。「love the candy stream」で、ハート形のレコードがポータブルレコードプレイヤーで再生されるVJをバックに、3人のピンクマンがamUと一緒に踊る光景は多幸感に満ちていました。最後が「U&Me The カラフル メリーゴーランド ハッピーエンド!」だったのも素敵な締めだったと思います。途中、de!nialが再登場して「mad drive」でコラボレーション。
このライヴが成功して、「prism」が世に放たれて、amUはまた一歩先に前進することになります。今後のamU Planetは未知の領域を開拓していかなくてはなりませんが、とにかく新しい展開の準備はできたんだ、ということが素直に嬉しかったです。
「第23回 ─ 最終回!! 日本語ラップのパイオニアに学ぶ〜いとうせいこう & TINNIE PUNX『建設的』 - bounce.com 連載」で、サイプレス上野といとうせいこうの対談が掲載されました。
僕が深く納得したのはこの発言です。
いとう「僕はポエトリー・リーディングってわかりやすく言ってるけど、ほんとは演説してるつもりなわけ。演説って、明治維新からこっち、いろんな人たちがやってるわけで。〈婦人に参政権を与えろ〉とかさ、〈全国民が等しく参政権を持つべきだ〉とか。アフロ・アメリカンがやってきたことを日本でもやっているんだよ、明治/大正期に。全共闘時代にはたくさんの学生が演説し、三島由紀夫は右翼の立場から演説し、国会でいろんな人がいろんな演説をし……って、そのしっぽに80年代ヒップホップが乗っかっていただけだって認識が俺にはあるから。ヒップホップだけ聴いている人には、まったく負ける気がしない。聴こえるものが違うんだと思う。僕には意味が聴こえるから。意味のないラップに俺は興味を持てないし、心が動かない。(後略)」
いとうせいこうには、どんどんラッパーとして活動してアジテーションを飛ばしてほしいです。
天野あいさんのインタビュー記事「マルチすぎるアイドル・天野あい降臨! アラーキーにも認められた才能とは - メンズサイゾー」がメンズサイゾーに掲載されました。
天野あいさんに「MENSサイゾーでインタビュー掲載ちゅう!|天野あいブログ『〜あいタソと不思議な大冒険〜』」でこう書かれるぐらい長いインタビューになっています。
アイドルとしてもアーティストとしても、かなり過去をさかのぼって細かいところまでインタビューされてしまった…w
よろしくお願いします。