岡林信康「金色のライオン」(→amazon.co.jp)は、1973年に発表されたアルバムの紙ジャケット仕様、オリジナル・マスター・テープからのリマスタリングによる再発盤。プロデュースは松本隆、ミュージシャンは矢野誠、鈴木慶一、後藤次利、伊藤銀次、鈴木紙、助川健という布陣で制作されたアルバムです。
フォーク・ロック色の強い楽曲が多い中で、異彩を放っているのは7分以上に及ぶ「ホビット」。ドライヴ感に溢れたサウンドと裏打ちのリズムに乗せ、岡林信康は語り物のような歌を聴かせます。学生運動が盛んだった時代性を色濃く反映した歌詞も非常に面白いです。
叙情性があるだけではなく、「ホビット」をはじめとしてユーモアと軽妙さを感じさせるのもこのアルバムの特徴でしょう。
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