小心者の杖日記

2006年12月31日

2006年のCDベスト10(& more)

 音楽的な新鮮さや驚きか、圧倒的な完成度の高さ。そのどちらかを感じさせてくれた作品を優先的に選びました。

 Johnny Cashの「American V: A Hundred Highways」は、「MUSIC MAGAZINE」の「クロス・レヴュー」で10点満点を献上したアルバム。

 Perfumeは2006年の「小心者の杖日記」のアソシエイトで一番売れたアーティストです。「Perfume〜Complete Best〜」は2007年2月14日に再発されます(→amazon.co.jp)。

 OKIは、「DUB AINU DELUXE」(→amazon.co.jp)、KiLAとの共演作「Tog E Go Bog E(気楽にやれよ)」(→amazon.co.jp)「KiLA & OKI」(→amazon.co.jp)も優れた内容で、質を落とさない量産ぶりに敬服。

 ワールドミュージック系の作品が意外と少ないのは、自分の音楽を聴く姿勢にも問題があるのかな……と思いました。やはり大量のCDを聴こうとすると、1枚を深く味わう時間は限られてしまいますね。来年はちょっとこの点を考え直そうと思います。

 ちなみに、おそらく今年一番作品を買ったレーベルはソニー・ミュージックダイレクトです。紙ジャケット仕様盤など、散財しまくりでした。


Johnny Cash「American V: A Hundred Highways」
Johnny Cash「American 5: A Hundred Highways」

Belle And Sebastian「The Life Pursuit」
Belle And Sebastian「The Life Pursuit」

Roger Joseph Manning Jr.「Solid State Warrior」
Roger Joseph Manning Jr.「Solid State Warrior」

SUFJAN STEVENS「The Avalanche」
SUFJAN STEVENS「The Avalanche」

Perfume「Perfume〜Complete Best〜」
Perfume「Perfume〜Complete Best〜」

クレイジーケンバンド「GALAXY」
クレイジーケンバンド「GALAXY」

カーネーション「WILD FANTASY」
カーネーション「WILD FANTASY」

鈴木祥子「鈴木祥子」
鈴木祥子「鈴木祥子」

冨田ラボ「Shiplaunching」
冨田ラボ「Shiplaunching」

OKI DUB AINU BAND「オキ ダブアイヌ バンド」
OKI DUB AINU BAND「オキ ダブアイヌ バンド」


 次点は以下の20枚。ほぼ聴いた順です。


小沢健二「毎日の環境学」
小沢健二「毎日の環境学」

Ray Davies「Other People's Lives」
Ray Davies「Other People's Lives」

Senti Toy「How Many Stories Do You Read On My Face」
Senti Toy「How Many Stories Do You Read On My Face」

Prince「3121」
Prince「3121」

高橋幸宏「BLUE MOON BLUE」
高橋幸宏「BLUE MOON BLUE」

Flaming Lips「At War With the Mystics」
Flaming Lips「At War With the Mystics」

秋山羊子「指一本で倒されるだろう」
秋山羊子「指一本で倒されるだろう」

capsule「FRUITS CLiPPER」
capsule「FRUITS CLiPPER」

残像カフェ「めくるめく僕らの毎日」

残像カフェ「めくるめく僕らの毎日」

Elvis Costello & Allen Toussaint「The River in Reverse」
Elvis Costello & Allen Toussaint「The River in Reverse」

安室奈美恵「CAN’T SLEEP,CAN’T EAT,I’M SICK/人魚」
安室奈美恵「CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK / 人魚」

ソウル・フラワー・モノノケ・サミット「デラシネ・チンドン」
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット「デラシネ・チンドン」

大工哲弘&ちんどん通信社「ジンターランド」

大工哲弘&ちんどん通信社「ジンターランド」

二階堂和美「二階堂和美のアルバム」

二階堂和美「二階堂和美のアルバム」

吾妻光良&The Swinging Boppers「Seven & Bi-decade」
吾妻光良&The Swinging Boppers「Seven & Bi-decade」

ムーンライダーズ「MOON OVER the ROSEBUD」
ムーンライダーズ「MOON OVER the ROSEBUD」

℃-ute「キューティークイーン VOL.1」
℃-ute「キューティークイーン VOL.1」(初回生産限定盤)(DVD付)

DJ OZMA「I LOVE PARTY PEOPLE」
DJ OZMA「I LOVE PARTY PEOPLE」(DVD付)

ANATAKIKOU「Message Pie」
ANATAKIKOU「Message Pie」

Joanna Newsom「Ys」
Joanna Newsom「Ys」


 再発盤、発掘盤では以下の5枚を挙げたいと思います。


初代桜川唯丸 with スピリチュアル・ユニティ「ウランバン DX」
初代桜川唯丸 with スピリチュアル・ユニティ「ウランバン DX」

オムニバス「カワチモンド」
オムニバス「カワチモンド」

佐野元春 With The Heartland「The Essential Cafe Bohemia」
佐野元春 With The Heartland「The Essential Cafe Bohemia」(DVD付)

ムーンライダーズ「MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006」
ムーンライダーズ「MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006」

オムニバス「ナゴム ポップスコレクション」
オムニバス「ナゴム ポップスコレクション」


 では皆さん、良いお年を!

[ CD ]

2006年のマンガベスト10

 独自の世界観の完成度の高さや、なんだかわからないエネルギーを感じる作品を優先的に挙げてみました。具体的には、「特務咆哮艦ユミハリ」「機動旅団八福神」「ムーたち」「謎の彼女X」あたり。山名沢湖は、「つぶらら」のほかにも「委員長お手をどうぞ」「でりつま」「レモネードBOOKS」と、どれも面白い作品ばかりでした。


鈴木志保「END&」
鈴木志保「END&」

富沢ひとし「特務咆哮艦ユミハリ」第2巻第3巻
富沢ひとし「特務咆哮艦ユミハリ」第2巻
富沢ひとし「特務咆哮艦ユミハリ」第3巻

福島聡「機動旅団八福神」第3巻第4巻
福島聡「機動旅団八福神」第3巻
福島聡「機動旅団八福神」第4巻

榎本俊二「ムーたち」第1巻
榎本俊二「ムーたち」第1巻

植芝理一「謎の彼女X」第1巻
植芝理一「謎の彼女X」第1巻

浅野いにお「ソラニン」第1巻第2巻
浅野いにお「ソラニン」第1巻
浅野いにお「ソラニン」第2巻 

高浜寛「凪渡り 及びその他の短篇」
高浜寛「凪渡り 及びその他の短篇」

山名沢湖「つぶらら」第1巻
山名沢湖「つぶらら」第1巻

志村貴子「青い花」第1巻第2巻
志村貴子「青い花」第1巻
志村貴子「青い花」第2巻

日本橋ヨヲコ「少女ファイト」第1巻
日本橋ヨヲコ「少女ファイト」第1巻


 再刊作品では、やはりこの作品を挙げたいと思います。


新井英樹「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」第1巻第2巻第3巻第4巻第5巻
新井英樹「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」第1巻
新井英樹「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」第2巻
新井英樹「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」第3巻
新井英樹「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」第4巻
新井英樹「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」第5巻

2006年の書籍ベスト10

 青木あざみ「まっすぐに。」 は、2006年の「小心者の杖日記」のアソシエイトで一番売れた書籍。

 枡野浩一は、「ショートソング」「結婚失格」(→amazon.co.jp)「金紙&銀紙の似ているだけじゃダメかしら」(→amazon.co.jp)と、それぞれ別のベクトルを向きながらどれも面白い本を一気に発売していて驚嘆させられました。

 豊田正義「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」 は正確には2005年11月発売なのですが、特例として入れています。

 そして実のところ、今年発売された単行本こそ無かったものの、2006年に一番作品を読んだ作家は島本理生でした。


森健「グーグル・アマゾン化する社会」
森健「グーグル・アマゾン化する社会」

青木あざみ「まっすぐに。」
青木あざみ「まっすぐに。」

久保田麻琴「世界の音を訪ねる 音の錬金術師の旅日記」
久保田麻琴「世界の音を訪ねる 音の錬金術師の旅日記」

サラーム海上「プラネット・インディア インド・エキゾ音楽紀行」
サラーム海上「プラネット・インディア インド・エキゾ音楽紀行」

韓東賢「チマ・チョゴリ制服の民族誌 その誕生と朝鮮学校の女性たち」
韓東賢「チマ・チョゴリ制服の民族誌 その誕生と朝鮮学校の女性たち」

豊田正義「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」
豊田正義「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」

永山薫「エロマンガ・スタディーズ 『快楽装置』としての漫画入門」
永山薫「エロマンガ・スタディーズ 『快楽装置』としての漫画入門」

綿矢りさ「夢を与える」(『文藝』2006年冬季号掲載)
「文藝」2006年冬季号

枡野浩一「ショートソング」
枡野浩一「ショートソング」

笙野頼子「絶叫師タコグルメと百人の『普通』の男」
笙野頼子「絶叫師タコグルメと百人の『普通』の男」

[ 書籍 ]

恒例! 年末年始の大家族番組ガイド

 今年もテレビブロスを熟読して探した、年末年始の大家族番組をご紹介します。


1月1日(月) 14:30〜15:54 TBSテレビ チビマツケンが行く!密着・17人大家族劇団涙と笑いの200日! 「主役は5歳」

1月2日(火) 8:45〜11:45 テレビ朝日 4男4女の9人家族・バツイチ独身親父密着…岩手から奄美大島へ移住2500キロ“痛快ビッグダディ”

1月4日(木) 19:00〜21:24 日本テレビ 密着10周年!7男2女一家11人の大家族・石田さんチ長男が結婚で大騒ぎ


 というわけで3番組。新顔の大家族はない模様です。やはりゴールデンタイム放送の石田家の存在感が光りますね。

 ところで青木家はやはりもう……?


青木あざみ「まっすぐに。」

紅白歌ブロ合戦

 紅白出演者の楽曲を有名人や素人がカラオケで歌うのを配信する「紅白歌ブロ合戦」がGYAOうたブロで開催中なのを屋根裏で知りました。

 GYAOうたブロには前田健や小嶺麗奈のような有名人も出演しているほか、独特の唱法でセンセーションを巻き起こした「養老の星 幸ちゃん」こと佐竹幸二さんも8曲でエントリー。なぜか歌いながら服を脱ぎだす蟹沢可名さんなど、濃いキャラクターが集まっています。


簡単!!!ストリーミングぶっこ抜き!!!―Gyaoを簡単に保存する裏技!

TBS「第48回 輝く!日本レコード大賞」

 12月30日に放映されたTBS「第48回 輝く!日本レコード大賞」を見ました。と言っても個人的に見どころだったのは、倉田信雄のピアノ演奏で歌われたさだまさしの「秋桜」、服部隆之が弦編曲を担当していた森山良子&BEGINの「涙そうそう」、ステージをタラコダンサーズだらけにしていた上野耕路作編曲のキグルミの「たらこ・たらこ・たらこ」と、特別賞の楽曲ばかりでした。


キグルミ「たらこ・たらこ・たらこ たっぷりクリスマスBOX」

テレビ神奈川「イグザンプラードラマ」第11回

 迷走するかと思われたテレビ神奈川の「イグザンプラードラマ」が、ここにきて俄然面白さを増しています。

 12月29日放映の第11回では、「リニューアル紅白の真相」と題して勝手に「NHK紅白歌合戦」の気持ちを代弁、「くれない受信料」という歌まで流していました。いい感じで悪ノリしています。

 ちなみに、「あいのり」をモチーフにした12月22日の第10回では番組が途中でメタ化。今後どういう荒業を繰り出してくるか注目されます。


「くれない受信料」に涙する金剛地武志


鈴木タイムラー オフィシャルセレクション Vol.2【告発編】

Sufjan Stevens「Songs for Christmas」

 Sufjan Stevens「Songs for Christmas」(→amazon.co.jp)購入。もう年内は届かないかと思っていたら、ギリギリで年末に届きました。

 2001年から今年までに制作されたクリスマスCD5枚を収納したボックス・セット。収録時間は約2時間で、カバーを織り交ぜた内容です。

 アコースティック主体のサウンド、通常のアルバムとは違ったラフな手触り。ただし「2006 VOL.5」だけは音が厚くて、フル・アルバムを聴いたかのような重みがあります。特に「Sister Winter」が感動的。

 クリスマスを過ぎても胸に沁みる作品です。


Sufjan Stevens「Songs for Christmas」

[ CD ]

2006年12月30日

古屋兎丸「ハピネス」

 古屋兎丸「ハピネス」(→amazon.co.jp)は短編8本を収録した単行本。

 古屋兎丸は、ときにマンガの記号性を逆手に取りながら、激情、執着、妄想などに囚われた人間を圧倒的な画力で描き出します。そして、ちょっと頭の弱い男女が登場する「雲のへや」「インディゴエレジィ」「アングラ★ドール」といった作品たちでは、人間の薄暗い面をも描きながら爽やかなラストをもたらしていて素直に感動しました。特に「雲のへや」。


古屋兎丸「ハピネス」

漆原友紀「蟲師」第7巻

 漆原友紀「蟲師」第7巻(→amazon.co.jp)は、蟲とそれを心の裏側に巣食わせてしまった人間たちの物語。この巻では、2話連続で描かれた「棘のみち」が特にスケールの大きさ、闇の深さを感じさせました。


