こうの史代「街角花だより」(→amazon.co.jp)は、1995年から2007年までに描かれた作品を集めた単行本。
この単行本で最も衝撃的なのは、こうの史代によるあとがきです。
あの頃のわたしは、こういう少々嘘くさくとも簡潔で明朗なショートストーリーばかり一生描いてゆくつもりでした。今読み返すとつくづく、ヒッドイ漫画だなあ、これ描いたやつ本物の馬鹿だなあ、と思います。
最近小林よしのりが責任編集の「わしズム」で、穏やかな中にも鬼気迫るような情念とアヴァンギャルド性を抱えた作品を発表しているこうの史代。現在の彼女が、マンガ家としての自分をいかに冷静に見据えているかがわかるあとがきです。
暖かさの中に少しだけ毒を混ぜたこうの史代作品を読みたい方はこの単行本をどうぞ。「夕凪の街 桜の国」を経由して、一気に強烈さを増してきたこうの史代作品を読みたい方は、「わしズム」に掲載された彼女の作品を読むか、それをまとめた単行本が出るのを待つと良いと思います。
現在放送中のアニメ「らき☆すた」から山本寛監督が降板することが京都アニメーションの公式サイトで突如アナウンスされました。
「らき☆すた」監督の山本寛は、監督において、まだ、その域に達していないと弊社は判断し、交代いたしました。
山本寛監督の作る「らき☆すた」を好きだっただけに残念。武本康弘監督になるという第5話以降を見守りたいと思います。
オムニバス「A Tribute To Joni Mitchell」(→amazon.co.jp)、Neil Young「Live At Massey Hall 1971」(→amazon.co.jp
)、Johnny Cash「At San Quentin (Legacy Edition)」(→amazon.co.jp
)、Timbaland「Timbaland Presents Shock Value」(→amazon.co.jp
)、detune.「わ・を・ん」(→amazon.co.jp
)、寺尾紗穂「御身 onmi」(→amazon.co.jp
)購入。
最近Movable Typeの管理画面に長時間アクセスできない事態が2度ほどあって、チカッパ!に問い合わせたところ、SQLiteのデータベースが122MBもあるのでその容量を軽減してほしいというアドバイスをいただきました。そこでさっそくスパムのコメントやトラックバックを削除したのですが、データベースのサイズはいっこうに減りません。
そこで調べていくうちに、「Naga BLOG: 削除や、スパムで肥大化したデータベースファイルを定期的にスリム化する『PeriodicVacuum Plugin』を入れてみました。」で紹介されていた「PeriodicVacuum_Plugin.ja_JP - Ogawa::Code - Trac」へたどりつきました。
前述の2サイトでの解説によると、SQLiteのデータベースはスパムのコメントやトラックバックを削除しても非使用領域が残り、データベースのサイズが小さくならない仕様になっているのだとか。驚きました。慢性的にスパムのコメントやトラックバック(特に後者)の襲来に悩まされている僕のブログは、それでは肥大するはずです。
そこでPeriodicVacuumプラグイン。PeriodicVacuum.zipをダウンロードし、解凍して中のPeriodicVacuum.plをMovable Typeのpluginsディレクトリにアップロードします。そしてパーミッションを755などに設定するだけ。非常に簡単です。これでエントリーやコメント、トラックバックを削除したタイミングで、1週間ごとに自動的にSQLiteのデータベースの非使用領域の解放操作をしてくれます。
さっそくスパムの削除をして、PeriodicVacuumプラグインが動くかを見てみました。しばらく待ってFTPで確認してみると、122,058,752Bあったデータベースが一気に5,701,632Bまで縮小しているじゃないですか。大丈夫なのかと思うほどの劇的な縮小ぶりです。
ちなみにこちらの人力検索はてなで紹介されているように、TkSQLiteというツールを使ってローカルで行う方法もあるようです。こちらの方法については、「SQLiteのサイズを小さくする。 : NOBODY:PLACE」で詳しく解説されています。
東浩紀「コンテンツの思想―マンガ・アニメ・ライトノベル」(→amazon.co.jp)は、マンガ、アニメ、ライトノベルなどのコンテンツについて東浩紀が行った対談、鼎談を収録した単行本。
第1章は、新海誠、西島大介との鼎談。この鼎談では、新海誠と西島大介のロジックへの距離感や、過去のサブカルチャーの重みに対する意識の度合いの違いが、鮮やかなほど浮き彫りになっていて面白いです。
第2章は神山健治との対談。アニメを通して、戦争のリアリティ、政治性、社会的不安感などが語られていて、もっとも社会批評的な色彩が濃いです。
第3章は、伊藤剛、夏目房之介との鼎談。「キャラ」と「キャラクター」を分けて考えることを、物語とデータベースに重ね合わせつつ語っています。ただこの章は、伊藤剛の「テヅカ・イズ・デッド」(→amazon.co.jp)と併読したほうが良さそうです。
第4章は、桜坂洋、新城カズマとの鼎談。ミステリやSFといったジャンルは横軸に並べて、純文学などの自然主義的リアリズムと、ライトノベルなどのまんが・アニメ的リアリズムを同じ縦軸に並べてしまう発想が刺激的でした。これは「ゲーム的リアリズムの誕生〜動物化するポストモダン2」(→amazon.co.jp)も読んでおいたほうが良いかなぁ……。
庵野秀明公式Webサイトが更新され、9月1日から公開予定の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」のイラストがトップページに飾られました。しかしこのイラスト、なぜか惣流・アスカ・ラングレーがいません。また庵野秀明に振り回される夏が始まる予感がしました。10年前のように。
ところで、8月には「新世紀エヴァンゲリオン」のDVD-BOXが2種類発売になります。ひとつは、2003年に発売されたDVD-BOXを再現した「NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX<復刻版>」で41790円。もうひとつがコンパクト・ケースを採用した「NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX '07 EDITION」(→amazon.co.jp)で、Amazon.co.jpでは22050円。倍近く価格が違うので安さで買うなら後者ですが、このふたつの映像特典が異なるというのです。一番最初にリリースされたDVDのみを持っている僕としては、どちらを買うか悩むところです。
Polaris「Live at SHIBUYA-AX 2006/11/10」は、タワーレコードとTOWER.JPでのみ販売されているライヴ盤。CD2枚とDVD1枚から構成されています。
オオヤユウスケと柏原譲のほか、ドラムにあらきゆうこ、ギターとパーカッションに宮田まこと、ギターににダーツ関口を加えた編成によるライヴ音源。ダブ・ポップという枠組を軽く飛び越えた、独特のスケール感のサウンドをたっぷり堪能させてくれます。その音楽は、穏やかにしてポップで自由。CDで聴けるような実験性こそ薄いですが、独自の時間感覚に支配された世界を安定した演奏で味わえます。この心地良さはPolarisならでは。
DVDはライブ映像を2曲収録しています。

ラージャスターンの伝統芸能楽団、MUSAFIRの来日公演が決定しました。以下、カンバセーションさんのプレスリリースより。
7月18日(水) ムサフィール・MUSAFIR Shibuya O-EAST 開場18:00 / 開演19:00
チケット発売 5月18日(金)
詳しくは「インド北西部砂漠の地ラージャスターンから極彩色の伝統芸能楽団2007年7月来日!! ムサフィール | MUSAFIR」をどうぞ。
今年コラボレーション・アルバム「はまさき」(→amazon.co.jp)をリリースした朝崎郁恵×ヨシダダイキチ。彼らのライヴとインタビューの音源がJJazz.Netで配信中です。約59分。5月1日までの公開だそうなのでお早めにどうぞ。
コミュニケーション・ツールとして安定した人気を保っているTwitterですが、それにかなり影響を受けたTimelogが公開されました。というか、ほとんど日本語のTwitterクローン。自動更新など独自の機能もありますが、僕の環境だと表示が崩れることが気になります。
最初は日本語が通りづらかったTwitterも、現在は普通に日本語で入力できます。このTimelog、どのぐらい人気を獲得するでしょうか。
運営者のコメントは「[NC] News Clipping: Twitterに学んだこと」で読むことができます。

