ソウル・フラワー・モノノケ・サミット「デラシネ・チンドン」(→amazon.co.jp)でまず驚いたのは、冒頭の「ああわからない」での中川敬の喉がいわゆる「ロック」のものではないことでした。さすが、と思わせられた9年ぶりのサード・アルバムです。
沖縄での初のオール・スタジオ・レコーディング作品。日本、沖縄、朝鮮の民謡、壮士演歌、お座敷唄、戦前戦後のはやり唄などが演奏され、「お富さん」も遂に収録。「竹田の子守唄」の二種類の原曲も収録されています。
まだ僕の知らない「日本」とその周辺を鮮やかに描き出して教えてくれるアルバム。その地、その時代に息づいた人々の笑いと悲哀も、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットは再現してくれます。
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