モーニング娘。「レインボー7」初回生産限定盤(→amazon.co.jp)購入。後藤真希も松浦亜弥も新曲はオリコンシングル週間ランキングでベスト10に入らなくなり、W(ダブルユー)は加護亜依の喫煙事件で活動休止。そんな状況の中でリリースされた7枚目のアルバムです。
シングルの「THE マンパワー!!!」「大阪 恋の歌」「色っぽい じれったい」のほか、「直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜(全くその通リミックス)」「女子かしまし物語3」を収録しているので、実質的な新曲は7曲。冒頭のロック・ナンバー「HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜」はAKIRAによる低音の太いサウンドが秀逸です。
そしてこのアルバムの山場のひとつが、道重さゆみ、久住小春の仮想アイドル・ユニットによる「レインボーピンク」。このふたりを素材にして大喜びしているつんく♂の顔が嫌でも浮かんできます。アレンジの高橋諭一を巻き添えにした密度100%のアイドル歌謡で、こういう楽曲を書かせるとさすがです。
つんく♂の持っている日本的な感覚には以前から注目しているのですが、「さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!」は、勢いを付けすぎてアジアにまで飛び出してしまったかのような奇曲。アジア各国の言語による「こんにちは」を並べたDick Leeの「One Song」へのアンサー・ソングだと勝手に解釈しました。曲中の語りが演歌調なのも可笑しいです。
「直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜(全くその通リミックス)」は、三味線っぽい音も導入することで、さらに厚くてわけのわからないサウンドに。アレンジの江上浩太郎による音響作品として受け止めました。
つんく♂はアルバムの完成度を追求するタイプのプロデューサーではないので、これだけ楽しめる作品だったら及第点ではないかと思います。
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