小心者の杖日記

2007年10月31日

M.I.A.「KALA」

 M.I.A.「KALA」(→amazon.co.jp)は、スリランカ出身のシンガーソングライターのセカンド・アルバム。

 ヒップ・ホップを通過したエレクトロニック・ミュージックで、ビートへの飽くなき探求が世界を放浪しながら展開されています。新しいんだか古いんだかわからない骨太なサウンド。いや、特段新しくはないことは、TIMBALANDがプロデュースした「Come Around」の格段に練り込まれたサウンドを聴くと感じます。

 むしろ面白いのは、「Bamboo Banga」でスリランカ音楽をサンプリングしたり、「Bird Flu」でスリランカの打楽器が激しく鳴り響いたり、ストリングスを大々的に導入して「Jimmy」というインド映画音楽のカバーをしたりしている部分。スリランカにアイデンティティを置くミュージシャンのミクスチャー音楽として楽しめます。

 ただ、アフリカをテーマにした「20 Dollar」は、北アフリカ的なコブシも聴けるもののリズムが単純で、この点は探求の余地がまだ残されているように感じました。

 日本盤はボーナス・トラック3曲を収録。


M.I.A.「KALA」

[ CD ]
投稿者 munekata : 2007年10月31日 このエントリーをはてなブックマークに追加 Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 このエントリーをニフティクリップに追加 このエントリーをBuzzurlに追加 このエントリーをFC2ブックマークへ追加 このエントリーをnewsingへ追加 このエントリーをYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをイザ!ブックマークに追加
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