フジテレビ「夜のロックスタジオ」を見ました。全曲カバーで構成された番組で、出演アーティストとカバー楽曲は以下の通りでした。
出演ミュージシャン
(※出演者名 と「演奏曲」(オリジナル歌手名)です。)岡村靖幸 「※演奏曲未定」
キリンジ 「喝采」(ちあきなおみ)
夏川りみ 「秋桜」(山口百恵)
斉藤和義 「キャンディ」(原田真二)
カジヒデキ 「ジェニーはご機嫌ななめ」(ジューシィ・フルーツ)
つじあやの 「お世話になりました」(井上 順)
松本素生 (from GOING UNDER GROUND) 「初恋」(村下孝蔵)
Leyona 「時の過ぎゆくままに」(沢田研二)
ザ50回転ズ 「飾りじゃないのよ涙は」(中森明菜)
坂上 弘 「卒業」(尾崎 豊)司会:高島 彩(フジテレビアナウンサー)
この中で僕が注目したのは当然岡村靖幸。公式ページで「演奏曲未定」、司会の高島彩も岡村靖幸に関してだけは楽曲紹介をしていなかったので、彼だけ収録が遅れたのだと推定されます。そして岡村靖幸が歌ったのは、キャンディーズの「年下の男の子」。アコースティック・ギターの弾き語りで、声が出ないのがもどかしそうでしたが、紫の粘液がドロリと溢れ出すような彼らしいカバーでした。
カジヒデキは、近年ではPerfumeやCutie Paiもカバーしているテクノポップ・アンセム「ジェニーはご機嫌ななめ」を、フルートやサックス、スティール・パンも導入した、パンクを感じさせるバンド・サウンドで聴かせました。
ボーカルとウクレレだけで歌うつじあやのは、穏健ながら強固な個性の持ち主です。GOING UNDER GROUNDの松本素生は特に工夫のない弾き語りでしたが、「初恋」と声質の相性が良くて聴き応えがありました。
キリンジや斉藤和義は、原曲の歌手の個性的なボーカルを超えるようなアイデアがアレンジになかったのが残念です。
さて、最大の問題だったのは坂上弘。84歳の彼がティーンエイジャーの心を歌っていたのですが、歌い出しからリズムが狂っていてヒヤヒヤしました。年齢のわりには演歌のような歌い回しではなく、シャンソンのようだったことも印象的です。彼だけは他のアーティストとは別次元にいました。
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