小心者の杖日記

2007年10月31日

Perfume@大須観音E.L.L.

 Perfumeのライヴ「感謝!感激!ポリ荒らし!〜あらためまして、Perfumeです〜」のため大須観音E.L.L.へ。大須観音とは名古屋で、また遠征をしてしまいました。名古屋から西へ向かう日も来るのでしょうか……。

 さて、今回のワンマンライヴで斬新だったのは、なんといっても中盤のダンスを中心としたパートでした。中田ヤスタカの制作した音ではないとすぐにわかるテクノが流れ出し、そのサウンドに違和感を抱いていると(とはいえ今日はパッパラー河合による『彼氏募集中』も披露されたのですが)、黒い衣装を着たPerfumeがそれぞれマネキンとともに登場。そしてマネキンに「モノクロームエフェクト」の衣装を着せはじめます。さらに、「会社の都合で」「事務所の方針で」「あ、でも基本的に自由なんで」「言われたことはきちんとやります」というようなPerfume自身の声が会場に響きました。まさにアイドルとしてのPerfumeをPerfume自身が相対化してしまった瞬間。誰がこんな恐ろしいアイデアを出したのでしょうか。そのサウンドと言葉のミックスには、「女性上位時代」の頃のピチカート・ファイヴも連想しました。

 そして、Perfumeはそれぞれに「Perfumeの掟」をマイクに向かって宣誓します。さらに、アメリカから帰国したというMIKIKOこと水野先生の振り付けによるダンスを、それぞれのメンバーの顔がプリントされた円筒形のオブジェを使いながら展開。ニューヨークの流行を取り入れたというそのダンスは、歌無しでも充分に見せるものがありました。素晴らしいパフォーマンス。

 今日はオープニングも秀逸でした。聴いたことのないイントロが流れ出したと思ったら、実は「ポリリズム」へとつながり、ステージの幕越しにPerfumeのシルエットが浮かび上がります。歌いだしても幕はなかなか上がらず、じらし具合がフロアの熱を一気に上昇させました。登場したPerfumeが着ていたのは、チェックの布地と銀の布地を混ぜた衣装で、「スターボーみたいだ」と思いましたが、それは我ながら適当な連想です。

 また、ステージ上の袖にノートパソコンに向かったスタッフがいて、彼が楽曲に本来はないエフェクトを加えていたようです。その加工はいささか過剰に思えましたが、前述のような演出も含め、ステージの趣向が凝らされてきているのを感じさせるライヴでした。

 「カウンターアトラクション」や「引力」といった楽曲を聴けたのも嬉しかったですが、アンコールの最後で遂に「SEVENTH HEAVEN」がライヴで初披露。MIKIKOらしい歌詞の世界をうまく取り入れたダンスでした。

 その「SEVENTH HEAVEN」を歌い終わってもMCは延々と続き、「ファンの人が作ってくれたTシャツをよく着ている」というような話から、「パワーパフ ガールズ」を模したTシャツの話題になったのですが、それはうさ山さんの作ったTシャツのことじゃないですか! その瞬間、ちょうどうさ山さんのTシャツを着ていた妻が飛び上がって全力でアピールしたところ、Perfumeから「着てるー!」とレスをもらうことができました。うさ山さんありがとうございます……。きっとシンジさんpinksunさんのTシャツも着られていることでしょう。ファン制作のTシャツもグッズとして売りたいぐらいだそうです。そういえば、今日はPerfumeの衣装が4種類も用意されていたのも泣けました。

 ちなみに、ハロウィンということでずっとカボチャのお面をかぶったままの人がいて、あ〜ちゃんが「この人、亀田興毅です!」というようなネタを言った後、爆笑する会場とは裏腹に「しまった!」という顔をしていたのがMCで一番面白かったです。

 また、今日は初めてPerfumeを見る人がかなり多かったことが挙手で判明。コールや振りコピをする人が少なかったのにも驚きました。レイヴ・パーティー化している東京とはかなり異なる雰囲気。ただ、初めてお会いできたnorさんいわく「名古屋はいつもこんなものですよ」とのことです。

 終了後は約20人で反省会。店が閉店するまで盛り上がりました。久しぶりに会うマイカタさんや、初対面できたガイさんと飲めたのも楽しかったです。あと、遠征組も多すぎです、僕ら夫婦も含めて。皆さんおつかれさまでした。


ニューシングル告知チラシ


Perfume「ポリリズム」(初回限定盤)(DVD付)

Perfume「ポリリズム」

Perfume「Perfume~Complete Best~」(DVD付)

RYUKYUDISKO「INSULARHYTHM」

 RYUKYUDISKO「INSULARHYTHM」(→amazon.co.jp)は、沖縄出身のテクノ・バンドの3枚目のオリジナル・フル・アルバム。

 BEAT CRUSADERS、MONGOL800、仲村奈月、KALEIDO、lichard.、KOTOMI、SHINICHI OSAWAなど、バンド、民謡歌手、DJなど様々なアーティストを迎えたコラボレーションが中心です。ソングライティングは大部分がRYUKYUDISKOによるもの。

 テクノのビートと三線が響くサウンドをベースに、コラボレーションしたアーティストのサウンドやボーカルが乗るというスタイルですが、予想外と言えるような化学反応が起きていないのは残念なところ。結局、豪快にスクラッチしまくる「Super Spin Spam」、タイトなビートが爽快に響く「TAIKO DISKO」、パンキッシュな「Cats & Dogs」、スケール感のある「dies ist Symphonie (season off)」といったRYUKYUDISKO単独の楽曲のほうが面白かったです。

 ただ、「ELEKIデKANADERU★MINYOヲUTAU feat. 仲村奈月」はアブストラクトなサウンドが印象的。また、SHINICHI OSAWAと共作した「Ami Nu Ku Tuu feat. SHINICHI OSAWA」の繊細なサウンド・プロダクションはコラボレーションの面白さを感じさせました。


RYUKYUDISKO「INSULARHYTHM」

[ CD ]

くるり「言葉はさんかく こころは四角」

 くるり「言葉はさんかく こころは四角」初回限定盤(→amazon.co.jp)は、映画「天然コケッコー」の主題歌にして、「ワルツを踊れ Tanz Walzer」(→amazon.co.jp)に収録されたものとは別バージョン。「ワルツを踊れ Tanz Walzer」は購入済みだったのに、映画「天然コケッコー」を見た後につい買ってしまいました。

 「言葉はさんかく こころは四角(single ver.)」は、ドラマティックなストリングスが前面に押し出されたサウンド。淡々とした中にせつなさが滲むボーカルとは対照的です。これだけ平易な言葉と覚えやすいメロディーで感傷を表現できる岸田繁のソングライティングの才能を改めて実感させられます。

 カップリングの2曲はアルバム未収録曲。Salyuとデュエットした「ウィーン5」、佐藤征史が歌うハードな「ブルー・ネイキッド・ブルー」を収録しています。

 初回限定盤のDVDは、映画のシーンを使用したビデオ・クリップ……ではなく、「ワルツを踊れ Tanz Walzer」のレコーディング・ドキュメンタリーを収録。約24分あるのですが、ウィーンの女性が見事にテルミンを演奏するシーンが見所です。


くるり「言葉はさんかく こころは四角」(初回限定盤)(DVD付)

[ CD ]

林未紀「アイドルになりたい。」

 林未紀「アイドルになりたい。」初回限定盤(→amazon.co.jp)はデビュー・シングル。2007年8月19日の「新Aiai Music Carnival vol.11 in AKIBA_SQUARE」で彼女を見て、あまりの美少女ぶりに負けて買いました。

 小西康陽のプロデュース、常盤響によるアート・ディレクションと、力が入った布陣で制作されています。「アイドルになりたい。」はいかにも小西康陽がアイドル向けに書いたという雰囲気の楽曲。彼が小倉優子に提供した「オンナのコ オトコのコ」に通じる楽曲です。野太い野郎の声で「ミキポン」コールが繰り返されるのが小西康陽の新境地でしょうか。

 驚いたのがカップリングの「マスカット ココナッツ バナナ メロン」で、なんとムーンライダーズのカバーです。トロピカルなアレンジ。こんな歌詞の楽曲を歌わせるところにも、限りなく悪趣味に近い小西康陽の遊び心を感じます。

 ブックレットは、ウエスト53センチを強調した常盤響撮影による写真ばかり。そんなに林未紀と常盤響の相性が良いとも思えないな……とDVDも見つつ思いました。

 それにしても、CD+DVDの初回限定盤が2415円(税込)というのは高すぎるんじゃないでしょうか。あと500円ぐらい足すとアルバムが買えてしまいます。


林未紀「アイドルになりたい。」初回限定盤(DVD付) 

鈴木亜美 joins 中田ヤスタカ(capsule)「FREE FREE / SUPER MUSIC MAKER」

 鈴木亜美 joins 中田ヤスタカ(capsule)「FREE FREE / SUPER MUSIC MAKER」CD+DVD(→amazon.co.jp)は、中田ヤスタカによる作詞、作曲、編曲、プロデュースのシングル。

 「FREE FREE」は、capsuleの感触に近いフロア志向のトラックに、容赦なくエフェクトをかけられた鈴木亜美のボーカルが乗る楽曲です。鈴木亜美の個性がどこら辺にあるのかわからなくなるほど、中田ヤスタカは攻めの姿勢。「SUPER MUSIC MAKER」のほうが歌モノっぽく、こちらをリード・トラックにしなかったことに驚きました。こちらは7分以上あるのですが。続く「FREE FREE(extended mix)」への流れは完全にDJ仕様のつなぎ方。これも7分以上あって、次の「SUPER MUSIC MAKER(radio edit)」へとつながります。中田ヤスタカの偏執狂っぷりが快感な4トラックです。

 DVDは「FREE FREE」のビデオ・クリップを収録。派手な電飾の中で踊り、寝転がる鈴木亜美と、モニタの中でクルクルと顔を回転させる中田ヤスタカの対比が見所です。


鈴木亜美 joins 中田ヤスタカ(capsule)「FREE FREE / SUPER MUSIC MAKER」CD+DVD

[ CD ]

HASYMO/Yellow Magic Orchestra「RESCUE / RYDEEN 79/07」

 HASYMO/Yellow Magic Orchestra「RESCUE / RYDEEN 79/07」(→amazon.co.jp)は、再々結成したYMOの別名義による2曲を1枚に収めたマキシ・シングル。

 HASYMO「RESCUE」はガムランっぽい音が細野晴臣の趣味かなと思ってしまう楽曲です。そしてサウンドが厚く、さすがの練り込み方。YMOの1993年作「テクノドン」収録曲以来の新曲で、あのアルバムの抽象的な楽曲たちに比べるとかなり歌モノ寄りです。

 Yellow Magic Orchestra「RYDEEN 79/07」は、音楽配信で先行リリースされた楽曲。エレクトロニカとアコースティック楽器による繊細なサウンド・プロダクションをCDではより明確に味わえます。

 2曲とも老成感のあるテクノ〜エレクトロニカですが、うまく時流をとらえたサウンドです。


HASYMO/Yellow Magic Orchestra「RESCUE / RYDEEN 79/07」

[ CD ]

toutou「toutouのアルバム」

 toutou「toutouのアルバム」(→amazon.co.jp)は、7曲入りCD+2曲入りDVDからなるファースト・ミニ・アルバム。

 ソニー時代にリリースされた楽曲で収録されているのは「ココロの問題」のみで、「お願い!プライムミニスター」にあったようなブルー・アイド・ソウル色はここにはありません。音楽的には普通のロックなのですが、それでも楽しめるのは非常に純度の高いスクールデイズ・ポップスだからです。学校を舞台にした他愛もない日常を描くキャッチーな楽曲たち。「すっぱいのはニガテ」「王者にGO!」はその代表例です。そうした楽曲をtoutouが歌える時間はそう長くは残っていないはずで、だからこそある種のせつなさも運んできます。

 僕が一番好きな楽曲は、いきなり宇宙へ行ってしまう「夢見るインベーダー」。直球ながらスケールの大きいアメリカン・ロックに乗って、たぶんプロツールスもAuto-Tuneも使われていないtoutouのボーカルが響くのが爽快です。Perfumeとは対極にある、生のアイドル・ポップス。こちらも魅力的です。


toutou「toutouのアルバム」

秀々「日本(ネオジャパネスク)」

 秀々「日本(ネオジャパネスク)」(→amazon.co.jp)は、三味線の石垣秀基と尺八の尾上秀樹によるユニットのデビュー・アルバム。

 「もらい泣き」、「RYDEEN」、「ソーラン節〜秀々バージョン」というカバーの選曲はどうかと思いましたが、若手の伝統音楽系ユニットは珍しいので買ってみました。かつてはヴィジュアル系バンドで活動していたという尾上秀樹が大半の楽曲を作っており、秀々の演奏は予想以上にスリリングです。

 一方、アレンジは一郷孝とともにしているのですが、三味線と尺八以外のほとんどはプログラミング。このプログラミングの音色のセンスが古いのはかなり残念です。「RYDEEN」はかなり頭の痛い状態になっているので、プログラミング抜きで三味線と尺八のみでやってほしかったところ。アルバム全体もアコースティック編成のほうが魅力的だったのではないでしょうか。


秀々「日本(ネオジャパネスク)」(DVD付)

[ CD ]

平野綾(泉こなた)、加藤英美里(柊かがみ)、福原香織(柊つかさ)、遠藤綾(高良みゆき)「もってけ!セーラーふくRe-Mix001〜7 burning Remixers〜」

 平野綾(泉こなた)、加藤英美里(柊かがみ)、福原香織(柊つかさ)、遠藤綾(高良みゆき)「もってけ!セーラーふくRe-Mix001〜7 burning Remixers〜」(→amazon.co.jp)は、オリコン週間ランキングで初登場2位を記録した「もってけ!セーラーふく」(→amazon.co.jp)のリミックス盤。このリミックス盤もオリコン週間ランキングで初登場3位でした。

 収録されているのは7トラック。ただし、深澤秀行が4曲のトラック・プロデューサーを兼ねているので、eicheph、baasjack、名無しさんは同一アーティストの変名なのかもしれません。

 一番良かったのは、baasjack「中の人on the floor mix」。低音を効かせ、ボーカルを加工し、不可思議な世界を生み出しています。原曲よりもBPMを落としているのも新鮮でした。

 柏森進@MOSAIC.WAV「-うんだかだ〜教の野望-」は、途中で原曲からどんどん遠ざかっていく構成が秀逸です。

 馬鹿馬鹿しくて気に入ったのが、小池雅也@4-EVER「祭みっくす!」。ほとんど白石みのる(白石稔)が一緒に歌っていて、サンバ風味から無駄に壮大なオーケストラへとサウンドが展開していきます。

 来兎「メタボ対策Mix」は、原曲のファンキーさに対抗しうるベース・ラインなのに、キーボードやギターの音がチープなのが惜しいです。

 総じてリミキサー陣はアキバ系周辺の人たちなので、まったく文化圏の異なるミュージシャンにリミックスを依頼したほうが面白かったのではないかと思います。なにしろ「もってけ!セーラーふく」は、アニソンの枠を超えたファンキーさを誇る強烈な楽曲なのですから。