玉栄政昭「ビューティフル・オキナワ・メロディーズ」(→amazon.co.jp)は、沖縄のミュージシャンがピアノで沖縄のスタンダード・ナンバーを演奏した異色のアルバム。
収録されているのは、「安里屋ユンタ」「十九の春」「てぃんさぐぬ花」といった沖縄民謡から、「涙そうそう」「童神〜天の子守唄〜」「島人ぬ宝」「花〜すべての人の心に花を〜」「芭蕉布」「イラヨイ月夜浜」といった戦後のヒット曲まで。そして、玉栄政昭がネーネーズに書いた「IKAWU(行かうー)」が、インストルメンタルと玉栄政昭自身のボーカル入りの2バージョンで収録されています。
正直なところあまり期待せずに聴いたアルバムでしたが、玉栄政昭の編曲とともに演奏されるピアノが味わい深く、胸に沁みる作品でした。特に「童神〜天の子守唄〜」。
「沖縄音楽=三線」というイメージがあるものの、有名曲ばかりで親しみやすく、ピアノがメロディーの美しさを引き立てるこのアルバムも沖縄音楽の入門盤として推薦したいです。
一十三十一「Girlfriend」(→amazon.co.jp)はシンガーソングライターの5枚目のアルバム。
サウンド・プロデュースはASA-CHANGで、エレクトロ、ジャズ、民族音楽などの要素を混ぜつつ、大胆な音響処理を施しています。「Hitomitoy」と題された実験的なトラックもふたつ。
そして一十三十一のちょっと低めのボーカルは、そうしたサウンドに負けない存在感があります。そんな彼女のボーカルとサウンドが大きなスケール感を生み出している「ウェザーリポート2.0.0.7.」が特に良いです。結婚する女友達に捧げた歌詞が良い「Girlfriend」にも聴き入ってしまいました。
8曲入りながら密度は濃厚。次作もぜひASA-CHANGと組んでフル・アルバムを届けてほしいです。
The Roches「Moonswept」(→amazon.co.jp)は、三姉妹のコーラス・グループのアルバム。
ギターの響きが中心となったアコースティックな感触の演奏をバックに、姉妹ならではの心地いコーラス・ワークを聴かせます。
そしてSuzzyの娘であるLucy Wainwright Rocheが、自身の提供曲「Long Before」にボーカルで参加。実はMySpaceでLucy Wainwright Rocheに魅了され、この楽曲を聴きたくてこのアルバムを買ったのでした。Lucy Wainwright Rocheの艶やかなボーカルによって歌われる、美しいメロディーの「Long Before」。この楽曲を高音質で聴けただけでも、このアルバムをかった甲斐がありました。なにしろ「Long Before」を、自分のMySpaceのプレイヤーに設定するぐらい好きでしたから。
他の楽曲も、カントリー・テイストの漂う佳曲揃いでした。
オムニバス「音楽のちから〜吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」(→amazon.co.jp)、オムニバス「細野晴臣トリビュートアルバム -Tribute to Haruomi Hosono-」(→amazon.co.jp
)、つるとかめ「しゃっきとせ」(→amazon.co.jp
)購入。
「音楽のちから〜吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」には細野晴臣&東京シャイネス・オールスターズ、つるとかめ「しゃっきとせ」には細野晴臣が参加していて、3作品とも細野晴臣関連です。
僕が「ネット幸福論」でお世話になっているMouRaに東浩紀のインタビューが掲載されました。純文学のみならず、ライトノベルやケータイ小説まで含んだ視野を持つ評論家としての東浩紀の言葉が語られています。
また、そのMouRaでも異彩を放っているのが、東浩紀+桜坂洋による「ギートステイト」。この連載は以下のような構成になっています。
このサイトでは東氏の世界観テキスト、桜坂氏による物語が公開されており、それらはキーワードのタグで管理されています。時間や登場人物、場所などでテキスト群をソートし、世界を別な角度から再構築することが可能です。
そのため、「テキストを最初から公開順にすべて読む」「東浩紀氏の世界観テキストのみで構築する」「桜坂洋氏の物語のみで構築する」という3通りの読み方がタグによって可能となっています。一番面白いのは「テキストを最初から公開順にすべて読む」で、東浩紀の世界観テキスト、桜坂洋の物語、そして両者の雑記、お知らせ、ポッドキャストなどが混ざり合った内容となっていて、まさにインターネットというメディアならではの連載となっています。
ATEETA「lat.55°N」(→amazon.co.jp)は、Paul McCartneyが設立したリバプール芸術大学で学んだシンガーソングライターのデビュー・アルバム。
ATEETAは全編を英語で歌い、Cocteau Twins、The Dream Academy、Stina Nordenstamのカバーも収録しています。そのサウンドは、アコースティック楽器や柔らかな女性コーラスなどが響き、ネオアコを連想させる透明感のある世界。シンセサイザーやエレキ・ギターの音色には改善の余地があると感じられましたが、非常にドラマチックな世界を描き出すアーティストです。
「北緯55度」を意味するタイトル通り、北欧の音楽の冷ややかさをイメージさせるアルバムでした。
すっかり書き忘れていましたが、先週は大貫妙子「Boucles d'oreilles」(→amazon.co.jp)、マリ・アンド・レッド・ストライプス「Mari & Red Stripes」(→amazon.co.jp
)、杉真理&レッド・ストライプス「Swingy」(→amazon.co.jp
)を聴いていました。
「MUSIC MAGAZINE」5月号(→amazon.co.jp)では、空気公団のライヴ評、ムーンライダーズ「MOONRIDERS 30th Anniversary Premium BOX」(→amazon.co.jp
)のDVD評を執筆しています。
安室奈美恵「FUNKY TOWN」(→amazon.co.jp)は33枚目のシングル。
安室奈美恵の本領発揮とも言うべきダンス・ナンバーで、太い低音とサウンドの間の抜き方が実にクールです。プロデュースはT.KURAで、作曲には彼のほか、作詞も担当しているMICHIKO、そしてL.L. BROTHERSがクレジットされています。インストルメンタルだけ聴いても最高に気持ちいいサウンド。スタッフ・ワークの優秀さも含め、現在のJ-POPシーンで、こうしたヒップ・ホップ寄りのポップスに関してはまさに安室奈美恵が女王でしょう。
カップリングの「DARLING」はCOLDFEETのプロデュース。これはまぁまぁという感じの出来です。
初回限定盤は「FUNKY TOWN」のビデオ・クリップを収録したDVD付き。4台のドラム・キットとダンサーをバックに安室奈美恵が踊ります。
ムーンライダーズ「1979.7.7 アット・久保講堂」(→amazon.co.jp)は、ムーンライダーズのアーカイヴ・シリーズの第2弾となる2枚組ライヴ盤。1979年7月7日に「七夕の夜は刺激的!」と題して開催されたライヴのほぼ全編を収録しています。そしてほぼ全テイクが未発表音源。
当時のムーンライダーズはヨーロッパ志向からニュー・ウェーヴへの移行期で、そうした変動を演奏の随所に聴き取ることができます。たとえば「Beep Beep オーライ」や「ウスクダラ」の勢いに満ちたアレンジ、そしてニュー・ウェーヴへ向けて疾走するかのようなサウンドの「スパークリング・ジェントルメン」。
「ジェラシー」の途中に謎のフェイド・アウトがあるのは残念ですが、次のフェーズへ向けて変化していたムーンライダーズの姿を記録した音源です。
ムーンライダーズ「Cool Dynamo, Right on」(→amazon.co.jp)は、2006年にリリースされたアルバム「ムーン・オーヴァー・ザ・ローズバッド」(→amazon.co.jp
)からのシングル・カット。
鈴木慶一作詞、岡田徹作曲によるポップなナンバー。「Cool Dynamo, Right on」のオリジナル、RIOW ARAIによるリミックス、インストルメンタルを収録しています。RIOW ARAIによるリミックスはタイトなビートに貫かれたサウンド。
このシングルはエンハンスドCDで、外山光男によるアニメーションによる「Cool Dynamo, Right on」のビデオ・クリップを収録しています。不思議な映像が見る者のイマジネーションを刺激するような作品。楽曲と独特の化学反応を起こしていて、かなり気に入りました。
オムニバス「ROOTS OF RUMBA ROCK : Congo Classics 1953-55」(→amazon.co.jp)は、1953年から1955年にコンゴで録音された音源を集めた2枚組編集盤。日本盤を買ったのですが、Amazon.co.jpにないのでここでは輸入盤をリンクしておきます。日本盤はFB/DJさんの解説付きなのでおすすめです。
当時のコンゴはまだベルギーの植民地で、このCDはそこで誕生したルンバ・コンゴレーズ〜ルンバ・ロックの源流となる音楽を収録しています。キューバ音楽をはじめとするラテン音楽の影響が濃厚なものから、コンゴの伝統音楽の要素が強いものまで、演奏やアレンジのバラエティが豊かなのは黎明期ならではの面白さでしょう。陽気にして快活な音楽を楽しめます。
今日は京橋のメディアボックス試写室へ、カーネーションのドキュメンタリー映画「ロックラブ」のマスコミ試写会のために行ったのですが、会場に着いてみると中止とのことでした。
6月2日からの公開がアナウンスされていましたが、それも日程が変更されるとのこと。プロデューサーの方にいただいたプレスリリースによると、「より良い作品の完成と磐石なプロモーション体制作りに向けての調整をさせていただ」くとのことなので、作品の完成と公開を楽しみに待ちたいと思います。
なお、同じプレスリリースでのハリケーンの本根誠さんの文書によると、6月にハリケーン・レコーズから矢部浩志のソロ・アルバムが発売される予定だとか。こちらも楽しみです。