漆原友紀「蟲師」第7巻

渡辺ペコ「東京膜」

 渡辺ペコ「東京膜」(→amazon.co.jp)は、部屋の間取りをモチーフにした連作3篇を中心にした単行本。

 線が細いわりにコマの絵の密度が薄い点や、ギャグのコマの絵は好みではありませんが、作品が読後に残す淡い感傷は嫌いではありません。


渡辺ペコ「東京膜」

とり・みき「パシパエーの宴」

 とり・みき「パシパエーの宴」(→amazon.co.jp)は、シリアス系の伝奇、怪奇、SF短編集。

 ギャグマンガを中心に執筆しているとり・みきですが、そうしたサイドと裏表を成す作品たちが収められた単行本です。観念的なアイデアを絵に変換するときに彼の作品に生まれる重みには独特の魅力があります。また、民俗的なデータへの造詣の深さも改めて感じさせられました。


とり・みき「パシパエーの宴」

南Q太「オリベ」

 南Q太「オリベ」(→amazon.co.jp)は、フリーターの女の子のマイペースな生活を描いた作品。フルカラーの2ページで描かれる前半よりも、6ページで描かれる後半のほうが話に展開があって面白いです。


南Q太「オリベ」

東浩紀編著「波状言論S改 社会学・メタゲーム・自由」

 東浩紀編著「波状言論S改 社会学・メタゲーム・自由」(→amazon.co.jp)は、 メールマガジン「波状言論」で行われた、北田暁大宮台真司、大澤真幸、鈴木謙介を迎えての鼎談を収録した単行本。

 この鼎談集で特に刺激的だったのは、「援交から天皇」へ「転向」した宮台真司の思想的変遷が語られる第1章でした。ここで宮台真司は、かつて大塚英志との援交少女をめぐる論争で勝ったと思っていたものの、タフだと思っていた援交少女たちは10年近く経ってみると流動性に耐えられずメンヘル系になっていて、事実上負けてしまったようだと語っています。

 宮台真司の著作の多くを読んできた者として、この「勝敗」は納得がゆくものであると同時に、ある種の感慨をもたらすものでした。


東浩紀編著「波状言論S改 社会学・メタゲーム・自由」

[ 書籍 ]

Brian Wilson「SMiLE DVD」

 Brian Wilson「SMiLE DVD」(→amazon.co.jp)は、2005年にリリースされた2枚組DVD。

 購入後ずっとこのDVDを見ないままだったのは、日本公演で生の素晴らしすぎる「SMiLE」を体験して、自分の中で「SMiLE」が完結していた……というのが最大の理由でした。

 でもせっかくなので見ることにしたこのDVD、実際に見るとやはり面白いです。まずDICSC 1は、「ブライアン・ウィルソンと『スマイル』の物語」と題されたドキュメント「Beautiful Dreamer」が中心。様々な関係者のコメントをカット・アップのようにつなげていく手際の良い編集が施されています。

 そしてDICSC 2は、もちろん「SMiLE Live Performance」がメイン。バックのメンバーが実にいきいきと演奏していること、そしてなによりBrian Wilsonがしっかりと意思のある目をしていることに嬉しくなりました。来日公演の感動を久しぶりに思い出させてくれたDVDです。


Brian Wilson「SMiLE DVD」

[ DVD ]

是枝裕和監督「誰も知らない」

 是枝裕和監督「誰も知らない」→amazon.co.jp)は2004年の公開作品。

 物語の大筋は事前に知っていたので、前半を見ているときにすでに後半の展開を考えて気分が滅入りました。しかし是枝裕和による脚本は、シリアスさと子供の無邪気さを巧みなバランスで配分しながら物語を進めていきます。この映画には語り部がいないものの、解説的になる部分はありません。また、ごく日常の空気感を、柳楽優弥をはじめとする俳優の演技と演出が醸し出しているのにも感心させられました。

 そして、そうした画面の中に没入してしまうほどの作品だけに、終盤からラストでのやるせなさもひとしおでした。


是枝裕和監督「誰も知らない」

[ 映画 ]

2006年12月29日

古谷実「わにとかげぎす」第2巻

 古谷実「わにとかげぎす」第2巻(→amazon.co.jp)購入。

 個性がむやみに強い4人の男女が、それぞれの幸福を求めているうちに、いつのまにか血生臭い事件に巻き込まれてしまうという展開をみせています。違和感なくストーリーを急展開させてしまう手腕は、さすが古谷実だと感じるほどの面白さでした。


古谷実「わにとかげぎす」第2巻

DESERT REBEL「DESERT REBEL」

 DESERT REBEL「DESERT REBEL」(→amazon.co.jp)は、ニジェール生まれのトゥアレグ人、Abdallah Oumbadougouを中心としたセッション・アルバム。Gnawa DiffusionのAmazigh Kateb、元Zap MamaのSally Nyolo、元Mano NegraのDaniel Jametらが参加しています。彼らが砂漠の野営地で火を囲みながらしたセッションから生まれたという作品です。

 話題の「砂漠のブルース」の1枚ですが、ロックやレゲエなど様々な音楽要素が混ざり合い、またボーカリストが入れ替わることで色彩感が増しているなど、セッションならではの面白味がある作品に仕上がっています。


DESERT REBEL「DESERT REBEL」

[ CD ]

Cheb Mami「Layali」

 Cheb Mami「Layali」(→amazon.co.jp)は、ライ大好き!の粕谷さんからいただいたアルジェリアのアーティストのアルバム。

 プログラミングの音色、ストリングスの配し方、エフェクトの使い方など、サウンドの現代性が非常に高い、磨き上げられた感触のライです。伝統色を濃厚に漂わせながら、ロック的な興奮も併せ持っているアルバム。特に、R&Bっぽいサウンドに乗せた「Nos Couleurs」がエキサイティングです。力作。


Cheb Mami「Layali」

[ CD ]

Edip Akbayram「Edip Akbayram」

 Edip Akbayram「Edip Akbayram」(→amazon.co.jp)は、現在も活動しているというトルコのアーティストの1970年代の音源を集めた2枚組編集盤。

 サイケデリックなロックと、トルコの民族楽器をミックスしたサウンドに、日本の演歌のようだったりするメロディーが乗るなど、軽くトリップできるサウンドを聴かせてくれます。しかもこのジャケット。1970年代の英米のロックが、トルコでどのように吸収されていたかという観点からも興味深い、強烈なCDです。


Edip Akbayram「Edip Akbayram」

[ CD ]

Ricardo Villalobos「Fizheuer Zieheuer」

 Ricardo Villalobos「Fizheuer Zieheuer」(→amazon.co.jp)は、チリ出身でドイツ在住のアーティストのアルバム。

 このアルバムは、約37分の「Fizheuer Zieheuer」と約35分の「Fizbeast」の2曲を収録。「Fizheuer Zieheuer」は、管楽器の音色とミニマルなビートが続くサウンドで、その上でさらに管楽器やエレクトロな音が踊ります。交響曲のようなスケール感と、空間の奥行きを感じさせるサウンド・プロダクションによる不思議な感触のトラックです。「Fizbeast」は、「Fizheuer Zieheuer」から管楽器を抜いたようなトラックでした。 


Ricardo Villalobos「Fizheuer Zieheuer」

[ CD ]

曽我部恵一「ラブシティ」

 曽我部恵一「ラブシティ」(→amazon.co.jp)は、今年リリースされた「東京コンサート」(→amazon.co.jp)と美しい対をなすようなアルバム。弾き語りの「東京コンサート」とは対照的に、サウンドがよく作り込まれた作品です。

 シンガーとしてはもちろん、ソウルやロックを吸い込んだサウンド・プロデューサーとしての曽我部恵一の姿も光ります。また、心地良くこもったサウンドが生々しさを引き出しており、池内亮によるミックスが秀逸です。

 近年の曽我部恵一のアルバムとしては、もっとも完成度が高いと感じました。


曽我部恵一「ラブシティ」

[ CD ]

オムニバス「JUST A NORTHERN SONG 夢の隊列 2005 LIVE IN 北海道」

 オムニバス「JUST A NORTHERN SONG 夢の隊列 2005 LIVE IN 北海道」は、オフノートから発売された500セット限定生産の6枚組みCDセット。北海道ツアーの模様を収録したもので、オクノ修、川下直広、ロウフィッシュ、plays COMPOSTELA、碧エルテル、鈴木翁二&6月25日自由的傾向音楽隊のCDで構成されています。アートワークのイラストは鈴木翁二、写真は桑本正士によるものです。

 オクノ修「てのひらのなかのうた」は、彼の歌とアコースティック・ギター、船戸博史のウッド・ベースによる演奏。オクノ修は歌いだした瞬間の場の空気を変えるような力があり、朴訥としたなかにも力強さを感じさせます。そして深い味わいに満ちた歌声です。

 川下直広「漂浪者の肖像」は、前半がソロで、後半が渡辺勝、船戸博史、関島岳郎、中尾勘二、向島ゆり子、福井岳郎との演奏。荒々しさを感じさせつつも繊細さも秘めた演奏で、生々しいソロは官能的です。後半で渡辺勝がボーカルをとるなかでも「立ち止まった夏」が特に気に入りました。

 ロウフィッシュ「Q-オン・ラヂヲ」は、船戸博史、関島岳郎、中尾勘二のトリオによる演奏。ジャズ色の濃いヘヴィな雰囲気の演奏のなかでも、「ラヂオのように」が特にスリリングです。高田渡の「生活の柄」はフリージャズに解体され、哀愁とともに再構築されています。

 plays COMPOSTELA「星の栖家」は、向島ゆり子、関島岳郎、中尾勘二が中心となってコンポステラのレパートリーを演奏しているアルバム。管楽器中心だったコンポステラにバイオリンが加わることで艶やかさが増しています。

 碧エルテル「ヨアケノウタ」は、渡辺勝、川下直広、向島ゆり子、福井岳郎を中心としたバンドのアルバム。はちみつぱい時代を含む渡辺勝の作品のほか、高田渡の「酒が飲みたい夜は」「いつか」「生活の柄」、鈴木博文の「大寒町」も演奏されています。名曲「東京」をはじめとして、渡辺勝の歌声が胸に迫るアルバムです。

 鈴木翁二&6月25日自由的傾向音楽隊「ラーモネード響和国」は、鈴木翁二とオフノート勢による演奏を収録したアルバム。鈴木翁二らしい幻想的な世界が描き出されています。


オムニバス「JUST A NORTHERN SONG 夢の隊列 2005 LIVE IN 北海道」

[ CD ]

Johnny Cash「God's Gonna Cut You Down」のビデオ・クリップ配信中

 Lost Highway Recordsの公式サイトで、Johnny Cash「God's Gonna Cut You Down」のビデオ・クリップが配信中であることを「Clue's pick-up: Johnny Cash『God's Gonna Cut You Down』PV」で知りました。終盤、Brian Wilsonも登場します。


Johnny Cash「American 5: A Hundred Highways」

紺野あさ美からのメッセージがHello! Project公式サイトに掲載

 Hello! Projectの公式サイトに、「ハロー!プロジェクトよりファンの皆様へお知らせ」と題した紺野あさ美からのメッセージが掲載されました。内容はもちろん慶應義塾大学の合格に関してで、脱退から合格に至る過程が報告されています。そして、こうしてまだアップフロントとの関係が続いていることもわかるメッセージの公開でした。


紺野あさ美 写真集全集 「Sweet Days」 [DVD付]

榎本俊二「ムーたち」第1巻

 榎本俊二「ムーたち」第1巻(→amazon.co.jp)購入。

 異様な間合い、そして哲学的かつシュールなネタから構成されるギャグマンガです。あまりにも特異な面白さ。お父さんの顔面に力を入れすぎだと感じる部分もありますが、それも含めて突出した作品に思えます。「GOLDEN LUCKY」「えの素」ときて、こういう新機軸を打ち出してきたのかという驚きがありました。


榎本俊二「ムーたち」第1巻

2006年12月28日

アメ横へ行ってきました

 年末なので上野のアメ横へ買い出しに行ってきました。交通費がかかるとはいえ、近所のスーパーで買い物するのが馬鹿馬鹿しくなるような安さです。値札に関わらず、大きなタラバガニの相場は2000円の模様。久しぶりに見たアメリカンチェリーや、年末年始用の食材を買い込んできました。


アメ横

[ 日常 ]

ムーンライダーズ「MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006」

 ムーンライダーズ「MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006」(→amazon.co.jp)は、約30年に渡るムーンライダーズのCM仕事をまとめた編集盤。待望の1枚です。

 収録曲は短くて4秒、長くても2分41秒。そんな短時間に発揮されたムーンライダーズの才気と遊び心が感じられると同時に、非常にキャッチーな作品が詰め込まれた作品集です。各メンバーの個性が良く出た多彩なアレンジとともに、めくるめくような世界を味わえる52曲。後にムーンライダーズの楽曲へと発展するCMソングも多く収録されています。

 その中でも、光っているのは岡田徹作品のキャッチーさ。鈴木慶一が「シンガポール政府観光局」のCMを手掛けているのも面白いです。


ムーンライダーズ「MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006」

[ CD ]

空気公団「おくりもの」

 空気公団「おくりもの」(→amazon.co.jp)は6曲入りミニ・アルバム。

 山崎ゆかりの相変わらず卓越したソングライティングによる楽曲に、アコースティック楽器の響きのみずみずしいサウンドが色を添えます。特に管楽器を導入した「白いリボン」が出色。それぞれが相乗作用のように情感を膨らませ、力むようなところはないのに胸に迫るポップスを生み出しているアルバムです。


空気公団「おくりもの」

[ CD ]

茅原実里「涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング Vol.2 長門有希」

 茅原実里「涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング Vol.2 長門有希」(→amazon.co.jp)は、「涼宮ハルヒの憂鬱」で長門有希役の茅原実里が歌う3曲入りシングル。

