小心者の杖日記

2007年09月29日

林ふみの漫画、GAINAX原作「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」

 やはり「NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX<復刻版>」を見た影響で、林ふみの漫画、GAINAX原作「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」第1巻(→amazon.co.jp)第2巻(→amazon.co.jp)第3巻(→amazon.co.jp)第4巻(→amazon.co.jp)第5巻(→amazon.co.jp)第6巻(→amazon.co.jp)も購入。第1巻は以前買ったとこの「小心者の杖日記」に記述があるのですが家で見つからず、まとめて買い直しました。

 同名のゲームをマンガ化したもので、少女マンガ誌「Asuka」に2003年から2005年にかけて連載されていた作品。改めて読み直してみると、林ふみのはすでにキャリアのあるマンガ家だっただけに絵柄も安定していて、特に惣流・アスカ・ラングレーの喜怒哀楽など、キャラクターの表情が豊かなのが魅力です。なんで第1巻以降も買わなかったんだろう?

 綾波レイがクラスの女子に嫌われていたり、女子からレイへの嫌がらせを止めに入ったアスカが次に嫌がらせをさせたりといった、学園描写のリアリティも秀逸です。またアスカと洞木ヒカリが恋について教室の窓際に座って話したり、レイとアスカがお互いにシンジを好きなことを知りながら言葉には出さずに手をつないだりするシーンも良いです。

 途中から使徒やエヴァンゲリオンも登場するのですが、貞本義行と比べると戦闘シーンは畑違いという感じで、やはり魅力的なのは非戦闘シーン。本編は第4巻で終了します。

 異色なのは第5巻。なんと六分儀ゲンドウと碇ユイの中学生時代にまるごと1巻が費やされています。これはやはり、この作品において時間を越えて登場する渚カヲルというトリッキーな存在があってこそでしょう。

 第6巻は、キャラクター同士の関わりを描く短編集。「数年後」にレイや鈴原トウジが成長したためにエヴァンゲリオンを操縦できなくなったことが語られており、同じことが他のチルドレンにも起きているはずです。大人になることを描く過程に込めたさりげない残酷さ。それがこの作品の最終巻を魅力的なものにしていました。


林ふみの漫画、GAINAX原作「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」第1巻

林ふみの漫画、GAINAX原作「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」第2巻

林ふみの漫画、GAINAX原作「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」第3巻

林ふみの漫画、GAINAX原作「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」第4巻

林ふみの漫画、GAINAX原作「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」第5巻

林ふみの漫画、GAINAX原作「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」第6巻

投稿者 munekata : 2007年09月29日 このエントリーをはてなブックマークに追加 Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 このエントリーをニフティクリップに追加 このエントリーをBuzzurlに追加 このエントリーをFC2ブックマークへ追加 このエントリーをnewsingへ追加 このエントリーをYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをイザ!ブックマークに追加
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