Fanfare Ciocarlia「Queens and Kings」(→amazon.co.jp)は、ルーマニアのジプシー・ブラス・バンドの5枚目のアルバム。
Esma Redzepovaをはじめとする多数のゲストを迎えて制作された作品です。高速で暑苦しいまでに煮えたぎるブラス・セクションは相変わらずですが、ファンキーな「DUJ DUJ」など、セッションがFanfare Ciocarliaの新しい表情を引き出しています。
ラストはSteppenwolf の「Born To Be Wild」のカバー。ジプシー風のアレンジが痛快なカバーに仕上がっています。次作ではもうヨーロッパから飛び出してセッションしてほしいですね。
鈴木常吉「ぜいご」(→amazon.co.jp)は、元セメントミキサーズにして、つれれこ社中としても活動していた鈴木常吉の2006年のソロ・アルバム。
シャウトしていたセメントミキサーズ時代とは対照的に、侘び寂びを感じさせる穏やかな歌声が流れます。鈴木常吉の他に演奏しているのは、プロデューサーの中尾勘二と関島岳郎のみ。鈴木常吉のアコーディオンや、中尾勘二と関島岳郎の管楽器が響くサウンドは、戦前の音楽をもイメージさせます。そしてブルースやカントリーの要素も。
21世紀の音楽とは思えないほど枯れた雰囲気に、無骨な男の孤独と悲しみが滲み出しているアルバム。深夜にひとりで聴いていたら、不意に「石」が胸に刺さってきました。ラストのアイルランド民謡2曲も強烈な寂寥を運んできます。
Paul McCartneyの新曲「Ever Present Past」が無料フル配信中であることを音楽中心日記で知りました。これは来るべきアルバムが期待できる強力なナンバーです。
その6月発売の新作「Memories Almost Full」(→amazon.co.jp)は、スターバックス・エンターテイメントとコンコード・ミュージック・グループが設立した「ヒア・ミュージック」レーベルからリリース予定。日本ではユニバーサル ミュージックの発売が決定しています。
ご紹介が遅れましたが、「ピチカートファイヴのことをいろいろ思いつくままに。」というコンセプトのもと運営されているpizzicato fileが面白いです。ピチカート・ファイヴとしての活動、各メンバーのソロ・ワークスなどを大量の画像資料とともに紹介していて、ファンなら一見の価値のあるブログです。
また、いまでこそ運営されている方のお名前も知っているのですが、当初は運営者の名前を極力出さないというスタンスに見受けられて、そういう控えめな運営スタンスも興味深く感じられました。
現在、1993年まで話が進んでいます。
双葉社の方から松本美香「ジャニヲタ 女のケモノ道」(→amazon.co.jp)をいただきました。松竹芸能所属のピン芸人にして、20年に渡ってジャニヲタ(ジャニーズのオタクの意)である松本美香が、ジャニヲタの用語、心理、イベントでの行動など、その生態を描いた本です。
お下品な表現も多用しつつ書かれる文章は、芸人らしくひとりでボケてひとりでツッコミをしているので、寒く感じるところもあります。ただ、もうひとつ芸人らしいと感じたのは、ジャニーズにヒートアップしつつも、そんな自分を冷静に客観視しているところ。一時期は原爆オナニーズや渋谷系も愛したものの、結局ジャニヲタに舞い戻ってしまう松本美香の業の深さが、本一冊分という分量に渡って綿々と綴られています。ジャニヲタという人種の記録としては、民俗学的な価値があるのではないでしょうか。
一番すごいと感じたのは、松本美香が当時の担当(好きなジャニーズのタレント)が京都の劇場に長期出演したので、自分も京都に引越したというエピソード。微笑ましくも狂っています。一方で、僕が個人的に聞くような現場のジャニヲタ同士の上下関係や、ジャニーズ事務所が目を光らせるインターネット上におけるジャニヲタの水面下での活動については触れられていませんでした。松本美香には、いつかジャニーズ事務所に睨まれるぐらいタブーを赤裸々に綴ってほしいものです。
Jason Falkner「I'm OK...You're OK」(→amazon.co.jp)、池田卓「やえやまのみんなのうた」(→amazon.co.jp
)、Zina「Zina」(→amazon.co.jp
)購入。
国宝・彦根城築城400年祭のキャラクター・ひこにゃんの人気がすごいですね。「キャラクターを使用する際の著作権料は申請さえ通れば個人・企業を問わず無料とされている」(Wikipediaより)というのも話題。
400th BLOG:彦根城築城400年祭実行委員会事務局日誌はひこにゃんの着ぐるみの写真がたっぷりあり、文章も面白いです。「ひこにゃん、すす払いに出陣!」ではそのアクティヴさに驚愕。着ぐるみなのに! また「ひこにゃん上洛後記」では、京都でのひこにゃんの人気沸騰ぶりを見ることができます。
YouTubeにも公式アカウントがあって(!)、このときの映像が見られます。
秘蔵VTRと題した「ひこにゃん The Movie」も公開中です。
ひこにゃんの著作権の扱いといい、ブログやYouTubeの利用といい、彦根城築城400年祭実行委員会のインターネット戦略の巧みさを感じます。
ブラジル北東部のペルナンブーコのシンガー、Silverio Pessoaの来日公演が決定しました。以下、カンバセーションさんからのプレスリリースより。
5/2(水)、5/3(木)六本木ヒルズアリーナ 開場17:30 開演18:30
前売り ¥2500 当日 ¥3000
木下美紗都「海 東京 さよなら」(→amazon.co.jp)はシンガーソングライターのデビュー・アルバム。
ほぼすべての作詞、作曲、アレンジ、演奏、録音、ミックスをひとりで手掛けています。フォーキーで微かにポスト・ロック的な感覚を漂わせるサウンドと、乾いた情感が滲む歌声。穏やかな楽曲が続き、前半はやや淡白すぎるように感じましたが、情感が濃くなっていく終盤の展開は良かったです。
MALIBU「ROBO-SAPIENS」(→amazon.co.jp)、大島保克 with ジェフリー・キーザー「大島保克 with ジェフリー・キーザー」(→amazon.co.jp
)、℃-ute「2mini 〜生きるという力〜」(→amazon.co.jp
)購入。
佐野元春 MusicUnited.「世界は誰の為に」(→iTunes)の配信がiTunes STOREでのみスタートしたので購入。
「佐野元春 MusicUnited」名義のこの楽曲に参加しているのは、mellowheadの深沼元昭、HEATWAVEの山口洋、THE GROOVERSの藤井一彦。彼らに佐野元春を加えた4人で歌いあげる、歌詞もサウンドもボーカルも気骨に溢れたロック・ナンバーです。演奏には、NONA REEVESの小松シゲル、GREAT3の高桑圭、kyOnも参加。
わずか2話しか放映されていないのに大量のMADムービーが制作されている「らき☆すた」ですが、突如として鬼才が現れました。「らき☆すた OP 無人版」は、キャラクターを全て消し去り、最初から最後まで誰ひとりとして登場しないという斬新すぎる作品。驚くべき手間のかけ方に、静かな狂気すら感じました。
比較のため、本来のオープニング映像も貼っておきます。
「THE iDOLM@STER 『エレクトロ・ワールド』 by 雪歩・伊織・やよい」は、Perfumeの名曲「エレクトロ・ワールド」に、ゲーム・THE IDOLM@STERの映像を合わせたマッシュアップ作品。wastegateに戻したで知りました。楽曲のビートへの動きの合わせ方が見事です。
また、Perfumeのあーちゃんこと西脇綾香の妹で、9nineのメンバーである西脇彩華の西脇彩華オフィシャルブログもスタートしています。家族で浅草に行った話などが紹介されているので、Perfumeファンはこちらも要チェックです。
Lamp「残光」(→amazon.co.jp)は4枚目のアルバム。
2005年の前作「木洩陽通りにて」はいまひとつの感があったものの、この新作はジャケットがあまりにも気に入ったので買いました。
管弦楽器を配した流麗なサウンド、永井祐介と榊原香保里というふたりのボーカリストが織り成す色合い、厚いコーラス・ワーク。なかでも榊原香保里がリード・ボーカルの「夏に散らした小さな恋」にツボを突かれました。染谷大陽の紡ぐメロディー・ラインにもっとフックがあればより魅力的なバンドになるでしょう。
world's end girlfriend「Hurtbreak Wonderland」(→amazon.co.jp)は、同名義による単独作では5枚目となる作品。
管弦楽器を配した生演奏とブレイクビーツがミックスされた、優雅さと不穏さをたたえた音楽です。前々作「dream's end come true」で初めて出会ったときのようなインパクトこそ弱まりましたが、「シャンデリアの下の馬の幽霊」をはじめとして、クラシックとテクノが融合したゴシックな美しさはさらに深まっています。約80分という長さも含め、交響曲のようなアルバムです。
BOREDOMS(V∞REDOMS)「SUPERROOTS 9」(→amazon.co.jp)は、2004年のクリスマス・イヴに収録されたライヴ盤。
3つのドラム・セット、1台のターンテーブル、2台のCDJ、そして24人のコーラスという特異な編成によるライヴです。コーラスの荘厳さ、ドラムから繰り出されるビートの昂揚感とワイルドさ、ターンテーブルとCDJから挿入されるエディット感が、圧倒的なスケールで展開されていきます。脳内に煌めく光に向かって突き進むようなレイヴ的なアッパーさが、形式にとらわれずに具現化された音楽がこの演奏なのでしょう。まさにジャンル分けが無意味な異端の音楽。
ムーンライダーズ「ムーンライダーズ LIVE 9212」(→amazon.co.jp)は、スペースシャワーTVで放映された1992年12月24日のNHKホールでのライヴの初DVD化。もう15年も前ですか。
再活動後の「最後の晩餐」「A.O.R.」を中心にした選曲のライヴ。カラーとモノクロを使ったり、画面を分割・縮小させたりと編集もそれなりに施されていますが、ボーカルや演奏に安定感と勢いがあるので、それだけでも充分に見せます。「幸せな野獣」以降の後半の盛りあがりが爽快。名曲「涙は悲しさだけで、出来てるんじゃない」が収録されているのも嬉しいです。
アンコールの「独逸兵のように(シャルロットへ)」で、鈴木慶一がNHKホールのパイプオルガンを演奏するシーンはこのDVDの見所のひとつ。一方、隠れた見所としては、「ダイナマイトとクールガイ」の演奏中にステージを移動しようとして足を滑らせる武川雅寛が挙げられます。
テレビ神奈川で放映された「らき☆すた」第2話を見ました。
今回も先週と同じようなユルいノリかな……と思って見たところ、かなりテンポが良く話が進み、次々とネタが出てくる構成でした。第1話が確信犯的なユルさだったとわかったこともあり、山本寛監督の作家性を強く感じるようになってきましたね。
本編とは関係なく唐突に挿入される「らっきー☆ちゃんねる」というコーナーが、本編をメタ化する内容になっているのも面白いです。
そして今週も、エンディングはカラオケの部屋のドアが延々と映され、そこにカラオケの歌が流れるというもの。この調子で最終回までいったら、ある意味で見事です。
ところで、早くもオープニングを踊る人が現れたので貼っておきますね。
「らき☆すたマイケルver Lucky☆Star MichealVer.」も力作です。
「涼宮ハルヒの憂鬱」のパロディAV「涼宮ハヒルの憂鬱」に続き、系列会社から今度はまだアニメ化もされていない「涼宮ハルヒの消失」のパロディAV「涼宮ハヒルの消失」が発売されます。そのイントロダクション・ムービーが公開中。前作で見る者に衝撃を与えた古泉が懲りずに再び登場しています。
古くから存在したYahoo!ブックマークが、ソーシャル・ブックマーク機能の「人気ブックマーク」を持ったサービスにリニューアルされました。以前からYahoo!ブックマークを利用していた場合、「Myブックマーク」に引き継がれます。

