磯光雄監督「電脳コイル」第2巻限定版(→amazon.co.jp)購入。この第2巻は、第3話から第5話を収録しています。
第3話のサブタイトル「優子と勇子」は、最終回である第26話「ヤサコとイサコ」との対比になっているのでしょうか。近未来感とノスタルジックさを絶妙に同居させながらアクション・シーンを展開しています。
第4話「大黒市黒客クラブ」はこの第2巻のハイライト。ダイチ率いる「黒客」とイサコ、次にイサコとフミエが学校内でサイバー戦を展開します。校舎の屋上に積み上げられた机を背後にして、足を組んでサディスティックな余裕を見せるイサコの姿は鮮烈です。イサコ様……。
なお、DVDで見直したところ、ヤサコだけではなくイサコも金沢から転校していることに気づきました。「イマーゴ」という単語も登場し、イサコが「ミチコ」という言葉に過剰に反応する場面もあります。ヤサコに友達になろうと言われたイサコが拒否し、金沢でいじめられたかいじめたかでここへ転校したのだろう、と言い捨てる場面がありますが、どちらが原因かはいまだにはっきりしていません。第25話「金沢市はざま交差点」あたりで明らかにされるのでしょうか。
「はざま」という言葉は第5話「メタバグ争奪バスツアー」にも登場します。着々とはられていく伏線。この回ではハラケンやオバちゃんが登場、黒客はめでたくイサコの子分に成り下がるのでした。
DVDには、特典映像としてヤサコ役の折笠富美子とイサコ役の桑島法子のインタビューを収録。封入特典は、第3話から第5話の絵コンテ集です。
ところで、あるメーリングリストで、地上デジタル放送の画質のほうがDVDよりも良いという話を聞いたのですが、これだけの傑作である「電脳コイル」のスタッフには何か明確な形で応援をしたいところ。そんなわけで、今後もDVDの限定盤を買い続けようと思います。
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