坂本真綾「30minutes night flight」(→amazon.co.jp)は7曲入りミニ・アルバム。初回限定盤はDVD付き。
菅野よう子のプロデュースから離れ、多数の職業作家を迎えて制作された2005年の前作「夕凪LOOP」を聴いたときには、もっと鈴木祥子のような作家性の強いソングライターの楽曲を増やしてほしいと感じたものです。そしてこのアルバムでは、まさにそれが実現。前作にも参加していた鈴木祥子、そして新たに参加したGOMES THE HITMANの山田稔明がそれぞれ2曲、高田みち子とNONA REEVESの奥田健介がそれぞれ1曲を提供しています。
2006年のシングル「風待ちジェット」でもコラボレートしていた鈴木祥子との相性の良さはもちろん、山田稔明の作品とも期待以上に相性が良く、シンガーとしての坂本真綾の魅力を引き出しています。山田稔明が書いた「セツナ」が特にいきいきと響き、鈴木祥子が書いた「ユニバース」が深く沁みました。
サウンド・プロデューサーとして全曲を編曲したのは森俊之。打ち込みの音に違和感がある部分もありましたが、トータルなサウンド・デザインでは前作を大きく上回っています。サウンドを支える参加ミュージシャンは、沖山優司、古川昌義、浜口茂外也、塩谷哲、亀田誠治といった猛者たちです。
DVDは、プロダクションI.G.の制作による「ユニバース」のアニメーション映像。
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