東京大学の「ラブレター フロム 彼方(ラブかな)」主催による「JAZZ TODAY in Komaba 2007」が今年も開催されます。昨年僕も見に行きましたが、先鋭的な音楽家を無料で見られるおすすめのイベントです。
4/22(日) "Cities in/of Rhythms"
open17:30/start18:30鼎談:
キップ・ハンラハン+佐々木敦+野々村文宏演奏:
combopiano
(渡邊琢磨+渡邊光芳+栗原務 guest: 内田也哉子)
itoken + jimanica
(a.k.a. d.v.d)
chummy lotus-eater
(渡邊光芳+栗原務)
4/23(月) "Every Alley Sings a Song"
open18:30/start19:30上映:
レオン・ガスト『Our Latin Thing』
アメリカン・クラーヴェ関連秘蔵映像
and more...
4/24(火) "Darning and Trapping"
open18:30/start19:30鼎談:
キップ・ハンラハン+平井玄+木幡和枝演奏:
大友良英+芳垣安洋
DJ Moochy入場料
無料
会場
東京大学駒場小空間(200席+立見)
まだまだユーザーが増えているTwitter。そのAPIを利用したヌいたらすぐ、ヌイッター!がイエイリカズマさんの手でドロップされました。ある特定の行為の完遂を明示的かつワールドワイドに宣言したいときにどうぞ。

「2ちゃんねる狼ブログ:AKB48がついに水泳大会をやる件」によると、4月18日発売のシングル「軽蔑していた愛情」(→amazon.co.jp)の購入特典として、AKB48が水泳大会を開催するそうです。具体的にどういう内容になるんでしょうか……。秋元康らしいエグい企画です。
講談社が運営するサイト「MouRa」で、私の連載「ネット幸福論」がスタートしました。第1回「ブラウザを見つめているだけで幸せになれると思ったのかい」。
2006年12月14日に私のサイト「小心者杖日記」はスタートから10周年を迎えました。「ネット幸福論」は、「MouRa」という場をお借りして、その10年間の自分のインターネット生活を総括すると同時に、「Web2.0」という言葉で表現されるこれからのインターネットの世界についていくばくかの展望を述べていく連載です。「ネット幸福論」というタイトルは、そうしたコンセプトのもとに編集部にお任せして決まりました。
この連載にあたっては、これまで自分がインターネットや商業誌などで、書き手としての自分自身に課してきたいくつかのルールを外して臨もうと考えています。これからも続く自分の人生に漠然とした不安を感じる今だからこそ書けるようなものを。そして、「ブロゴスフィア」と呼ばれるブログの世界を超えて、できるだけ遠くへ届くようなものを書いていこうと思います。
この連載は、おそらくインターネットの歴史の資料になるようなものではありません。その代わり、10年分の「小心者の杖日記」の記述を元にして、ひとりの人間がインターネットに触れて人生がどう変化したかを描くエッセイとして、「ネット幸福論」というタイトル通りの内容になれば良いと考えています。
更新ペースは週1回を予定しています。1回あたり約5000字と、長文の続く連載ですが、お読みいただければ幸いです。そして、もし短期間で連載が終了してしまった場合には、「あーあ」と思って心の中で合掌してください……。皆様からのアクセスだけが頼りですので、ブログなどで紹介していただけると非常に有難いです!
感想やご意見などありましたら、ぜひお知らせください。
よろしくお願いいたします。
Prefab Sprout「Steve McQueen - Legacy Edition」(→amazon.co.jp)、Ozomatli「Don't Mess with the Dragon」(→amazon.co.jp
)、Bi Kidude「Zanzibara Vol.4(ザンジバル音楽の記念碑)」(→amazon.co.jp
)購入。Bi Kidudeは日本盤を購入したのですがAmazon.co.jpにないので輸入盤へリンクしておきます。
島本理生「大きな熊が来る前に、おやすみ。」(→amazon.co.jp)、「Quick Japan」Vol.71(→amazon.co.jp
)購入。「Quick Japan」にはtoutouの1ページ記事が掲載されています。
バクーンTVでPerfumeのインタビュー動画が配信中であることを「さよなら、タオルケット - ☆帰省完了...」で知りました。北海道の感想やビデオ・クリップ撮影時の話題などを話しています。
「レコード・コレクターズ」5月号(→amazon.co.jp)では、登川誠仁「It's only セイ小(グヮ)〜ザ・ベスト・オブ・登川誠仁 1975-2004〜」(→amazon.co.jp
)、あがた森魚「乗物図鑑」(→amazon.co.jp
)のアルバム評を執筆しています。
ヱビス<ザ・ホップ>がCMに多数のミュージシャンを起用していて、その映像を「ヱビス<ザ・ホップ>CMギャラリー」で見ることができます。登場しているのは、つじあやの、曽我部恵一+ASA-CHANG、小山田圭吾+ヤン富田、THE CHILL(立花ハジメ+紺野千春)、高田漣など。マニアックな人選の中でも、ヤン富田の起用には驚かされました。
なおもユーザーが急増しているTwitter。関連サービスやツールも続々と登場していますが、その中でもユーザーや本文の検索ができるTwitter 検索 : Searchは特に便利そうです。

