渡邉恒雄「わが人生記 青春・政治・野球・大病」(→amazon.co.jp)は、共産党への入党と除名の体験、小泉首相への苦言、プロ野球についての意見、自分や妻の病気などについて、高い知性を感じさせる文章で綴った本。新書ゆえにいまひとつ語り尽くされていない後味を残しつつも、ナベツネならではの偏屈さが穏健な文体で表現されている印象です。老いた病妻への愛情について書いて締めくくっているのには構成の妙を感じました。
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