Beck「The Information」(→amazon.co.jp)でまず始まるのは、ヒップ・ホップ以降のビートとブルースをほのかに噛んだギター、そしてベックのラップ。やがて揺らいだキーボ−ドやワイルドなギターも顔を出すなど、「Elevator Music」は数分のうちにめまぐるしく展開していき、Beckならではのサウンドの面白さをいきなり実感させます。
エレクトロ・ディスコみたいな「Cellphone's Dead」や、ガムランのような音色が響く「Motorcade」のような楽曲もありますが、多くはロックを基軸に入念に音を重ねたポップ・アートのようなサウンド。音こそゴージャズになったものの、初期のBeckの作品に通じる感触もあります。
ライナーが取り出しづらいと思ったら全部ステッカー。人を食ったアート精神を感じました。
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