磯光雄監督「電脳コイル」第3巻限定版(→amazon.co.jp)購入。この第3巻は、第6話から第8話を収録しています。限定版は各話の絵コンテ付き。
と書いていますが、実は最終回が放映されたときにはすでに届いていて、最終回を見た直後に興奮したままこの第3巻を見ました。終盤の緊迫感に満ちた展開と比べると、この頃はまだ牧歌的に感じられるぐらいです。
第6話ではオバちゃんが初登場。この頃はまだ痴女っぽくて平和ですね。スタンバイしているサッチーを見ていた役所の人の正体も後にわかるわけで、こうした伏線の貼り方の細かさに感心させられます。
第7話ではキラバグという言葉が登場。イサコは見事なまでに高飛車なキャラクターですが、終盤で彼女がボロボロになっていくのを見た後だと複雑な気分になります。こうした鮮やかな対比を生み出す、ある種の残酷さが磯光雄の持ち味であることも「電脳コイル」を最後まで見て感じました。一方で、廃工場の一室に閉じ込められたヤサコとイサコの交流も描いていて、そしてイサコが京子を救うアクションシーンもしっかり用意されています。
第8話は夏祭りの回。放映時には気づきませんでしたが、一瞬だけ写るイサコの転入届の家族欄が実は重要な意味を持っていて、ここでも芸の細かさを感じました。
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