 「涼宮ハルヒの憂鬱」関連の楽曲の中でも、このCDに収録された「雪、無音、窓辺にて。」「SELECT?」はアニソンと馬鹿にできないくらい歌詞、楽曲、アレンジのクオリティが高いです。特に「雪、無音、窓辺にて。」。語りを挿入した構成、緊迫感に満ちた上松範康によるストリング・アレンジが秀逸です。また、作品世界を歌詞に反映させる畑亜貴の手腕も光っています。


茅原実里「涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング Vol.2 長門有希」

[ CD ]

Sonic Youth「Destroyed Room : B-Sides and Rarities」

 Sonic Youth「Destroyed Room : B-Sides and Rarities」(→amazon.co.jp)は、アルバムのアウトテイク、シングルのカップリング曲、サウンドトラック提供曲、日本盤のボーナス・トラック、未発表のセッション音源などを収録した編集盤。裏ジャケットの写真は、Jim O'Rourke在籍時のものが使われています。歌モノも収録されていますが、全体的にインプロビゼーションの比率が高く、緊張感に満ちた演奏を味わえる1枚です。


Sonic Youth「Destroyed Room : B-Sides and Rarities」

[ CD ]

Berryz工房「胸さわぎスカーレット」

 Berryz工房「胸さわぎスカーレット」(→amazon.co.jp)購入。

 この「胸さわぎスカーレット」は、ディスコティークなリズムに、ベタなぐらいにキャッチーなギターのリフが重なるイントロが特に気持ちいいです。そしてBerryz工房のダンスは、非常に情報量が多くてダイナミック。一方で、サビの「スカーレット」の部分のフリのように可愛らしさがあるのも、よく練られていると感じます。また、間奏のダンスは特に秀逸で、カクカクと動く部分や一列になって決めポーズをとる瞬間など、見どころが多いです。


Berryz工房「胸さわぎスカーレット」

無印良品 体にフィットするソファ・セット・ミニ・ベージュ

 無印良品の体にフィットするソファ・セット・ミニ・ベージュをクリスマスプレゼントに妻からもらったのですが、とても座り心地が良いです。中にはビーズが詰まっていて、座ると体にフィット。また、適度に固い面と、体を包み込むように柔らかい面があるのも便利です。


体にフィットするソファ




[ 日常 ]

小坂忠「まだ夢の続き」

 昨日は、小坂忠「まだ夢の続き」(→amazon.co.jp)を読みました。細野晴臣との対談も含む自伝的エッセイ。


小坂忠「まだ夢の続き」

[ 書籍 ]

志村貴子「青い花」第2巻

 志村貴子「青い花」第2巻(→amazon.co.jp)は、決して広くはない世界で大きく心を揺れ動かす少女たちを描いた作品。女の子同士の恋愛と友情が描かれているこの作品ですが、第2巻では男女の恋愛感情が絡んだシーンがひとつの山場だと感じました。


志村貴子「青い花」第2巻

2006年12月27日

山名沢湖「レモネードBOOKS」第2巻

 山名沢湖「レモネードBOOKS」第2巻(→amazon.co.jp)は、本好きの男の子とその彼女の恋愛を描いた作品。可愛らしくて洗練された絵柄と甘酸っぱい雰囲気、そしてヒネリを加えたストーリーで楽しませます。


山名沢湖「レモネードBOOKS」第2巻

山名沢湖「レモネードBOOKS」第1巻

 山名沢湖「レモネードBOOKS」第1巻(→amazon.co.jp)は、本好きの男の子を好きになった女の子を通して恋する感覚を描いた作品。各話ごとに鮮やかで、山名沢湖が少女マンガの良質な部分を受け継ぎながら自分の世界を展開している作家だとわかる作品です。


山名沢湖「レモネードBOOKS」第1巻

山名沢湖「でりつま」

 山名沢湖「でりつま」(→amazon.co.jp)は、専業主婦の日常を描いた単行本。

 激烈な可愛らしさと甘酸っぱさに、脱力と毒をまぶしたコメディーです。1ページ完結なのですが、読み進むのに意外な時間が掛かるほどのネタの濃さでした。


山名沢湖「でりつま」

山名沢湖「委員長お手をどうぞ」第2巻

 山名沢湖「委員長お手をどうぞ」第2巻(→amazon.co.jp)は、各話の主人公が全員委員長という異色作品の最終巻。

 委員長の仕事を通して学園生活の喜怒哀楽を描くこの作品の中でも、失恋の淡い苦味を残す「第9話 あとのまつりの文化祭実行委員長」と、写真を撮ることのせつなさをうまく表現した「第12話 卒業アルバム委員長の窓」が特に良かったです。


山名沢湖「委員長お手をどうぞ」第2巻

梅田望夫、平野啓一郎「ウェブ人間論」

 梅田望夫平野啓一郎「ウェブ人間論」(→amazon.co.jp)は、お互いの著書の読者だというふたりによる対談本。

 第一章の「ウェブ世界で生きる」では、平野啓一郎は「テクノロジーが発展すれば(中略)人間自体も劇的に変容するでしょうね」、梅田望夫は「ブログを書くことで(中略)自分が人間として成長できたという実感があるんです」と、比較的近い立場で対談が進みます。

 それに対して、この本のメインと言ってもいい第二章「匿名社会のサバイバル術」では、ふたりの考えの違いが顕在化。そこで梅田望夫のシリコンバレー的なオプティミズムが発揮されるのですが、その根拠はあくまで彼の経験則という感じで、なんとなく詰めの甘い感じで流れてしまうのが残念です。

 第三章「本、iPod、グーグル、そしてユーチューブ」は、梅田望夫の「ウェブ進化論」(→amazon.co.jp)の延長線上にある会話で、あまり「人間論」という感じではありません。

 最後の第四章「人間はどう『進化』するのか」では、ふたりとも「ブログ」の定義を近年登場したブログツールを利用したものに限定して話しているようで、その点に違和感を覚えました。


梅田望夫、平野啓一郎「ウェブ人間論」

[ 書籍 ]

野戦の月楽団「Snare & Slave Blues 03+06」

 野戦の月楽団「Snare & Slave Blues 03+06」(→amazon.co.jp)は、テント劇団「野戦之月海筆子」の劇中音楽集。

 楽曲は、2003年公演「阿Qクロニクル 罠と虜」と2006年公演「野草天堂 海峡と毒薬」で使用されたものを収録しています。参加ミュージシャンは大熊ワタル、川口義之、吉野繁、桜井芳樹、小間慶大、坂本弘道、関島岳郎、中尾勘二、桜井李早、こぐれみわぞう。

 豊かな響きの管楽器の絡み合いを中心にして、人生の悲哀とユーモアを感じさせる音楽です。そしてカオスを抱えた演奏はスリリング。ジャズをベースにしながら、それにとどまらない雑食性が彼ららしいです。


野戦の月楽団「Snare & Slave Blues 03+06」

[ CD ]

2006年12月26日

forro in the dark「Bonfires of Sao Joao」

 forro in the dark「Bonfires of Sao Joao」(→amazon.co.jp)は、ニューヨークで活動しているブラジル北東部の音楽・フォホーのグループのアルバム。

 リズムにはロック的な感覚があり、それを笛の音色が彩ります。フォホーでも泥臭さがなく、洗練されたセンスなのが特徴でしょう。

 そしてDavid Byrneが2曲、羽鳥美保が1曲でリードボーカルを担当。羽鳥美保は日本語で歌っています。多国籍的で不思議な味わいのフォホーのアルバムです。


forro in the dark「Bonfires of Sao Joao」

[ CD ]

Tom Ze「DANC-EH-SA」

 Tom Ze「DANC-EH-SA」(→amazon.co.jp)はブラジルのアーティストのアルバム。公式サイトでの奇人ぶりも堂に入っています。

 サンバなどのリズムに乗ったサウンドもまさに奇天烈。人間のボーカルも楽器の音もすべてサンプリングしてカットアップしたような混沌ぶりです。しかし、美しいメロディーやハーモニーが垣間見えるのが魅力的。アヴァンギャルドにしてポップという特異な次元の音楽です。


Tom Ze「DANC-EH-SA」

[ CD ]

James Brown死去

CNN.comに「Soul 'Godfather' James Brown dies」という記事が。 James Brownが享年73歳でこの世を去りました。

 James Brownといえば彼自身のファンクはもちろん、ナイジェリアのFela Anikulapo Kutiのアフロ・ビートと相互に影響を与え合ったことや、後のヒップ・ホップ世代にブレイク・ビーツの元ネタとして絶大な支持を得たことなどが思い浮かびます。僕が最初に彼のアルバム「In the Jungle Groove」(→amazon.co.jp)を買ったのも、そうしたブレイク・ビーツとしての再評価の影響でした。


James Brown「In the Jungle Groove」


 後進のアーティストに与えた影響の大さを最確認する意味で、Micheal JacksonとPrinceという大スターと共演した際のYouTubeの動画「James Brown, Micheal jackson and Prince」をご紹介したいと思います。


[ 音楽 ]

ムーンライダーズ「ムーンライダーズのいい仕事! Sony Music編」

 ムーンライダーズ「ムーンライダーズのいい仕事! Sony Music編」(→amazon.co.jp)は、ムーンライダーズのメンバーの作詞家、作曲家、アレンジャー、プロデューサー、プレイヤーとしての活動を追ったシリーズのソニー編。

 このソニー編では、特に白井良明と岡田徹の活躍が目立ちます。その中でも、かしぶち哲郎が作編曲を担当した梓みちよの「ぬすんでもいいわ−暗闇にぬすむ接吻−」が異色。収録曲は1980年代の楽曲が多く、当時のムーンライダーズらしいサウンドを楽しめます。


ムーンライダーズ「ムーンライダーズのいい仕事! Sony Music編」

[ CD ]

2006年12月25日

Jenet Masresha「Leb Wulek」

 Jenet Masresha「Leb Wulek」は、エチオピアのアーティストのアルバム。久保田麻琴さんが現地で買い付けて、EL SUR RECORDSで販売されたCDです。

 ジャケットはカラーコピー、盤はCD-Rという現地盤ですが内容は濃厚。泥臭い二拍のリズムが中心で、そこに笛、キーボード、コーラスなどが色を添え、Jenet Masreshaのコブシが軽やかに回ります。こう書くと単調そうですが、アレンジはバラエティ豊か。エチオピア歌謡の現在を知ることができる貴重な作品です。


Jenet Masresha「Leb Wulek」

[ CD ]

Teshome Mitiku「Topia's Deluge」

 Teshome Mitiku「Topia's Deluge」(→amazon.co.jp)は、エチオピアのアーティストのアメリカ発売のアルバム。

 Teshome Mitikuは、少しかすれた太いボーカルを聴かせます。本人も手掛けるアレンジは、ギターが粘っこいリズムを刻む楽曲もあればAORな楽曲もあり、洗練されたセンスを感じさせるサウンドです。

 全体的にかなりファンキー。タイトなサウンドの上でコブシを回しまくる「Senseless War」がいいミクスチャー具合でした。


Teshome Mitiku「Topia's Deluge」

[ CD ]

2006年12月24日

メリークリスマス

 でも聴いているのはDanny Wilsonの「The Second Summer Of Love」です。季節はずれ。


ケーキ


料理

[ 日常 ]

「涼宮ハルヒの憂鬱 6」限定版

 「涼宮ハルヒの憂鬱 6」限定版(→amazon.co.jp)購入。

 この巻は、ライヴの演奏シーンのクオリティの高さが話題を呼んだ「ライブアライブ」、「射手座の日」を収録しています。追加シーンや修正シーンは「出たとこBlogger: ▲涼宮ハルヒの憂鬱 DVD第6巻」をどうぞ。

 特典映像は、いつもの「ねこマン展」と、平野綾の「冒険でしょでしょ?」のプロモーション活動のドキュメントでした。


涼宮ハルヒの憂鬱 6 限定版

「涼宮ハルヒの憂鬱」北米進出

 アニメ!アニメ!に「ハルヒ北米進出決定 バンダイエンタテインメントが展開(12/22)」という記事が。公式サイト・ASOS Brigade - The Melancholy of Haruhi Suzumiya - North Americaが稼動しはじめ、MySpaceにもキョンが参加する形でプロモーションが始まっています。英語のセンスを理解するのは難しいですねぇ。


涼宮ハルヒの憂鬱 6 限定版

曽我部恵一、Ricardo Villalobos、Edip Akbayram、Danny Wilson

 曽我部恵一「ラブシティ」(→amazon.co.jp)、Ricardo Villalobos「Fizheuer Zieheuer」(→amazon.co.jp)、Edip Akbayram「Edip Akbayram」(→amazon.co.jp)購入。

 中古盤では、Danny Wilson「Sweet Danny Wilson」(→amazon.co.jp)を買いました。

 今年はこれでCDは買い納めっぽいです。


曽我部恵一「ラブシティ」

Ricardo Villalobos「Fizheuer Zieheuer」

Edip Akbayram「Edip Akbayram」

Danny Wilson「Sweet Danny Wilson」

[ CD ]

2006年12月23日

モーニング娘。「7.5 冬冬モーニング娘。ミニ!」

 モーニング娘。「7.5 冬冬モーニング娘。ミニ!」初回限定盤(→amazon.co.jp)は6曲入りのミニ・アルバム。

 全員で歌っているのは「歩いてる」のみで、他の5曲は各メンバーのソロやユニットによるものです。道重さゆみと久住小春が歌う「わ〜MERRYピンXmas!」以外は、つんく♂らしい遊び心が少ないアルバムでした。

 DVDには2曲のライヴ映像を収録。


モーニング娘。「7.5 冬冬モーニング娘。ミニ!」初回限定盤(DVD付)

