小心者の杖日記

2007年6月19日

後藤幸浩「琵琶七変幻」

 後藤幸浩「琵琶七変幻」は、薩摩琵琶奏者による1997年のアルバム。

 後藤幸浩の薩摩琵琶弾語りに、阿部智恵の歌、田村亜紀のアコーディオン、田辺洌山の尺八が加わった作品です。プロデュースは田中勝則。後藤幸浩はかつて「MUSIC MAGAZINE」のジャズのコーナーも担当していた評論家で、そうしたジャズやブルースの躍動感も伝統邦楽にフィードバックされているように感じます。

 そしてなぜこの10年前のアルバムを買ったかというと、昔東長寺での彼のライヴで聴いた「紫陽花」が収録されていたからでした。この楽曲を初めて聴いたときにはパキスタンのカッワーリを連想したのですが、そうしたアジア〜アラブと日本との連環が薩摩琵琶の弦の響きとともに聴こえてくるアルバムです。

 現在の後藤幸浩はどんな喉をしているのか。彼の最近作も聴きたくなりました。


後藤幸浩「琵琶七変幻」

[ CD ]
投稿者 munekata : 2007年06月19日
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