平野綾(泉こなた)、加藤英美里(柊かがみ)、福原香織(柊つかさ)、遠藤綾(高良みゆき)「もってけ!セーラーふくRe-Mix001〜7 burning Remixers〜」

[ CD ]

Fruko Y Sus Tesos「The Early Recordings Of "Fruko Y Sus Tesos"」

 Fruko Y Sus Tesos「The Early Recordings Of "Fruko Y Sus Tesos"」は、コロンビアのサルサ・ミュージシャンの1970年代の音源を集めた編集盤。

 ラテンとはいえ、一聴してそのサイケデリックな音響に驚きました。そしてアフロ色の濃厚なグルーヴが渦巻く演奏。

 圧巻なのはアルバムの最初と最後を飾る「FULL SALSA PART 1」と「FULL SALSA PART 2」で、ともに13分以上。2曲とも、熱演の最中に突然リズム・チェンジが行われるのもユニークです。


Fruko Y Sus Tesos「The Early Recordings Of

[ CD ]

M.I.A.「KALA」

 M.I.A.「KALA」(→amazon.co.jp)は、スリランカ出身のシンガーソングライターのセカンド・アルバム。

 ヒップ・ホップを通過したエレクトロニック・ミュージックで、ビートへの飽くなき探求が世界を放浪しながら展開されています。新しいんだか古いんだかわからない骨太なサウンド。いや、特段新しくはないことは、TIMBALANDがプロデュースした「Come Around」の格段に練り込まれたサウンドを聴くと感じます。

 むしろ面白いのは、「Bamboo Banga」でスリランカ音楽をサンプリングしたり、「Bird Flu」でスリランカの打楽器が激しく鳴り響いたり、ストリングスを大々的に導入して「Jimmy」というインド映画音楽のカバーをしたりしている部分。スリランカにアイデンティティを置くミュージシャンのミクスチャー音楽として楽しめます。

 ただ、アフリカをテーマにした「20 Dollar」は、北アフリカ的なコブシも聴けるもののリズムが単純で、この点は探求の余地がまだ残されているように感じました。

 日本盤はボーナス・トラック3曲を収録。


M.I.A.「KALA」

[ CD ]

オムニバス「ぱにぽにだっしゅ!ボーカルベストアルバム 歌のザ・ベストテン」

 オムニバス「ぱにぽにだっしゅ!ボーカルベストアルバム 歌のザ・ベストテン」→amazon.co.jp)は、アニメ「ぱにぽにだっしゅ!」のボーカル曲を集めた2006年のアルバム。

 なんで今頃このCDを買ったかといいますと、「オープニングディレクターとしての尾石達也の作品集」に書いたように、「さよなら絶望先生」のオープニングに衝撃を受けて、シャフトの尾石達也がオープニングディレクターを担当した作品を見ていくうちに「ぱにぽにだっしゅ!」のオープニングへとたどりつき、そしてその楽曲も気に入ってしまったというわけです。

 このアルバムは「ザ・ベストテン」を模した構成で、キャラクターのトークの間に楽曲が挿入される構成。トロピカルな「ルーレット☆ルーレット」、サーフィン・サウンドの「黄色いバカンス」、物憂い雰囲気が不思議な魅力を放つ「少女Q」と歴代オープニング楽曲を収録しています。CDで聴くと「少女Q」はもっと低音を効かせてほしかったところ。

 他にも「ムーンライト・ラブ」、「にちようまにあ」で洒落たサウンドを聴くことができます。渡邊美佳、河合英嗣、菊谷知樹といった作家陣の名前を覚えておくことにしました。


オムニバス「ぱにぽにだっしゅ!ボーカルベストアルバム 歌のザ・ベストテン」

[ CD ]

2007年10月30日

宇多丸×掟ポルシェによるPerfume対談完全版を読売新聞が掲載

 読売新聞の公式サイトの「Pop Styleブログ」に、10月24日の夕刊にも掲載された、宇多丸×掟ポルシェによるPerfume対談の25000字完全版が掲載されました。Perfumeを古くから応援してきた功労者のふたりによるこの対談は、Perfumeをめぐる論考の中でもっとも重要なものでしょう。熟読の価値があります。

 ところで掟さんのこの発言。


そういう人たちが、握手会のたびに何度も握手するためにCDをいっぱい買うんです。彼らの一人が「Perfumeいいよ!」と布教のために配り歩いていたCDを1枚をもらって、それが「モノクロームエフェクト」(全国インディーズ2nd、04年3月発売)だったんです。


 これをあげたのがはたPさんなわけですね。


RHYMESTER「メイド イン ジャパン~THE BEST OF RHYMESTER~」(初回生産限定盤)(DVD付)

男は橋を使わない

2007年10月29日

青木あざみ「いつも。」11月2日発売

 日本の大家族シーンに衝撃を与えた青木家。その青木あざみさんの2冊目の著書「いつも。」(→amazon.co.jp)が、11月2日に竹書房から発売されます。竹書房さんのご厚意で先週ゲラをいただいて拝読したのですが、第2児・かなみちゃんの誕生の経緯も含め、まさにテレビ放送終了後の青木家について綴られた内容です。詳しい内容については、また別の場所でご紹介させていただきます。

 また、あとがきを書いているのはお父さんの青木信義さんなのですが、約20ページに及ぶ濃い内容。これを読むためだけにでも「いつも。」を買う価値はあると思います。
 

青木あざみ「いつも。」ゲラ


青木あざみ「いつも。」

Cutie Paiのインタビューを「All About」が掲載

 Cutie Paiのインタビュー記事「Cutie Pai〜魔法のお人形三人組」がAll Aboutに掲載されました。担当はもちろん四方宏明さん。


Cutie Pai:
はい、今日も魔法をつかって遊びにきちゃいました☆
どうぞ宜しくお願い致します!

ガイド:
先生、魔法にかかってしまいそうで、ちょっと心配です。


 そんな四方さんが魔法にかかりつつ、Cutie Paiの変遷についてインタビューしています。12月発売の「サイゾー」では、別の角度からのCutie Paiへの視点と撮り下ろし写真で対抗したいです。
 

Cutie Pai「cosmic少女」

Cutie Pai「ミュージック・ランデヴー」

Cutie Pai「70'」

[ 音楽 ]

2007年10月28日

畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ「わたしのうた」

 今日は、畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ「わたしのうた」(→amazon.co.jp)を聴いていました。


畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ「わたしのうた」

[ CD ]

MEG「OK」

 今日は、MEG「OK」(→amazon.co.jp)を聴いていました。中田ヤスタカによるプロデュース。

 ブログパーツも配布中です。



MEG「OK」

[ CD ]

2007年10月27日

あがた森魚@鶯谷東京キネマ倶楽部

 あがた森魚のライヴのため鶯谷の東京キネマ倶楽部へ。開演前にDVD付きツアー・パンフレットを買いました。

 佐藤敬子先生の思い出話から「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」へという始まり方は、10月13日にタワーレコード渋谷店で行われたインストア・イベントと同じ。しかし、今日はバンドの編成が非常にユニークで、サウンドの趣きが大きく異なりました。

 あがた森魚以外は、バイオリン兼トランペット兼マンドリンの武川雅寛、キーボード兼アコーディオンの高橋佳作、ベース兼アコースティック・ギターの田口昌由、パーカッション兼スティール・ギターの五十川清、カホン兼トライアングル兼パーカッションの舩坂綾乃、チューバの木村仁哉、ソプラノサックス兼クラリネットの松延耕資という独特の編成。最後の3人はチンチョルズのメンバーです。この編成がバッチリはまったのが、Luiz Gonzagaのカバー「白い翼」でした。

 そして、アルバム「Taruphology」(→amazon.co.jp)でブラジル北東部っぽく味付けされていた「東京節」や「骨」も、久保田麻琴がベース、鈴木慶一がボーカルで参加して、同様の趣向で披露。鈴木慶一が舞台の袖から現れたのに対して、久保田麻琴は客席から走ってきてステージに上がったのですが、それはPA卓でミックスをしていたからだそうです。どうりでエコーのかけ方が異常にうまいと思いました。

 「サブマリン」も、「乗物図鑑」のニューウェーヴ・バージョンとも、「Taruphology」のグナワ・バージョンとも異なる、妖しい香りを放つアラブ風のサウンドに変貌。これもライヴならではのサウンドでした。

 光永巌を迎えての「いとこ同志」や「百合コレクション」を聴けたのも収穫。後半では「赤色エレジー」も歌われました。

 アンコールは「大寒町」。そして2回目のアンコールは、久保田麻琴のエレキ・ギターのみをバックにした、ツジコノリコのカバー「あともう一回だけ」でした。じっくり聴くと、もはやあがた森魚のオリジナル曲のようです。

 会場に着くまでは台風でどうなることかと思いましたが、その風雨に耐えて行った甲斐のあるライヴでした。


あがた森魚「Taruphology」

NHK教育「電脳コイル」第22話

 NHK教育「電脳コイル」第22話を見ました。見終わった瞬間に、もう一度最初から見直してしまうほどの情報量です。

 今回は、ミチコさんやキラバグの正体、デンスケの秘密が明かされて、伏線の回収が進むと同時に、依然としてイマーゴは謎のまま。一方で、兄弟であることが確定した猫目とタケルの「父さん」や、「アンゴーロ」という新しい謎も出てきました。ところで猫目のタンクトップってなんか気になりませんか?

 さらに、ヤサコの祖父の部屋からストーリーが急展開。「4423」のカルテ、最初の電脳メガネ・メーカーであるコイルスとそのデバイスも登場し、後半のスピード感はかなりのものがありました。今回、スタートからアイキャッチまでは8分程度しかありません。

 一方で、今回は急速に距離が縮まったヤサコとイサコの心理描写が秀逸。また、ユーモアを混ぜつつも、終盤でまたアクション・シーンを展開する構成のうまさに唸らされました。

 で、唸ったところで来週は総集編です。そんな!


電脳コイル (1) 限定版

電脳コイル (2) 限定版

Kanye West「Graduation」

 Kanye West「Graduation」(→amazon.co.jp)はサード・アルバム。

 ソウル濃度は期待ほど高くはありませんでしたが、「I Wonder」を筆頭に歌の使い方が実に巧く、サウンド・プロダクションのアイデアのキレも前作以上です。

 「Stronger」は日本盤では「ダフト・パンク参加」と書かれていますが、実際にはDaft Punkの「Harder, Better, Faster, Stronger」のサンプリング。しかし、このサンプリングを全編で使っている大胆さがKanye Westらしいです。「Drunk And Hot Girls feat. Mos Def」の初期YMOのような東洋風エレクトロもユニーク。

 アートワークは村上隆。日本盤はボーナス・トラックを2曲収録しており、「Bittersweet Poetry feat. John Mayer」はスウィートな素晴らしい楽曲です。


Kanye West「Graduation」(期間限定特別価格)

[ CD ]

2007年10月26日

METROTRON RECORDS 20th anniversary "Music from AUTREY"@渋谷CLUB QUATTRO

 メトロトロン・レコードの20周年ライヴ「METROTRON RECORDS 20th anniversary "Music from AUTREY"」のために渋谷CLUB QUATTROへ。客入れ時もステージ転換時も、20周年を祝してひたすらにトニー谷が流され続けていました。

 冒頭は、鈴木博文直枝政広による政風会が登場。これには意表を突かれました。

 続いて、やはりトリでも良さそうなThe SUZUKI Specialが登場。メンバーは、鈴木慶一、鈴木博文に加えて、武川雅寛、青山陽一青木孝明川口義之夏秋文尚という7人編成でした。武川雅寛のバイオリンやトランペット、川口義之のサックスなどが良いアクセントに。僕がThe SUZUKIの楽曲で一番好きな「高架線上の魔人達」を最後に聴けたのが嬉しかったです。

 青山陽一、大田譲、西村哲也らによるグランドファザーズが事前告知なしで登場したときにはテンションが上がりましたね。今日は西村哲也が2曲を歌いました。

 謙遜しながら登場したのは加藤千晶。彼女のライヴでの演奏はやはりスウィング感に溢れていて爽快でした。彼女がメトロトロンからリリースした「ドロップ横丁」や「ライラックアパート一〇三」とは雰囲気がかなり変わりましたが、こういう変化は歓迎したいです。

 鈴木博文と美尾洋乃によるMio Fouは、「Mio Fou」に収録されていた「PIERROT LE FOU」で幕開け。力強さと麗しさをあわせもつ美尾洋乃のヴァイオリンと、鈴木博文のボーカルにしびれました。

 さて、トリは誰かというとカーネーション。今日は西池崇のみを加えた編成でした。メトロトロンからリリースされたデビュー・フル・アルバム「YOUNG WISE MEN」のタイトル曲でスタートしたのが泣かせます。途中で鈴木博文を迎えて演奏したのですが、そこで披露されたのは鈴木博文のソロ・デビュー・アルバム「Wan-Gan King」に収録されていた名曲「Fence」。最高でした。

 本編最後は、参加ミュージシャンが全員登場してのセッション。ここで僕は久しぶりに、現在のカーネーションの3人と、加藤千晶のバッキングをしていた元カーネーションの鳥羽修が同じステージで演奏するのを見ました。感慨深かったです。

 アンコールは、メトロトロンの社主である鈴木博文のアコースティック・ギターとハーモニカによる弾き語り。ではまた30周年で。

 終了後、1997年7月13日に九段会館で開催された10周年ライヴ「メトロトロン・ワークス」からもう10年が経ったのかとふと気づいて時の流れの早さに驚きました。そして、今日は久しぶりの友人知人に多く会えたこともあり、そうした出会いも含めて、メトロトロン関連アーティストがもたらしてくれた音楽の恵みに心の中で感謝。


政風会「政風会」

ムーンライダーズ「ムーン・オーヴァー・ザ・ローズバッド」

グランドファーザーズ「Golden Harvest」

加藤千晶「おせっかいカレンダー」

Mio Fou「Mio Fou II」

カーネーション「The Sounds of ROCK LOVE」

鈴木博文「Hirobumi Suzuki Live chronicle THE DOG DAYS」

2007年10月25日

「ネット幸福論」打ち上げ

 秋葉原でtakamackyさんテルくん「ネット幸福論」の打ち上げ。最初と最後に立ち会うのは、やはりこの3人でしょう。

 平日の夜でも意外と混んでいる秋葉原の駅で、テルくんはこう語りだしました。

 「インターネットで個性を磨く時代はもう終わり。これからはどれだけ没個性になれるかの競争。それに気づくのに4年かかった。」

 秋葉原の電気街口の店たちの原色のライトに照らされながら、次第に僕らは個性を失い、そして街のざわめきを構成するただの点になっていったのでした。


個性を捨てろ!型にはまれ!

