2007年12月31日に放映されたNHK「第58回NHK紅白歌合戦」を見ました。
冒頭はいきなりモーニング娘。+Berryz工房+℃-ute。楽曲が始まって、最初に℃-uteが映る場面で和田アキ子らが脇に引くのが遅くて邪魔になり、℃-uteの姿が全然見られなかったのには萎えました。初出場なんだよ! また、メドレーの最後に2007年12月25日から携帯電話限定配信された「LALALA 幸せの歌」を歌うよりも、Berryz工房と℃-uteにもっと時間を割いてほしかったところです。あと、振り付けが夏まゆみではなくSHEという人物でしたね。
僕が日本で一番好きなアッパー系演歌歌手の中村美律子とマッスルミュージカルの共演も、意図がよくわかりませんでしたが光景としては面白かったです。
布施明の「君は薔薇より美しい」はジャジーなアレンジなかなか良かったのですが、こういう場合はアレンジャーの名前を出してほしいですね。「NHK紅白歌合戦」ではCDと異なるアレンジが使われることが多いので、毎年そう思います。
企画枠のおしりかじり虫は、南流石の弟子の幼女だらけ。フルコーラスを歌ってほしかったです。
そしてアキバ枠ですが、AKB48は人数が多すぎてあのカメラワークだと個体識別が困難でした。そして、リア・ディゾン、中川翔子が歌い終わった後、秋元康作詞の「なんてったってアイドル」が全員で歌われたのには、何か強大な力すら感じました。
絢香はバックのピアノが良いなぁと思っていたら、弾いていたのは塩谷哲。
すぎもとまさとの「吾亦紅」は、メロディーもキャッチーだし、歌詞がいかにも日本人好みだと感じました。
寺尾聰の「ルビーの指輪」は、生のバンド演奏による極上のAOR。俳優の余技というレベルではありません。バック・バンドは、井上鑑、山本秀夫、今剛、村田陽一ら8人編成でした。
企画枠のZARDは、NHKがテレビ朝日の「ミュージックステーション」から映像を借りてきたことに驚きました。
たぶん今回の「NHK紅白歌合戦」で一番演出が面白かったのはGackt。武者姿で陣中で知らせを聞き、兵たちの前へ出て熱唱するGacktと、それに呼応する兵たち。馬鹿馬鹿しいほどに勇ましい映像でした。
槇原敬之の「GREEN DAYS」は、冒頭の歌詞の数行でドラマを描き出す手腕が見事です。ピアノは武部聡志。
企画枠の小椋佳×美空ひばり「愛燦燦」は、両者の歌をミックスした構成でした。さすがに同時に流れると、歌手としての小椋佳は分が悪いです。ただ、美空ひばりの晩年の名曲は大ヒットした「川の流れのように」よりも「愛燦燦」だと思うので、この楽曲が「NHK紅白歌合戦」で流れた意義は大きいと思います。
秋川雅史の「千の風になって」と、SMAPの「世界に一つだけの花」は、近年の数少ないミリオンセラーとしてしばらく「NHK紅白歌合戦」で歌われてもいいのではないかと思いました。
というわけで、今年もそれなりに楽しんでみた「NHK紅白歌合戦」ですが、アーティストやバックのミュージシャンの人選に驚きがあまりなかったのも事実。今回は1回見て終わってしまいそうなのがちょっと寂しいです。
>tropicalさん
情報ありがとうございます!
2002年に氷川きよしの楽曲のリミックスとして小西康陽のクレジットが出たことはあるのに、編曲者名は出てこないので不思議に思っていたんです。
JASRACや思想の問題があるんですね。
夏まゆみはAKB48に引き抜かれましたか……。今年、AKB48からの年賀状が届いて、気合の入れ方が凄いなと感じました。
「君薔薇〜」の編曲は、藤野浩一さんです(「きよしのソーラン〜」も)。
ちなみに、井上鑑は寺尾聰のほかに平原綾香も。
武部さんは槇原と一青窈。
「千の風〜」は服部隆之。
「珍島物語」が前田憲男。
歌番組で編曲家のクレジットがない理由は、
JASRAC上の処理の仕方が作詞作曲と編曲とでは根本的に違って買取が基本だからなんだけど、
編曲家の権利運動も上がってきてるから、そのうちクレジットされるようになるかも。
ただ紅白の場合、エンドロールが無いことにもあるように、
「裏方は裏方」「一人で創ってるんじゃなく、みんなで創る」って思想が根本にあるから、
導入は遅いかもなぁ。
ちなみに夏まゆみは、
今はハロプロでやってるのは10年記念隊のツアーくらいで基本的に手をひいてて、
てゆかぶっちゃけAKBに引き抜かれたんだよね。
あと今年からマッスルミュージカルも夏さんがやるらしい。
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