朝崎郁恵「シマユムタ」

 朝崎郁恵「シマユムタ」(→amazon.co.jp)は、奄美出身の唄者の6曲入りミニ・アルバム。

 全曲がピアノの伴奏によるアルバムで、ピアノとアレンジはウォン・ウィンツァンが担当しています。三線による伴奏とは違った感覚の演奏の中でも、「ほこらしゃ」と「しょうれん」のモダンで洒落たアレンジが新鮮でした。

 「いきゃびき」での朝崎郁恵の語りが、思いのほか胸に沁みました。


朝崎郁恵「シマユムタ」

[ CD ]

OKI DUB AINU BAND「オキ ダブアイヌ バンド」

 OKI DUB AINU BAND「オキ ダブアイヌ バンド」(→amazon.co.jp)は、アイヌ音楽のOKIが、メンバーに居壁太、ヒロヒサ、田中倫明、山北紀彦、沼澤尚、ミキサーに内田直之を迎えて結成したバンドのデビュー・アルバム。

 電化したトンコリの繊細にして鋭い響きと、ダビーな低音、そしてレゲエやアフロを大胆に取り入れたリズムがミックスされ、極めてエキサイティングな演奏を繰り出します。

 これだけエネルギーのある音楽だと、OKIのボーカルが淡白すぎるのが気になるところ。しかし、OKIが日本語で歌う「北と南」はちょっと衝撃的なぐらいに新鮮でした。アイヌの伝統音楽に根を張りながら、次々と新機軸を打ち出すOKIの姿勢に驚かされます。


OKI DUB AINU BAND「オキ ダブアイヌ バンド」

[ CD ]

桃梨「MMNS歌謡祭」

 桃梨「MMNS歌謡祭」(→amazon.co.jp)は、現在ソウル・フラワー・ユニオンのベーシストのJIGENと上村美保子のユニットのセカンド・アルバム。

 FNS歌謡祭をパロディにした「MMNSのテーマ」で幕を開け、いい感じに力の抜けた歌謡曲、演歌、民謡テイストの楽曲が収録されています。祭囃子風の「日向ぼっこ」「華男」があれば、本格的に演歌調の「北の鴎」、語り物の「お蝶さん」、シャンソン風の「愛の人生」まで。上村美保子のボーカルも、心地良いコブシ回しで表情豊かです。

 ゲストは大熊ワタル、伊藤孝喜、河村博司、内藤哲郎、coba、こぐれみわぞう。このメンツを見てもわかる通り、ソウル・フラワー・ユニオンのファンなら聴いて損のないアルバムでしょう。


桃梨「MMNS歌謡祭」

[ CD ]

2006年12月22日

FB/DJ PARTY VOL.12「納会 2006 〜今年の1曲〜」@国境の南

 渋谷のEL SUR RECORDSで原田尊志さんにコーヒーをいただいたりしてから、国境の南での「FB/DJ PARTY VOL.12『納会 2006 〜今年の1曲〜』 」へ。北中正和さん、原田さん、FOREST BEAT DESERT JAZZのDさんの共催によるパーティーでした。

 ワールドミュージック好きの人々が集まって、「今年の1曲」を流すというパーティー。初めて聴く楽曲はもちろん、自分が持っているCDの楽曲でも改めて聴くと新鮮で面白かったです。

 以前から拝見していた、Quindemboの塚原さんやライ大好き!の粕谷さん、写真家の板垣真理子さんにもお会いできました。お会いした皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

 ちなみに僕が流した「今年の1曲」は、KiLA & OKI「Tog E Go Bog E(気楽にやれよ) - Super Tonkori Remix」です。


FB/DJ PARTY VOL.12「納会 2006 〜今年の1曲〜」


Kila「ANOTHER BEAT KILA remix」

佐野元春 With The Heartland「The Essential Cafe Bohemia」

 佐野元春 With The Heartland「The Essential Cafe Bohemia」(→amazon.co.jp)は、1986年の名盤「Cafe Bohemia」のリリース20周年を記念した、CD2枚とDVD1枚からなるボックス・セット。

 DISC 1は、「Cafe Bohemia」全曲と当時のシングルのカップリング3曲を収録。「Cafe Bohemia」は、僕が初めてリアルタイムで聴いた佐野元春のアルバムなので感慨深いです。2006年に改めて聴いても、ソウルフルでエキサイティング。「シャドウズ・オブ・ザ・ストリート」も、片岡鶴太郎に提供された「ルッキン・フォー・ア・ファイト - ひとりぼっちの反乱」もやはり名曲です。

 DISC 2は、2006年に新録音された「虹を追いかけて (2006 middle & mellow groove version)」のほか、12インチ・シングルに収録されていたリミックス・バージョンなど8曲(うち6曲が初CD化)、オムニバス「mf various artists vol.1」に別名義で発表していた4曲、カセット・ブック「エレクトリック・ガーデン#2」に収録されていた3曲を収めています。「エレクトリック・ガーデン#2」のポエム・リーディングのなかでも「完全な製品」は特にクール。

 この2枚のCDは紙ジャケット仕様のケースに入っていて、それだけでも満足度の高い仕上がりです。

 DVDには、ビデオ・クリップ、イメージ映像、ライヴ映像、テレビ番組「ライブトマト」の映像などを収録。さらに解説と詩集の2冊の厚いブックレットもあり、これらすべてが紙ケースに収められています。パッケージ・アイテムとして非常に愛情が注がれたボックスです。

 なお、インタビューでは「ヤングブラッズ」「インディビジュアリスト」がThe Style Councilから影響を受けていると指摘を受けた件について佐野元春が率直に語っていて、長年喉に刺さっていたものが取れた気分になりました。


佐野元春 With The Heartland「The Essential Cafe Bohemia」(DVD付)

[ CD ]

2006年12月21日

Perfume@原宿アストロホール

 原宿アストロホールでPerfumeのライヴ。まずゲストのBuzzとCandyが1時間ほどライヴをしました。

 そしてPerfumeのステージ。今日はシングルやアルバムでリリースされた楽曲群に加え、「スーパージェットシューズ」「イミテーションワールド」「カウンターアトラクション」といった未CD化の楽曲も聴けて嬉しかったです。広島時代の「彼氏募集中」が歌われたのは意外。Moraでなんと1位を獲得したというダウンロード限定の新曲「Twinkle Snow Powdery Snow」も聴けました。

 こうして改めて彼女たちの楽曲を聴いて感じたのは、中田ヤスタカがプロデュースする楽曲のクオリティの高さです。アイドル・ポップスやテクノ・ポップという観点からはもちろん、J-POPとしても最高水準のクオリティでしょう。特に「エレクトロ・ワールド」には、一大シンフォニーを聴いたかのようなカタルシスを感じました。

 そして、そうした楽曲たちを歌い踊るPerfumeの3人はとてもチャーミング。ダンスはシャープで、ボーカルも安定していました。キュートなだけではない、実力を持ったパフォーマーとしての姿を実感させるライヴでした。

 すでに来年の大学進学も決まり、今後も活動していくというPerfume。来年2月14日にシングル「ファン・サーヴィス[sweet]」(→amazon.co.jp)がリリースされ、11台のカメラで撮影された今日のライヴは3月14日に「ファン・サーヴィス[bitter]」としてDVD化されるそうで楽しみです。

 終演後は、お会いした掟ポルシェさんと写真を撮影。そして、Perfume.YetAnother.Info の方など約10人で飲み会をしてから帰路につきました。


Perfume「Perfume~Complete Best~」(DVD付)

照屋林助「沖縄よろず漫芸 平成ワタブーショー 沖縄チャンプラリズムの真髄1」

 照屋林助「沖縄よろず漫芸 平成ワタブーショー 沖縄チャンプラリズムの真髄1」(→amazon.co.jp)は1996年にリリースされたアルバム。

 コザの「てるりん館」でのライヴ音源で、照屋林助は語り、唄、四線、サンプリング、コンピューター・プログラミングをひとりで担当しています。伴奏はエレキ・ギターの松田弘二のみ。

 そしてその内容は、笑わせたかと思えば哲学的でもある含蓄に富んだトークの間に、当時の照屋林助の年齢を考えると驚異的にモダンなサウンドの楽曲が挿入されるというものです。その楽曲もまた、時事へ批評になっています。

 本土の人間にもわかりやすい語り口で、漫談と音楽をチャンプルーした照屋林助の芸能に触れることができるCDです。


照屋林助「沖縄よろず漫芸 平成ワタブーショー 沖縄チャンプラリズムの真髄1」

[ CD ]

「JUST A NORTHERN SONG 夢の隊列 2005 LIVE IN 北海道」、ムーンライダーズ、空気公団、茅原実里

 オムニバス「JUST A NORTHERN SONG 夢の隊列 2005 LIVE IN 北海道」ムーンライダーズ「MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006」(→amazon.co.jp)、空気公団「おくりもの」(→amazon.co.jp)、茅原実里「涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング Vol.2 長門有希」(→amazon.co.jp)購入。

 オフノートから発売された「JUST A NORTHERN SONG 夢の隊列 2005 LIVE IN 北海道」は、500セット限定生産のCDセットです。


オムニバス「JUST A NORTHERN SONG 夢の隊列 2005 LIVE IN 北海道」

ムーンライダーズ「MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006」

空気公団「おくりもの」

茅原実里「涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング Vol.2 長門有希」

[ CD ]

2006年12月20日

カーネーション「CARNATION WILD FANTASY TOUR 2006」

 カーネーション「CARNATION WILD FANTASY TOUR 2006」は、リッスンジャパンで配信されているライヴ音源。Windows Media Audio(.wma)形式のファイルで、CD-Rへの書き込みも10回まで可能です。

 3ピースの編成でのワイルドかつヘヴィな演奏を聴くことができます。やはりCD-DAの音質でも聴きたくなるなぁ。「幻想列車」やアコースティック・ギターの弾き語りによる「Angel」には男泣き。

 全曲をまとめて購入すると、収録された各曲ついての「直枝政広セルフ・ボイス・コメント」が付いてきます。


カーネーション「CARNATION WILD FANTASY TOUR 2006」

「Quick Japan」Vol.69

 「Quick Japan」Vol.69(→amazon.co.jp)購入。


「Quick Japan」Vol.69

[ 雑誌 ]

Perfume「Twinkle Snow Powdery Snow」

 Perfume「Twinkle Snow Powdery Snow」のダウンロード販売がYahoo!ミュージックMoraでスタートしています。配信限定の新曲。Perfumeらしいチャーミングでアッパーなテクノ・ポップです。特設ページもあります。

 またYahoo!動画では、過去の楽曲のビデオクリップの配信も開始されました。


Perfume「Twinkle Snow Powdery Snow」

再発専門レーベル「LOST HOUSE ARCHIVE CLUB」発足

 再発専門レーベル・LOST HOUSE ARCHIVE CLUBが発足しました。第一弾として、12月20日にポータブル・ロック「Q.T」(→amazon.co.jp)「DANCE VOLUNTEER」(→amazon.co.jp)、斉藤美和子「GIRL MEETS BOY」(→amazon.co.jp)がリリースされます。また、来年の3月21日は村松邦男の3タイトルのリリースを予定しているそうです。LOST HOUSE A.C.お知らせBLOGも稼働中。


ポータブル・ロック「Q.T」

ポータブル・ロック「DANCE VOLUNTEER」

斉藤美和子「GIRL MEETS BOY」

[ 音楽 ]

「MUSIC MAGAZINE」1月号

 「MUSIC MAGAZINE」1月号(→amazon.co.jp)では、ムーンライダーズのライヴ評、Tete「Le Sacre des Lemmings」(→amazon.co.jp)のアルバム評を執筆しています。


「MUSIC MAGAZINE」1月号

2006年12月19日

松浦亜弥「Naked Songs」

 松浦亜弥「Naked Songs」(→amazon.co.jp)は、セルフ・カバー、洋楽カバー、スタジオ・ライブなどで構成されたアルバム。

 通常つんく♂のプロデュースしたアルバムには枚数を示す数字が入るのですが、このアルバム・タイトルにはないなと思ったら、つんく♂はプロデュースしていないのですね。そして冒頭のAORな「Feel Your Groove」から、これまで以上に松浦亜弥の歌唱力の高さが披露されていて驚愕しました。

 全体的にAOR〜フュージョンなアレンジで、かなり落ち着いた雰囲気。これまでアイドル・ポップスとして松浦亜弥を聴いてきた身には寂しくもありますが、シンガーとしては確かに新境地を示しているアルバムでしょう。

 DVDは、10曲のスタジオ・ライヴの映像を収録。CD未収録の4曲も収められています。


松浦亜弥「Naked Songs」(DVD付)

[ CD ]

毎日新聞「歌よ」でソウル・フラワーの「満月の夕」が取り上げられる

 毎日新聞に「歌よ 満月の夕」という記事が。阪神大震災の後、ソウル・フラワーの中川敬とヒートウェイヴの山口洋が名曲「満月の夕」を生み出す過程が記されています。


ソウル・フラワー・ユニオン「ELECTRO AGYL-BOP」

[ 音楽 ]

冨田ラボ「Tomita Lab Concert at SHIBUYA-AX 2006.3.19」

 冨田ラボ「Tomita Lab Concert at SHIBUYA-AX 2006.3.19」(→amazon.co.jp)は、ライヴを完全収録し4曲のビデオ・クリップも加えたDVD。

 バックの布陣からして、村石雅行、鈴木正人、桜井芳樹、三沢またろう、松本圭司、山本拓夫、近藤和夫、西村浩二、村田陽一、金原千恵子ストリングスという豪華さです。さらにゲスト・ボーカリストとして登場するのは、畠山美由紀、CHEMISTRY、武田カオリ(Tica)、高橋幸宏、大貫妙子、SOULHEAD、田中拡邦(MAMALAID RAG)、 キリンジ、Saigenji、Ryohei、ハナレグミ。これだけのミュージシャンたちを集めて、冨田ラボならではの極上のポップスを聴かせる贅沢なライヴです。

