新宿スペース・ゼロでの「夜ネヤ、島ンチュッ、リスペクチュッ!!」へ。奄美のFMラジオ局・あまみエフエム ディ!ウェイヴの開局1周年を祝して開催された、奄美出身アーティストなどを集めたイベントでした。誘ってくれたyosukezanさん、ありがとう!
3組だけ出るのかと思って足を運んだら、実際に出演したのは10組以上。イベントはポップス系がメイン・ステージ、島唄系がサブ・ステージという形式で2ステージを使い、5時間に渡る長丁場となりました。
出演アーティストは、サーモン&ガーリック、ピンポンズ、中村瑞希、吉原まりか、牧岡奈美、前山真吾、山本俊治、松元良作、永井姉妹、我那覇美奈、ハシケン、里アンナ、中孝介、The Ska Flames。臨月だというRIKKI、元ちとせからのメッセージビデオも上映されました。
トップバッターは中村瑞希と吉原まりか。この時点で、挙手によって観客のうち奄美出身者が約3分の1、その他が約3分の2と判明。また、島唄が唄われはじめると、フロアからも指笛や唄が聴こえてくるのが心地良く、それは最後まで続きました。中村瑞希と吉原まりかは、期待通りの堂々とした歌い回し。
里アンナは、海外リリースが予定されているという新曲で、大仰なほどに歌いあげるコブシを聴かせました。松元良作は、伸びの良いコブシ。我那覇美奈は、ボーカルにかすかにコブシの匂いも感じられますが、洗練されたフォークという印象でした。永井姉妹は、安定感のあるコブシを聴かせます。
ハシケンのバンドでは、ソウル・フラワー・ユニオンの河村博司がギターを担当。「ワイド節」を披露していましたが、あの楽曲ではベースを入れてほしいので、河村博司にベースに持ち替えてほしかったです。最後は、楽曲を書き下ろしたという中村瑞希をボーカルに迎えて共演。
前山真吾と山本俊治は、山本俊治が低音から高音への飛躍が気持ちいいコブシをまず聴かせ、前山真吾は若手の唄者としては驚異的なほどコブシを回し続けてみせました。実力者です。
まさかこのイベントで見るとは思わなかったのがThe Ska Flames。実は奄美出身者がふたりいるのだそうです。スカを演奏する彼らのステージは、ヒップなフィーリングに満ちていました。
ピンポンズは、3ピースに三線を加えた編成で、島唄も取り入れていますが、演奏も楽曲も基本的には素朴なロック。あの音楽レベルで客を煽られても僕は困るなぁ。
牧岡奈美は前山真吾とともに登場し、前山真吾にも負けないコブシを披露。彼女は東京に引越してきたそうで、今後の活動が楽しみです。
本日最大のビッグ・ネームは中孝介。最前列には「中」と書かれたウチワを持ったファンが並んでいます。そして、彼がアカペラで歌いだした瞬間に会場の空気が変わりました。ミディアム・ナンバーをコブシで咀嚼する独特の才能を感じずにはいられません。中孝介はミディアム・ナンバーが多すぎるように感じますが、エピックは元ちとせと中孝介という奄美の唄者をうまく別の方向に育てたものです。
トリはサーモン&ガーリック。これが衝撃的で、ファンキーな演奏に島唄をミックスさせる突き抜けたミクスチャー感覚に度肝を抜かれました。しかしたった2曲で終了したのが残念。
最後は、中孝介を含む全出演者が六調で踊って終了。餅が投げられたり、万歳三唱をしたりもしました。
終演後は、もちろん物販でサーモン&ガーリック「サーモン&ガーリックのハブマンショー」を購入。

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