この記事を書いている時点で、首相官邸ホームページのトップページに、4月14日に開催された「桜を見る会」で安倍総理の隣りに立つ中川翔子の写真が掲載されています。「からすみ-しょこたん☆ぶろぐ」で本人も興奮をあらわにしていますね。
高円寺SALON/by marbletronでの「夜の科学vol.11〜小さな声で交わす言葉」へ。久しぶりの新高円寺は、ファミレスが本屋になっていたり、SALON/by marbletronのそばの民家が消えていたりと、少し街並みが変わっていました。
今夜はGOMES THE HITMANの山田稔明によるソロ・ライヴ。前半が山田稔明によるアコースティック・ギターの弾き語りで、後半はドラムなどのイトケン、キーボードやフルートの上野洋が加わる編成でした。
開演前に会場に入ると、イトケンによるソロ演奏中。機材、キーボード、ドラムをひとりで操作、演奏して奏でるのはエクスペリメンタルな音楽で、それを聴いているとシカゴ音響派やポスト・ロックという言葉も思い浮かべましたが、イトケンの音楽はより叙情的に感じられました。それは彼がひとりですべての音を鳴らすフィジカルな姿を見たせいもあるかもしれません。
本編の山田稔明のライヴは、GOMES THE HITMANの楽曲に加えて多くの新曲を披露するもので、実に3時間近くに渡るものでした。彼の音楽は、日本的な湿気のほとんど感じられない、欧米的な洗練をされたフォーキーなポップス。サビの部分での高音の使い方には、メロディー・メイカーとしての才能を改めて感じさせられます。山田稔明が作るGOMES THE HITMANの楽曲は、洋楽リスナーにもっと聴かれると良いのにと感じました。
今夜は、坂本真綾の最新作「30minutes night flight」(→amazon.co.jp)に提供した「セツナ」もセルフ・カバー。GOMES THE HITMANの「ripple」(→amazon.co.jp
)の中で僕が大好きな「星に輪ゴムを」を聴けたのも嬉しかったです。
GOMES THE HITMANのMySpaceでは楽曲やビデオが公開されているので、興味がある方はこちらもどうぞ。
四谷Gallery Niepceでの佐藤路子写真展「露と答えて」へ。写真家の佐藤路子さんの2度目の個展です。
彼女が撮影に使用しているのは、SX-70というポラロイドカメラ。淡いクリーム色がベースの色調に味があるのですが、そうした雰囲気に甘えていない凛とした直感と対象への優しい視線が佐藤路子さんの写真には同居しています。
僕が特に気に入ったのは、1枚は子供たちが川で遊んでいる写真。川面の光が反射したのか、ところどころ白飛びしているのが夏の日差しを感じさせました。もう1枚は、板のデッキに子供がうつぶせでつっぷしている写真。その瞬間を切り取った構図が素敵でした。
佐藤路子写真展「露と答えて」は、15日まで四谷Gallery Niepceで開催中です。

鈴木亜美 joins キリンジ「それもきっとしあわせ」(→amazon.co.jp)は、鈴木亜美とキリンジという意外な顔合わせでコラボレーションをしたマキシ・シングル。
「それもきっとしあわせ」を最初に聴いたときには強力なキャッチーさに欠けているように感じましたが、聴けば聴くほど味が出てくるメロディー・ラインなのはさすが堀込泰行。作詞は堀込高樹という兄弟共作による楽曲です。演奏はキリンジに加えて、ベースに沖山優司、ドラムに楠均。そして鈴木亜美も、従来のイメージを大きく塗り替えるようなしっとりとした情感を滲ませたボーカルを聴かせます。名曲。
カップリングは「それもきっとしあわせ "Basic Session Version"」。最後がナレーション・ドラマというのはアイドルっぽいです。
ロマンポルシェ。「男は橋を使わない」(→amazon.co.jp)は2006年にリリースされた4曲入りマキシ・シングル。
いまさらながら、ロマン優光のクレジットが単に「DELAY」とだけ書かれていることに軽いショックを受けました。しかも「ロマン陽光」と誤植されています。そして「LOVE ME TO DEATH」「はじめまして!不審者です!」では無駄にクオリティの高い80年代サウンドと掟ポルシェによる業の深い歌詞の合わせ技。4曲を聴いただけで憑き物を肩に乗せたかのような気持ちになれました。
BEN E. KING「DON'T PLAY THAT SONG」(→amazon.co.jp)は、1962年のアルバムのアトランティック・レコード創立60周年記念再発盤。国内盤ながら1500円で、デジタル・リマスターも施されています。
Phil Spectorの書いた楽曲のほか、名曲「Stand By Me」も収録。洗練されたセンスを感じさせる艶やかなソウルを聴くことができます。
SAM & DAVE「HOLD ON, I'M COMING」(→amazon.co.jp)は、1966年のアルバムのアトランティック・レコード創立60周年記念再発盤。国内盤ながら1500円です。
Isaac Hyesらが書いた「HOLD ON, I'M COMING」をはじめ、当時のメンフィスのソウル・シーンの熱気、スタックス・サウンドを体感できるアルバムです。Sam MooreとDave Praterの切れ味の良い掛け合いを楽しめます。
北中正和さんの監修のもと制作されたワールドミュージックのガイド・ブック「世界は音楽でできている[中南米・北米・アフリカ編]」(→amazon.co.jp)、「世界は音楽でできている[ヨーロッパ・アジア・太平洋・ロシア&NIS編]」(→amazon.co.jp
)が発売されました。僕は両方でアーティスト紹介とディスク・ガイドを執筆しています。
この2冊、いわゆる民族音楽的な「ワールドミュージック」にとどまらず、ロックやポップス寄りの音楽も含めて、広く世界の新旧のポピュラー・ミュージックを紹介する内容になっています。地域ごとの音楽ジャンルの紹介、アーティスト紹介、ディスク・ガイドなどから構成された、密度の濃い2冊です。
Burka Band「Burka Blue」(→amazon.co.jp)は、アフガニスタンの女性3人組バンドの2004年のシングル。ブルカに身を包み、顔も見えないまま演奏することで話題を呼んだバンドです。
「Burka Blue」は、ベースとドラムによるシンプルなリズムに英語のラップが乗り、そこに笛のような音色や打楽器、コーランのような声がミックスされた奇妙な雰囲気の楽曲。カップリングの「No Burka!」はより洗練されたサウンドによるラップ・ナンバーで、ここでもサンプリングが使われています。この2曲のリミックスも収録。
サウンドの質こそ違えど、パンクやニュー・ウェイヴに近い感触の音楽で、タリバン政権崩壊後のアフガニスタンに彼女たちのようなバンドが登場したことに少なからず興奮しました。
この「Burka Blue」はCD-EXTRA仕様。アフガニスタンのカブールで撮影された「Burka Blue」と、ヨーロッパで撮影された「No Burka!」のビデオ・クリップを収録しています。後者の映像では、街角のセクシーな広告の前で、全身をブルカに包んだBurka Bandが歌い踊っていて、辛味の効いたユーモアを感じさせました。
ITmedia Newsに「ヤフーも投稿動画サイト クリエイティブ・コモンズに対応」という記事が。Yahoo! Japanの動画共有サービス・Yahoo! ビデオキャストがスタートしました。
MP4やAVIなど各種形式の動画を投稿すれば、自動でflvに変換して公開できる。1度にアップロードできる容量は100Mバイトまでで、flv変換後の1人あたりの保存容量は最大500Mバイトまで。

