audio safari「ウルノソラ」(→amazon.co.jp)は、2006年に発売されたオムニバス盤「みやこ音楽」(→amazon.co.jp
)にも参加していた京都の3人組バンドのファースト・アルバム。
クラムボンの原田郁子を連想させる桜井まみの情感豊かなボーカルと、エレクトロニカをベースにしつつ、ときにアコースティック・ギターなども響く繊細なサウンドがイマジネーションを強く刺激します。すでに個性の確立されているバンド。全体的に穏やかな雰囲気ながら、「fall」では打ち込みの激しいリズムが鳴り、そして静謐な「南の庭」で幕を閉じるなど、アルバムの構成にも光るものがありました。
レミ街「フェスタシエスタ」(→amazon.co.jp)は、4人組バンドが2006年にリリースしたファースト・アルバム。
まず印象的なのは、深谷彩の柔らかくも深みのあるボーカルです。「Our Loves」では、彼女の声による厚いコーラス・ワークを聴かせます。そのボーカルはまだ硬さを感じさせるものの、聴き手に対して真っ直ぐに迫ってくるような迫力があり圧倒されました。特に「フェスタシエスタ」「平行かなた」「渇いた月」。バンドのサウンドは、アコースティックな感触でフォーキーな香り。一時期の空気公団を連想しました。そして、最後の「歌声と悲しみ」での男声と女声を混ぜたコーラス・ワークが美しいです。
MALENA MUYALA「VIAJERA」は、ウルグアイの歌手の2006年のアルバム。
1920年代から1940年代の古いタンゴなどに自作曲を混ぜた構成。MALENA MUYALAのボーカルは深みがあり、そして強い意志をも感じさせます。演奏はギター、チェロ、アコーディオンなどを配したもの。非常に渋い世界です。

オムニバス「BEST OF LIVE, 10 ANS DE FUSIONS MUSICALES」は、モロッコでのグナワ・フェスティバルのライヴ音源を収録した編集盤。
選ばれているのは2002年から2006年までの11曲です。グナワというとゲンブリとカルカベが鳴っているというイメージがまず浮かびますが、ピアノやサックス、バイオリンなどが前面に出たセッション色の強い演奏など、伝統的なグナワのスタイルに縛られていないものも収録されています。バラフォンとコラが響く楽曲も美しいです。Pat Metheny Groupが参加した2006年の音源も2曲収録。伝統的な演奏からセッション色の強い演奏まで、どれも聴き応えがあります。

asahi.comに「テクノポップで『異空間』 3人組アイドル『パフューム』」という記事が。内容自体はPerfumeを紹介するもので新味はありませんが、朝日新聞に取り上げられたというのがまず感慨深いです。
ちなみに毎日新聞には、以前「パフューム:女子高生3人組アイドル スカパー!で新番組」で大量の写真とともに登場しています。今はなき「パッパッパッパッパッパッPerfume」のPR活動のときの記事です。
注文していた「NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX<復刻版>」が遂に届きました。2003年に発売されたDVD-BOXを再現したものです。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の公開までに見返したいところですが、その時間がないのが悩みどころ。
映像特典が異なり、コンパクト・ケースを採用した廉価な「NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX '07 EDITION」(→amazon.co.jp)も8月1日に発売済みです。

今週の「さよなら絶望先生」って見たっけ? と思っていたのですが、よく考えたら第8話をしっかり見ていました。臼井影郎メインのせいで印象が薄かったのでしょうか……。シャフト制作のこのアニメは相変わらず面白いです。
ところで、ニコニコ動画で公開されている「さよなら絶望先生」のオープニングと植田まさし作品のMAD「さよなら絶望先生 コボちゃんバージョン」がYouTubeに輸出されたのでご紹介します。この絶妙な脱力具合が植田まさし的で、思わず「ンモー」と言いたくなりました。
All-in-One INTERNET magazine 2.0で「日本のインターネット歴史年表」が公開されました。インターネットにおける業界動向、製品・サービス・技術、社会・事件、市場についてまとめた年表。現在のところ、1994年から2003年までが公開されており、それ以降についても近日公開予定だそうです。
2001年以降は孫正義の登場率が高いですね。1999年には広末涼子の写真もあります。
Nancy Ajram「CHAKHBAT CHAKABIT」は、レバノン出身で現在はエジプトのカイロを活動の拠点にしている歌手のアルバム。
アラブ圏ではこれまでのアルバムが数百万枚を売り上げてきたという大スターの彼女の新作は、子供向けの企画盤です。伝統音楽をベースにデジタルなサウンドをミックスさせてポップに聴かせます。Nancy Ajramの歌い回しは濃厚というよりは甘い感じで、子供向けのアルバムのためか、子供たちのコーラスがかぶさる構成。サウンド面では、パーカッシヴな要素が強調されているのが大きなアクセントになっています。

