小心者の杖日記

2009年4月12日

山田稔明「pilgrim」

 山田稔明「pilgrim」は、GOMES THE HITMANのボーカルにしてソングライターによるソロ・アルバム。

 細部まで練りこまれた音響と美しいコーラス・ワークによる「harvest moon theme」で幕を開け、続く「blue moon skyline」ではアルバムのテーマを象徴するストレートな言葉と、メロディー・メイカーとしての卓越した才能を再確認させる楽曲を聴くことができます。音楽性と声質が合っているというのは非常に稀なことだと思うのですが、山田稔明は幸運なボーカリストのひとりです。

 サウンド・プロデュースにYAMACHIを迎えたフォーキーなロック・サウンドには、近年の欧米のロックと呼応した感触もしっかりとあります。そして、「夏の日の幻」には初々しさを失わないまま熟成されたアーティストの姿を感じました。「SING A SONG」のラップのような譜割りとちょっとアメリカ南部っぽいサウンドも最高。これはDJで流したい楽曲です。

 聴き終えると、アルバムのテーマ通りひとつの旅を終えたような感覚を味わいました。


山田稔明「pilgrim」

[ CD ]
投稿者 munekata : 2009年04月12日
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