[ 日常 ]

2007年10月24日

Music Knot Legend@恵比寿LIVE GATE TOKYO

 Cutie Paiが出演する「Music Knot Legend」のため恵比寿LIVE GATE TOKYOへ。

 このレポートは、アイドル文化に興味があり、うっかり「小心者の杖日記」を読んでいるような方にはかなり重要な内容だと思います。というかCutie Paiが重要です。

 佳織みちると矢田みこのMCに紹介されて登場したCutie Paiは、キラキラと輝き、ヒラヒラと揺れる衣装。そして、「キューティーらんど」から来た「お人形」として、徹底してコンセプチュアルなステージを展開します。「魔法で130円で切符を買って電車に乗ってきた」というようなトークには思わず笑ってしまいました。

 しかし、彼女たちは決して操られているという意味での「お人形」ではありません。全楽曲の作詞、作曲を手掛けるメンバーのまゆちゃんによるキャッチーなメロディ、独自の世界観を構築するのに充分な語彙を持つ歌詞と、彼女のソングライティングの才能を確認するのに充分なライヴでした。

 僕が最初にCutie Paiに衝撃を受けたのは、低音の効いた強力なテクノポップ・ナンバー「ミュージック・ランデヴー」と、その12分以上に及ぶリミックス。その「ミュージック・ランデヴー」を今日聴けたことは嬉しく、妻はそこで泣きそうになったと語っていました。かく言う僕も、美しいサビのメロディーを持つ「cosmic少女」を聴いていて泣きそうになったのです。

 そして、メンバーのきわサンの振り付けによる、Cutie Paiの気合の入ったダンス。今日は、「大人の科学」付録のテルミンをカスタマイズした「まゆミン」こそありませんでしたが、まゆちゃんがmicroKORGを前にして見せる独特のモーションにも、非常に魅惑的なものを感じました。

 今日は予想以上にテクノポップ色が強いセットリスト。まゆちゃんがファンを「キューティー・マニア」と呼ぶのは、かつて小西康陽がピチカート・ファイヴのファンを「ピチカート・マニア」と呼んだことを連想させます。渋谷系の後追い世代である彼女たちを、最近の流行の「アキシブ系」という言葉で形容することもできるでしょう。しかし、そうした文脈にとどまらない強烈な何かを感じました。

 いわばCutie Paiは、アーティストぶるようなアイドルとはまったく逆の、アイドルを指向するアーティスト。かつてモーニング娘。のクラブ・イベントである「爆音娘。」でPerfumeを知ったのが必然だったように、Perfumeの現場で会う仲間たちからCutie Paiを知ったのも必然だと確信しました。前述のアイドルたちと同様に、Cutie Paiもまた既存のアイドルの枠からはみ出す要素を内包する存在なのですから。それでいて、まゆちゃん、きわサン、チッチの3人を単純に「可愛い!」と言って楽しむこともできるグループです。

 「777」シリーズなど、ここに書ききれないCutie Paiの活動の特異性は、彼女たち自身の言葉とともに12月発売の「サイゾー」で紹介したいと思います。

 ライヴ終了後は、物販でシングル「70'」とメンバー全員の写真を購入。そして、aniotaさんRJFKさんautomanさんうさ山さんコーテルさんmoteciさんゆうぎ王さんと僕という9人で反省会です。そこでふと気づくと、全員がメガネ着用でした。きっと、メガネ・フェチを自称するまゆちゃんの魔法がかかっていたのでしょう。たぶん「キューティーらんど」は実在します。


Cutie Pai「cosmic少女」

Cutie Pai「ミュージック・ランデヴー」

Cutie Pai「70'」

上妻宏光「蒼風」

 上妻宏光「蒼風」(→amazon.co.jp)は津軽三味線奏者のアルバム。

 11曲中7曲が彼自身による作曲です。3曲で韓国のPURIと共演しており、ベースの入った「我風」「祝い歌〜天地開闢〜」が特にファンキー。吉見征樹がタブラで参加した「焔 -ほむら-」もスリリングです。上妻宏光の津軽三味線だけをバックに朝崎郁恵が唄う「月ぬ美らさん夜」は胸に沁みるトラック。

 他にも、オカリナ、ホーミー、馬頭琴、ウード、ハープ、バイオリン(太田惠資)といった和楽器、洋楽器、民族楽器が入り乱れた構成ですが、上妻宏光の津軽三味線はしっかりとした存在感を発揮しています。アジア全体を視野に入れた、スケールの大きいサウンド・プロダクションです。

 ラストを飾る「蒼乱節」は、ベース、パーカッション、和太鼓、筝という編成による刺激的なサウンド。朝崎郁恵の唄を目当てに買ったアルバムですが、期待以上の内容でした。津軽三味線のアルバムとしてかなりの秀作だと思います。


上妻宏光「蒼風」

[ CD ]

オムニバス「bossa nova 1991: shibuya scene retrospective」

 オムニバス「bossa nova 1991: shibuya scene retrospective」→amazon.co.jp)は、小西康陽選曲による渋谷系コンピレーション盤。アート・ディレクションはコンテムポラリー・プロダクションの信藤三雄です。

 ジャケットを開くと小さなブックレットが入っていて、そこには小西康陽による長い解説が書かれています。それを開いた瞬間に、渋谷系という言葉に関する彼の音楽観を綴った小説のような世界へと導かれるのがこの編集盤の特徴です。

 その解説などには各曲のリリース年が明記されていませんが、これは意図的なものかもしれません。このCDは、1990年代の楽曲を中心にしつつも、実は2000年以降の楽曲も多数収録しています。

 Disc 1はカヒミ・カリィを3曲収録。解説では言葉少なに、彼女と小山田圭吾、モーマスとの関係性が述べられています。Disc 1はリアルタイム渋谷系の代表格が中心。

 小西康陽は、サニーデイ・サービスについて甲斐バンドや斉藤哲夫との共通点を指摘したり、小沢健二の「球体が奏でる音楽」についてロック・スピリットがあると評したりと、刺激的な考察をしています。そうした楽曲を収録したDisc 2は、これまで渋谷系の文脈で語られてこなかったアーティストも数多く収録しています。そこにかつての渋谷系の持っていた発掘精神の実践を感じました。

 DJ仕様のように各曲をつないではいないものの、曲間が極端に短いこともある大胆な編集も小西康陽らしいです。


オムニバス「bossa nova 1991: shibuya scene retrospective」

[ CD ]

yanokami「yanokami」

 yanokami「yanokami」(→amazon.co.jp)は、矢野顕子とレイ・ハラカミによるユニットのデビュー・アルバム。

 プロデュースとアレンジはレイ・ハラカミが担当しています。すでに発表されている矢野顕子の楽曲が中心で、細野晴臣の「終りの季節」「恋は桃色」などカバーも収録。矢野顕子とレイ・ハラカミの共作によるインストルメンタル「Full Bloom」もあります。

 矢野顕子の2004年作「ホントのきもち」(→amazon.co.jp)でもレイ・ハラカミが2曲をプロデュースしていましたが、その「Too Good to be True」「Night Train Home」も新たなアレンジで収録。繊細さと大胆さが増していて、良い意味で遠慮がなくなったように感じました。

 レイ・ハラカミのプログラミングは、原曲にない色彩を加えて、興奮や叙情を生み出します。矢野顕子のピアノとともにジャズのフィーリングを感じさせる「気球に乗って」、矢野顕子のボーカルの魅力がいかされた「恋は桃色」が特に良かったです。


yanokami「yanokami」

[ CD ]

二階堂和美、トクマルシューゴ、赤犬、「にほんのうた 第一集」、「服部良一〜生誕100周年記念トリビュート・アルバム〜」、岡村靖幸、モーニング娘。、あがた森魚、Caetano Veloso、JOSE ANTNIO MENDEZ、JALAL EL HAMDAOUI

 二階堂和美「ハミング・スイッチ」(→amazon.co.jp)、トクマルシューゴ「EXIT」(→amazon.co.jp)、赤犬「あか犬」(→amazon.co.jp)、オムニバス「にほんのうた 第一集」→amazon.co.jp)、オムニバス「服部良一〜生誕100周年記念トリビュート・アルバム〜」→amazon.co.jp)、岡村靖幸「Me-imi Premium Edition」(→amazon.co.jp)、モーニング娘。「ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜」初回限定盤(→amazon.co.jp)、あがた森魚「バンドネオンの豹+2」(→amazon.co.jp)「バンドネオンの豹と青猫+4」(→amazon.co.jp)「ミッキーオの伝説+1」(→amazon.co.jp)、Caetano Veloso「multishow ao vivo ce(セー・ライヴ)」(→amazon.co.jp)、JOSE ANTNIO MENDEZ「CANTA SOLO PARA ENAMORADOS(フィーリンの誕生)」(→amazon.co.jp)、JALAL EL HAMDAOUI「REGGDIATES VOL.4」購入。

 モーニング娘。「ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜」はCD2枚+DVD1枚からなる初回限定盤を買いましたが、DVDに何が収録されているかはパッケージからはわからない謎の仕様。

 あがた森魚の3作品は、最新リマスタリング音源、紙ジャケット仕様で、それぞれボーナス・トラックを加えた再発盤です。

 JOSE ANTNIO MENDEZ「CANTA SOLO PARA ENAMORADOS(フィーリンの誕生)」は、EL SUR RECORDSのレーベルの第一弾で、EL SUR RECORDSで買うと特典CD-Rをもらえます。


二階堂和美「ハミング・スイッチ」

トクマルシューゴ「EXIT」

赤犬「あか犬」

オムニバス「にほんのうた 第一集」

オムニバス「服部良一〜生誕100周年記念トリビュート・アルバム〜」

岡村靖幸「Me-imi Premium Edition」

モーニング娘。「ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜」初回限定盤(DVD付)

あがた森魚「バンドネオンの豹+2」(紙ジャケット仕様)

あがた森魚「バンドネオンの豹と青猫+4」(紙ジャケット仕様)

あがた森魚「ミッキーオの伝説+1」(紙ジャケット仕様)

Caetano Veloso「multishow ao vivo ce(セー・ライヴ)」

JOSE ANTNIO MENDEZ「CANTA SOLO PARA ENAMORADOS(フィーリンの誕生)」

JALAL EL HAMDAOUI「REGGDIATES VOL.4」

[ CD ]

2007年10月23日

Cutie Paiにインタビュー取材

 Cutie Paiの皆さんにインフォバーンでインタビュー取材。さらに渋谷のセンター街などでの写真撮影も行われ、見慣れた渋谷の風景もCutie Paiの皆さんの笑顔とともにキューティーらんどに一変したのでした。記事は次の次の号、つまり11月発売ではなく12月発売の「サイゾー」に掲載されます。


Cutie Pai「cosmic少女」

Cutie Pai「ミュージック・ランデヴー」

クレイジーケンバンド「SOUL電波」

 クレイジーケンバンド「SOUL電波」(→amazon.co.jp)は9枚目のオリジナル・アルバム。この作品から流通がエイベックス・マーケティングに変わりました。

 「てんやわんやですよ」が大ヒットした後だけに直球のソウル路線になるのかと思っていましたが、ジャジーな「プレイボーイ革命」、南洋ムードを混ぜた「TIKI TIKI TROPICAL KINGDOM」、インド音楽の要素をブチ込んだ「ヒルトップ・モーテル」、チャイニーズ・テイストの「路面電車」、レゲエの「RISE & SHINE」「SUMMER TIME」、ジャズ・ファンクの「LADY MUSTANG」と、相変わらず精力絶倫のミクスチャーぶりでした。「てんやわんやですよ」も、ソリッドさと粘つくようなファンキーさが同居するバージョンになっています。

 そして胸に残るのが、「タオル」「生きる。」といった美しいメロディーの楽曲たち。ラストを飾る「RESPECT! OTOSAN」の歌詞も泣けました。


クレイジーケンバンド「SOUL電波」

[ CD ]

榎本俊二、幸村誠

 榎本俊二「ムーたち」第2巻(→amazon.co.jp)、幸村誠「ヴィンランド・サガ」第5巻(→amazon.co.jp)購入。

 なお、榎本俊二は大阪と新宿でサイン会を開催予定です。大至急「モーニング | 『ムーたち』単行本第2巻発売記念〈サイン会〉開催のお知らせ」をチェックしてください。紀伊國屋書店新宿本店Forestの整理券は、普通の長方形ではなく平行四辺形で、見ているだけで気持ちが不安定になってきます……。


榎本俊二「ムーたち」第2巻

幸村誠「ヴィンランド・サガ」第5巻

Perfume、2008年1月に新曲発売

 Perfumeが2008年1月に新曲を発売することがCBC「Perfumeのパンパカパーティ」で発表されました。

 冒頭からいきなり解散を匂わせる雰囲気で始まり、ファンが戦慄したところで、この新曲リリースの発表。僕はリアルタイムで聴いていなかったので、リアルタイムで聞いていた人々がTwitterで騒然としているのを目にして何事かと思っていました。

 というわけで、中田ヤスタカがPerfumeでは次はどう打って出てくるか楽しみです。


Perfume「ポリリズム」(初回限定盤)(DVD付)

Perfume「ポリリズム」

Perfume「Perfume~Complete Best~」(DVD付)

[ CD , Perfume ]

初音ミクオリジナル曲 「ハジメテノオト(Fullバージョン)」

 TBS「アッコにおまかせ」での報道、一部検索エンジンの画像検索で表示されないなど、騒動が続く音声合成ソフトウェア「初音ミク」。それを活用したオリジナル曲も次々とニコニコ動画で発表されていますが、特に 「ハジメテノオト(Fullバージョン)」が気に入ったのでご紹介します。



 「Packaged」も好きです。



 オリジナル曲で最初に気に入った「みくみくにしてあげる♪」も貼っておきますね。



VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU

[ 音楽 ]

「MUSIC MAGAZINE」11月号

 「MUSIC MAGAZINE」11月号(→amazon.co.jp)では、巻頭カラー「Tune In!」でPerfumeの紹介、多羅尾伴内楽團「多羅尾伴内楽團Vol.1&Vol.2 30th Anniversary Edition」(→amazon.co.jp)のアルバム評、Teteのライヴ評を執筆しています。

 また、今月号では僭越ながら著者紹介のページ「よこがお」で紹介していただきました。僕の音楽遍歴などに1ページを費やしていただいて恐縮至極です。ご笑覧いただければ幸いです。


「MUSIC MAGAZINE」11月号

2007年10月22日

フジテレビ「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」

 フジテレビ「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」を見ました。遂に地上波ゴールデンタイムにPerfumeが登場です。

 共演はBoA、木村カエラ、RIZE、ET-KINGで、「豪華5アーティスト」と銘打たれた中にPerfumeがいたのが実に感慨深かったです。他のアーティストと一緒にスタジオに登場するシーンでちょっと緊張した表情だったかしゆか、トークをいつものノリで展開してダウンタウンから快調にツッコミを受けていたあ〜ちゃん、そんなあ〜ちゃんのトークを積極的にサポートしていたのっち。3人とも頑張っていました。

 歌は、フジテレビが新たに建てた湾岸スタジオの屋上にて。青空をバックに歌うPerfume。このショート・バージョンだと「ポリリズム」の音楽的な面白さは伝わりにくいので、興味を持った方はぜひCDを買うことをおすすめします。

 余談ですが、フジテレビの湾岸スタジオって、ムーンライダーズの鈴木博文さんの湾岸スタジオと名前が同じで紛らわしいですねぇ。


Perfume「ポリリズム」(初回限定盤)(DVD付)

Perfume「ポリリズム」

Perfume「Perfume~Complete Best~」(DVD付)

いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー「アワー・コネクション」

 いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー「アワー・コネクション」(→amazon.co.jp)は、1977年の作品にデジタル・リマスタリングを施した再発盤。