スポーツ報知に「パフューム直筆サイン入りCD…シングル初回盤に"お宝"50枚」という記事が。
3人組テクノポップユニット「Perfume(パフューム)」のニューシングル「ポリリズム」(9月12日発売)の初回盤約5万枚のうち50枚に、メンバーによる直筆サイン入りCDが封入されていることが27日、分かった。
驚いたのはサインよりも初回盤の枚数で、「約5万枚」って……! このご時勢にそんな大量に初回盤を生産するなんて桁をひとつ間違えているのではないかと思ってしまいました。でもそのぐらい売れたらすごいよなぁ。ぜひ徳間ジャパンさんには社運を賭けてPerfumeをプッシュしていただきたいと思います。
追記:徳間ジャパンで特設ページ「Perfume『ポリリズム』初回限定盤スペシャルプレミアム企画!」が公開されました。CDプレス工場を見学するアーティストを見るのは、個人的にはピチカート・ファイヴ以来です。
とり・みき「遠くへいきたい」第5巻(→amazon.co.jp)、富沢ひとし「特務咆哮艦ユミハリ」第4巻(→amazon.co.jp
)、山名沢湖「レモネードBOOKS」第3巻(→amazon.co.jp
)購入。
講談社が運営するサイト「MouRa」での私の連載「ネット幸福論」が更新されました。第19回は「恋愛の費用対効果とその上限」。今回は「奥さんとはどこで知り合ったんですか?」「アクセス解析です」といった話題です。よろしくお願いいたします。
いつも「小心者の杖日記」にコメントをくださっている都市色さんが、シングル盤のみを取り上げるブログ、03'54''を開設しました。以下のようなコンセプトだとか。
僕の紹介する予定のシングル盤はアナログでもCDでも何でもアリです。あとは最近のネット配信からシングル楽曲。SP盤は殆ど紹介されないと思いますが、カセットシングルも。アナログなら7インチ、10インチ、12インチサイズ。CDなら短冊の8センチシングル、12センチシングルを紹介することになります。時にはボーダーラインがあやふやなミニアルバムも混入してしまう恐れもあるかもしれません。そこら辺は鷹揚にお願いします。
すでに深田恭子の「イージーライダー」、佐野元春の配信限定シングル「君が気高い孤独なら」が紹介されています。僕もシングル好きの人間なので、今後楽しみに読ませてもらいます。
「筑紫哲也 NEWS23」で放映されたYMOのインタビューのロング・バージョン「NEWS23の軌跡『HAS⇔YMO』」が配信中であることを3つの新曲で知りました。トータルで約15分。9月末までの限定公開です。
「MUSIC MAGAZINE」9月号(→amazon.co.jp)では、渋谷系特集のアルバム・ガイド、Gnawa Diffusion「Fucking Cowboys: Live in Paris」(→amazon.co.jp
)のアルバム評、青山陽一のライヴ評を執筆しています。
この町の夏の夜祭りはどうかしているほど盛り上がります。
近隣の町ではテキ屋の排除を徹底したり、夜祭り自体がそれほど盛り上がっていなかったりするのですが、この町の神社は境内にびっしりとテキ屋が並び、さらに神社の周囲の狭い路地にまでテキ屋が並ぶ状態に。そこに町の人々が異様なほど集まってくるので大変な状況です。
路地は、折からの暑さに加えて、テキ屋から発生する熱や、人々の熱気で異常な暑さに。境内も大変な人混みで、ステージには氣志團のような頭の手品師や演歌歌手が登場します。浴衣の女の子たちは、許諾を得ているのか極めて怪しいジャニーズのグッズを販売している店の前に群がっていました。
よく見ると、テキ屋の顔ぶれや位置が去年とほとんど同じでしたが、新顔としてトルコのケバブを売る店があったので、買って食べることに。数店で買い食いをすると手がベタベタになりましたが、洗う場所もありません。
神社をやっと出ても、すぐ近くの商店街は夜祭り対応体制。フード関係の店はだいたい店頭で商品を販売しています。なんだか年々夏の夜祭りのテンションが上がっている気がして、この勢いはいつまで続くのかと、ふと町の未来について考えました。









