27日に放映されたTBS「秋の感動ドキュメント 大家族合計21人の交換留学!海を越えた友情日本vs南国バヌアツ!涙…笑い…感動すべて見せますスペシャル!」を見ました。
この大家族番組、大家族番組シーンに爆弾を落とした青木家の番組を制作していた植木商店とTBSが懲りずに再びタッグを組んだものです。やはり大家族番組の高視聴率という甘い汁を忘れられないのでしょうか。かくいう僕も当然見るわけですが。
今回登場したのは、群馬県の富士見村に暮らす1男7女10人の酒井家と、バヌアツ共和国のタンナ島のサルファベイ村サムナカニ集落に暮らす4男5女11人のマリワン家。毎度思うのですが、植木商店はどうやって大家族を探してくるのでしょうか。しかもバヌアツ共和国から。
最初は子供たちだけ交換留学するのかと思っていたら、酒井家とマリワン家が全員で双方の家に滞在しに行くというダイナミックな番組でした。
まずは酒井家が、飛行機で35時間、自動車で2時間かけてマリワン家のもとへ。酒井家のお父さんはパンチパーマにヒゲという外見こそコワモテですが、非常にマイルドな語り口の人でした。電気も水道もなく、一晩中音楽を奏でていたりする集落ですが、やはり子供たちは遊びを通じて環境に順応するのが早いです。
そして今度はマリワン家が酒井家のもとへ。マリワン家では、お父さんと長男以外は村から出たこともないそうで、まず途中でニューカレドニアのホテルに泊まった段階でトイレや水道に驚いていました。酒井家に到着すると、そこは21人が同時に過ごすというすごい空間に。文明と異文化に驚きつつも、マリワン家の人々も次第に日本に慣れていきます。
見ていて驚いたのは、マリワン家の長男が初めて見る自転車に一発で乗れたことでした。もちろん補助輪無しで、さすがの運動能力です。また、マリワン家のお父さんはお祭りの金魚すくいを見て「これは食べるためにやっているんですか?」と言ったり、動物園の眠っているクマを見て「あの動物は死んでいるんですか?」と言ったりしていたのですが、ホワイトタイガーの声をいち早く聞きつけて危険を察知していたのは、さすが自然に培われた感覚だと感心しました。
最後は涙とともに酒井家とマリワン家はお別れ。「アフター青木家」とも呼ぶべき荒廃した大家族番組シーンにおいて、TBSと植木商店が頭をひねって企画したことが感じられる番組でした。
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