 参加しているのは、細野晴臣、鈴木茂、林立夫によるティン・パン・アレイに加え、矢野顕子、岡田徹、佐藤博、羽田健太郎、ジェイクH.コンセプション、浜口茂外也、吉川忠英、吉田美奈子、山下達郎と、つい全員の名前を書いてしまうほど豪華なメンバーです。作曲は細野晴臣と萩田光雄、作詞は全曲橋本淳。

 久しぶりに「私自身」も聴きましたが、タイトなリズムに乗る語りと歌がやはり最高にクールです。ストリングに包まれた「ひとり旅」や「ムーン・ライト」、ブラスが響く「ダンシング」も洒落たサウンド。「ウィンター・コンサート」ではスライド・ギターとオルガンが心地良いです。

 萩田光雄の歌謡曲テイストに対して、細野晴臣がシティ・ポップスを展開していて、作家の個性の違いが際立っていつつも、全体的には非常に洗練されたサウンドのアルバム。名盤です。


いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー「アワー・コネクション」

[ CD ]

Berryz工房「4th 愛のなんちゃら指数」

 Berryz工房「4th 愛のなんちゃら指数」初回生産限定盤(→amazon.co.jp)は4枚目のフル・アルバム。

 間奏のリズムがディスコな湯浅公一編曲の「胸さわぎスカーレット」、凝ったメロディー・ラインをストリングスやコーラスが彩る鈴木俊介編曲のミディアム・ナンバー「VERY BEAUTY」、ドゥーワップを取り入れた鈴木俊介編曲の「笑っちゃおうよ BOYFRIEND」など、やはりシングル曲のクオリティが高いです。

 ただ、「桜→入学式」など、全体的につんく♂のソングライティングが復調してきた印象も受けました。 「サクラハラクサ」は田中直編曲による直球すぎるテクノですが、このぐらいサウンドのバラエティがあったほうが良いのかもしれません。

 初回生産限定盤のDVDは、「胸さわぎスカーレット」「VERY BEAUTY」「笑っちゃおうよ BOYFRIEND」のライヴ映像を収録。


Berryz工房「4th 愛のなんちゃら指数」初回生産限定盤(DVD付)

曽我部恵一「blue」

 曽我部恵一「blue」(→amazon.co.jp)は、7枚目のオリジナル・ソロ・アルバム。

 冒頭の「朝日のあたる街」で、「ブルーな彼」という一節が歌われた瞬間、ひとつの世界が生まれて、ひとつのドラマが始まることを感じさせる音世界が広がります。快感。終盤の展開も、決して目新しいわけではないのに新鮮です。こうした、手法的には新しくないのにフレッシュな音楽を作れる点が曽我部恵一というアーティストの才能でしょう。

 「サマー'71」にも同様の気持ち良さを感じました。楽曲も粒揃いの佳作です。


曽我部恵一「blue」

[ CD ]

2007年10月21日

磯光雄監督「電脳コイル」第1巻限定版

 磯光雄監督「電脳コイル」第1巻限定版(→amazon.co.jp)購入。届いたのはすでに発売されている第1巻のみですが、第2巻(→amazon.co.jp)、第3巻(→amazon.co.jp)、第4巻(→amazon.co.jp)、第5巻(→amazon.co.jp)の限定版も予約済みです。

 磯光雄は自身のサイトで、第2話まで放送された時点で「この作品は割とずぼらな作品です」と書いているのですが、改めて最初から見直すと、どこがずぼらなのかさっぱりわかりません。第1話で、ヤサコと京子がファーストフード店にいるシーンでは、店の奥に猫目、そしてその横にたぶんタケルがいて、窓側にはオバちゃんの姿がすでにあります。伏線がビシッとはられた場面です。第1話では、オヤジによるデンスケの救出シーンがスリリング。

 第2話では、鳥居、4423といった重要な要素が登場するほか、デンスケの身体に「Cドメインにリンクしました」という文字が表示されており、これも後への伏線になっています。第1巻に収録されているのはここまで。

 特典ディスク「電脳コイルができるまで」には記者会見やメイキング映像などが収録されています。

 限定版はDVDと絵コンテのセットです。細かい部分にはあえて触れませんが、映像になかったシーンがあったり、重要なセリフの改変がわかったりと、絵コンテなんて初めて見る僕にも面白い内容でした。


磯光雄監督「電脳コイル」第1巻限定版

2007年10月20日

サイトウさん、ななさわさん結婚パーティー

 サイトウさんななさわさん結婚パーティーへ夫婦でうかがいました。

 会場に入るといきなりメイドさんが6人も! しかもよく見るとひとりは男性! そんな中で乾杯が行われ、DJもスタート。DJはたぶんみんなSabacoの常連さんなので、さすがアナログ盤使用率が高いです。そして船型のケーキへ入刀。

 飲んだり食べたりして油断していたら、「では『俺がインターネットだ!』でおなじみの宗像明将さんからご挨拶を」と、いきなり司会の方から挨拶のトップバッターに指名されて動揺しました。そもそもそんなこと言ってないって!

 ともあれ、サイトウさんとは1998年からの付き合いで、ななさわさんを初めて紹介されたのは2004年9月11日の飲み会でのこと。そのとき同席した他のメンバーは夫婦ばかりで、唯一の例外がサイトウさんとななさわさんでした。そこで、ななさわさんについてサイトウさんに聞いたら「腐女子」と答えられたものです。そのふたりがこうして結婚することができて良かった……というような話をさせてもらいました(年月日は今過去ログで調べたのですが)。

 その後、新婦のお色直しを挟んで、ふたりの経歴と結婚までのあらましの紹介に。というか、結婚パーティーで高橋メソッドが使われるのを初めて見ました。プロポーズはSkypeだったとか、効率的に頭に入ってしまいます。

 それからバルコニーに出るようにうながされ、お店の所有する船を見て人々が「Nice boat.」と口々に話していたところ、いきなり打ち上げ花火が! 記念すべき日はこうして華やかに締めくくられました。

 というわけで、サイトウさん、ななさわさん、おめでとうございます。お幸せに!


Nackyさん持ち込みのDJ機器

船型ケーキに入刀

メイドさんに見送られてお色直しへ

プロポーズ方法を高橋メソッドで解説

Nice boat.

打ち上げ花火

小島アジコ「となりの801ちゃん」

[ 日常 ]

NHK教育「電脳コイル」第21話

 NHK「電脳コイル」第21話を見ました。なんだか最近は、繰り返し2回以上見るのが当たり前になっています。

 今週は、ヤサコたちが通っていた小学校と駅向かいの小学校とが合併されて新展開……って残り5回なのに。統合された小学校には、イサコを追い込もうとする勢力がいて、また新たな謎が出てきます。しかもイサコは、兄に関する記憶が捏造されたものの可能性が出てきて、ますますストーリーが予測できなくなってきました。今回は、そうしたイサコの心理描写が強力。

 従来の「メガマス」に加えて、「金沢」「メモリアル」も重要なキーワードとして新たに浮上。そしてタケルの存在が意味深です。物語は収束に向かっているのだろうかと思うほど、先が見えない展開になっています。


電脳コイル (1) 限定版

電脳コイル (2) 限定版

ソニンのファンに復帰します

 元EE JUMPのユウキが起こした事件の余波がソニンのもとへも波及するのを目の前にして、まだ自分の中にソニンへのファン精神が残っていることに気づきました。覚醒した。

 そもそもEE JUMPからソニンのソロへの流れは、スキャンダルと危機と試練の繰り返しでした。その流れの中に、僕を一気に彼女の虜にした「日韓570キロマラソン」や「ドミノ6万個」なども存在します。

 今回の事件は、2005年の「あすなろ銀河」(→amazon.co.jp)以来、大沢あかねとのユニット・tomboyとしてソニンがやっと2年ぶりにCDをリリースできる「Superstar」(→amazon.co.jp)の発売を11月14日にひかえた時期に起こりました。しかし、きっともはやソニンにはそんな不意の突風は関係ないでしょう。僕もtomboyの「Superstar」を買います。付け加えるなら、歌手デビュー7周年おめでとう

 たとえソニンの歌手活動が以前に比べて減り、ライヴ会場で熱狂することがなくなったとしても、たとえソニンのファンが総力戦で執筆した、北尾修一編集長時代最後の「Quick Japan」にしてソニン特集が組まれた2003年の「Quick Japan」Vol.50(→amazon.co.jp)の頃のような盛り上がりがもうなかったとしても、ソニンのファンでいようと思います。

 というわけで、Sonim Blogを2年4ヶ月ぶりに更新しました。


tomboy「Superstar」(DVD付)

TBS「NEWS23 金曜深夜便 岡村靖幸」

 TBSで放映された「NEWS23 金曜深夜便 岡村靖幸」を見ました。2004年11月に「NEWS23」に出演したもののその後逮捕されて実刑を受け、そして今年復帰した岡村靖幸を追ったドキュメンタリーです。

 2007年9月30日のタワーレコード渋谷店でのミニ・ライヴの映像も流れていて、あの日TBSのカメラが入っていたことを知りました。そして、岡村靖幸の所属レコード会社であるDef Jam Japanのレーベルヘッドとして登場したのは近藤雅信さん。東芝EMI時代のムーンライダーズをA&Rプロデューサーとして担当し、ムーンライダーズの映画「マニアの受難」(→amazon.co.jp)にも登場する人物です。これには驚きました。

 コーナーの終盤で披露されたのは、最新シングル「はっきりもっと勇敢になって」(→amazon.co.jp)。その歌詞は、事件への見事な回答になっていて感銘を受けました。グランド・ピアノで弾き語りをする岡村靖幸と、4人の女性コーラス。岡村靖幸のボーカルは、落ち着いて歌うぶんには安定しています。彼らの歌声はゴスペルのように響きました。

 「行動とかやっていく事でしか説得力がないのかもしれませんね」という言葉で終わったこのコーナーはほんの10分ほど。しかし胸に重く残るものがありました。

 最近ひとつ気になっているのは、岡村靖幸の音楽とともに青春を過ごした僕のような世代ではない若い人に、岡村靖幸がどう見えているのだろうかということ。ボーカルを復調させて、また新しい衝撃をシーンにもたらしてほしいものです。


はっきりもっと勇敢になって

玉置浩二「惑星」

 玉置浩二「惑星」初回生産限定盤(→amazon.co.jp)は12枚目のソロ・アルバム。初回生産限定盤のみ紙ジャケット仕様です。

 驚いたのは、インストルメンタルを除く全曲の作詞を松井五郎が手掛けていること。「だんだんとわかるさ」のみ松井五郎と玉置浩二の共作です。また、3曲の作曲は玉置浩二と矢萩渉の共作。矢萩渉はエレキ・ギターやプログラミングも手掛け、安藤さと子とともにコ・プロデュースを担当するなど、ソロ・アルバムにしては安全地帯の関係者が関わっている比率が高い作品です。

 しかし見方を変えれば、信頼できる仲間とともに制作したアルバムなのでしょう。メロディー・メイカーとしての卓越した才能、ボーカリストとしての魅力は相変わらずです。爆発するようなテンションの楽曲がないのは残念ですが、フォーキーな感覚に満ちたものからソリッドなものまで、熟成されたロックを堪能できます。

 初回生産限定盤は、「惑星」のビデオ・クリップと、そのメイキング「Document in Hokkaido 2007」を収録。


玉置浩二「惑星」初回生産限定盤(DVD付)

[ CD ]

2007年10月19日

樋口ヒロユキ「死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学」

 樋口ヒロユキ「死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学」(→amazon.co.jp)は、ゴシック・ロリータとその周辺文化についての書籍。

 混同されがちですが、ゴシック・ロリータ(ゴスロリ)、ゴシック、ロリータはそれぞれ概念が異なるもの。そのことを著者はまず明確にしつつ、ゴシック文化の背景を解き明かしていきます。納得させられたのは、ゴシックが建築、文学などのアートの文脈から派生しながら現在では別の次元にある文化だということ。ゴシックの起源を、ゴシック建築にまで立ち返り、具体例を挙げながら解説していきます。

 そして、人形、SM、寺山修司、グロテスクという周辺文化もレポート。この中でも特に興味深かったのは、まず一般的には単純に右翼のイメージが強い三島由紀夫についてSMの章で触れ、彼の天皇への強烈なマゾヒズムを指摘している点です。僕自身の三島由紀夫についての認識を大きく変えるのに充分な説得力がありました。

 また、面白いのが、1998年に青森市内で開催された天井桟敷再結成公演「人力飛行機ソロモン」のレポート。市内を劇場として、観客をも演劇を構成する一部として巻き込み、虚構と現実が侵食しあうメタ構造の「演劇」のユニークさがリアルに伝わってきます。

 そして、本書のひとつの目玉というべきなのが「秘密結社★少女椿団」の結成までの経緯。丸尾末広のマンガを原作にして、原田浩がひとりで1時間弱の作品の原画を制作したアニメ「少女椿」は、その内容などから国内での上映が禁止されてしまいます。それをなんとか再上映するために、樋口ヒロユキが奮闘し、最終的に300人になった「秘密結社★少女椿団」を前に上映するまでのドキュメンタリー。業の深い作品を上映するために因果な人々が集まる過程を描いた痛快な物語です。

 一点だけ気になったのは、オタクとゴスロリとの関係を語るときに、やおいがゴスロリ中心のもののようにも読めてしまう点で、こうしたオタク文化への目配せはやや甘い気がしました。

 とはいえ、研究のみならず数多くの「フィールド・ワーク」が記録された本書は、ゴシック・ロリータとその周辺文化を鮮やかに浮き彫りにする本として非常に読み応えがあります。当たり前のことですが、よくわからないことについて丁寧に、そしていきいきと解説してくれる本ほど面白いものです。

 「俺」「連中」といった荒っぽい言葉を使いつつも、全体として美文で綴られている点も特筆したいです。

 そして、本書を貫いているのは、聖なるものを汚すことによってこそ、より高い聖性を享受できるという視点。善なるものに挑戦することによってより真実に近づけるという姿勢に貫かれた本書は、極めて同時代的かつ挑発的な内容でした。


樋口ヒロユキ「死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学」

[ 書籍 ]

PerfumeのCM3バージョンがNHKのサイトで公開中

 PerfumeのリサイクルキャンペーンCMの3バージョンが、NHKの「『明日のエコでは まにあわない。』〜地球だい好き 環境キャンペーン〜」で公開中です。

 公開されているのは、NHK限定バージョンの「30秒[A]バージョン」、「30秒[B]バージョン」、15秒バージョン。「30秒[B]バージョン」以外は、初めて見た気がします。


Perfume「ポリリズム」(初回限定盤)(DVD付)

Perfume「ポリリズム」

Perfume「Perfume~Complete Best~」(DVD付)

2007年10月18日

政風会にインタビュー取材

 MOONRIDERS DIVISIONで、10月26日発売に「政風会」(→amazon.co.jp)をリリースする政風会鈴木博文さん直枝政広さんにインタビュー取材。長年お付き合いさせていただいているおふたりですが、「政風会」としてのおふたりに取材するのは初めてなのでなんだか不思議な気分でした。記事は「MUSIC MAGAZINE」に掲載されます。


