小心者の杖日記

2007年10月27日

あがた森魚@鶯谷東京キネマ倶楽部

 あがた森魚のライヴのため鶯谷の東京キネマ倶楽部へ。開演前にDVD付きツアー・パンフレットを買いました。

 佐藤敬子先生の思い出話から「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」へという始まり方は、10月13日にタワーレコード渋谷店で行われたインストア・イベントと同じ。しかし、今日はバンドの編成が非常にユニークで、サウンドの趣きが大きく異なりました。

 あがた森魚以外は、バイオリン兼トランペット兼マンドリンの武川雅寛、キーボード兼アコーディオンの高橋佳作、ベース兼アコースティック・ギターの田口昌由、パーカッション兼スティール・ギターの五十川清、カホン兼トライアングル兼パーカッションの舩坂綾乃、チューバの木村仁哉、ソプラノサックス兼クラリネットの松延耕資という独特の編成。最後の3人はチンチョルズのメンバーです。この編成がバッチリはまったのが、Luiz Gonzagaのカバー「白い翼」でした。

 そして、アルバム「Taruphology」(→amazon.co.jp)でブラジル北東部っぽく味付けされていた「東京節」や「骨」も、久保田麻琴がベース、鈴木慶一がボーカルで参加して、同様の趣向で披露。鈴木慶一が舞台の袖から現れたのに対して、久保田麻琴は客席から走ってきてステージに上がったのですが、それはPA卓でミックスをしていたからだそうです。どうりでエコーのかけ方が異常にうまいと思いました。

 「サブマリン」も、「乗物図鑑」のニューウェーヴ・バージョンとも、「Taruphology」のグナワ・バージョンとも異なる、妖しい香りを放つアラブ風のサウンドに変貌。これもライヴならではのサウンドでした。

 光永巌を迎えての「いとこ同志」や「百合コレクション」を聴けたのも収穫。後半では「赤色エレジー」も歌われました。

 アンコールは「大寒町」。そして2回目のアンコールは、久保田麻琴のエレキ・ギターのみをバックにした、ツジコノリコのカバー「あともう一回だけ」でした。じっくり聴くと、もはやあがた森魚のオリジナル曲のようです。

 会場に着くまでは台風でどうなることかと思いましたが、その風雨に耐えて行った甲斐のあるライヴでした。


あがた森魚「Taruphology」

投稿者 munekata : 2007年10月27日 このエントリーをはてなブックマークに追加 Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 このエントリーをニフティクリップに追加 このエントリーをBuzzurlに追加 このエントリーをFC2ブックマークへ追加 このエントリーをnewsingへ追加 このエントリーをYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをイザ!ブックマークに追加
この記事に関連しているかもしれない商品
コメント
コメントはまだありません。
コメントする





保存しますか?



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL : http://www.outdex.net/mt/mt-t-b.cgi/2587

お知らせ
Powered by