 楽曲では、CHEMISTRYが歌う「ずっと読みかけの夏」と、田中拡邦が歌う「アタタカイ雨」が出色。キリンジが歌う「乳房の勾配」を聴けたのも収穫です。また、ボーカルなしのインストルメンタルの楽曲での冨田恵一の熱演ぶりにも目を奪われました。本人によるボーカルも悪くないな。

 これだけ個性的なボーカリストを揃えていてながら、冨田ラボとしての統一されたカラーもしっかりと浮き出ているDVDです。


冨田ラボ「Tomita Lab Concert at SHIBUYA-AX 2006.3.19」

[ DVD ]

パレスチナのデモのプラカードに涼宮ハルヒ

 「AFP BB News:ハマスとファタハ間の緊張高まる - パレスチナ自治区」という記事でAFPが配信しているパレスチナのデモのプラカードの写真に、なんと涼宮ハルヒが登場しています。


涼宮ハルヒの憂鬱 6 限定版

Sonic Youth

 Sonic Youth「Destroyed Room : B-Sides and Rarities」(→amazon.co.jp)購入。


Sonic Youth「Destroyed Room : B-Sides and Rarities」

[ CD ]

山名沢湖

 山名沢湖「レモネードBOOKS」第2巻(→amazon.co.jp)購入。


山名沢湖「レモネードBOOKS」第2巻

2006年12月18日

Iyeth Bustami「Zapin - dut : Laksmana Raja Di Laut」

 Iyeth Bustami「Zapin - dut : Laksmana Raja Di Laut」は、インドネシアのシンガーのアルバム。

 インドネシアのダンドゥットとマレイシアのダンス・リズムのザッピンをミックスしたことで、その筋で話題になったアルバムです。その「Zapin - dut : Laksmana Raja Di Laut」は、哀愁の漂うバイオリンも響いてなんとも妖艶。エレキ・ギターが豪快に鳴る楽曲や、8分の6拍子の楽曲もあり、ダンドゥットという音楽のバイタリティを感じさせるアルバムです。


Iyeth Bustami「Zapin - dut : Laksmana Raja Di Laut」

[ CD ]

涼宮ハルヒの憂鬱 オフィシャルサイト、消失中

 涼宮ハルヒの憂鬱 オフィシャルサイトが、今日午前4時23分ごろから「消失」している模様です。右上のアイコンとソースに注目。「涼宮ハルヒの消失」(→amazon.co.jp)の内容に合わせた大がかりな仕掛けのようで、今後の展開が注目されます。


涼宮ハルヒの消失

Los Gaiteros de San Jacinto from Colombia「Un Fuego de Sangre Pura」

 Los Gaiteros de San Jacinto from Colombia「Un Fuego de Sangre Pura」(→amazon.co.jp)は、コロンビアのグループのアルバム。いい顔のオヤジのジャケットに惹かれて買いました。

 収録されているのは、CUMBIA、PUYA、BULLERENGUE、GAITA CORRIDA、PORRO、DECIMA、ACABACIONといった音楽。クンビアにしてもかなり素朴で、ほとんどが笛、パーカッション、歌という編成による演奏です。泥臭くて躍動感のある音楽を聴くことができます。


Los Gaiteros de San Jacinto from Colombia「Un Fuego de Sangre Pura」

[ CD ]

Gilberto Gil「Gil Luminoso voz & violao(声とギター ジル・ルミノーゾ)」

 Gilberto Gil「Gil Luminoso voz & violao(声とギター ジル・ルミノーゾ)」(→amazon.co.jp)は、ブラジルのアーティストのアルバム。1999年に出版された本に付属していたCDが単独でリリースされたものです。

 それまでの長いキャリアの中から選ばれた自作曲を、タイトルの通り声とギターのみで再演したアルバム。濃密な一体感のボーカルとギターで、ときに穏やかに、ときに激しく、ときに奔放に歌い、自身の音楽のコアを露わにしています。


Gilberto Gil「Gil Luminoso voz & violao(声とギター ジル・ルミノーゾ)」

[ CD ]

Idan Raichel「The Idan Raichel Project」

 Idan Raichel「The Idan Raichel Project」(→amazon.co.jp)はイスラエルのアーティストのアルバム。

 そのサウンドは、アラブの伝統音楽を正面からじっくりとエレクトロニクスで煮詰めたような音。生々しいコブシが回るボーカルとクールなトラックが、「現在」を感じさせる手触りを生み出しています。


Idan Raichel「The Idan Raichel Project」

[ CD ]

2006年12月17日

チーム青森がカーリング女子世界選手権出場決定

 チーム青森チーム長野が出場を争っていたカーリング女子世界選手権。それぞれが2勝2敗で今日の第5試合を迎えました。

 前半はチーム長野の優勢で進みましたが、第8エンドでそれまで不調だった目黒萌絵選手が一気に3点を獲得。試合の流れが変わりました。最終的にチーム青森が勝利。驚異的な精神力でした。

 来年3月に開催される2007年世界女子カーリング選手権大会でもチーム青森の活躍が見れるので楽しみです。そして、熱戦を見せてくれたチーム長野にも賞賛を贈りたいです。

 今日のチーム青森は、寺田桜子選手、本橋麻里選手、目黒萌絵選手、山浦麻葉選手、リザーブの余湖明日香選手、そして阿部晋也コーチでした。


国際オリンピック委員会オフィシャルDVD トリノ2006オリンピック冬季競技大会 カーリング

Jorge Drexler「12 Segundos de Oscuridad」

 Jorge Drexler「12 Segundos de Oscuridad」(→amazon.co.jp)はウルグアイのアーティストのアルバム。

 Jorge Drexlerらしい甘美なメロディーを、管弦楽器とエレクトロニクスを効果的に使った独自のサウンド・プロダクションで彩っています。音響派っぽい側面も健在な一方で、フォーキーなアプローチの楽曲も新鮮。Radioheadの「High And Dry」のカバーもギターの弾き語りで聴かせます。タンゴっぽいアレンジが顔を出す「Quienquiera Que Seas」は南米ならではですね。

 Marco SuzanoやMaria Ritaも参加。後者はJorge Drexlerとのデュエットを披露しています。


Jorge Drexler「12 Segundos de Oscuridad」

[ CD ]

2006年12月16日

大上高矢さん誕生会兼惑星開発委員会忘年会

 千石で大上高矢さん誕生会兼惑星開発委員会忘年会。会場の千石空房は、古民家を利用した面白い建物でした。かちゃくちゃくんをはじめとした久しぶりの人たちや、ネットだけの交遊だった人とも会えて楽しかったです。惑星開発委員会の皆さんが制作した「PLANETS」をうっかり買い忘れたので、今度譲ってください。


「PLANETS」Vol.2

[ 日常 ]

野戦の月楽団、Tom Ze、forro in the dark

 野戦の月楽団「Snare & Slave Blues 03+06」(→amazon.co.jp)、Tom Ze「DANC-EH-SA」(→amazon.co.jp)、forro in the dark「Bonfires of Sao Joao」(→amazon.co.jp)購入。

野戦の月楽団「Snare & Slave Blues 03+06」

Tom Ze「DANC-EH-SA」

forro in the dark「Bonfires of Sao Joao」

[ CD ]

元モーニング娘。の紺野あさ美が慶應大学に合格

 J-CAST ニュースに「元『モー娘。』紺野あさ美 慶應大学藤沢に合格」という記事が。


アイドルグループ「モーニング娘。」元メンバーの紺野あさ美さん(19)が、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の「AO入試」に合格していたことがわかった。同大学関係者が2006年12月14日、明らかにした。


 いやー、これには驚きました。なんだか今までに買い揃えてきた写真集のありがたみまで増してしまいそうです。


紺野あさ美 写真集全集 「Sweet Days」 [DVD付]

2006年12月15日

TGV忘年会

 渋谷でTGV忘年会。参加者は、ハルオさんHTCくんMASAさんまちださん渡辺兵馬くん、そして僕でした。「氷川きよしはMichael Jacksonをカバーすべきだ」という話題から想像が広がって、いまだに止まりません。

 ところで、前回のTGV用のフライヤーのHTCくんによるアウトテイクを貼っておきますね。


061215b.jpg

[ 日常 ]

梅田望夫、平野啓一郎、 志村貴子

 梅田望夫平野啓一郎「ウェブ人間論」(→amazon.co.jp)、 志村貴子「青い花」第2巻(→amazon.co.jp)購入。


梅田望夫、平野啓一郎「ウェブ人間論」

志村貴子「青い花」第2巻

Sufjan Stevens「Michigan」

 Sufjan Stevens「Michigan」(→amazon.co.jp)は、2003年にリリースされた「アメリカ50州シリーズ」の第1弾。

 アコースティック楽器を中心に使った端正なサウンド、楽曲の良さ、コンセプト・アルバムとしての完成度の高さなど、この時点で「アメリカ50州シリーズ」の続編の充実ぶりを予感させるのに充分な内容です。全体として静謐な雰囲気が印象的。


Sufjan Stevens「Michigan」

[ CD ]

ムーンライダーズ「ゆうがたフレンド(公園にて)」のライヴ映像がほぼ日刊イトイ新聞で配信中

 11月24日の渋谷C.C.Lemonホールでのムーンライダーズのライヴから、「ゆうがたフレンド(公園にて)」の映像が「ほぼ日刊イトイ新聞 - がんばれ、ゆうがたフレンド。」で配信中です。大晦日までの期間限定配信。


ムーンライダーズ「ゆうがたフレンド」

東芝EMIから東芝が撤退、英国EMIグループの完全子会社に

 東芝が、東芝イーエムアイ株式会社(東芝EMI)の全株式を英国EMI Group Plcとそのグループ会社に売却することが発表されました。1960年に東芝音楽工業として設立され、翌年からEMIが資本参加し、1973年に東芝イーエムアイに社名を変更。当面は現在の社名を使うとのことです。


東芝:プレスリリース (2006.12.14)

asahi.com:東芝、レコード事業から完全撤退 東芝EMI全株式売却

MSN毎日インタラクティブ:東芝:東芝イーエムアイ株を売却 音楽事業から撤退へ

YOMIURI ONLINE(読売新聞):東芝、音楽ソフト事業から撤退…EMI株売却へ

ZAKZAK:東芝音楽事業から撤退…EMIに全株210億円で売却

ITmedia News:東芝、EMI株売却 音楽ソフト事業から撤退

CDJournal.com -東芝EMIから東芝が撤退、英国EMIグループの完全子会社に


宇多田ヒカル「ULTRA BLUE」

[ 音楽 ]

2006年12月14日

「小心者の杖日記」10周年

 なぜ日記を書いているのかとか、なぜそれをワールド・ワイド・ウェブで公開しているのかとか。10年間もウェブ上で日記を書き続けていると、そういう疑問を思い浮かべることすら忘れてしまいます。

 というわけで、1996年12月14日にスタートした「小心者の杖日記」は今日で10周年です。

 人間ならば、10年のうちに死んでしまう人よりも生き続ける人のほうが多いでしょうが、個人のサイトとなるとひとつの名称のもとに存続することのほうが少ないものです。僕のインターネットでの10年間とは、インターネットの表舞台から去る人々から取り残されてきた10年間でもありました。

 現在では、インターネットの話題となると持ち出されるのはWeb2.0。この「小心者の杖日記」もちょうど1年前からMovable Typeを利用するようになりました。ブログ、RSSリーダー、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、ソーシャル・ブックマーク、動画共有サービス、各種APIを利用したマッシュアップ……。様々なツールやサービスが登場しましたが、自分がモニタに向かうときの昂揚感、ひいてはインターネットへの幻想はむしろ薄れたように感じます。今ではダイヤルアップの接続音を聞くこともなくなり、10年前には想像もできかったような速度の回線を驚くほどの安さで利用できるようになったというのに。

 「小心者の杖日記」の開設当時、ほんの数人からのアクセスがあっただけでも「読んでる人がいる!」とインターネットの広大さを実感して感動したものです。それから10年、有難いことにアクセスは桁違いに増えました。しかし、自分とインターネットとの関係性の核心から目を逸らしているのかもしれない――と意識しながら、今後の「小心者の杖日記」は運営していこうと思います。

 ぼんやりとしていたので、この記念すべき日にイベントは特にありません。ただ、10周年を受けての企画が来年の1月か2月から「小心者の杖日記」ではない場所で始まる予定です。10年間の総括はそこですることになるのかもしれません。

 11年目の「小心者の杖日記」もよろしくお願いします。


ばるぼら「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」

2006年12月13日

ムーンライダーズ

 ムーンライダーズ「ムーンライダーズのいい仕事! Sony Music編」(→amazon.co.jp)購入。同時発売の予定だった「MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006」(→amazon.co.jp)は、Sony Music Shopにある発売日が正しいらしく、また発売が延期されて12月20日発売予定です。


ムーンライダーズ「ムーンライダーズのいい仕事! Sony Music編」

[ CD ]

The Durutti Column「Keep Breathing」

 The Durutti Column「Keep Breathing」(→amazon.co.jp)は、Vini Reillyによるソロ・プロジェクトのアルバム。

 ちょっと古めの音の打ち込み、ボソボソとしたボーカル、それとは対照的にハードなギター。ときに女性ボーカルも添えながら、池の波紋のようにじんわりと広がっていくメロディーを繊細に描き出しています。激しさを秘めた「Let Me Tell You Something」や「Gun」が特に良いです。

 朴訥としつつも能弁なポップ・ミュージック。淡い色彩のジャケットに惹かれて買って正解でした。

 DVDは、レコーディングの模様から4トラックを収録。


The Durutti Column「Keep Breathing」

[ CD ]