Toumast「E Ishumar」(→amazon.co.jp)は、サハラ砂漠に住むトゥアレグ人のバンドのアルバム。
リーダーのMoussa Ag Keynaはゲリラ兵だったという経歴の持ち主です。ダルブッカ、カルカベ、ジャンベに、ギターやベースを加えたサウンド。いわゆる「砂漠のブルース」ですが、Tinariwenよりはサウンドが軽い印象を受けました。
サックスが挿入されたりタイトなドラムが鳴ったりストリングスが加わったりと、現代性が増す瞬間のサウンドの表情が面白いです。かなりしっかりしたサウンド・プロダクションに感心しました。
A Hundred Birds「To The Eden」(→amazon.co.jp)は、約30人でハウスを演奏するオーケストラのセカンド・フル・アルバム。
ボーカル曲ではやはりTeNの歌う楽曲が魅力的。そしてインストルメンタルでは、クラシック的な要素を大胆に押し出しながら始まり、ブラスやキーボードで彩りを添えつつ約15分に渡って展開していく「Perpetuum Mobile」が圧巻です。
宅八郎が渋谷区長選に立候補するための渋谷区長選「宅八郎 公式サイト」が開設されたことをYellowTearDropsで知りました。個人的にはそのまんま東よりもインパクトが強いです。プロフィールには彼の特異な経歴が綴られているせいか、マニフェストはかなりまともに映ります。
このサイトのディレクトリを上がると、渋谷区:おおぬき三平 公式サイト。「オンブズマン渋谷行革110番」という団体の代表だそうです。彼のブログの「おおぬき三平:『ムダ』日記 | しがらみのない区長候補を立てます!」にはこんな記述が。
当会は緊急役員会を開き、全会一致で区長候補の擁立を決定した。
「渋谷区の利権・特権を全てブッ壊す!」100%市民派の予定候補者を近日中に発表する。楽しみにしていて欲しい。
これが宅八郎のことだったようです。……と思ったら、同じドメインの下位ディレクトリに渋谷区長選「快楽亭ブラック 公式サイト」というのもあり、彼はZAKZAKの「快楽亭ブラック渋谷区長選出馬断念…支援者とトラブル」にあるように出馬を断念したそうです。
Yahoo! alpha (beta) searchは、Yahoo!7を運営するYahoo Australiaがスタートさせた検索エンジン「alpha」のベータ版。ウェブ検索のほか、Flickrの写真、Yahoo!7 Answers、YouTubeの動画、ニュース、Wikipedia、スポンサーなどが表示されるメタ検索エンジンです。

SUEMITSU & THE SUEMITH「The Piano It's Me」(→amazon.co.jp)は、シンガーソングライターの末光篤のユニットのデビュー・アルバム。
THE SUEMITHにはクラムボンのミトも参加。全編アッパーなピアノ・ロックで攻め続けるアルバムです。「100 Strawberries」をはじめとして、キャッチーな楽曲ばかりを書く才能には注目すべきものがあります。難点はアッパーすぎて聴いていて疲れることですが。
初回限定盤のDISC 2は、クラシカル・アレンジ・バージョンを4トラック収録。この要素と本編をミックスするといい塩梅だったのではないでしょうか。
そしてこのアルバム、全体的に音の抜けが悪いミックスが残念です。
YouTubeのamatsuhikoさんが、子猫の「ふちゃぎ」と2匹のフェレットがじゃれあう動画をたくさん公開しているのでご紹介します。あまりにも可愛い彼らの姿に、ぜひ萌え死んでください。
Niagara CM Stars「NIAGARA CM Special Vol.1 3rd Issue 30th Anniversary Edition」(→amazon.co.jp)は1977年に発売されたアルバムの再発盤。
大瀧詠一が1973年から1974年に制作したCM音楽を集めたアルバムです。「3rd Issue」と題されたこのCDは、なんと70トラックを収録。すごいことになっています。
27トラックのモノ・バージョン、21トラックのステレオ・バージョンに、14トラックのレア音源、8トラックのデモ音源を加えた構成。三木鶏郎の血を受け継いだようなキャッチーなメロディー・ラインと、様々な実験が施されたサウンドの短いトラックが次々と現れては消えていきます。特にステレオ・バージョンではサウンド面の試行錯誤がよりリアルに聴き取れ、あまりの密度にクラクラしてきました。
レア音源では、アコースティック・ギターの響く「サイダー73(C TYPE)」が新鮮。デモ音源では、当時没となった「サントリー・オールド」と「スパイス・ソング」も聴くことができます。
日本人ユーザーも急増しているTwitterですが、そのTwitterとGoogle Mapsをマッシュアップしたのがtwittervision。世界地図上に、Twitterでの「今何をしているか」の発言が次々に飛び出します。Twitterを通して世界の見知らぬ人々とつながっていることを体感できるのが楽しいです。

この「小心者杖日記」を擁するoutdex.netがお世話になっているチカッパ!が1周年を迎え、太っ腹なキャンペーンを開始しました。以下、お知らせメールより。
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テレビ朝日で放映された「痛快!ビッグダディ4男4女の9人大家族バツイチ42歳独身親父密着365日」を見ました。離婚後に男手ひとつで4男4女を育てる父親の一家が、岩手から奄美大島に移住した後の生活を追う番組です。
今回はなんと3時間近くあったのですが、奄美大島の年中行事が見ていて勉強になるほど多く、さらに長女の受験もあったので、ダレることなく楽しめました。この地域では中学を卒業すると、中学の教員が全員来るなどして、70人もの人数でお祝いするんですねぇ。
経済事情は苦しいながら、奄美大島で明るくサヴァイヴする一家の姿が印象的でした。
テレビ東京で放映された新番組「モテケン」第1回を見ました。
この番組で注目すべきは、大人計画の宮崎吐夢が司会を担当すること。もうひとりの司会の伊勢志摩も大人計画です。
そして「21世紀のモテをクリエイトする」というこの番組の第1回のテーマは……折り紙。ぎょう虫の検査シートから実物大のおまるまで折り紙で作るという内容で、テレビ東京の深夜番組ならではのユルさでした。
とはいえ、グラビアイドルの料理コーナーがあったり、クリエイター紹介があったりと、先日壮絶なユルさとともに放映がスタートした「ハロモニ@」よりは構成が練られていました。
今後は、宮崎吐夢ならではの下品極まりないシモネタに期待したいと思います。地上波で可能な限りで。
テレビ神奈川で放映された「らき☆すた」第1話を見ました。制作は京都アニメーション、監督は山本寛という「涼宮ハルヒの憂鬱」に関わったスタッフによる作品です。
この番組、なにはともあれオープニングの強烈さに尽きるでしょう。作曲は神前暁、作詞は畑亜貴というこれまた「涼宮ハルヒの憂鬱」がらみの作家。歌詞が聴き取れないほどの高速のラップに乗って、キャラクターたちが踊りまくります。なんだか中毒性のある映像です。
本編のほうは、「チョコパンってどう食べる?」といった女子高生の他愛もない会話が連なっていく内容で、ダラダラ続くかと思うと大胆な編集が顔を見せたりします。途中で「らっきー☆ちゃんねる」というコーナーが唐突に始まり、さりげなくBerryz工房ネタが挿入されていたのも人を食っていました。
「YAMDAS現更新履歴 - ワーナーブラザースレコードがYouTubeで700曲以上のビデオを公開中」でYoutubeにWarner Bros. Recordsのアカウントがあることを知りました。考えてみれば、昨年9月のCNET Japanに「あのYouTubeがついに?!--ワーナーと提携、音楽を無料・合法配信へ」という記事があったぐらいですから、こういうアカウントがあって当然なんですよね。
現在Warner Bros. Recordsのアカウントで配信されているのは749本。その中から個人的な思い入れや趣味で12本を選んでみたいと思います。
なにはともあれMadonnaですよね。まずは懐かしい「Papa Don't Preach」から。イントロのストリングスを真璃子の楽曲が取り入れていた……とか古い話です。長山洋子もこの「Papa Don't Preach」をカバーしていたはず。
Madonnaの2本目は「La Isla Bonita」。インドネシアのElvie Sukaesihによるカバー(久保田麻琴プロデュース)を聴いてからこの楽曲を好きになりました。
Madonnaの最後は「Music」。トルコの音楽ドキュメンタリー映画「クロッシング・ザ・ブリッジ~サウンド・オブ・イスタンブール」サントラ盤(→amazon.co.jp)に収録されているカバーで好きになりました。こういうパターン多いな。
懐かしいところでEnya「Orinoco Flow」も。このビデオ・クリップを「ベスト・ヒットUSA」で初めて見たときは映像の美しさが衝撃的でした。
R.E.M.「Orange Crush」も「ベスト・ヒットUSA」で見たビデオ・クリップです。
Fleetwood Mac「Seven Wonders」も「ベスト・ヒットUSA」。僕の洋楽体験の原点です。
Eric Claptonの名曲「Wonderful Tonight」。僕がこの楽曲を最初に聴いたのは、「三宅裕司のいかすバンド天国(イカ天)」でBEGINが演奏したカバーでした。
Dr. John「Goin' Back To New Orleans」。1992年のアルバム「Goin' Back to New Orleans」(→amazon.co.jp)のタイトル・チューンです。
Barenaked Ladiesのその名も「Brian Wilson」。後にBrian Wilson自身が「Live at the Roxy」(→amazon.co.jp)でカバーして、「Brian Wilsonが『Brian Wilson』を歌う」ということになる楽曲です。
なぜかEmbedできないのでリンクでどうぞ。Barenaked Ladies - Brian Wilson (Video)。
The Flaming Lips「Race For The Prize」。1999年の「The Soft Bulletin」(→amazon.co.jp)の冒頭を飾った名曲です。
The Flaming Lipsをもう1曲。「Yoshimi Battles The Pink Robots Part 1」は2002年の「Yoshimi Battles the Pink Robots」(→amazon.co.jp)の収録曲。ここで歌われている「Yoshimi」とはボアダムスのヨシミのことです。日本盤には「Yoshimi Battles The Pink Robots Part 1」の日本語バージョンが収録されているので、そちらがおすすめ。
トリはNeil Youngでいきましょう。好きな楽曲があまりなかったのですが、ここは2006年の「Living with War」(→amazon.co.jp)からタイトル・チューン「Living With War」を。
ブログ・サービスのTumblrが面白いです。コメントもトラックバックもできないシンプルなブログ・サービスなのですが、ブックマークレットを使うと簡単に文章、写真、引用、リンク、YouTubeなどの動画をポストすることができます。