政風会「政風会」

「サイゾー」11月号

 「サイゾー」11月号(→amazon.co.jp)では、特集「スキャンダルの経済学」で記事を執筆しています。同特集で岡沢宏志さんもサイゾー・デビュー。


「サイゾー」11月号

2007年10月17日

政風会「政風会」

 今日は、10月26日発売の政風会「政風会」(→amazon.co.jp)を聴いていました。ムーンライダーズの鈴木博文とカーネーションの直枝政広によるユニットの、結成22年にして初のフル・アルバム。


政風会「政風会」

[ CD ]

外人部隊「RAINBOW ON THE FRONT -虹色の衝撃-」

 今日は、10月24日発売の外人部隊「RAINBOW ON THE FRONT -虹色の衝撃-」(→amazon.co.jp)を聴いていました。永井ルイACKOマーク・マクランによるバンドのデビュー・アルバム。


外人部隊「RAINBOW ON THE FRONT -虹色の衝撃-」


[ CD ]

鳥居みゆき

 もう何度見たのだろう……。ここ数日で、何回見たのかわからないぐらい「カンニングの恋愛中毒 #70 相方面接〜鳥居みゆき〜」を見ています。最初はニコニコ動画で話題になり、さらにYouTubeにも転載されていましたが、GyaOの画質と大画面で見るのがおすすめ。ニコニコ動画のコメントなくても充分面白いです。

 カンニング竹山が「オフィス竹山」を設立するために所属芸人を審査する……という設定のこの番組に登場したのは鳥居みゆき。どこかの病室から逃げ出してきたかのような白い服で、ヤバいネタを次々に繰り出します。そしてショートコントが終了すると、カンニング竹山との面接が延々と続くのですが、支離滅裂な発言をする鳥居みゆきに対するカンニング竹山の受け答えが素晴らしくうまいです。最後のカンニング竹山と鳥居みゆきによるコントの予想外の展開にも大爆笑しました。

 鳥居みゆきは危険すげる芸風のせいか、地上はでほとんど見られないというのが残念です。

2007年10月16日

Robert Wyatt、capsule、ゆらゆら帝国、Cutie Pai

 Robert Wyatt「Comicopera」(→amazon.co.jp)、capsule「capsule rmx」(→amazon.co.jp)、ゆらゆら帝国「空洞です」(→amazon.co.jp)、Cutie Pai「cosmic少女」「ミュージック・ランデヴー」をここ最近で購入。

 Cutie Paiの2枚は、秋葉原で売っている店の場所がわからなかったために、aniotaさんが持っていた分から譲っていただきました。ありがとうございます!


Robert Wyatt「Comicopera」

capsule「capsule rmx」

ゆらゆら帝国「空洞です」

Cutie Pai「cosmic少女」

Cutie Pai「ミュージック・ランデヴー」

[ CD ]

2007年10月15日

赤松佳音さんのご自宅を訪問

 いつの間にか妻が赤松佳音さんと仲良くなっていて、ご自宅へ遊びに行くというので、僕と「サイゾー」の矢田さんも一緒についていきました。僕や矢田さんが佳音さんと知り合うきっかけになった「サイゾー」9月号の記事は、「livedoor ニュース」や連日更新中の「日刊サイゾー」でも公開中です。

大ヒット漫画『ネギま!』作者はキュートな萌え妻にメロメロ!? : 日刊サイゾー
livedoor ニュース - 大ヒット漫画『ネギま!』作者はキュートな萌え妻にメロメロ!? 

 この記事の取材を7月18日にした後に、7月27日に「☆ナナヒカリ☆ツアーズ2007〜5th ウエディングパーティー〜」が開催され、8月8日には赤松健さんと出演したTBS「世界バリバリ★バリュー」が放送、さらに8月19日にインタビュー写真集「NANAHIKARI☆まるごと一冊赤松佳音」の発売、9月27日にデビュー・シングル「それが、かのん流!」のリリースと続いてきたわけで、改めて書き出してみると破竹の勢いです。

 超セレブな高層マンションにあるご自宅は相変わらずの眺めの良さ。夜になると東京の夜景が楽しめて、「ここは香港か?」と思うような光景でした。僕はいただいた「NANAHIKARI☆まるごと一冊赤松佳音」をその場でものすごい勢いで読み、異常なクオリティの高さと、2時間半のインタビューを完全収録するために別冊まで付いている情熱に驚かされることに。「サイゾー」や「世界バリバリ★バリュー」の撮影が行われたソファで、僕らは長々とお話しさせていただきました。そして近くの料理屋で、「『赤松健の嫁は俺の嫁』と言った場合、『俺=赤松健』になるんですかね?」などと話しつつ食事。恐縮するほど佳音さんにもてなしていただきました。

 佳音さんが独特のポジションに立つワン&オンリーな方なのはご覧の通りですが、話せば話すほど様々なアイデアとアクティヴさを併せ持つ方であることを実感させられます。

 打ち合わせのために先に帰った矢田さんが執筆した記事も、さっそく翌日「日刊サイゾー」で公開されました。次世代型人妻アイドル!

「ネギま!」赤松夫人、人妻アイドルとしてついにCDデビュー!! : 日刊サイゾー


赤松佳音「それが、かのん流!」

「NANAHIKARI☆まるごと一冊赤松佳音」

[ 日常 ]

2007年10月14日

西村紗也香さん誕生日パーティー

 10月14日はtoutouの西村紗也香さんの誕生日だったので、秋葉原の石丸電気SOFT 2でのライヴの後、誕生日パーティーが開催されました。ライヴには所用で行けなかったので、僕ら夫婦はここから参加。

 会場は秋葉原のカラオケ・ボックスのパセラだったので、toutouやファンが歌ったりもしました。そしてお約束としてPPPHやロマンスやケチャを繰り出すことに。toutouの西村麻理香さんは大塚愛の「桃ノ花ビラ」を歌ったのですが、原曲よりも良くてヲタ芸を忘れて聞き惚れました。

 そしてケーキが登場。でかかったです。そんなわけで紗也香さん、18歳のお誕生日おめでとうます!

 おまけ。パセラに飾られていた色紙です。


別に藤子・F・不二雄先生が書いたものではないそうです


toutou「toutouのアルバム」

NHK教育「電脳コイル」第20話

 NHK「電脳コイル」第20話を見ました。

 なんという神回。震撼しました。

 今回の凄さは大別して2点が挙げられます。まず、ひとつは主人公であるヤサコの恋心の描写です。

 ヌルと呼ばれるイリーガルたちの世界へと行ってしまったハラケンを助けに向かうオバちゃん。彼女の後をヤサコが走って追いかけ、そこまでハラケンを心配する理由を問われたヤサコは「ハラケンのこと……」と話しかけますが、オバちゃんはそこまでを聞いただけで「危険は覚悟のうえだな」と言ってヤサコを連れて行くことを決めます。

 そして、ヌルの世界でハラケンとヤサコは、遂に死んだカンナと出会います。カンナの言葉がわからないハラケンに対して、ヤサコはカンナの言葉を理解できるという展開。そして、カンナの言葉をそのまま伝えるために、「ケンイチのこと好きだった」とヤサコの口から伝えることになり、「僕も好きだった、カンナ」というハラケンの返事も聞くことになります。残酷な演出です。カンナとの再会を果たしたハラケンを元の世界へ戻す途中でヤサコは「好きです」と告白し、それに対してハラケンは何か話そうとしますが、転送中のために彼の声は聞こえません。

 寸止めの美学ともいうべき演出が効果的に繰り返されました。

 そしてもうひとつは、ハラケンとヤサコの戻ってくるルートを守るために、オバちゃんとイサコが物理フォーマットをしようとする「2.0」と戦うシーンの壮絶さです。6個のキューブから成る2.0がときに合体し、ときに個別に、キュウちゃんと空中戦を繰り広げるシーンは、その変形ぶりが「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」でのラミエル戦を彷彿とさせました。そして、違法改造されたサッチーはあえなく爆破されることに。原作・脚本・監督を手掛ける磯光雄は、前世紀版「新世紀エヴァンゲリオン」に参加しています。

 他にも、冒頭のヤサコのモノローグがいきなり鳥肌モノだったり、4年前の事件の詳細や「電脳コイル」という言葉の意味が遂に明かされたり、オバちゃんが激昂してイサコを攻撃したり、すべてを語り終えた瞬間にカンナの顔がわかるという演出が施されていたりと、あまりにも見所が多い回でした。

 そして、イサコから暗号を転送される際の衝撃にヤサコが耐える描写には、ジブリ的なセンスを感じました。磯光雄が経験から得てきたものを惜しげもなく注ぎ込んだ濃密な回。それでも最後にはまた強烈な「引き」があり、謎を残しながら終盤へと突き進んでいきます。あと6回。

 我が家ではその夜のうちに3回見返して、全話録画しているものの、放映の終了を待たずに限定版DVDの全巻購入を決定しました。


電脳コイル (1) 限定版

電脳コイル (2) 限定版

Brian Wilson、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団と共演

 BARKS NEWSに「ブライアン・ウィルソン、バレエ・デビュー」という記事が。


元ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団と一緒にパフォーマンスすることになった。同バレエ団は、ビーチ・ボーイズの名作『Pet Sounds』からのトラック「God Only Knows」をテーマ・ソングに新しいバレエ作品を創作したという。

ウィルソンは、同作品が来月行なわれるロイヤル・ガラで上演されるときバンドと一緒に生演奏するという。ビーチ・ボーイズのほかのヒット曲も同時にパフォーマンスされるようだ。


 このロイヤル・ガラは英王室も観劇するとか。

 9月には、萩原健太さんのブログの「That Lucky Old Sun (a Narrative) / Brian Wilson (The Royal Festival Hall, London): Kenta's...Nothing But Pop!」でロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールでの新作披露コンサートの模様がレポートされていましたが、またイギリスでの話題です。


ブライアン・ウィルソン「スマイル」

[ 音楽 ]

ウェブ・コミック「オナニーマスター黒沢」更新

 第四十工房落書き置き場で連載されているウェブ・コミック「オナニーマスター黒沢」が更新されました。まさに待望の更新。

 1ページずつ上から下へ読んでいくのですが、作者さんは通常のマンガのようにページをめくる形式を意識しているようで、それを念頭に読むと非常に構成が巧いです。キャラクターの表情の豊かさも魅力。

 この「オナニーマスター黒沢」は、文藝新都で連載されていた小説版「オナニーマスター黒沢」を原作としています。こちらはすでに完結。タイトルからするとイロモノのようですが、意表を突いてかなり読ませる内容です。文章の表現に違和感を持ったり、ラストのまとめかたがきれいすぎると感じたりする部分もありましたが(しかし作者さんの強いメッセージが表明されていてこれはこれで良いです)、小説版も一気に最後まで読ませる吸引力がありました。

 そうした小説版を、マンガ版がどうアレンジしていくのかも楽しみです。

鈴木博文インタビューを「MUSICSHELF」が公開

 MUSICSHELFで、新生メトロトロン・レコードからソロ、Mio Fou、政風会と活発に作品をリリースしている鈴木博文のインタビューが公開されました。この「MUSICSHELF」、他のアーティストのインタビューも充実しているので要チェックです。


政風会「政風会」

Mio Fou「Mio Fou II」

鈴木博文「Hirobumi Suzuki Live chronicle THE DOG DAYS」

[ 音楽 ]

有馬さんが「TBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」に出演

 「ミッツィー申し訳がシンジさん制作のTシャツを着用」に続いて、TBS RADIO「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」でまた事件が起きました。


というわけで、スタジオにはハロプロキッズが大好きな38歳・無職のありまくん(通称・さむらい)をダンサーとして投入! 今度こそ絶対に見えてくる! 見えてこない場合はリスナーの貴方たちがおかしい!!ウガーッ!!!!


 今回は「TBS RADIO 掟ポルシェ申し訳Jr. 『聞けば見えてくる・強化版MIX』 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)」に、一部現場では「サムライ」の通称で知られ、僕の10年来の友人でもある有馬さんが出演。といっても、有馬さんは一言挨拶しただけで、後は掟ポルシェさんとふたりで踊っている様子を宇多丸さんが「気持ち悪い!」などとラジオで延々と実況する異様な20数分でした。

 選曲もいかしてます。


1.はなをぷーん/きら☆ぴか

2.21時までのシンデレラ/Berryz工房

3.さぁ!恋人になろう/メロン記念日

4.スッペシャルジェネレーション/Berryz工房

5.いかすぜ!ユニバース/アースココと寺西諜報員に太陽系オールスターズ

6.だって生きてかなくちゃ/安倍なつみ

7.行くZYX! FLY HIGH/ZYX

8.ポリリズム/Perfume


 「ポリリズム」で踊る掟さんと有馬さんを見たい……!


ライムスター「メイド イン ジャパン~THE BEST OF RHYMESTER~」(初回生産限定盤)(DVD付)

ロマンポルシェ。「男は橋を使わない」

[ 音楽 ]

2007年10月13日

Perfume@秋葉原石丸電気SOFT 2

 Perfumeのインストア・イベントのため秋葉原の石丸電気SOFT 2へ。

 今日は450枚も整理券を出したということで、店の前には長蛇の列が。そして整理券を持っている人が入場順の抽選をしたのですが、石丸電気はさすがイベント慣れしていて、見事に箱の中がシャッフルされていました。抽選を終えた人に聞いても、手を突っ込んだ位置と番号との関係性を推測できません。というわけで、他の方にトレードしてもらって妻と連番に。

 石丸電気SOFT 2ではPerfumeの前に藤子まいイベントもあったそうで、入場順に並んでいる最中に妻は藤子まいを目撃したそうです。というのは余談。

 会場入りするとかなり広い空間で、前半分に椅子があり、久しぶりにPerfumeを座って見ることができました。こんな状況、2月17日の六本木UMU以来です。しかし、途中であえて観客を立たせたあ〜ちゃんもやんちゃでした。

 秋葉原ということで、「アキハバラブ」の話題を出しながら秋葉原への思い入れを語る場面も。そして、今日で最後となる「ポリリズム」リリース・イベントのためにとっておいた1曲として「スウィートドーナッツ」が披露されました。

 握手会は、昨日と打って変わって超高速。しかし、考えてみれば「ファン・サーヴィス[bitter]」を撮影した2006年12月21日の原宿アストロホールでのワンマンライヴの観客数と同じぐらいの人数を相手に握手会をしたのですから、企画自体がどうかしています。そんな状況でも最後まで笑顔を絶やさなかったPerfumeに拍手。

 イベント終了後は、例によって反省会。今日は約50人が集合……ってイベント参加者の約1割かよ! リリース・イベントが終わったということもあり、大いに盛り上がりました。皆さんおつかれさまでした。


追記:反省会はなんと5次会まで続き、秋葉原からなぜか多摩川の河原へと移動したそうです。そして伝説へ……。


Perfume「ポリリズム」(初回限定盤)(DVD付)

Perfume「ポリリズム」

Perfume「Perfume~Complete Best~」(DVD付)