枡野浩一、河井克夫「金紙&銀紙の似ているだけじゃダメかしら?」

 枡野浩一河井克夫「金紙&銀紙の似ているだけじゃダメかしら?」(→amazon.co.jp)は、顔も姿もそっくりなふたりによる偽双子ユニット「金紙&銀紙」の共著。

 ふたりの似ている度合いは尋常ではなく、僕も10年近い付き合いの枡野浩一さんに先日会ったとき、どちらか間違えないように注意するあまり「河井克夫さんですか?」と言ってしまったほどです。この本は、そんなふたりの対談がメイン。オカマ言葉で語られる前半の対談からして、辛口にして異様な密度を誇っています。

 また後半の12時間対談は、「ほっといたらこの人どれくらい自分の話をするのか、いっぺん試してみよう」と河井克夫が考えたところ、本当に枡野浩一が自分について語り続ける構図になっていて、担当編集者が途中で「枡野さんは河井さんには興味ないんですか?」と尋ねているのが可笑しいです。

 ふたりの共著であると同時に、語り下ろしのエッセイとしても楽しめる本でした。


枡野浩一、河井克夫「金紙&銀紙の似ているだけじゃダメかしら?」

[ 書籍 ]

OKI DUB AINU BAND、朝崎郁恵、モーニング娘。、Teshome Mitiku、Jenet Masresha、Shankar

  OKI DUB AINU BAND「オキ ダブアイヌ バンド」(→amazon.co.jp)、朝崎郁恵「シマユムタ」(→amazon.co.jp)、モーニング娘。「7.5 冬冬モーニング娘。ミニ!」初回限定盤(→amazon.co.jp)、Teshome Mitiku「Topia's Deluge」(→amazon.co.jp)、Jenet Masresha「Leb Wulek」、Shankar「Song for Everyone」(→amazon.co.jp)購入。

 Shankarの「Song for Everyone」は、昔持っていたけれど売ってしまったので買い直しました。


OKI DUB AINU BAND「オキ ダブアイヌ バンド」

朝崎郁恵「シマユムタ」

モーニング娘。「7.5 冬冬モーニング娘。ミニ!」初回限定盤(DVD付)

Teshome Mitiku「Topia's Deluge」

Jenet Masresha「Leb Wulek」

Shankar「Song for Everyone」

[ CD ]

2006年12月12日

YouTubeとメガネ

 「高専祭ハルヒダンス」でも話題を呼んだnonokkoさんが、「SOY団 ハルヒダンスfullメガネ属性ver.(練習)」をアップロードしました。男女ともに全員メガネ。



 メガネといえば、「ITmedia News:YouTubeの“日米交流”――日本大好きメガネっ子、炎上から復活まで」でも話題になったサンミさんの新しいアカウントに今頃気づきました。遅い。サンミさんは英語も日本語も韓国語も話せてすごいです。



 ちなみにYouTubeで「メガネ」を検索すると、「メガネスーパー 秋葉原 ラップ」をはじめとして、この店員さんの映像がいくつも出てきます。有名な方なんでしょうか。



落とせる!遊べる!YouTube超絶テクニック大全

富沢ひとし「特務咆哮艦ユミハリ」第3巻

 富沢ひとし「特務咆哮艦ユミハリ」第3巻(→amazon.co.jp)購入。

 複数の時代が同じ空間に存在するというこのSF作品は、相変わらず奇想に満ちています。しかもグロテスクで残酷。そして群を抜いて面白いです。


富沢ひとし「特務咆哮艦ユミハリ」第3巻

mF247で小室哲哉リミックスの佐野元春「アンジェリーナ」が無料ダウンロード可能

 mF247で、DJ TKこと小室哲哉が佐野元春をリミックスした「アンジェリーナ mF Prepromix」が無料ダウンロード可能であることをMoto's Web Serverで知りました。あの話題を呼んだ「SOMEDAY 2006」に続く第2弾。今回は手数が増えた印象を受けました。


佐野元春「The Essential Cafe Bohemia」(DVD付)

YougakuTube-洋楽ランキングをYoutubeで見てみるサイト-

 CDTubeβ - カウントダウンチューブに続き、YougakuTube-洋楽ランキングをYoutubeで見てみるサイト-が登場したことが「Ryoの開発日記 - 洋楽ランキングをYoutubeでマッシュアップ-YougakuTube公開」でアナウンスされています。「どこぞの洋楽ランキングをYoutubeでマッシュアップしてみた」サービスだそうです。


YougakuTube-洋楽ランキングをYoutubeで見てみるサイト-


落とせる!遊べる!YouTube超絶テクニック大全

2006年12月11日

Tom Waits「Orphans」

 Tom Waits「Orphans」(→amazon.co.jp)は、「喧騒編」「叙情編」「実験編」にわかれた3枚組アルバム。

 「喧騒編」のくぐもったミックスのラウドなサウンドの中でも、Tom Waitsのダミ声の存在感と迫力は圧倒的です。酒の匂いが充満した地下室で演奏を聴いているような気分になれます。

 「叙情編」はバラードで幕開け。そして穏やかな楽曲が続き、まさに叙情的な雰囲気の中で、Tom Waitsのボーカルの深い味わいを堪能できます。「Never Let Go」や「Goodnight Irene」、「Take Care Of All My Children」など、胸に沁みる楽曲多数。

 「実験編」では、演劇的な楽曲やポエム・リーディング、親指ピアノが響く楽曲やアカペラなど、楽曲の構造やサウンド面で様々な実験が行われています。

 3枚合わせて3時間以上。アルコールを大量に体へ流し込んだかのように満腹になりました。


Tom Waits「Orphans」

[ CD ]

東川亜希子「スローライフ」

 東川亜希子「スローライフ」(→amazon.co.jp)は、女性シンガーソングライターのセカンド・アルバム。

 サウンドの面に強烈な個性こそないものの、「Best friend」や「クリスマスの日」をはじめ、非常にソングライティングが優れたアーティストです。すこやかでみずみずしい楽曲の世界は、つじあやのを連想させるものがあります。


東川亜希子「スローライフ」

[ CD ]

SAKEROCK「songs of instrumental」

 SAKEROCK「songs of instrumental」(→amazon.co.jp)は、トロンボーンを含む4人組バンドのセカンド・アルバム。

 冒頭の「インストバンドの唄」からして、ハナレグミのボーカル入りで意表を突かれます。そして意外とエギゾチカな要素は控えめ。その代わり、ファミコンゲーム「MOTHER」の「エイト・メロディーズ」、ハナ肇とクレイジーキャッツの「スーダラ節」、アタウアルバ・ユパンキで知られる民謡「ドゥエルメ・ネグリート」、タイの楽曲「木陰」と、選曲の妙で聴かせます。「スーダラ節」はなぜかせつなく、対して「ドゥエルメ・ネグリート」はユーモラス。行き先がわからない旅に出たような感覚に襲われるアルバムです。

 ちなみに解説は川勝正幸、ライナーのマンガはタナカカツキ。なんだかサブカルです。


SAKEROCK「songs of instrumental」

[ CD ]

2006年12月10日

モーニング娘。新メンバーは光井愛佳

 今日放映された「ハロー!モーニング。」で、モーニング娘。8期メンバーとして光井愛佳が加入することが発表されました。彼女の画像はモーニング娘。HAPPY8期オーディションのまとめをどうぞ。

 個人的には、吉川友さんと増田絢美さんを応援していたので残念。増田絢美さんは最終審査で辞退してしまいました。「Witch Hunting Girlscouts:娘。よりavexを選んだ女増田絢美」によると、彼女はエイベックスのオーデションを選んだという説があるのですがどうなのでしょう。

 どちらにしても、落選者の皆さんの今後の活躍を期待したいです。


モーニング娘。「歩いてる」(初回生産限定盤)(DVD付)

Quinka,with a Yawn「micro」

 Quinka,with a Yawn「micro」(→amazon.co.jp)は、青木美智子のソロ・ユニットのサード・アルバム。

 アコースティック楽器を中心としたバンド・サウンドは、随所に管楽器も配しています。そして、そこに乗るのはQuinka,with a Yawnの自由な歌声。「喜びのかけら」や「スッパイノ」ではジャズっぽい展開をするのが新鮮です。

 「ハルニレ」や「micro approach」で切々と感情を歌うときの集中力は、彼女ならではの魅力です。前作「火曜日のボート」(→amazon.co.jp)の収録曲ぐらい感情の弾ける楽曲も聴いてみたいところでした。


Quinka,with a Yawn「micro」

[ CD ]

2006年12月 9日

カーネーション@渋谷AX

 渋谷AXでカーネーションのライヴ。今夜は、普段はトリオ編成のカーネーションが総勢11人でステージを展開する「Rock Love」と題されたライヴでした。

 ステージに登場したのは、カーネーションの直枝政広、大田譲、矢部浩志に加え、セロファンの西池崇、長見順、渡辺シュンスケ、THE THRILLのロベルト小山・平田直樹・小泉邦男、鈴木桃子、TICAの武田カオリ。サウンドの迫力と色彩感が増したぶん、カーネーションの楽曲の持つメロディー・ラインの美しさが際立って聴こえるステージでした。作曲家としての直枝政広の才能を再認識してしまったほどです。

 今夜のライヴは二部構成。前半の中盤からはアンプラグド形式になり、その中でもブルージーな「My Little World」が良かったです。

 休憩を挟んで後半の幕開けは、カーネーションの3人に、西池崇、長見順という編成。ド迫力のサウンドでも、長見順のブルースを滲ませるギターは異彩を放っていました。その後再び11人編成に。アンコールでの、直枝政広によるアコースティック・ギターの熱い弾き語りも良かったです。

 トリオ編成で活動していてもファンを満足させられるだろうに、あえて11人編成に挑戦するカーネーション。そうした彼らの音楽的好奇心、探究心が心地良い轟音となっていたライヴでした。


カーネーション「WILD FANTASY」

オムニバス「Apple of his eye りんごの子守唄」

 オムニバス「Apple of his eye りんごの子守唄」→amazon.co.jp)は、鈴木惣一朗プロデュースによるThe Beatlesのカバー・アルバム。

 参加しているのは、ハナレグミ、Caravan、小池龍平(Hands of creation)、Saigenji、青柳拓次、曽我部恵一、蔡忠浩(bonobos)、おおはた雄一、キセル、細野晴臣。この10人の男性アーティストの歌声を、鈴木惣一朗は暖かくて厚みのあるアコースティック・サウンドで丁寧に包みこみ、その味わいを引き出しています。

 その中でも特に魅力的なボーカリストはハナレグミと蔡忠浩、そしてラストの細野晴臣。ちょっと高めの声域で歌いはじめる細野晴臣はなかなか新鮮でした。

 現在要注目のプロデューサー同士の顔合わせとなった青柳拓次の「Norwegian Wood」では、フルートのアレンジが洒落ています。インストルメンタルの「Here, There And Everywhere」も美しいトラック。鈴木惣一朗の美意識すら感じさせるアルバムです。


オムニバス「Apple of his eye りんごの子守唄(青盤)」

[ CD ]

2006年12月 8日

「project N 27 山内崇嗣 YAMAUCHI Takashi」

 初台の東京オペラシティでの「project N 27 山内崇嗣 YAMAUCHI Takashi」へ。namuこと山内崇嗣さんの個展です。

 2001年にも彼の絵画展を見ているのですが、今回はそれよりもはるかに作品数が多く、また内容的にもバラエティ富んでいました。山内さんの絵は、多くは建築物や植物などをモチーフにしつつも、彼の内面から沸き立つものを投影したような抽象的な要素があり、意味と無意味がお互いに侵食し合っているかのような独特の感覚を持っています。

 「project N 27 山内崇嗣 YAMAUCHI Takashi」は12月24日まで開催中。「僕のニコニコ堂 山内崇嗣展」も12月22日まで開催されています。


山内崇嗣「727×727 mm 2004/11/21」、早川宏一撮影

[ 日常 ]

カフェますの原宿店

 原宿のリトルモア地下での「カフェますの原宿店」へ。1日2食はカフェで食事をするほどカフェ好きだという歌人の枡野浩一さんが、期間限定でオープンしたカフェです。

 意外と広い会場に入ってみると、壁沿いに本がずらり。枡野さんに聞いてみると、全部自分の部屋から持ってきたそうです。会場に積まれているクッションも、一部は枡野さんの部屋から持ってきたテンピュールのクッションだとか。会場がほとんど枡野さんの部屋と化している感じです。

 そんなカフェで僕ら夫婦は、枡野さんの部屋でくつろいでいる感覚で本など読みながら過ごしました。枡野店長、おじゃましました。

 「カフェますの原宿店」は12月10日まで開店中です。


「カフェますの原宿店」店内

ロデオボーイも乗り放題

洒落た棚に詰まれた本

河井克夫さん作の枡野浩一さん人形


枡野浩一、河井克夫「金紙&銀紙の 似ているだけじゃダメかしら?」

[ 日常 ]

はちみつぱい「9th June 1988」

 はちみつぱい「9th June 1988」(→amazon.co.jp)は、1988年の再結成ライヴの音源を収録したアルバムの特殊仕様による再発盤。紙の箱の中に4枚のCDが収納されています。

 和田博巳によるディレクターズ・カット新編集、最新リマスタリング。初回封入特典として、駒沢裕城と武川雅寛の演奏による「Intermission」を収録したCDが付いており、これを含めて4枚組です。解説は菅岳彦、小川真一。

 はちみつぱいのメンバーは、鈴木慶一、渡辺勝、本多信介、武川雅寛、駒沢裕城、かしぶち哲郎、和田博巳。はちみつぱいのジャム・バンド的な資質がわかるライヴ盤です。ゲストは、高田渡、斉藤哲夫、あがた森魚、白井良明、山本浩美。


