The Beatles「LOVE」(→amazon.co.jp)は、「ザ・ビートルズ最新作」と銘打たれたアルバム。
ラスヴェガスのショウ「Love」のために、George Martinとその息子Giles Martinが、The Beatlesのすべての楽曲を聴き返して分解し、再構築したという作品です。The Beatlesの音源という人類レベルの資産を使って、メンバーや遺族の公認のもと実施されたリミックスとマッシュ・アップ。こういう作品が制作されたこと自体も含め、極めて21世紀的な作品です。
内容的には、従来のファンなら顔はしかめつつも感心してしまいそうな密度で、流れるような展開といい、その練り込み方にはGeorge Martinの執念すら感じます。若い人が初めてThe Beatlesの作品として「LOVE」を聴いても特に違和感はないでしょう。
冒涜しない程度に神域へ大胆に手を突っ込んだ作品。この感覚を楽しめるかどうかが「LOVE」への評価の分かれ目でしょう。僕は新手のベスト盤として楽しみました。
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