あがた森魚@タワーレコード渋谷店

 あがた森魚のインストア・イベントのためタワーレコード渋谷店へ。

 まずミニ・ライヴで、アコースティック・ギターを抱えたあがた森魚と、もうひとりアコースティック・ギター兼ベースのプレイヤーがいる編成でした。シンプルな形で演奏された冒頭の「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」の生命力に満ちた歌と演奏にいきなり感動。そして、新作「Taruphology」(→amazon.co.jp)から「SexiSexi」と「百合コレクション」が演奏されました。「百合コレクション」では、バックトラックを使用したためにアコースティック・ギターを抱えずにあがた森魚が両手を舞わせながら歌い、その姿が実に彼らしかったです。最後は「あともう一回だけ」。ツジコノリコのこの楽曲を勧めたのは、「Taruphology」のプロデューサーである久保田麻琴だったそうです。

 その後はサイン会。遂に再発されたヴァージンVSの諸作品から、「VIRGIN VS VIRGIN」(→amazon.co.jp)のジャケットに銀色のペンでかっこよくサインをしていただきました。


あがた森魚「Taruphology」

あがた森魚「乙女の儚夢」

あがた森魚「噫無情(レ・ミゼラブル)」

あがた森魚「僕は天使ぢゃないよ」

ヴァージンVS「VIRGIN VS VIRGIN」(紙ジャケット仕様)

ヴァージンVS「STAR☆CRAZY」(紙ジャケット仕様)

ヴァージンVS「乗物デラックス」(紙ジャケット仕様)

ヴァージンVS「ヴァージンVS詩集」(紙ジャケット仕様)

ヴァージンVS「羊ヶ丘デパートメントストア」(紙ジャケット仕様)

あがた森魚コンサート‾『永遠の遠国』at 渋谷ジアン・ジアン(2CD)

オムニバス「赤色エレジーマニア」

「Quick Japan」Vol.74

 「Quick Japan」Vol.74(→amazon.co.jp)購入。実は、「Quick Japan」は創刊準備号のVol.0から全号揃えてきたのですが、前号は島本理生対談記事以外に読むところがなくて遂に買わずじまい。しかし、今号はPerfume特集というので気を取り直して買ってみました。

 イベント・レポート、インタビュー、ヒストリー、振り付け解説、全シングル・アルバム・DVD解説、中田ヤスタカのインタビューなど、手堅くまとめた印象です。掟ポルシェやライムスターの宇多丸といった功労者の寄稿もあります。

 ただ、ヒストリーには掲載されているBEE-HIVE「BEE-HIVE」やぱふゅーむ×DJ momo-i「アキハバラブ」が全シングル・アルバム・DVD解説にないのは残念。松本亀吉の評を読みたかったなぁ。ディスコグラフィーについては、手前味噌ですが以下のページもどうぞ。

Perfumeディスコグラフィー完全版(たぶん) : 小心者の杖日記

 貴重なのは、これまでアートワーク、写真、ビデオ・クリップでPerfumeを支えてきた関和亮のインタビューが掲載されている点。ビデオ・クリップの内容の変遷も含め、これは一読の価値があります。

 しかし、昔の「Quick Japan」のように、ライヴ・データ、用語辞典、古参ファンの証言など、データベース的な価値がもっと欲しかったところです。僕が愛読してきた、赤田祐一編集長時代や北尾修一編集長時代のかつての「Quick Japan」は、まさにそういう雑誌だったのですから。


「Quick Japan」Vol.74

ミッツィー申し訳がシンジさん制作のTシャツを着用

 申し訳ないとでおなじみのミッツィー申し訳が、「TBS RADIO 放送後記 第27回 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)」シンジさんが制作したTシャツを着用していたことをCONSOMMEさん情報で知りました。Perfumeのあ〜ちゃんが着用していたのに続く快挙ですね。

 最近の申し訳ないととPerfumeについては、耳さんが面白すぎるライヴ&イベント参加レポートを公開している100年の孤独「6/16 申し訳ないと@札幌医科大学」「6/17 申し訳ないと in 札幌医大祭アフターパーティ@sound Lab MOLE」がおすすめです。


ライムスター「メイド イン ジャパン~THE BEST OF RHYMESTER~」(初回生産限定盤)(DVD付)


2007年10月12日

Perfume@ヴィレッジヴァンガード下北沢

 今日のPerfumeのヴィレッジヴァンガード下北沢でのイベントは、女子限定でした。そんなわけで、参加する妻とまりまりの付き添いとして現地へ赴くと、店の前にはライヴにいるいつもの男性の皆さんが。おやおや?

 女子が整列した後、僕は界隈の皆さんとはぐれてしまったので仕方なく店内に入ってみると、イベント会場の外の店内最前列(?)にスッと立つmoteciさんの姿が。彼の後方で僕も立っていたら、司会の方から店内から見るのもOKとの発言が! でもイベント開始後に、あ〜ちゃんから「女装してこなきゃダメでしょ」というようなことを言われました。そういう問題なの……?

 そんなわけで詳しいレポートは参加された女子の皆さんにお任せしますが、約100人は圧縮することもなく、さすが普段のイベントとは違った雰囲気でした。印象的だったのは、最初の「エレクトロ・ワールド」を歌い終えた時点であ〜ちゃんとかしゆかが早くも涙目になっていたこと。そして泣かないのっち。今日は女子イベントということでMCも長めでした。曲目を間違えて「カウンターアトラクション」が流れたとき、のっちが「もっさん!」と突っ込んでいたのも良かったです。今日はリクエストに答える部分もあり、最終的には「ジェニーはご機嫌ななめ」に決定。「あ〜ちゃん」コールのタイミングの変更を指示されても女子の皆さんは瞬時に飲み込み、女子のみによるコールが展開されたのはなかなか壮観でした。今日は女子のみということで、握手会もゆっくりペース。

 イベント終了後はもちろん反省会。約30人が飲み屋に集まってみると、女子よりも男性の方が多かったのは謎でした。おやおや?


Perfume「ポリリズム」(初回限定盤)(DVD付)

Perfume「ポリリズム」

Perfume「Perfume~Complete Best~」(DVD付)

小神あきら(今野宏美)、白石みのる(白石稔)「曖昧ネットだーりん」

 小神あきら(今野宏美)、白石みのる(白石稔)「曖昧ネットだーりん」(→amazon.co.jp)はラジオ「らっきー☆ちゃんねる」のオープニング・テーマ。「らき☆すた」の関連作品なのですが、アニメではたぶん一度も流れてないのにベスト10入りしてしまった点に現在の「らき☆すた」の勢いを感じます。

 しかし見逃すわけにはいかないのは、畑亜貴作詞、神前暁作編曲による楽曲の魅力。「曖昧ネットだーりん」もカップリングの「こねらぶ☆みっしょん」もブラス・セクションを加えた強力なファンクで、にわかにはアニソンだと思えないようなソウルフルなナンバーです。そういう意味では、泉こなた(平野綾)、柊かがみ(加藤英美里)、柊つかさ(福原香織)、高良みゆき(遠藤綾)の「もってけ!セーラーふく」(→amazon.co.jp)以上に神前暁の資質が発揮されたサウンド。ギター、リズム・セクション、ピアノやオルガンが冴え渡るインストルメンタルも聴き応えがあるほどです。

 まさに異端のアニソン。偏見を捨てて傾聴すべき楽曲でしょう。もちろん踊りながら聴いても可。


小神あきら(今野宏美)、白石みのる(白石稔)「曖昧ネットだーりん」

[ CD ]

Mio Fou「Mio Fou II」

 Mio Fou「Mio Fou II」(→amazon.co.jp)は、鈴木博文美尾洋乃によるユニットのアルバム。2006年のミニ・アルバム「metrotr-on-line 2006 august」を挟んでの、23年ぶりのセカンド・フル・アルバムです

 ふたりだけで楽曲を作り、歌い、演奏した作品。アコースティックな楽器の音が耳に残り、どこかアナログな感触があります。

 「Unicorn」のようなクラシカルな楽曲では、鈴木博文のロックな側面がノイジーな音に表れているのが面白いです。「山猫」は、手拍子とバグパイプのような音が響く民族音楽のようなサウンド。「ghost-blue-sky」や「Withering Tree」は、鈴木博文の書く歌詞の素晴らしさを再確認させます。コーラスに不思議な声が入る「じゃじゃ馬」や、美尾洋乃のコブシが随所に入るレゲエの「Chicken in heaven」はちょっとエキセントリック。インプロヴィゼーションが展開される「狼を忘れる月」から、美しい「銀の蜂」へと続き、アルバムは幕を閉じます。

 静謐にして不穏な音楽。期待以上の作品でした。


ミオ フー II

[ CD ]

2007年10月11日

Nick Lowe「At My Age」

 Nick Lowe「At My Age」(→amazon.co.jp)は、Neil Brockbankとの共同プロデュースによるニュー・アルバム。

 ソウルやジャズが絶妙にブレンドされたロックです。ブラスやオルガンがアクセントになった、実にリラックスしたサウンド。特に「Rome Wasn't Built in a Day」の艶やかさ、「Not Too Long Ago」のスウィング感にしびれました。刺激こそ薄いものの、大人の余裕に満ちた心地良さ、ベテランにしか出せない味わい深さを堪能させてくれるアルバムです。


Nick Lowe「At My Age」

[ CD ]

ビートたけし「浅草キッド」

 ビートたけし「浅草キッド」(→amazon.co.jp)は、1986年のアルバムのデジタル・リマスタリング、紙ジャケット仕様による再発盤。

 このアルバムは、名曲「浅草キッド」が再び聴けるという点だけで「買い」です。ビートたけし自身が作詞作曲した楽曲が「ロンリーボーイ・ロンリーガール」「四谷三丁目」「浅草キッド」と3曲収録されていますが、吉川忠英編曲による「浅草キッド」はとにかく歌詞が素晴らしいナンバー。メロディーこそ単純ですが、芸人が売れなかった時代を回想する、深いドラマが刻まれた歌詞が胸に沁みます。2002年には福山雅治が「The Golden Oldies」(→amazon.co.jp)でカバー。「浅草キッド」の誕生については、グレート義太夫の公式サイトの「16.思いでの曲」に詳しいです。

 大沢誉志幸が作曲した楽曲も多く、「哀しい気分でジョーク」「捨てきれなくて」「ポケットから堕ちた夜」を収録。また、「宵闇スターダスト ON THE BEACH」は中村裕介作曲です。これらの楽曲を聴いていると、ビートたけしにはソウルフルなロック・ナンバーがよく似合うと感じます。お世辞にも上手くはないものの、高音が微かにかすれるボーカルは独特の魅力を持っていますね。

 ルビを読んでいるかのような英語で歌う「I FEEL LUCKY」は中崎英也作曲による楽曲。当時レンタル・レコード屋でシングル盤を借りたなぁ。ヒット・シングル「I'll Be Back Again・・・いつかは」は、オリジナルの松方弘樹とのバージョンのほか、ガダルカナル・タカとのバージョンも収録。関口敏行とともに、テリー伊藤が伊藤輝夫名義で作詞をしています。


ビートたけし「浅草キッド」(紙ジャケット仕様)

[ CD ]

2007年10月10日

フジテレビ「夜のロックスタジオ」

 フジテレビ「夜のロックスタジオ」を見ました。全曲カバーで構成された番組で、出演アーティストとカバー楽曲は以下の通りでした。


出演ミュージシャン
(※出演者名 と「演奏曲」(オリジナル歌手名)です。)

岡村靖幸 「※演奏曲未定」
キリンジ 「喝采」(ちあきなおみ)
夏川りみ 「秋桜」(山口百恵)
斉藤和義 「キャンディ」(原田真二)
カジヒデキ 「ジェニーはご機嫌ななめ」(ジューシィ・フルーツ)
つじあやの 「お世話になりました」(井上 順)
松本素生 (from GOING UNDER GROUND) 「初恋」(村下孝蔵)
Leyona 「時の過ぎゆくままに」(沢田研二)
ザ50回転ズ 「飾りじゃないのよ涙は」(中森明菜)
坂上 弘 「卒業」(尾崎 豊)

司会:高島 彩(フジテレビアナウンサー)


 この中で僕が注目したのは当然岡村靖幸。公式ページで「演奏曲未定」、司会の高島彩も岡村靖幸に関してだけは楽曲紹介をしていなかったので、彼だけ収録が遅れたのだと推定されます。そして岡村靖幸が歌ったのは、キャンディーズの「年下の男の子」。アコースティック・ギターの弾き語りで、声が出ないのがもどかしそうでしたが、紫の粘液がドロリと溢れ出すような彼らしいカバーでした。

 カジヒデキは、近年ではPerfumeやCutie Paiもカバーしているテクノポップ・アンセム「ジェニーはご機嫌ななめ」を、フルートやサックス、スティール・パンも導入した、パンクを感じさせるバンド・サウンドで聴かせました。

 ボーカルとウクレレだけで歌うつじあやのは、穏健ながら強固な個性の持ち主です。GOING UNDER GROUNDの松本素生は特に工夫のない弾き語りでしたが、「初恋」と声質の相性が良くて聴き応えがありました。

 キリンジや斉藤和義は、原曲の歌手の個性的なボーカルを超えるようなアイデアがアレンジになかったのが残念です。

 さて、最大の問題だったのは坂上弘。84歳の彼がティーンエイジャーの心を歌っていたのですが、歌い出しからリズムが狂っていてヒヤヒヤしました。年齢のわりには演歌のような歌い回しではなく、シャンソンのようだったことも印象的です。彼だけは他のアーティストとは別次元にいました。


坂上弘「交通地獄そして卒業」

JaikuをGoogleが買収

 CNET Japanに「グーグル、Twitterのライバル企業Jaikuを買収へ」という記事が。


 Googleは、フィンランドのヘルシンキを拠点とするモバイルソーシャルネットワーキングプロバイダJaikuを買収する。Jaikuは、Twitterの競合企業としても知られている。


 そんなわけで、遅ればせながらうたかさんJaikuへ招待してもらいました。現在はまだ招待制で、しかも参加したばかりの僕は他のユーザーを招待できません。

 Twitterにない機能としては、各種フィードの登録や表示ができる点が目立ちます。TwitKu 2を使うと、ブラウザからTwitterとJaikuに同時に投稿することも可能。

 現在僕の周囲ではTwitterユーザーが圧倒的に多く、Twitterでは日本語が早い段階から使えるようになったので、日本のTwitterクローンへのユーザーの大移動も起きていません。Jaikuユーザーが増えるのかどうか、しばらく観察してみます。


Jaiku


Twitter!―Twitter APIガイドブック

東京国際映画祭で庵野秀明監督「ラブ&ポップ」上映、インタビューも公開

 東京国際映画祭庵野秀明監督による1998年作品「ラブ&ポップ」が上映されることになり、公式サイトでインタビューが前編後編にわけて公開されました。インタビューアーはサポティスタの岡田康宏さん。

 ご存知のように「ラブ&ポップ」は、「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に」が公開された翌年に公開された実写作品。制作当時の庵野秀明の感覚をこの発言がよく表しています。


アニメは現実にないものばかりで作っているから、この映画は作りこまない、、そこにあるものをそのまま切り取る、現実にあるものだけで作る。
 アニメーションの方法論とは全く逆をやりたかったんですよ。