はちみつぱい「9th June 1988」

[ CD ]

はちみつぱい「センチメンタル通り」

 はちみつぱい「センチメンタル通り」(→amazon.co.jp)は、1973年のアルバムの紙ジャケット仕様による再発盤。限定生産です。

 オリジナル・マスターを使用した最新24ビットリマスタリングが施されています。ボーナス・トラックとして、シングルで発売予定だったかしぶち哲郎のボーカルによる「ぼくの倖せ」を収録。解説は細馬宏通です。


はちみつぱい「センチメンタル通り」(紙ジャケット仕様)

[ CD ]

「CURLING LIFE―バンクーバーへの旅―」

 「CURLING LIFE―バンクーバーへの旅―」は、チーム青森が2006年9月からカナダで行った合宿を中心に追ったDVD。試合会場で1500枚が先行発売されています。

 合宿に参加したのは、寺田桜子選手、目黒萌絵選手、本橋麻里選手、新メンバーの山浦麻葉選手、そして阿部晋也コーチ。現地ではミキ・フジ・ロイさんと合流しています。

 デジタル機器も使って行う練習は緊張感がある一方、練習を終えてのオフショットになるととたんに笑いが絶えない明るい雰囲気に。各選手へのインタビューでは、寺田桜子選手の発言が情熱的だったのが印象的。また、「自分にとってカーリングとは?」という質問に本橋麻里選手が「親孝行の手段」と答えたのはちょっと意外でした。メンバーそれぞれのカーリング観の違いが面白いです。

 新生チーム青森が新しいスタイルを模索していく過程が記録されているDVDでした。


「CURLING LIFE―バンクーバーへの旅―」


国際オリンピック委員会オフィシャルDVD トリノ2006オリンピック冬季競技大会 カーリング

2006年12月 7日

青木あざみさんの「まっすぐに。」のマンガが「月刊ウーマン劇場」1月号にも掲載

 「青木あざみさんの『まっすぐに。』が『月刊ウーマン劇場』12月号でマンガ化」でご紹介した作品の後編が「月刊ウーマン劇場」1月号(→amazon.co.jp)に掲載されています。今回もどーんと100ページ。内容的には「まっすぐに。」(→amazon.co.jp)で書かれていたあたりまでで、突然誕生の事実が明かされた第二子については触れられていないのが残念です。


「月刊 ウーマン劇場」2007年 01月号 [雑誌]

ANATAKIKOU「Message Pie」

 ANATAKIKOU「Message Pie」(→amazon.co.jp)は、3人組バンドのサード・アルバム。

 XTCにも通じるねじれたセンスはこの新作でも健在で、加えてこれまで以上に3ピースによるサウンドがハードになった印象です。一方で繊細な感覚もしっかりとあり、楽曲やアレンジ、コーラス・ワークは相変わらずの面白さ。

 「LINE DANCE」や「シンデレラ」、「悲しくはないさ」のような屈折しつつも美しくて叙情的な楽曲を奏でられるのは、ANATAKIKOUならではの魅力でしょう。期待以上の力作です。


ANATAKIKOU「Message Pie」

[ CD ]

クラムボン「3 peace 〜live at 百年蔵〜」

 クラムボン「3 peace 〜live at 百年蔵〜」(→amazon.co.jp)は、造り酒屋「博多百年蔵」でのライヴを収録した2枚組。

 キーボード、ベース、ドラムという編成の3人の演奏力の高度さ、アンサンブルの強靭さを再認識させる音源です。手元に酒はなくともグルーヴに酔えるライヴ盤。

 カバーも多く収録されていて、なかでもフィッシュマンズの「ナイトクルージング」と岡村靖幸の「カルアミルク」の曲想の広げ方が、クラムボンらしさを感じさせる点でも秀逸です。


クラムボン「3 peace 〜live at 百年蔵〜」

[ CD ]

佐野元春、桃梨

 佐野元春「The Essential Cafe Bohemia」(→amazon.co.jp)、桃梨「MMNS歌謡祭」(→amazon.co.jp)購入。


佐野元春「The Essential Cafe Bohemia」(DVD付)

桃梨「MMNS歌謡祭」

[ CD ]

2006年12月 6日

中島みゆき「ララバイSINGER」

 中島みゆき「ララバイSINGER」(→amazon.co.jp)は、34作目となるオリジナル・アルバム。

 岩崎宏美に提供した「ただ・愛のためにだけ」、華原朋美に提供した「あのさよならにさよならを」、工藤静香に提供した「Clavis―鍵―」など提供曲を軸にしたアルバムですが、なかでもド迫力なのはTOKIOに提供した「宙船(そらふね)」です。TOKIOのバージョンを聴いても中島みゆきの歌声が聴こえてくるような楽曲でしたが、この新作では遂に本人が歌唱。他の楽曲でも、いつもの中島みゆき節が堪能できます。

 ミュージシャンは、ロサンゼルス勢にプロデュースとアレンジを手掛ける瀬尾一三などの日本人が加わったスタイル。そろそろサウンドには新味が欲しいところです。アートワークはなんだかすごいことになっています。


中島みゆき「ララバイSINGER」

[ CD ]

佐野元春 and The Hobo King Band「THE SUN LIVE and RECORDINGS」

 佐野元春 and The Hobo King Band「THE SUN LIVE and RECORDINGS」(→amazon.co.jp)は、2005年にリリースされた2枚組DVD。

 DISC 1は、2005年2月20日のNHKホールでのライヴを中心にしており、2004年の名作「THE SUN」(→amazon.co.jp)の楽曲たちを収録しています。監督の林ワタルは、色数を抑えたザラついた映像でライヴを記録。

 DICSC 2は、ビデオ・クリップ、The Hobo King Bandのメンバーのインタビュー、レコーディング・セッションの模様、過去のツアーのダイジェスト、そして2005年2月20日のNHKホールでのライヴ映像をミックスした構成で、「THE SUN」の制作過程を多角的に理解させていきます。The Hobo King Bandのメンバーのインタビューでは、古田たかし、井上富雄、佐橋佳幸、Dr.kyOn、山本拓夫らの個性が佐野元春とぶつかりあった結果「THE SUN」が生まれたことを認識させられました。


佐野元春 and The Hobo King Band「THE SUN LIVE and RECORDINGS」

[ DVD ]

DVDの傷を歯磨き粉で修復して再生可能にする

 実は、佐野元春 and the hobo king band「『星の下 路の上』2006.4.2 LIVE AT 東京国際フォーラム / HALL A」(→amazon.co.jp)を観ようとDVDのDISC 1をパソコンに入れたところ、そのドライヴから大きな音がしてディスクに傷が付いてしまいました。こういう事態が起きたのは2回目。1回目のDVDは収録時間が短かったせいか問題なく再生できたのですが、今度は「ナポレオンフィッシュが泳ぐ日」と「ロックンロール・ナイト」の部分だけ再生できなくなってしまいました。Dellに問い合わせたところ、ディスクの入れ方に問題があったのだろうということ。

 そうなると傷付いたDVDをどうするかということが問題になりますが、以前から話に聞いていた「歯磨き粉で磨く」という方法を試してみました。手軽だったので。

 用意したのは、洗面台の歯磨き粉とティッシュ・ペーパーといういかにもその辺の物。傷はディスクの外周沿いにこすれたような感じで付いていたので、そこにペーパーで歯磨き粉を付けていきます。そして、ディスクの中心から端に向かう方向へ、傷の付いた部分をひたすらに磨いてみました。傷が目立たなくなるまで磨いて、歯磨き粉が残らないように新しいペーパーできれいに拭き取ります。

 けっこうな時間が掛かりましたが、無事に再生可能になったときには感動的。本当にDVDの傷を歯磨き粉で修復できました。磨くのでさすがに細かい傷が跡に残りますが、そこは諦めましょう。

 同様の事態に直面した方は、自己責任でお試しください。


佐野元春 and the hobo king band「『星の下 路の上』2006.4.2 LIVE AT 東京国際フォーラム / HALL A」【初回限定盤】

[ DVD ]

佐野元春 and the hobo king band「『星の下 路の上』2006.4.2 LIVE AT 東京国際フォーラム / HALL A」

 佐野元春 and the hobo king band「『星の下 路の上』2006.4.2 LIVE AT 東京国際フォーラム / HALL A」(→amazon.co.jp)は、ツアー最終公演の2006年4月2日のライヴをノーカット完全収録したDVD。初回限定盤は、DVD2枚とライヴ音源9曲を収録したCD1枚から構成されています。

 僕もこのライヴは実際に見ているのですが(『佐野元春 & THE HOBO KING BAND@東京国際フォーラム』)、林ワタルの監督・編集による映像は当日のエキサイティングな空気をしっかりと記録しています。また、1980年代から1990年代までの代表曲を中心に演奏していて、これまでの佐野元春のキャリアを俯瞰できる内容。しかし、回顧的になることなくテンションの高いステージを3時間10分に渡って展開しており、佐野元春の衰えないエネルギーを体感できるDVDです。


佐野元春 and the hobo king band「『星の下 路の上』2006.4.2 LIVE AT 東京国際フォーラム / HALL A」【初回限定盤】

[ DVD ]

The Beatles「LOVE」

  The Beatles「LOVE」(→amazon.co.jp)は、「ザ・ビートルズ最新作」と銘打たれたアルバム。

 ラスヴェガスのショウ「Love」のために、George Martinとその息子Giles Martinが、The Beatlesのすべての楽曲を聴き返して分解し、再構築したという作品です。The Beatlesの音源という人類レベルの資産を使って、メンバーや遺族の公認のもと実施されたリミックスとマッシュ・アップ。こういう作品が制作されたこと自体も含め、極めて21世紀的な作品です。

 内容的には、従来のファンなら顔はしかめつつも感心してしまいそうな密度で、流れるような展開といい、その練り込み方にはGeorge Martinの執念すら感じます。若い人が初めてThe Beatlesの作品として「LOVE」を聴いても特に違和感はないでしょう。

 冒涜しない程度に神域へ大胆に手を突っ込んだ作品。この感覚を楽しめるかどうかが「LOVE」への評価の分かれ目でしょう。僕は新手のベスト盤として楽しみました。


The Beatles「LOVE」 (通常盤)

[ CD ]

2006年12月 5日

fishing with john「林檎にタッチ」

 fishing with john「林檎にタッチ」(→amazon.co.jp)は、五十嵐祐輔のソロ・ユニットの7曲入りアルバム。さらに7曲入りのDVDが付いています。

 fishing with johnが奏でるのは、アコースティック・ギターの多重録音をベースにしたインストルメンタル。叙情的かつ繊細なサウンドで、アルバムを聴き進むうちに季節の移ろいを目にしているような気分になれます。

 矢野顕子の「湖のふもとでねこと暮らしている」のカバーも収録。ピアニカが主旋律を吹く、哀愁に満ちていて余韻を残すアレンジに仕上がっています。


fishing with john「林檎にタッチ」

[ CD ]

DJ OZMA「I LOVE PARTY PEOPLE」

 DJ OZMA「I LOVE PARTY PEOPLE」(→amazon.co.jp)は、氣志團の綾小路翔の覆面ユニットのデビュー・アルバム。すでに日本を含むアジア6ヶ国での発売が決定しています。

 「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」をはじめとした韓国などの楽曲、氣志團の楽曲、近藤真彦の「ケジメなさい」や木村由姫の「LOVE & JOY」(浅倉大介作曲)など、カバー中心で構成されたアルバムです。打ち込み主体のフロア仕様のサウンドで、アレンジは高野勲、Tsutchieらが担当。キャッチーなヒット曲のカバーを連発しつつ、猥雑な東アジア風味を濃厚に漂わせています。このDJ OZMAの嗅覚はあなどれません。

 DVDは9曲のビデオ・クリップを収録。大人数でダンスするものからもっと低予算のものまで、制作の竹内芸能企画は見せるツボを心得ています。それにしても、DJ OZMAファミリーはキャラクターの層が厚いなぁ……。アフロ・パーマにサングラスの肥満男性5人が金色のマワシだけで踊る「LOVE & JOY」は反則すぎです。


DJ OZMA「I LOVE PARTY PEOPLE」(DVD付)

[ CD ]

CDTube - カウントダウンチューブ

 CDTube - カウントダウンチューブは、オリコンのチャートとYouTubeをマッシュアップさせたサービス。CDTVを見逃したときに、「こんなサイトがあれば便利なのに……著作権的に問題あるけど……」と考えたサービスが現実に登場してしまいました。

 「ゆーすけべー日記: PlaggerとCatalystでCDTVならぬCDTube作ってみた」に制作過程が記されていて、Plaggerを活用しているとのことです。


CDTube - カウントダウンチューブ


落とせる!遊べる!YouTube超絶テクニック大全

照屋林助、細野晴臣

 照屋林助「平成ワタブーショー1」(→amazon.co.jp)、中古盤で細野晴臣「マーキュリック・ダンス」(→amazon.co.jp)「エンドレス・トーキング」(→amazon.co.jp)購入。


照屋林助「平成ワタブーショー1」

細野晴臣「マーキュリック・ダンス」

細野晴臣「エンドレス・トーキング」

[ CD ]

2006年12月 4日

BO GUMBOS「Get On Up〜History Of Bo Gumbos Vol.1〜」

 BO GUMBOS「Get On Up~History Of Bo Gumbos Vol.1~」(→amazon.co.jp)は、Dr.kyOnの手で発掘された未発表音源集。