サイン・アップしたら、「Share on Tumblr」を右クリックして「お気に入りに追加」を選ぶだけでブックマークレットの設定は完了。Sleipnirの場合は、「Share on Tumblr」を右クリックして「ショートカットのコピー」を選び、適当な「お気に入り」の「場所」に指定すればOKです。

僕のTumblrはこんな感じ。よりグラフィカルなソーシャル・ブックマークという感覚で使うのも便利そうです。
東京都知事選での落選が確実となった外山恒一候補。彼が22歳だった15年前にミニコミ「BD」に掲載していたテキストが「BET: 外山恒一の15年前の活動」で公開されています。ストレートなメッセージです。
ところで「動画サイトの都知事候補の政見放送を選管が削除要請」で取り上げたYouTubeとAmebaVisionの外山恒一候補の動画ですが、AmebaVisionは削除に対応し、YouTubeは削除しなかったようです。
4月25日発売のモーニング娘。「悲しみトワイライト」(→amazon.co.jp)のビデオ・クリップのフル配信が開始されたことをM推セで知りました。この楽曲でモーニング娘。を卒業する吉澤ひとみがかっこよすぎます。
Van Morrison「At the Movies: Soundtrack Hits」(→amazon.co.jp)は、映画に使われた楽曲を集めた編集盤。
デビュー以降、Van Morrisonがロックンロールから次第にR&B色を濃くしていく過程がわかる編集盤でもあります。再録曲やライヴ音源も交えた構成で、ライヴ音源では「Caravan」が特にエキサイティング。一方、「Queen Of The Slipstream」のサウンドは特に美しいです。
The Chieftainsと共演した「Irish Heartbeat」も収録。ソウルフルな佳曲が並んだ、ベスト盤としても聴ける充実した内容のアルバムです。
「Google Japan Blog: Google マップを使って地図が簡単に作れるようになりました。」でアナウンスされているように、Googleマップに自分だけの地図を作成して公開することができるマイマップ機能が追加されました。非公開にしておくこともできます。僕も渋谷のCDショップという地図を作成してみましたが、拍子抜けするほど簡単にできました。ブログ上にも貼れるようになるといいですね。
島本理生と佐藤友哉が結婚したことを「サニーデイ - びっくり」で知りました。「暫定ワカコの日記:じんせいのはるやすみ編 - ぎりりの日。」によると、メールマガジンファウスト50号からの情報らしいです。そういえば、島本理生の待望の新刊「大きな熊が来る前に、おやすみ。」がいまだに見つけられないので早く読みたいところ。
「第一回 ハロー!プロジェクト新人公演 さるの刻・とりの刻」の公式サイトが開設されました。驚くべきは、モーニング娘。の8期オーディションで落選した吉川友がハロプロエッグとして出演すること。しっかりキープされてたんですねぇ。個人的にハロプロエッグでは、NOTTI’S BLOGを運営する能登有沙を推しています。
同じく8期オーディションで落選した佐藤すみれは、現在すみれMelody♪を更新中。夏にミュージカル出演が決まっているそうです。合格して今回の「第一回 ハロー!プロジェクト新人公演 さるの刻・とりの刻」にも出演する光井愛佳のお父さまが運営している和み温泉【こー湯】も、久しぶりに見たら順調に更新されていました。
「論座」5月号(→amazon.co.jp)購入。
目当ては「対談/激写 綿矢りさ×篠山紀信 アイドルという存在をめぐって」です。意外な顔合わせにも見えるこの対談ですが、綿矢りさが「夢を与える」(→amazon.co.jp)で描いた「アイドルを囲む大人たち」について篠山紀信に話を聞く形で、かなり密度の高い内容になっています。綿矢りさが、篠山紀信の撮影した栗山千明の「少女神話」を手にして見るという場面も。
そしてこの記事、篠山紀信が綿矢りさを撮影した写真が6ページも掲載されています。アイドルという存在を作品で描いた綿矢りさが、遂に自身のアイドル性をも相対化して篠山紀信のカメラの前に立ったかのような、綿矢りさという作家の強度の高まりを感じさせる写真です。
読売新聞に「動画サイトに都知事候補の政見放送、選管が削除要請」という記事が。
インターネットの複数の動画投稿サイトに、東京都知事選の立候補者の政見放送の映像が投稿されている問題で、都選挙管理委員会は5日夜、米国の動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」と、日本の投稿サイト「アメーバビジョン」を運営するサイバーエージェント(渋谷区)に映像の削除を要請した。
現在のところ、YouTubeで「外山恒一」を検索するとこんな結果に。ある意味で壮観です。AmebaVisionでの検索結果はこんな状況。YouTubeとAmebaVision、どう対応するのでしょうか。
京都市中央図書館のサイトで、「京都市出身の芥川賞作家 綿矢りささんが1日中央図書館長に」というアナウンスがされています。
●日 時/4月29日(日・祝) 10:00〜 (9:30開場)
●場 所/京都市生涯学習総合センター(京都アスニー) 4階ホール
《綿矢りささんを囲んで》 (※定員・先着400名)
・高校生の代表がインタービュー形式で綿矢りささんの魅力に迫ります。《綿矢りささんより表彰状授与》
・京都市子ども読書活動優秀実践団体(者)表彰式
・第1回「めざせ100冊!読書マラソン」達成おめでとう表彰式《綿矢りささんサイン会》 (※定員・先着100名)
・お一人につき一冊,著書へのサインに限ります。
・綿矢りささんの著書の販売コーナーもあります。
※託児あります(満1歳〜就学前まで)
定員数も多くて充実した内容のイベントのようなので、京都方面の方は参加されてはいかがでしょうか。
若手歌人の加藤千恵の短歌に関する連載が2本進行中です。
ひとつは、スリーエーネットワークでの「かとちえの短歌教室」。初めて見る著者プロフィールの写真です。もうひとつが、集英社の携帯電話向けコンテンツでの「かとちえの短歌days」。ともに短歌の投稿作品を募集中です。
枡野浩一の掲示板に16歳で登場した加藤千恵が、自身で短歌講座を開くまでになったことは感慨深いですね。
モーニング娘。 「SEXY 8 BEAT」(→amazon.co.jp)は8枚目のオリジナル・フル・アルバム。
楽曲面でもサウンド面でも「笑顔YESヌード(ALBUM MIX)」が突出してしまっている印象です。つんく♂の声が飛び交う「SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜」は改めてCDで聴くと怪作。しかしこのぐらいインパクトがある楽曲がもっと欲しかったです。
初回限定盤のDVDは、「笑顔YESヌード(Close-up Ver.)」と「Ambitious!野心的でいいじゃん」「Do it! Now」のライヴ映像を収録。
ムーンライダーズ「Cool Dynamo, Right on」(→amazon.co.jp)「1979.7.7 アット・久保講堂」(→amazon.co.jp
)、安室奈美恵「FUNKY TOWN」(→amazon.co.jp
)、The Roches「Moonswept」(→amazon.co.jp
)購入。
toutouが出演するNHK教育「きょうから英会話」の放送がスタートしました。電気グルーヴのピエール瀧がまるで真人間のように普通に司会や英会話のレッスンをしていたのが可笑しいです。
そして英単語のコーナーで遂にtoutouが登場。NHKながらお腹を出しつつ英単語のレッスンを受けます。

