タグとディレクトリは、人が事物に属性を与えて分類するという点では共通していますが、その性質の違いを指摘している「Zopeジャンキー日記 :なぜネットではディレクトリが敗れ、サーチとタグが勝利するのか」が非常に興味深いです。特にこの部分。
タグはいわば、「タイトルを分解したもの」だ。対象の内容をあらわすものを人力で付与するところがタイトルに似ているが、あらかじめ語句の単位に分解されているところが違う。タイトルは、基本的に人間に対して意味を伝える「説明」機能しかないのに対して、タグはあらかじめソフトウェア処理を前提としており、サーチのように、特定のタグ(キーワード)から対象に辿りつくことを可能にしている。その結果、タグは従来のカテゴリのような役割も果たすことになる。ただし、事前にカテゴリ体系を作っておく必要がないのと、1つの対象に複数のタグを結びつけられるところがカテゴリと異なる。
そしてmojixさんは、ディレクトリやカテゴリからサーチやタグへという現在の流れを「これは単に、時代や流行の変化ではなく、科学的な真理を含んだ帰結だと思う」と述べています。
このエントリーを読んでまず思い浮かべたのは、Yahoo! JAPANの検索結果のデフォルトが、ディレクトリの登録サイトからロボット検索のYSTに変わったことでした。そしてアメリカのYahoo!では、My Web 2.0 BETAですでにタグを取り入れてもいます。
一方で、「[を] 分類→キーワード→分類」ではmojixさんのエントリーを受けて、「分類からキーワードへ。でもキーワードが多すぎて破綻してまた分類へ。」という流れになるのではないかと述べています。このエントリーも、自由であるがゆえにタグが抱える問題点を指摘していて興味深いです。
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