 2曲で勝手にしやがれのホーン隊が参加してレコーディングし、新たにミックス・ダウンされたという音源集で、これだけのクオリティの未発表曲があったということにまず驚かされます。特に、泥臭くてサイケデリックな「よろこびのうた」、緊張感と生々しさが同居するライヴ音源「Zulu Rice Shop Pt.2」、ファンキーな「Bo & Gumbo Disco Miracle」「Get On Up」が聴けたのは収穫でした。結果的に、BO GUMBOSの多彩な音楽的魅力に光を当てる内容になっています。

 DVDは14曲の未発表映像を収録。BO GUMBOSが様々な場で人々を魅了していたことがわかります。また、どんと以外のメンバーと担当ディレクターによる座談会「GumBo Sympo 2006」も収録されていて、そのボリュームにまた驚かされました。


BO GUMBOS「Get On Up~History Of Bo Gumbos Vol.1~」

[ CD ]

クノシンジ「Special Sampler」

 クノシンジ「Special Sampler」は、5曲入りサンプラーCD。

 冒頭の「ポータブルポップミュージック」は、聴き始めた瞬間に目が覚めた気分になるような、爽快なほど直球で純度の高いポップスです。キャッチーなメロディーに加え、多重録音によるコーラス・ワーク、英国の香りのするギターやキーボードの音色など、思わず胸が躍るサウンド。

 他の新旧の楽曲たちも、心地良いと同時に密度の濃いポップスで、聴いているだけで幸福な気分になれます。

 クノシンジは2007年にTeenage Symphonyからデビュー予定。非常に楽しみです。


クノシンジ「Special Sampler」

[ CD ]

坂本真綾「風待ちジェット」

 坂本真綾「風待ちジェット」(→amazon.co.jp)は、鈴木祥子作曲のシングル。坂本真綾が作詞を担当し、鈴木祥子もピアノで演奏に参加しています。爽やかでスケール感のある楽曲。h-wonder作曲のカップリング「スピカ」も似たようなカラーの楽曲です。


坂本真綾「風待ちジェット」

[ CD ]

mopsy flopsy「a beginners guide to mopsy flopsy」

 mopsy flopsy「a beginners guide to mopsy flopsy」(→amazon.co.jp)は、6人組バンドのmona recordsからのファースト・ミニ・アルバム。6曲入りです。

 ボーカルの白石なつみのちょっと低めの歌声がまず耳に残ります。そして、ジャズやブラジル音楽も吸収した洒落たセンスのサウンド。男女混成の編成、微妙な音圧の弱さにも、Belle And Sebastianを連想しました。せつないミディアム・ナンバーが印象的。


mopsy flopsy「a beginners guide to mopsy flopsy」

[ CD ]

2006年12月 3日

前山真吾「星降ル島ヌ唄」

 前山真吾「星降ル島ヌ唄」(→amazon.co.jp)は、1983年生まれの奄美大島の唄者のデビュー・アルバム。

 若いながらも深みがあるのと同時に、勇壮さを感じさせる唄声です。唄いあげると雄大さを感じさせ、まさに気骨に満ちた唄者だと言えるでしょう。

 唄と三線は前山真吾、囃しは米田愛子です。


前山真吾「星降ル島ヌ唄」

[ CD ]

Tete「Le Sacre des Lemmings」

 昨日は、Tete「Le Sacre des Lemmings」(→amazon.co.jp)を聴いていました。


Le Sacre des Lemmings

[ CD ]

2006年12月 2日

オムニバス「Club Bollywood」

 オムニバス「Club Bollywood」→amazon.co.jp)は、サラーム海上の選曲によるボリウッド音楽のコンピレーション。

 ボリウッド音楽とは、インドのヒンディ語で制作された映画の音楽のことです。その中からサラーム海上は、以下の基準で選曲したと記しています。


1.メロディーにインドを感じさせ、1回聞くと歌いたくなる曲
2.音楽性が豊かで、ミュージシャンシップの高い曲
3.現代の欧米や日本のポップスに負けない(?)プロダクション
4.クラブのフロアで通用するビートを持つ曲


 結果、冒頭からいきなり極彩色でゴージャスでコテコテの世界が幕を開けることに。そしてテンションは上がりっぱなしです。特にシャンカール、エヘサーン、ロイの「マヒ・ヴェー」の高揚感といったら! パートナーズ・イン・ライムの「テーレー・ビン・ナヒン・ラグダー」では、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンの歌声も聴けます。A.R.ラフマーンやタルヴィン・シンの楽曲も収録。

 伝統を吸収しながらたくましく響くボリウッド音楽の中でもクオリティの高い楽曲を、聴いていてトリップしそうなぐらい並べてくれた編集盤です。


オムニバス「Club Bollywood」

[ CD ]

Joanna Newsom「Ys」

 Joanna Newsom「Ys」(→amazon.co.jp)は、グランド・ハープ弾き語り女性シンガーソングライターのセカンド・アルバム。

 Joanna NewsomとともにプロデュースをしているのはVan Dyke Parksで、オーケストラのアレンジも彼が手掛けています。ハープとボーカルの録音はSteve Albini、ミックスはJim O'Rourkeと、スタッフも錚々たる顔ぶれ。

 そしてJoanna Newsomは、Van Dyke Parksが操る変幻自在なフル・オーケストラを従え、Bjorkを連想させる歌声とハープで、聴き手を御伽噺のような世界へと連れ去ります。ポップスとクラシックの垣根を軽々と越え、奔放に独自の世界を描いていて、その世界観の完成度は圧倒的です。

 長尺の5曲の中でも、特に「Cosmia」の美しさに陶酔しました。


Joanna Newsom「Ys」

[ CD ]

NHK「ETV特集 沖縄“笑いの巨人”伝 〜照屋林助が歩んだ戦後〜」

 NHKで2月18日に放映された「ETV特集 沖縄“笑いの巨人”伝 〜照屋林助が歩んだ戦後〜」をやっと見ました。遅い。

 昨年3月に亡くなった照屋林助の足跡を追った番組。その人生は、沖縄の激動の歴史に負けないほど破天荒なもので驚かされました。家族を捨てて八重山へ逃げるとか。

 番組としては、息子の照屋林賢や知名定男など様々な関係者が登場し、アタワルパ・ユパンキのような容貌の時代の照屋林助の映像も見られて面白かったです。ただ、照屋林助の性格面にもう少し踏みこんでほしかったほか、宮本亜門のポジションがちょっと中途半端に感じられました。


照屋林助「沖縄漫談 平成ワタブーショウ」

Sufjan Stevens「Illinois」

 Sufjan Stevens「Illinois」(→amazon.co.jp)は、2005年にリリースされた「アメリカ50州シリーズ」の2作目。

 イリノイ州をテーマニしたこのアルバムでは、ストリング・カルテット、クワイアー、ブラス・セクションも迎えて壮大なスケールのサウンドを展開しています。22曲に渡ってめまぐるしく変化していくサウンド・スケープが描いているのは、たぶんイリノイ州の歴史絵巻。

 流麗さと繊細さの中にかすかな狂気な漂っているのがSufjan Stevensの音楽の魅力のひとつでしょう。美しく紡がれた音楽です。


Sufjan Stevens「Illinois」

[ CD ]

Johnny Cash「Personal File」

 Johnny Cash「Personal File」(→amazon.co.jp)は、1970年代に自宅スタジオで録音されていた未発表音源をまとめた2枚組。

 オリジナル、カントリー、ゴスペル、トラディショナル・フォーク、ヒム、他のアーティストのカバーなど、すべての楽曲がJohnny Cashの弾き語りによって歌われます。その淡々とした歌声は彼が孤高の存在であったことを痛感させ、そして常に生と死について意識していたのではないか……とすら考えてしまうほど、リアルなJohnny Cashの歌声を記録している音源集です。


Johnny Cash「Personal File」

[ CD ]

2006年12月 1日

SMAP「ありがとう」

 SMAP「ありがとう」(→amazon.co.jp)は、ボーカルの細かい譜割りが心地良い楽曲。そして、サビでふたつのメロディーが併走する構造がユニークです。作詞作曲はMORISHINS'、編曲はREO、ストリングス・アレンジは前嶋康明。

 カップリングの「show your smile」も良く出来たバラードです。作詞が大智、作曲が大智・宮崎誠、編曲とコーラス・アレンジが森大輔。

 SMAPの曲集めに非常に力が入れられていることを実感できるクオリティの2曲です。


SMAP「ありがとう」

[ CD ]

宮川弾アンサンブル「pied-piper」

 宮川弾アンサンブル「pied-piper」(→amazon.co.jp)は、元ラヴ・タンバリンズの宮川弾によるソロ・プロジェクトのアルバム。

 すべての楽曲の作詞作曲とアレンジは宮川弾で、楽曲によってボーカリストを迎えています。参加しているボーカリストは、安藤裕子、太田裕美、清水ゆみ、土岐麻子、カーネーションの直枝政広、のらん、畠山美由紀、Ryohei。

 「室内楽をベースにした編成でポップス」というコンセプトで、生楽器が主体のサウンドです。そして、驚くほどキュートな太田裕美のように個性的なボーカリストを前にすると、生楽器たちは俄然輝きを増します。はっぴいえんど的な世界観をストリングスを中心としたゴージャスなサウンドで包んだ「あめまち」も耳に残る1曲です。

 騒がしくも愛らしい生楽器の響きに耳の中を洗われたような気分になる作品で、全体として宮川弾の作家性も強く感じさせるアルバムでした。インストルメンタルのみでも1枚聴いてみたいです。


宮川弾アンサンブル「pied-piper」

[ CD ]

TGV#19 "Groovin' & Relaxin"

 TGV#19 "Groovin' & Relaxin"は明日(正確には12月3日0:00から)開催です。今回はライヴがメインで、僕はたぶん会場にいませんが、皆さんよろしくお願いします。



■2006/12/02(土) 下北沢mona-records
■start 24:00
■前売\1800/当日\2000(ドリンク別)
■LIVE:ELEKTEL、ジュモーオプセーヌ、WOOLS、ヒノマリスト
■DJ TGV ,カリンガ


"師走にグルーヴィン、朝までリラクシン"
TGVが提供するRELAXIN' & GROOVIN' な夜。
テクノ・モンド・ラウンジ・ソウル・昭和歌謡などバラエティ富んだライブパフォーマンスとDJをお楽しみください。


ELEKTEL

『LOUNGE+BOSSA NOVA+2STEP+HOUSE=MILLENNIUM MUSIC""ハイブリッド・ラウンジ"を標榜する。国内外の多数のコンピに参加し、2枚のフルアルバムをリリース。英国ツアーを敢行し海外のDJとも親交が深い。TV・ラジオ番組のテーマ曲(NHK、TBS、J-WAVEなど)、ゲーム(beatmania IIDXなど)、CM、他アーティストへの楽曲提供やリミックスも行っており、06年には坂本龍一らによるSTOP ROKKASHOにサエキけんぞうとともに参加した。』
・member
ウエケン sampler and program
polymoog moog and program
・discography
『Bit Stream Lounge』
『Space Travel with Teddybear』

http://www.elektel.com/


JUMEAUX OBSCENES

『基本的に岩澤瞳さんを擁する第二期スパンクハッピーの楽曲を演奏し、ステージパフォーマンスもなんとなく真似したいと思い、活動しているユニット。平たく言えばスパンクハッピーのコピーバンド。メンバーは藤澤康乃と松村謙一郎の2名。因みに仏語であるユニット名の名付け親はスパンクハッピーの菊地成孔さん御本人。』

http://www.syrupy-therapy.net/JUMEAUX_OBSCENES/


Wools

『宗像芳明を中心にした、ユニット。ジャズ、70年代スィートなソウル・ファンク、80年代のニューロマンティックなポップを踏まえ、俗っぽく脱青春的な大人の恋愛についての甘くダンサブルでそしてwild fancyなキラーチューンを製造. 』

http://woolbiz.com/


ヒノマリスト

『2006年バンド結成。vo.gui.bass.dra.per.sax.key.の7人。昭和歌謡、ムード歌謡を中心に、根っからのお笑い好きなvo. エルコの影響によりライブパフォーマンスは「ザッツ・エンターテイメント」がモットー。ヒノマリストは、お笑い&情緒演奏&女の涙でできています』 


DJ カリンガ

『ROCK〜TECHNO〜HOUSE〜DUB〜AMBIENT〜様々なジャンルのPARTY、イベントにてマル痴な音でぐるぐるやらかす痴人ディスコティークDJ。お笑い・DJ・LIVEをクロスオーバーしたイベント”ギリギリシティー”主催者の一人でもある。』

http://girigiricity.client.jp/


mona-records
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-13-5
伊奈ビル2F
TEL: 03-5787-3326
FAX: 03-5787-3327


MOBILE_site  http://www.outdex.net/TGV


TGV#19 Groovin' & Relaxin

TGV#19 Groovin' & Relaxin

カーネーションのライヴ音源と映像をリッスンジャパンが配信

 カーネーションのライヴ音源と映像がリッスンジャパンで配信されはじめました。配信されるのは、ライヴ・アルバム「CARNATION WILD FANTASY TOUR 2006」と同名のライヴ映像。配信ページでは、直枝政広のインタビューやライヴ写真も掲載されています。


カーネーション「WILD FANTASY」

Macy's Thanksgiving Day Parade 2006の巨大なピカチュウとスヌーピー

 YouTubeで巨大なピカチュウとスヌーピーの動画を見つけました。まず巨大なピカチュウのバルーン。そして沸き起こるピカチュウコール!



 続いて巨大なスヌーピーのバルーン。



 このMacy's Thanksgiving Day Parade 2006こちらのサイトによるとニューヨークの老舗デパート・Macy'sが感謝祭に開催しているパレードなのだそうです。

記事一覧
月別アーカイブ
Powered by
Creative Commons License
このウェブログのライセンス: Creative Commons License.