 そして、僕個人が深く共感したのがこの発言です。公開当時、僕が毎日のように通っていた渋谷を非常に生々しく撮っている点が印象的な作品でした。


 僕が切り取っているのは、すごく偏ってます。鉄とコンクリートばっかりですよ。マークシティも工事中なのが良かった。完成してあんなにつまらないものになるとは思わなかった。できあがる前のほうが良かったと思いますね。だから、いい時期の渋谷だったと思いますよ。


 東京国際映画祭での上映の詳細は「PROJECT REI : 東京国際映画祭の特別企画枠で『ラブ & ポップ』上映、及びトークショー」をどうぞ。10月20日には庵野秀明、主演の三輪明日美によるトーク・ショーも予定されています。三輪明日美はもうお母さんなんですね。


ラブ&ポップ SR版

Cocco「きらきら」

 Cocco「きらきら」初回限定盤(→amazon.co.jp)は復帰後2枚目のソロ・アルバム。

 プロデュースはCoccoとDr.StrangeLoveの長田進で、そのふたりを中心にして椎野恭一、Great 3の高桑圭、Neil and Iraizaの堀江博久、太田惠資らが演奏に加わっています。

 アイルランド風味の「燦」で幕を開け、打ち込みとにぎやかなコーラスに彩られた「Baby, after you」、ジャジーな「Tokyo Happy Girl」、太田惠資のバイオリンがアクセントになっているカントリー調の「ハレヒレホ」など、全18曲という長さを気にさせないバラエティの豊かさです。

 特に、西條八十作詞、橋本国彦作曲の「お菓子と娘」や、沖縄を代表する作曲家である普久原恒勇の「チョッチョイ子守唄」のカバーには驚きました。しかもアルバムの流れに自然に溶け込んでいます。

 そして、ギターとストリングスをバックに長田進とデュエットする「In the Garden」の穏やかさと深みが印象的。活動休止前とは対照的に、とても健やかな音楽を聴かせてくれるアルバムです。


Cocco「きらきら」(初回限定盤)

[ CD ]

2007年10月 9日

Prince「Planet Earth」

 Prince「Planet Earth」(→amazon.co.jp)は、発売前にイギリスの新聞「The Mail On Sunday」の付録として無料配布されたことでも話題を呼んだアルバム。

 壮大な「Planet Earth」で幕を開け、曲名通りにソリッドなエレキ・ギターが響く「Guitar」、アコースティック楽器とPrinceのファルセットが美しいバラード「Somewhere Here On Earth」、洗練されたミディアム・ナンバー「Future Baby Mama」「Mr. Goodnight」など楽曲のバラエティも豊かです。Wendy & Lisa、Sheila.Eも参加。

 しかし、炸裂するようなパワーや刺激はいまひとつ。ブラスやコーラスで盛り上がるファンキーかつディスコな「Chelsea Rodgers」のみが強く印象に残るアルバムでした。


Prince「Planet Earth」

[ CD ]

熊谷貫「菅谷梨沙子最新写真集『pure+』」

 熊谷貫「菅谷梨沙子最新写真集『pure+』」(→amazon.co.jp)は、Berryz工房の菅谷梨沙子の2冊目の写真集。

 彼女ほどの美少女でも、2冊目となると最初の写真集ほどインパクトがなくなるのは仕方ないところです。しかし、北海道と沖縄で撮影されたこの写真集には、笑顔だけではなく憂いを感じさせる写真が多く収録されているのが特徴。

 特に、白い光が当たる窓辺で白い服を着て人形のように美しい横顔を見せている写真や、黒いタンクトップに白いシャツを羽織って大人っぽい視線をカメラに向ける見開き2枚の写真に強烈な魅力を感じました。

 廃車となったバスの中に立つ姿も、菅谷梨沙子の非凡な美しさを浮き上がらせています。


熊谷貫「菅谷梨沙子最新写真集『pure+』」(DVD付)

2007年10月 8日

伊勢さん来訪

 今日は午後から伊勢さんが宗像家に遊びに来てくれました。伊勢さんとは僕ら夫婦がソニンを追いかけていた頃に知り合って、Perfumeのファンになってからも何かとお世話になっている方です。

 そんなわけで今日はハロー!プロジェクトやソニンやPerfumeの話などをしつつ、ニコニコ動画のアカウントを持っていないという伊勢さんに、歴史の闇に葬られていたものの昨夜遂にアップロードされたぱふゅ〜むの「OMAJINAI★ペロリ」のビデオ・クリップをお見せしたりしていました。そうしている間に、今度は安倍なつみの人身事故のニュースが。いろいろなことが起きる日でした。


Perfume「ポリリズム」(初回限定盤)(DVD付)

Perfume「ポリリズム」

Perfume「Perfume~Complete Best~」(DVD付)

[ 日常 ]

おニャン子クラブ「SINGLESコンプリート」

 おニャン子クラブ「SINGLESコンプリート」(→amazon.co.jp)は、全シングルAB面の楽曲を収録した2枚組編集盤。

 シングル曲は、1985年の「セーラー服を脱がさないで」から1987年の「ウェディング ドレス」までに加えて、2002年の再結成シングル「ショーミキゲン」も収められています。もちろんそのB面やカップリング曲も。おニャン子クラブが10枚しかシングルをリリースしていないのはちょっと意外ですが、ソロやユニットの楽曲がチャートを埋めた時代を僕が体験して記憶しているからでしょう。

 佐藤準、高橋研、長沢ヒロ、後藤次利らによるA面曲はどれも粒揃い。なかでも、メロディーの昂揚感とブラス・アレンジが異様な爽快さをもたらす「お先に失礼」が僕の一番好きな楽曲です。

 一方で、土屋昌巳作曲、山川恵津子編曲で内海和子・おニャン子クラブが歌う「思い出美人」は、ほのかなチャイニーズ・テイストが漂う異色作。この編集盤のなかでも異質なオーラを放っています。

 秋元康による歌詞はセクシャルなイメージが強いですが、B面曲ではロマンチストな彼の素顔が見え隠れしていますね。

 ボーナス・トラックは、「真赤な自転車」「会員番号の唄」「新・会員番号の唄」「新・新会員番号の唄」「新・新会員番号の唄(Live Version)」の5曲。「新・新会員番号の唄(Live Version)」でのファンの尋常ではない盛り上がりが当時の空気を思い出させてくれました。


おニャン子クラブ「SINGLESコンプリート」

[ CD ]

2007年10月 7日

「New Music From An Old Friend」、KiLA、松田弘一、mopsy flopsy、緒方恵美

 オムニバス「New Music From An Old Friend」KiLA「Gamblers' Ballet」、松田弘一「三線三昧」(→amazon.co.jp)、mopsy flopsy「draw a circle」(→amazon.co.jp)、緒方恵美「アニメグ。」(→amazon.co.jp)購入。

 「New Music From An Old Friend」は、Brian Wilsonの新録2曲を含むオムニバス盤にして、日本では入手困難だったCDですが、タワーレコード渋谷店に入荷しているのを発見しました。2種類ジャケットがありますが、店員さんによると同じ内容だそうです。

 緒方恵美の「アニメグ。」は、緒方男八段が「残酷な天使のテーゼ」などをカバーした企画盤。妻のリクエストで買いました。


オムニバス「New Music From An Old Friend」

KiLA「Gamblers' Ballet」

松田弘一「三線三昧」

mopsy flopsy「draw a circle」

緒方恵美「アニメグ。」

[ CD ]

2007年10月 6日

東京ローカル・ホンク@武蔵小山LIVE CAFE AGAIN

 東京ローカル・ホンクのライヴのため武蔵小山LIVE CAFE AGAINへ。

 開演まで時間があったので、上の階のPET SOUNDS RECORDSの森勉さんにご挨拶。そして東京ローカル・ホンクのライヴは、森さんの司会によるトークから始まりました。印象的だったのは、たしかドラムの田中邦雄が「適当なファルセットじゃなくて、ブルガリアン・ヴォイスのような地の声でコーラスしたい」と言ってたこと。1曲目の「生きものについて」は、木下弦二が弾くアコースティック・ギターだけをバックに他のメンバーがコーラスをするという形式でしたが、見事にそれを実践していました。

 そしてバンド編成でライヴは続きましたが、東京ローカル・ホンクのライヴを見るのは別に初めてではないのに、その演奏とハモりを含めたコーラス・ワークの巧さには、正直なところ圧倒されました。木下弦二は声質も良いのですが、歌い回しの強弱のアクセントの付け方がまた良いのです。

 嬉しかったのは、東京ローカル・ホンクの楽曲で一番好きな「お手紙」を聴けたこと。ライヴの後半はスワンプ・ロック色の強い熱演で最高に気持ち良かったです。


東京ローカル・ホンク「生きものについて」

NHK教育「電脳コイル」第19話

 電車で「電脳コイル」の社内吊り広告を見て、帰宅後にNHK「電脳コイル」第19話を見ました。

 今回はこの作品でもっとも恐くてスリリングな内容。異界へと連れ去られた京子、ヤサコとフミエを襲うイリーガルたち、そしてデンスケが大活躍する京子の奪回劇と続きました。あっという間の30分。あと残り7回でいったいどう決着をつけるのか期待が膨らみます。


電脳コイル (1) 限定版

カーネーション、GUIRO、中島みゆき

 カーネーション「The Sounds of ROCK LOVE」(→amazon.co.jp)、GUIRO「Album」(→amazon.co.jp)、中島みゆき「I Love You, 答えてくれ」(→amazon.co.jp)購入。


カーネーション「The Sounds of ROCK LOVE」

GUIRO「Album」

中島みゆき「I Love You, 答えてくれ」

[ CD ]

2007年10月 5日

TBS 「CLANNAD」

 TBS 「CLANNAD」を見ました。「らき☆すた」に続く京都アニメーションの新作です。監督は「涼宮ハルヒの憂鬱」と同じ石原立也。

 しかし、まったく予備知識なしに見たところ、唐突かつ過剰な展開が続いて、呆気にとられました。これはラヴ・ストーリーなのでしょうか、それともファンタジーなのでしょうか。正体がわかるまでしばらく見続けようと思います。個人的には、同じ学園モノでも「涼宮ハルヒの憂鬱」から「らき☆すた」への流れよりも敷居が高かったです。


CLANNAD -クラナド-

多羅尾伴内楽團「多羅尾伴内楽團Vol.1&Vol.2 30th Anniversary Edition」

 昨日は、多羅尾伴内楽團「多羅尾伴内楽團Vol.1&Vol.2 30th Anniversary Edition」(→amazon.co.jp)を聴いていました。1977年と1978年のアルバムの2in1による再発盤で、ボーナス・トラックを4曲収録。


多羅尾伴内楽團「多羅尾伴内楽團Vol.1&Vol.2 30th Anniversary Edition」

[ CD ]

テレビ東京「魔法先生ネギま!」

 10月4日に放映されたテレビ東京「魔法先生ネギま!」を見ました。

 赤松健のマンガの実写ドラマ化ですが、とにかく展開が早いです。そして、野沢雅子、ヒロシ、及川奈央らを脇に揃えておいて、中心に巨大な空洞が空いているかのような雰囲気に驚きました。妙な中毒性があるので来週以降も見ます。


魔法先生ネギま! 19 (19) (少年マガジンコミックス)

「大人の科学マガジンVol.17 テルミン」、柏木ハルコ

 「大人の科学マガジンVol.17 テルミン」→amazon.co.jp)、柏木ハルコ「地平線でダンス」第2巻(→amazon.co.jp)購入。前者を買ったのは1週間前なのですが書き忘れていました。


「大人の科学マガジンVol.17 テルミン」

柏木ハルコ「地平線でダンス」第2巻

2007年10月 4日

Free Burma!

 10月4日、世界中のブログから「ビルマに自由を」と訴えるキャンペーン「Free Burma!」を「NOIZ NOIZ NOIZ: Free Burma!」で知りました。詳しくはこちら

 バナーを張りたい人はこちらへ。画像が大きいので、「小心者の杖日記」ではやや縮小しました。



Free Burma!


ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー (角川oneテーマ21)

[ 社会 ]

Sexy Mafiaが踊るPerfumeの「Twinkle Snow Powdery Snow」

 Perfume Cityの管理人であるekuseruさんも所属するスペインのJ-POPダンス集団・Sexy Mafiaが、野郎3人という斬新な編成でPerfumeの「Twinkle Snow Powdery Snow」を踊る映像を公開しました。情報元は!!!!!!!!(」°口°)」、6分40秒から「Twinkle Snow Powdery Snow」です。これはダンス頑張ってるなぁ、見入ってしまいました。ダンサーの中にekuseruさんはいるのでしょうか? 最後が切れているのが惜しいです。



Perfume「ファン・サーヴィス[sweet]」(DVD付)

2007年10月 3日

Perfumeファンによる文化

 ちょっとここでPerfumeファンによる文化をまとめてみたいと思います。もちろん見落としているものも多いと思いますが、その辺はご容赦ください。


サイト

 ファンサイトや、ライヴやイベントのレポートなど書いているブログがすでに数多く存在します。手前味噌ですが、まずはこちらをどうぞ。

Perfume関連リンク集:小心者の杖日記
OUTDEX ANTENNA - Perfume

 便乗してこれも。

Perfumeディスコグラフィー完全版(たぶん):小心者の杖日記

 「ネット幸福論:この際はっきり言っておくけどアイドルと結婚は別腹」にも書いたように、Web 2.0的な技術を結集したサイトとしては「Perfume.YetAnother.Info」が異彩を放っていたのですが、現在はサーバ・ダウン中です。この間、管理人さんにライヴ会場でお会いしたときに、復活をお願いしておきました。

Perfume.YetAnother.Info

 CONSOMMEさんを中心に「@nifty TimeLine」を利用して作成された、Perfumeの年表もあります。

Perfume(テクノポップユニット)の歴史 - @nifty TimeLine

 最近活発なデータ収集をしているのがtanaka-sanさん。はてなダイアリー、はてなブックマーク、Tumblrはそれぞれ必見です。

(ノ^^)八(^^ )ノ
tanaka-sanのブックマーク
!!!!!!!!(」°口°)」

 あ〜ちゃんの妹であるちゃあぽんこと西脇彩華のブログも要チェック。彼女はファンじゃなくて肉親ですが。

西脇 彩華オフィシャルブログ

 Perfumeに関しては以前から海外のファンサイトが多いことも特徴。もちろん代表はスペインのekuseruさんです。

Perfume City
ekuseru Profile | Veoh Video Network
ekuseru-kunの日記


Tシャツ

 ファンによるTシャツ製作が盛んなのも大きな特徴です。特に、うさ山さんがプレゼントしたTシャツを、かしゆかが「ファン・サーヴィス [bitter]」のブックレットで着ていたのは大きな話題を呼びました。その前後にも、うさ山さんは多くのデザインのTシャツを製作しています。

乙女座グラビティ - 2007-03-15
乙女座グラビティ - 2007-01-20

 それに続いたのがシンジさん。あ〜ちゃんがシンジさんのTシャツを着ている写真はPerfume blogに掲載されました。

マジカルシティからのニセ中継 (副音声) - パフュームアカデミーのTシャツ
Perfume blog |ちょっと休憩(^ー^*)♪

 pinksunさんもクオリティの高いTシャツのデザインを発表し、現物も製作しています。

B U P P A N !!

