小心者の杖日記

2006年06月17日

山口・光市母子殺害事件遺族の著書「天国からのラブレター」映画化

 スポーツ報知に「『天国からのラブレター』映画化…山口・光市母子殺害事件遺族の著書」という記事が。99年に起きたこの残忍極まりない事件の被害者である本村洋さん、本村弥生さん夫妻の事件前の往復書簡を本にしたものが「天国からのラブレター」(→amazon.co.jp)です。

 この映画化について、妻子を殺され残された夫の本村洋さんがこう語っているのが彼らしいと感じました。


事件は20日に最高裁判決が出されるが洋さんは「少年犯罪を頭でなく、心で理解してほしい」と話しているという。


 監督は山口円。映画「天国からのラブレター」のサイトも開設されています。

 そしてこの「天国からのラブレター」について思い出すとき、「延期された最高裁弁論 その2。|藤井誠二のブログ」でも紹介されていた、加害者の言葉を思い出さざるを得ないのです。


 控訴審で証拠として提出された加害者が知人にあてた手紙の一部を引用しておく。手紙は一審の無期懲役判決後に書かれたものだ。

〔ま、しゃーないですわ今更。被害者さんのことですやろ?知ってま。ありゃーちょうしづいてるとボクもね、思うとりました。・・・でも、記事にして、ちーとでも、気分が晴れてくれるんのなら好きにしてやりたいし〕

〔知ある者、表に出すぎる者は嫌われる。本村さんは出すぎてしまった。私よりかしこい。だが、もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君〕

〔犬がある日かわいい犬と出会った。・・・そのまま「やっちゃった」・・・これは罪でしょうか〕

〔5年+仮で8年は行くよ。(筆者注・少年法の規定では無期懲役でも7年で仮釈放の資格が得られる)どっちにしてもオレ自身、刑務所のげんじょーにきょうみあるし、速く出たくもない。キタナイ外へ出る時ば完全究極体で出たい。じゃないと2度目のぎせい者がでるかも〕


 この加害者が、出所したら「地獄からのラブレター」という本を出版したいと語っていたことも、決して忘れてはならない事実です。


本村洋、本村弥生 「天国からのラブレター」

藤井誠二 「少年に奪われた人生―犯罪被害者遺族の闘い」


関連エントリー:光市母子殺害事件の弁論欠席の安田好弘弁護士らに初の出頭在廷命令光市母子殺害事件の上告審に死刑反対運動で知られる安田好弘弁護士らが出廷せず山口・光市の母子殺害で弁論 無期判決見直しか

[ 社会 ]
投稿者 munekata : 2006年06月17日 このエントリーをはてなブックマークに追加 Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 このエントリーをニフティクリップに追加 このエントリーをBuzzurlに追加 このエントリーをBlogPeople Tagsに追加 このエントリーをBlogPeople Instant Bookmarkに追加 このエントリーをPingKingポッケに追加 このエントリーをFC2ブックマークへ追加 このエントリーをnewsingへ追加 このエントリーをYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをイザ!ブックマークに追加
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コメント

>tnakanakaさん
現在の日本の司法制度では弁護士がいないと裁判が進まないので、弁護士がつくこと自体は問題ないと思うのです。ただ問題は、裁判が弁護士の特定の思想のための場所にされることだと思います。

投稿者 munekata : 2007年07月17日 23:12

弁護士というものは、依頼があればどんな悪魔のような人間のエージェントになるものなのだろうか?ましてや安田弁護士は依頼もないのに自分のエゴとも取れる捻じ曲がった主張を押し付け、神聖なる法廷に土足で踏み入っている。容疑者Fよりも私は憤りを感じています。容疑者Fは死刑になるのは当然だが、奴には死の償いすら生ぬるい。仮にこの度の裁判が最悪な結果をもたらし、出所してこようものなら本村さんに代わって制裁を加えてやりたいと考えているのは私だけではないはずだ。

投稿者 tnakanaka : 2007年07月15日 20:20

>愛子さん
「天国からのラブレター」は僕は未読なのですが、「少年に奪われた人生」に掲載されている事件当時の本村洋さんの手記には衝撃を受けました。
これを読んでしまうと、辛くなりすぎそうでなかなか「天国からのラブレター」を読むことができません。

投稿者 munekata : 2006年06月26日 00:54

天国からのラブレターは、数年前読みました。加害少年は、絶対に許せないという思いです。あの友人に宛てた手紙が少年の人間性を物語っています。そんなに簡単に人の本質は変わらないはず。本村さんを応援したい!!裁判所は常識ある判決を!
世論を巻き起こす映画になることを期待します。

投稿者 愛子 : 2006年06月25日 10:37

>mariさん
最高裁が無期懲役を破棄、差し戻しする判決を出しました。
これでご遺族の心痛を少しでも和らげることができれば……しかし裁判はまだ続くのか……と複雑な気持ちです。
次の法廷で、いわゆる「人権派」弁護士たちがどんな詭弁を持ち出してくるかも注視しようと思います。
http://www.outdex.net/diary/archives/2006/06/post_216.shtml

投稿者 munekata : 2006年06月20日 16:03

地獄からのラブレター云々は初耳です。言葉を失いますね…。
今日の最高裁では少しでも遺族が報われるような判決が出される事を強く願っています。

投稿者 mari : 2006年06月20日 13:13

>ルルさん
http://blog.goo.ne.jp/planetlulu2000/e/7f2e1465e675de6ec90321f2ca76caf5
この忘年会がうらやましい!
今年の12月31日は空けておいたとトモミチくんにお伝えください。

投稿者 munekata : 2006年06月19日 00:51

やぁ〜!私が恥ずかしがりやなので、パーティーはやらない感じかも・汗
トモミチくんには申し訳ないですけどね〜!
うちのブログに遊びに来て下さいねっ!たぶんムネカタさんのお気に召すものがたま〜にあるかもしれません!(笑)

投稿者 ルル : 2006年06月18日 07:34

>ルルさん
コメント&トラバ、ありがとうございます!
加害者の弁護士団じは、常人には考えも付かないような詭弁を繰り返しているので、さすが人権屋はパワーが違うなぁ……と尻を掻きながら生暖かい目で見ています。
あ、ブログもチェックさせていただきますね。
というか、パーティに呼んでください!!!

投稿者 munekata : 2006年06月18日 05:53

こんばんは〜!
トモミチくんの妻のLULUと申します・・・。
この事件は痛ましいですね・・・。
加害者の弁護士団が、「これはレイプではなく、死体損壊罪だ。」という恐ろしい詭弁を使ったのには本当に怒りを感じます。

以前この事件について記事を書いたのでTBさせてくださいませ!

投稿者 ルル : 2006年06月18日 04:47
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From: PLANET LULU GALAXY!
Date: 2006.06.18
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