番組のエンディングもtoutouが「えいごの唄」を唄い踊る映像でした。

これから半年間、毎週地上波でtoutouが見られるので楽しみです。ちなみにtoutou on my listも地道に更新していますのでよろしくお願いします。
TOI MUANGDANG「MORLAM MUN」はタイのミュージシャンのアルバム。
そのサウンドは、タイのモーラムとロックを大胆に融合したもの。ワイルドさとゆったりとした歌謡性が同居する不思議な味わいの音楽です。ターンテーブルのスクラッチが入る微妙なダサさもいい味を出しています。ピョコピョコしたシンセ音とオルガンが響く6曲目が特に痛快。なかなか楽曲のバラエティが豊かで楽しめます。

坂本真綾「30minutes night flight」(→amazon.co.jp)は7曲入りミニ・アルバム。初回限定盤はDVD付き。
菅野よう子のプロデュースから離れ、多数の職業作家を迎えて制作された2005年の前作「夕凪LOOP」を聴いたときには、もっと鈴木祥子のような作家性の強いソングライターの楽曲を増やしてほしいと感じたものです。そしてこのアルバムでは、まさにそれが実現。前作にも参加していた鈴木祥子、そして新たに参加したGOMES THE HITMANの山田稔明がそれぞれ2曲、高田みち子とNONA REEVESの奥田健介がそれぞれ1曲を提供しています。
2006年のシングル「風待ちジェット」でもコラボレートしていた鈴木祥子との相性の良さはもちろん、山田稔明の作品とも期待以上に相性が良く、シンガーとしての坂本真綾の魅力を引き出しています。山田稔明が書いた「セツナ」が特にいきいきと響き、鈴木祥子が書いた「ユニバース」が深く沁みました。
サウンド・プロデューサーとして全曲を編曲したのは森俊之。打ち込みの音に違和感がある部分もありましたが、トータルなサウンド・デザインでは前作を大きく上回っています。サウンドを支える参加ミュージシャンは、沖山優司、古川昌義、浜口茂外也、塩谷哲、亀田誠治といった猛者たちです。
DVDは、プロダクションI.G.の制作による「ユニバース」のアニメーション映像。
YouTubeで長野の帝王さんの新作が公開されました。作品はCM「プリッツ 堅焼物理学篇」のパロディ。プリッツを折る瞬間の表情が必要以上に力が入っており、また元のCMにはない教科紹介の映像が挿入されるなど、彼女らしい凝り方をしています。何度見ても味があるなぁ……。
鈴木博文関連のライヴ情報2本が入ってきました。ともに5月に開催。個人的には「GOLDEN POPS VOL.10」のメンツにそそられます。以下、お知らせメールを転載。
「GOLDEN POPS VOL.10」出演:
加藤千晶
木下美紗都
ミオ・フー(鈴木博文fromムーンライダーズ+美尾洋乃)
レムスイム日時:2007.5.20(日)
場所:渋谷公園通りクラシックス
http://www.radio-zipangu.com/koendori/
開場17:30/開演18:00
前売¥3,500/当日¥3,800(1ドリンク付)前売メール予約(3/31〜5/19)
件名に「5/20予約」と書いて
お名前、人数、電話番号を以下のメールアドレスに
送って下さい、折り返し御連絡します。
(ezwebの携帯を御利用の方は返信メールが
戻ってくるのでお控え下さい)
「goldenpops@infoseek.jp」
***********************************************また同じ月の始めにはこんなイベントもあります
こちらも宜しくお願いします
Metrotron Records 20th Anniversary Live Series
鈴木博文と「女たち」〜Some Girls〜ホスト:鈴木博文(MOONRIDERS)
ゲスト:上野洋子/川喜多美子(D-DAY)/田中亜矢日時:2007年5月4日(金/祝)
場所:赤坂グラフティ
開場:18:00/開演:18:30
前売:¥3,500(ドリンク代別¥600)
当日:¥4,000(ドリンク代別¥600)前売りチケット取り扱い
チケットぴあ
0570-02-9999/0570-02-9966(Pコード:254-772)
赤坂グラフティお問い合わせ先
赤坂グラフィティ:03-3586-1970
http://www.moz.co.jp/graffiti/
MUSIC DAY 2007
http://www.musicdayjapan.jp/
愛知県のダンス集団・ソンビーズが、遂に「ハレ晴レユカイ スペシャルバージョン」と題するオリジナルに忠実なバージョンを公開しました。絵コンテが公開される前までは独自の振り付けで踊っていた彼ら、3人のみなのが残念ですがオリジナルのバージョンも完璧に踊りこなしています。
ちなみに「ハレ晴レユカイ 全壊バージョン!」というのも公開されていて、ここではMichael Jacksonを尊敬するリーダーならではのアドリブが全開。というか、最後なんて必要以上に回転しています。
窓の杜の「【NEWS】同一フォルダ内のFLV動画を連続再生できるFLV専用プレイヤー『FLVPlayerEx』」で紹介されているFLVPlayerExを試してみました。このソフトウェアは現在、zan9のスレッドでダウンロードできるフリーソフトです。
フォルダ内のFLV動画を連続再生できるほか、シークも可能。あとはファイルのドラッグ&ドロップに対応してくれたら便利だと思います。
CNET Japanに「EMI Group、iTunes StoreでDRMフリーの楽曲を販売へ」 という記事が。iTunes Storeで著作権保護のDRM無しのファイルが販売されるというのは画期的です。この記事によれば、価格は上がるものの音質は向上するとのこと。他のレコード会社、そして日本のiTunes Storeにもぜひ波及してほしいところです。
Antibalas「Security」(→amazon.co.jp)は、アメリカで活動するアフロビートのバンドのアルバム。
この新作は、なんとJohn McEntireとAntibalasとの共同プロデュース。エンジニアリングやミックスもJohn McEntireが手掛けています。冒頭から音響面での鋭角的なアプローチが全開で、それがAntibalasの奏でるアフロビートとぶつかり合う、かなり刺激的なサウンドです。アフロビートを一気に2007年のサウンドへとアップグレードした感さえあります。
Ray Charles「Ray Charles (aka Hallelujah I Love Her So)」(→amazon.co.jp)は、1957年のアルバムのアトランティック・レコード創立60周年記念再発盤。国内盤ながら1500円で、デジタル・リマスターも施されています。
初期のゴリゴリとした熱いR&Bが詰まったアルバム。なかでもラテン風の「Mery Ann」が新鮮でした。
日本を代表する奇祭のひとつとして知られ、海外にもその名を知られつつあるかなまら祭りへ行ってきました。場所は、川崎市の若宮八幡宮内にある金山神社。性器信仰の神社で、子宝、エイズ除けなどのご利益で知られています。かなまら祭りは、例年4月の第1日曜日に開催されるお祭りです。
寝坊をして慌てて川崎大師駅を降りると、いきなり男性器を模したご神体を載せた神輿が3つも視界に飛び込んできました。駅前とは思えない凄い光景です。日本人の老若男女、そしてたくさんの外国人が神輿の後をついていきます。
まず先頭は、この男性器を模した黒いご神体が載るかなまら舟神輿。血管まで浮き出ているのがリアルです。

続いて、丸太のご神体を載せたかなまら大神輿。左右にガンガンと揺れる暴れ神輿です。これもよく見ると、丸太の前に小さな鳥居と男性器があります。

そして極めつけがこのピンクの男性器の神輿。女装メイクルーム&サロン・エリザベス会館から寄贈されたエリザベス神輿で、担いでいるのはニューハーフのお姉さまたちです。そして担ぎ手と群衆からは、「でっかい魔羅!」「かなまら!」のコール&レスポンスが沸き起こります。

3つの神輿は、快晴の青空に向けてご神体をそそりたてつつ、川崎大師の表参道を進んでいきます。

行列はこの方が見守っています。

川崎大師の表参道をUターンして住宅地へ。ちょっと高いところから撮るとこんな感じで、大変な人だかりです。

そして最後尾のエリザベス神輿も若宮八幡宮へ到着。鳥居をくぐる瞬間、群衆がヒート・アップしました。

3つの神輿が金山神社に到着。境内はもう身動きが取れないほどの人混みでした。

金山神社は旗からしてこんな感じです。

そして地面から、黒光りするご神体が屹立しています。

境内では男性器、女性器を模した手作り飴が飛ぶように売れていました。看板もストレートです。


境内には自由に乗れる男性器を模した柱も。男女問わず、次々に人々が乗っていました。


神輿の到着後は、男性器と女性器を模した大根のオークション、フラダンス、バンド演奏など行われ、性器信仰を中心にいくつもの文化と人種がミックスされたカオスな空間と化していました。
さて、このかなまら祭りの映像をYouTubeにアップロードしたので興味がある方はどうぞ。7分以上あります。写真はFlickrでも公開しています。
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