絲山秋子「沖で待つ」(→amazon.co.jp)は、芥川賞受賞作の表題作を含む2編を収録。
「勤労感謝の日」の主人公は、36歳で無職で独身の女性。そして自意識が強くて、いかにも日本の現代文学という印象の物語でした。
「沖で待つ」は、男女の同僚が、先に死んだ方が相手のパソコンのハードディスクを壊す約束をする物語。主人公の女性が、同僚が死んで実際にハードディスクを壊す際に、相手の奥さんにほとんど後ろめたさを感じていない点が腑に落ちませんでした。
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