bjork「Volta」(→amazon.co.jp)は、内向的な作品が続いていた最近作に対して、静と動のバランスがうまくとれている新作。日本盤は前面がシールで閉じられたデジパック仕様ですが、これは開けにくいです。
まず注目したのはTimbalandとコンゴのKonono No.1が共演する「Earth Intruders」。しかしあまりKonono No.1がいる必然性は感じられませんでした。Timbalandとマリのコラ奏者のToumani Diabateが共演する「Hope」も同様の印象。Timbalandはアフリカ勢と共演するよりは、「Innocence」のほうが突き抜けたサウンドで面白かったです。
中国琵琶のmin xiao-fenが参加した「I See Who You Are」は単なるオリエンタリズムかと思いきや、min xiao-fenはジャズにも通じる感触の演奏を展開。良いです。
テクノ〜エレクトロ路線の楽曲が「動」の面を支えている一方で、「静」の面を生み出しているのは管楽器を配した楽曲たち。特に「The Dull Flame Of Desire」は、クラシックのような管楽器の演奏をバックにAntony and the JohnsonsのAntonyとデュエットしており、そこへのビートの絡まりかたがユニークでした。
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