Perfume「GAME」初回限定盤(→amazon.co.jp)通常盤(→amazon.co.jp
)はセカンド・アルバムにして、前作がベスト盤だったために初のオリジナル・アルバム。もちろん全曲の作詞、作曲、編曲、プロデュースはcapsuleの中田ヤスタカです。
焦点となるのは、やはり7曲の新曲。「plastic smile」はcapsuleっぽいハウス、「GAME」はギターが前面に出たエレクトロ・ロックで、この2曲はいかにも中田ヤスタカらしいサウンドです。しかし、シンプルな英語詞のみを繰り返す「Take me Take me」で単なるアイドル・ポップスにはしないという意気込みを感じさせ、さらにトライバルな感覚が全開の「Butterfly」、和風の味付けをした「Puppy Love」へと流れこんでいきます。
そして「セラミックガール」や「シークレットシークレット」は、メロディー・メイカーとしての中田ヤスタカの才能を感じさせる佳曲で、特に「セラミックガール」はサビまでのメロディーの細かい譜割りが心地良い楽曲。もちろん、「マカロニ」をはじめとして、作詞家としての中田ヤスタカの技量も確認できます。
サウンドが変化した結果、capsuleに接近しすぎている感があるのはもどかしいところ。しかし、「Butterfly」や「Puppy Love」で予想外の引き出しもそれなりに出している点には満足しました。もちろん、「ポリリズム」や「チョコレイト・ディスコ」といった既発の楽曲も合わせて考えれば、現在のJ-POPシーンで突出したクオリティのアルバムでしょう。
初回限定盤は、ライヴやビデオ・クリップなど7曲も収録したDVD付き。「マカロニ」の各メンバー別のクリップは、それぞれのファンを悶絶させそうな罪な仕上がりになっています。
なお、「Perfumeディスコグラフィー完全版」を更新しました。
>都市色さん
今も賛否両論渦巻いていて、2008年を代表する作品として盛り上がってるなーと感じます。後年の評価も楽しみですね。
僕は、資本主義社会から取り残されてしまった女の子の歌である「セラミックガール」が大好きです。
こんばんは。
新作届きました。
多幸感あるメジャー感。
「スリラー」や「AJA」や「ロンバケ」や「ソリッドテイストサヴァイヴァー」のような売り上げだけでなく2008年と云う時代を象徴し超越すポップアルバムであり、後年の評価が楽しみなスタンダードアルバムですね。
このエントリーのトラックバックURL : http://www.outdex.net/mt/mt-t-b.cgi/2989