恵比寿LIQUIDROOMでのyanokamiのライヴへ。矢野顕子とレイ・ハラカミによるユニットです。ライヴ評は「MUSIC MAGAZINE」に掲載されます。
会場でかおりんさん、かちゃくちゃくん、ryuto taonさんに会ったので、終演後は焼肉屋で飲んだくれてきました。
恵比寿エンジョイハウスでの「City, Country, City Vol.12」へ。
今回のDJは、レギュラーのMASAさんと佐藤公哉さんに加えて、ゲストのまちださんとクドウハルヲさん。これでTGVのオリジナル・メンバー全員が「City, Country, City」で回したことになりますね。
近くのLIQUIDROOMでのyanokamiのライヴへ行くために長くは居られなかったのですが、久しぶりにまちださんのスウィート・ソウルDJを聴けて嬉しかったです。
赤松佳音さんのバースデイ・パーティーに、「サイゾー」の矢田さんや妻とともにお招きいただきました。
ウサ耳+ピンクの衣装で登場した赤松佳音さんは「今年も20歳のバースデイ☆」とのことで、「これでお酒も飲めます!」とコメント。「☆ナナヒカリ☆ツアーズ2007〜5th ウエディングパーティー〜」と同様にアニメ会の皆さんの司会で、先日のパーティーの映像を流したり歓談したりの楽しい時間でした。改めて、お誕生日おめでとうございます!
ちなみに、8月31日発売予定だった赤松佳音さんのデビュー・シングル「それが、かのん流!」は発売を延期して9月にメロンブックスから発売されるそうです。これで全国から入手できるようになったほか、初回盤には映像も収録されるとか。
赤松佳音さんへのインタビュー記事をコスプレ写真とともに掲載した「サイゾー」9月号(→amazon.co.jp)も発売中ですので、よろしくお願いします。
Elvis Costello「My Aim Is True」(→amazon.co.jp)は1977年にリリースされたデビュー・アルバムの再発盤。コレクターズ・エディションと題されたデジパック仕様です。
僕が彼をリアルタイムで聴きはじめたのは、ワーナー移籍後の1989年の「Spike」(→amazon.co.jp)からで、それ以前の彼のアルバムにはこれまであまり興味がありませんでした。再発を機に買ってみたこのデビュー・アルバムは、Nick Loweのプロデュースによるポップにして気骨のあるロック。パブ・ロックの香りの中に、Elvis Costelloのメロディー・メイカーとしての才気のほとばしりを鮮烈に感じさせるアルバムです。
ところで、9月11日にはアメリカでこのアルバムの2枚組デラックス・エディション「My Aim Is True : Deluxe Edition」(→amazon.co.jp)が発売されるとか。これは買うタイミングを間違ったかもしれません……。
古谷実「わにとかげぎす」第4巻(→amazon.co.jp)は最終巻。
「さようなら寂しかったオレ。こんにちは、しあわせ…。」と書かれた帯に、本当にそんな終わり方をするのかと身構えてしまいましたが、本当にハッピー・エンドだったので驚いてしまいました。「ヒミズ」の強烈なバッド・エンド、シガテラの苦味の利いた最終話を経て、古谷実はこうしてひとつのハッピー・エンドを描き切ったわけです。
ただそこは古谷実だけあって、第4巻の中でも様々な事件が次から次へと起きます。早く解決しすぎではと感じる部分もありますが、そうした手法でのストーリーの引っ張り方はさすが古谷実です。
寂しいと感じること。誰かに受け入れられること。孤独ではなくなること。それを、シリアスさと笑いを絶妙に混ぜながら描き上げた快作だと思います。