 この辺の盛り上がりは、これまではマネージャーのもっさんに渡すとちゃんとメンバーに渡してくれるという事実が大きな要因だったことも特筆したいです。


動画共有サイト

 Perfumeを語るときに避けられないのが動画共有サイト。思い返すと、「コンピューターシティ」のリリース時はYouTubeで繰り返し見ていたものの、「チョコレイト・ディスコ」の頃にはニコニコ動画で見ていました。

 その中で、賛否両論を呼びつつもPerfumeの楽曲を広めるのに一役買ったのが、ゲーム「THE iDOLM@STER」の映像とのマッシュアップでした。



 映像のリミックスでは、「Pxrfxmx - Medley (3&3/4 minutes of sweetness mix)」が秀逸。



 Perfumeのダンスを真似する人もいますが、一番衝撃的だったのが、チリの女の子3人がコスプレをして「コンピューターシティ」を歌い踊る映像でした。



 日本代表では、中学生の女の子2人組が踊る「アキハバラブ」を。選曲が渋いですね。推せます。



 また、最近のニコニコ動画で人気の初音ミク関連では、中田ヤスタカとえみきのこ(木の子)がかつて組んでいたユニット・SYNC⇔SYNCの名曲「冷蔵庫に納豆」を、初音ミクで完成させてしまった動画に驚きました。YouTubeにないので、詳しくは以下をどうぞ。

初音ミクと冷蔵庫と納豆とPerfume : 小心者の杖日記


Flashアニメーション

 動画共有サイトが盛り上がる以前の2005年1月31日、大沢駿さんが「引力」のFlashアニメーションを「BEMOD: ブログ: テスト動画」で公開しました。現在はYouTubeにも転載されているのでここに貼っておきます。



イラスト

 現在のところ、代表格のひとりがまずまりんさん。

notieren
Aufbewahrungsstelle. - イラスト置き場

 もうひとりが菜さんです。

エレクトロ・ドロップス
*Channel-P*

 おふたりとも素晴らしく可愛いイラスト。


同人誌

 同人誌については、僕が把握しているのはクマジェットさんによる「MAGNETIC BEAT」だけです。可愛いあまり、もっさんまでキュート!

ブラックぶらぶら団 - ダラブラくまニキ - イベントでます
ダラリジェットシティ


小説

 なんといっても先駆けは、名作の誉れ高いpinksunさんの「Black Perfume あばれ旅」です。

Black Perfume あばれ旅

 他には、いくによる「席替えをしたら隣が大本彩乃になった。」ぐらいでしょうか。

baritonesax 0709


ネットラジオ

 「AC公共広告機構のCMが初オンエア!」「『ポリリズム』がデイリー・チャート4位に初登場!」といった大きな節目には、matekoiさんによるネットラジオが放送されてきました。

さよなら、タオルケット

 「マジ高ネットラジオ」や「うまのりラジオ」も放送中です。

マジ高ネットラジオ
manolin: うまのりラジオ アーカイブ

 また、僕の周囲では、いまはなき「ニーツオルグ」のネットラジオでPerfumeを知ったという人が何人もいます。


DJイベント

 そもそも僕がPerfumeの名を知ったのは、ハロー!プロジェクトのオンリー・イベントである「爆音娘。」での評判がきっかけでした。「リニアモーターガール」を買ったのも、当時の主催者であったビバ彦さんの日記がきっかけです。

爆音娘。
ビバ彦♂日記

 ファンではなく本人の話になりますが、2005年8月27日の「J-POP UNION」で、のっちがDJとしてPerfumeの幻の楽曲「ジューシーフレグランス」などをスピンしたこともありました。「FLI-FLA:Perfumeがいた夏」に当日のレポートがあります。

 mixiの中田ヤスタカコミュニティによると、2007年9月7日の「contemode saloon」では中田ヤスタカが「ポリリズム」を流したそうです。


コスプレ

 すみません、僕の妻であるいくがしていることが多いです。2006年7月9日のAKIBA SQUAREでは「エレクトロ・ワールド」、2006年12月21日の原宿アストロホールでは「コンピューターシティ」、2007年9月24日の名古屋ヤマギワソフトナディアパークでは直前まで僕にも秘密で「スウィートドーナッツ」のコスプレをしていました。

 ただ、2007年2月17日の六本木UMUでは、他にも「チョコレイト・ディスコ」のコスプレをした女性がいました。


Perfume「ポリリズム」(初回限定盤)(DVD付)

Perfume「ポリリズム」

Perfume「Perfume~Complete Best~」(DVD付)

2007年10月 2日

メトロトロン・レコード20周年イベント開催、政風会のニュー・アルバムとツアーも

 METROTRON RECORDS/MOONRIDERS RECORDSさんから、メトロトロン・レコード20周年イベントと、政風会のニュー・アルバムとツアーのお知らせをいただきましたのでご紹介します。

 メトロトロン・レコード20周年イベントの「METROTRON RECORDS 20th anniversary "Music from AUTREY"」は、当然僕はすでにチケットを購入済み。ムーンライダーズの鈴木博文とカーネーションの直枝政広による政風会の21年ぶりのニュー・アルバム「政風会」(→amazon.co.jp)ももちろん買います。10月26日発売。

 そういえば、10月3日はカーネーション「The Sounds of ROCK LOVE」(→amazon.co.jp)の発売日ですよ。


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METROTRON RECORDS 20th anniversary "Music from AUTREY"

2007年10月26日(金)
渋谷CLUB QUATTRO
開場: 18時 開演:19時

青山陽一
カーネーション
加藤千晶
The SUZUKI
(鈴木慶一、鈴木博文、武川雅寛、青木孝明、
川口義之、夏秋文尚)
政風会(直枝政広+鈴木博文)
西村哲也
mio fou(美尾洋乃+鈴木博文)

前売り¥5,000(税込)+1ドリンク
当日¥5,500(税込)+1ドリンク
前売りチケット取り扱い:
イープラス http://eplus.jp
チケットぴあ(Pコード:269-472)

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政風会 SEI FOU KAI

直枝政広(カーネーション)
+鈴木博文(ムーンライダーズ)


1st Album「政風会」
2007.10.26 out
noteron-1004
¥2.940

1. Bad Trip
2. 空とバケツと山百合と
3. 雨に濡れながら
4. Mr. Ankle Uncle
5. Starsailer
6. Highway Star
7. 風車
8. Empty
9. こんなにきれいな月夜はみたことがなかった
10. 残月
11. 同じ道
Bonus Track
12. 霧笛(1985年/未発表曲)

ゲストミュージシャン:
小里誠(ザ・コレクターズ)/中原由貴(タマコウォルズ)

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政風会 TOUR 2007

■大阪公演
2007年 12月10日(月)
Shangri-La
http://www.shan-gri-la.jp/
開場:19時 開演:19時30分
料金:前売り4,200円(税込)+1ドリンク
(問)GREENS:06-6882-1224(月〜金曜日 11:00-19:00)

■名古屋公演
2007年 12月11日(火)
TOKUZO
http://www.tokuzo.com/
開場:18時30分 開演:19時30分
前売り4,200円(税込/ドリンク別)
(問)052−733−3709(TOKUZO)

■東京公演
2007年 12月15日(土)
月見ル君想フ
http://www.moonromantic.com/
開場:18時 開演:19時
前売り4,200円(税込)+1ドリンク
(問)03−5474−8115(月見ル君想フ)

***************************************
TOTAL INFORMATION:
j.i.s.m./METROTRON RECORDS
TEL03−5773−0771 info@moonriders.net


政風会「政風会」

カーネーション「The Sounds of ROCK LOVE」

[ 音楽 ]

講談社のサイト「MouRa」での連載「ネット幸福論」最終回更新

*最新の更新はこのエントリーの下になります。

 講談社が運営するサイト「MouRa」での私の連載「ネット幸福論」が更新されました。遂に最終回!最終回である第24回は「ブラウザを見つめているだけで幸せになれはしないけれど」。 今回はアクセスの変動とテレビの影響、そして誰かが必ずあなたのサイトを見ていることについてです。よろしくお願いいたします。


ネット幸福論


 半年間の連載でしたが、約5000字の連載を毎週していると、6ヶ月なんてあっという間でした。え、もう10月!?

 本文にも書たことですが、「ネット幸福論」の連載開始当初は、最初の3回のアクセス状況で連載回数を決めると言われたので必死に宣伝しました。そして、無事に企画当初の予定通り全24回を完走できたのは、まさにこの連載を読んでくださった皆さんのおかげです。心から感謝します、本当にありがとうございました。担当編集さん、引き合わせてくれたテルくん、妻にも格別の感謝を。

 記事の最後に「宗像明将先生の次回作にご期待ください!」とあるのは、「さよなら絶望先生」のネタのパロディです。担当編集さん、くだらないお願いをしてすみませんでした……。

 そして、講談社の雑誌「メカビ」では、「ネット幸福論」の外伝ともいうべき連載「テキストサイト・グラフィティ」がスタートしました。全4回ですが季刊なので完結までに1年かかります。気長にお付き合いいただければ幸いです。

 最後に、全24回のサブタイトルを載せておきます。これでどの回に何のネタが書いてあったかわかるでしょうか?

第一回「ブラウザを見つめているだけで幸せになれると思ったのかい」
第二回「日本のインターネットが燃え殻になる日」
第三回「YouTubeという巨大な映像アーカイブの中を泳ぐ『魚』たち」
第四回「回線速度と幸せは比例すると信じていたナローバンドのあの夏の終わり」
第五回「インターネットでつぶやいてはならないたったひとつの言葉」
第六回「カルト宗教みたいなWeb 2.0は迷惑メールフォルダへ」
第七回「インターネットはグーテンベルクの夢を見るか」
第八回「何の報酬もない世界で乞御高評」
第九回「近代が生み出した幻想である個性を捨ててインターネットで朽ち果てろ」
第十回「逃げ場のない世界でロボットとともに追いかけるのか、それとも追いかけられるのか」
第十一回「プロザックという希望があった20世紀の終焉」
第十二回「この際はっきり言っておくけどアイドルと結婚は別腹」
第十三回「テキストを書く代わりにターンテーブルを回すという発明」
第十四回「パソコンの前に座っているだけで世界中の音楽を聴いているかのような気分になれる時代」
第十五回「添い寝するインターネットと社会の微妙な愛憎関係」
第十六回「諸行無常のインターネットで生み出され続ける『ニュース』とは」
第十七回「あなたがこの世を去ってもデータはインターネットをさまよい続ける」
第十八回「失われ続けるインターネットの歴史の紐解き方」
第十九回「恋愛の費用対効果とその上限」
第二十回「大家族で学ぶアフィリエイトの秘訣と商才の問題」
第二十一回「ブロゴスフィアから遠く離れて」
第二十二回「コミュニケーションと記憶の連環」
第二十三回「放浪と漂流の辿り着く先は」
第二十四回「ブラウザを見つめているだけで幸せになれはしないけれど」

2007年10月 1日

World Kaibutsu Quintet@杉並公会堂小ホール

 World Kaibutsu Quintetによる「Inter Improvisation Music Festival 2007 KAIBUTSU LIVES!」と題されたライヴのため杉並公会堂小ホールへ。

 入場すると立ち見の人もいる盛況ぶり。そしてステージにいるWorld Kaibutsu Quintetは、裸足でトランス状態のようにピアノを弾く原田依幸、変幻自在にドラムを叩くLouis Moholo、他のメンバーの様子を見ながらときに穏やかに、ときに激しく弦をこするベースのHenry GrimesとチェロのTristan Honsinger、主旋律ながら抽象的で断片的なメロディーを吹くサックスとクラリネットのTobias Deliusというメンバーでした。

 演奏は完全にインプロヴィゼーションによるフリー・ジャズで、前半と後半による二部構成。前半では、Henry Grimesがバイオリンに持ち替えた瞬間に他のメンバーが一斉に音を止めて、そこから徐々に演奏に参加していくのがスリリングでした。後半では、Tobias Deliusが突如雄叫びのような音色を吹き上げた瞬間から、大丈夫かと思うほど一気に演奏が白熱し、そこからドラマティックに展開していったのが快感。緊張感に満ちた殺陣を見ているかのようなステージでした。

 10月2日には甲府桜座、10月3日には名古屋市千種文化小劇場 ちくさ座、10月4日には京都府京都文化博物館での公演が予定されています。


鈴木勲グループ「1998 NEW」

Louis Moholo「Bra Louis」

Henry Grimes Trio「Live at the Kerava Jazz Festival」

Tristan Honsinger Quintet「Map of Moods」

Perfumeの広島ワンマンライヴが決定、広島イベント・レポートも

 Perfumeの広島ワンマンライヴが決定しました。タイトルは名古屋や大阪と同様に「感謝!感激!ポリ荒らし! 〜あらためまして、Perfumeです〜」のようです。まさに凱旋公演。


■2007.11.3(土)NEW!
[会場] テレビ新広島 新館9Fスタジオ(広島)
[OPEN/START] 16:00/17:00
[料金] 3,800円(税込み)
[HP先行受付]
10月1日(月)12:00〜10月7(日)23:00
http://www2.lawsonticket.com/perfume/
(PC・携帯共通)
※チケットは抽選方式を取らせていただきます
※エントリー受付期間終了後に抽選を行います
※上記URLは10月1日(月)12:00より使用可能になります
[一般発売日] 10月13日(土)
ローソンチケット/チケットぴあ
[問い合わせ]キャンディープロモーション 082-249-8334


 また、広島では9月30日にタワーレコード広島店とフタバ図書TERA広島府中でイベントが開催されましたが、その両方に参加した広島在住のポア子さんによるレポートが「ポア子白書 - Perfumeインストアイベはしごレポ」で公開されています。注釈にある広島県民のPerfume観も必読ですよ。


追記:大阪、神戸、広島のイベントに遠征してきたフランクさんのレポートも「リアリティが無さ過ぎる - とりあえず一段落」で公開されました。


Perfume「ポリリズム」(初回限定盤)(DVD付)

Perfume「ポリリズム」

紙ジャケット仕様CDについての記事をBiz-Plusが掲載

 Biz-Plusに「EXPRESS X 岩崎宏美・紙ジャケCD×22枚、ヒットの理由〜限定BOXで売らなかったのはなぜ? マニアに閉じず、ファンを裏切らないモノを作ろう(2007/09/17)」という記事が掲載されていることを「音楽中心日記blog He hit me」で知りました。

 この記事に登場しているのは、ビクターエンタテインメントの森谷秀樹さん。個人的なことを書きますと、僕やレコ・オヤジ69さんの10年以上前からの知り合いです。再発盤やワールドミュージック関連のCDを手掛けている森谷秀樹さんは自身が音楽マニアなので、彼の仕事にはハズレがありません。個人的には、森谷秀樹さんが手掛けた雪村いづみの3枚組ボックス「フジヤマ・ママ」(→amazon.co.jp)の音源やデータの充実ぶりに圧倒されました。

 この記事では、ボックス・セットにしなかった理由、旧譜の再販の最低ライン、Amazon.co.jpの果たしている役割などが現場の立場から語られていて興味深いです。


岩崎宏美「あおぞら+1」(紙ジャケット仕様)


[ 音楽 ]
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