小心者の杖日記

2005年12月31日

2005年のCDベスト10(& more)

 iTunes Music Storeが日本でもオープンして、音楽配信がやっと定着しはじめた2005年においては、もはやCDというフォーマットにこだわるのは古い感覚なのかもしれません。でも好きなんですよね、CD。

 今年は10月にとうとう1ヶ月に買うCDが100枚を超えて、驚かれたり呆れられたりしたのですが、今後は音楽を聴く時間と集中力をいかに確保するかが課題だと痛感しました。音楽をどれだけ聴けるかという問題は、精神状態にも左右されますしね。

 以下の10枚は、感動であれ、衝撃であれ、興奮であれ、自分にとってのある種の「驚き」をもたらしてくれた作品を選んでみました。


東京ローカル・ホンク「東京ローカル・ホンク」

口ロロ「FANFARE」


サンボマスター「サンボマスターは君に語りかける」

ANATAKIKOU「Gradation'12」

ソウル・フラワー・ユニオン「ロロサエ・モナムール」


宮崎貴士「ASTAIRE」

Amadou & Mariam「Dimanche a Bamako」


北村大沢楽隊「疾風怒濤!!!」

朝崎郁恵「おぼくり」

Perfume「リニアモーターガール」


 次点は以下の20枚。多い! アルファベット、五十音順です。

Al Kooper「Black Coffee」

Antony and the Johnsons「I Am a Bird Now」

bonobos「electlyric」

GOMES THE HITMAN「ripple」

OKI「トンコリ」

Paul McCartney「Chaos and Creation in the Backyard」

Polaris「Union」

RIKKI「結ぬ島へ-リッキの奄美島唄-」

Thione Seck「Orientation」


toutou「ココロの問題」

にかスープ&さやソース「イピヤー」

ティンク ティンク「大切なひと/一葉舟」

ハナレグミ「帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。」

笹川美和「数多」

大島保克「島めぐり Island Journey」


大友良英 produces さがゆき sings「see you in a dream」

中孝介「マテリヤ」


電気グルーヴ×スチャダラパー「電気グルーヴとかスチャダラパー」

馬の骨「馬の骨」

堀込高樹「Home Ground」

オムニバス「ノルデスチ・アトミコ Vol.1」


 再発、発掘モノでは以下の6枚を挙げたいです。これもアルファベット、五十音順。

Arsenio Rodriguez「Quindembo - Afro Magic-La Magia de Arsenio Rodriguez」


Jeannie Robertson「The Great Scots Traditional Ballad Singer(スコティッシュ・バラッドの真髄)」

Jorge Drexler「Primeras Grabaciones 1992-1994」

Robert Wyatt「Theatre Royal Drury Lane」

オムニバス「NON VINTAGE 林立夫セレクション」


オムニバス「琉球フェスティバル'74・日比谷野音ライブ!!」


 2005年も「小心者の杖日記」をご愛読ありがとうございました。では皆さん、良いお年を!

[ CD ]

「ノーディスク・ミュージックガイド iTunes Music Storeですぐ聞ける1000曲案内」

 「ノーディスク・ミュージックガイド iTunes Music Storeですぐ聞ける1000曲案内」→amazon.co.jp)は、様々な人々がそれぞれのテーマのもとiTunes Music Storeで入手できるおすすめの10曲を挙げている本。まだまだカタログが充分とはいえない状況の中で、それぞれに工夫を凝らしたベスト10をリストアップしています。

 その中でも特に面白かったテーマと選曲は、まず本田透の「モテない」。本当にモテなさそう。ライムスターの宇多丸による「フロア対応J-POP」もユニークです。本当にフロアで使えそう。そしてユタカワサキによる「無音」。本当に無音そう、というか実際にほとんど無音なのか。

 人選で意外性があったのは、藤田志穂(sifow)と一青窈でした。そういう意味では、同じ人がいくつかのテーマを担当している部分もありましたが、もっと幅広く執筆者を起用するとより面白くなったのではないかと思いました。

 それにしても、香椎由宇を起用した表紙やグラビアはキュートです。


「ノーディスク・ミュージックガイド iTunes Music Store ですぐ聞ける1000曲案内」

[ 書籍 ]

枡野浩一「あるきかたがただしくない」

 枡野浩一「あるきかたがただしくない」(→amazon.co.jp)は、「週刊朝日」での連載などを集めたエッセイ集。

 帯に「男が離婚を語ってはいけませんか?」とあるように、彼の離婚、というより彼の元妻が裁判所での約束に反して子供に会わせてくれないことについての話題が非常に多い本です。しかし、それほどプライベートで重い問題を抱えていて、なおかつその話題に繰り返し触れているのに、エッセイとして読ませるためのクオリティは常に保っており、しっかり枡野浩一の「芸」を感じさせる点に感心させられます。

 その一方で、この本のタイトルを冠したエッセイ「歩き方が正しくない」は淡々と日常を記していて、結果として不器用なまでに実直な彼の性格が表れている文章です。このエッセイ「歩き方が正しくない」と本書のタイトル「あるきかたがただしくない」を併せて考えたとき、枡野浩一が抱える苦悩を垣間見た気分になりました。

 登場人物の紹介があったり、佐藤ゆうこや河井克夫のマンガがあったり、むらやまじゅんや長嶋有との対談があったりと1冊の中でも工夫が凝らされており、あとがきにある「仲間にも恵まれている」という一節もよく理解できる内容です。そしてそこに本書の救いを感じました。


枡野浩一「あるきかたがただしくない」

[ 書籍 ]

2005年12月30日

小西康陽、コロムビアで「COLUMBIA*READYMADE」を発足

 小西康陽がコロムビアミュージックエンタテインメントとプロデューサー契約を結び、新レーベル・COLUMBIA*READYMADEを発足させたそうです。当面の所属は野本かりあだけで、「東京は夜の七時(the first cut)」の配信が1月11日からスタート。

 今後の小西康陽は、「東京は夜の七時」のセルフ・リミックスのほか、ピチカート・ファイヴの旧タイトルの復刻、配信も手掛けていくとのことです。

[ 音楽 ]

2005年12月29日

「30-35」vol.7 「イカ天」特集

 「30-35」vol.7 「イカ天」特集(→amazon.co.jp)購入。「平成名物TV・いかすバンド天国」を特集したCD+ブックレットなのですが、2005年になってこれほど強力な編集盤が登場するとは思いませんでした。

 内容については目次を見ていただきたいのですが、まずCDに収録されたアーティストのチョイス、そして各アーティストの楽曲の選曲が非常に見事です。

 収録されているアーティストと楽曲は、たま「さよなら人類」、FLYING KIDS「幸せであるように」、BEGIN「恋しくて」、マルコシアス・バンプ「バラが好き」、Jitterin’ Jinn「エヴリデイ」、KUSU KUSU「オレンヂ バナナ」、宮尾すすむと日本の社長「二枚でどうだ!」、人間椅子「りんごの泪」、NORMA JEAN「GET A CHANCE!!」、THE NEWS「逃げろ!(本当は逃げてちゃいけないんだけど)」、C-BA「旅でスカ」、グレイトリッチーズ「あさねぼう」、AURA「ドリーミング・ナウ」、カブキロックス「O・EDO -お江戸-」、ブラボー「ハイになりましょう」、マサ子さん「雨にヌレテモいーや」、remote「Never Be!」、大島渚「カリフォルニアの青いバカ[ライブ]」。しかも、宮尾すすむと日本の社長は新曲まで収録されています。

 石川浩司(たま)、秋間経夫(マルコシアス・バンプ)、川上次郎(KUSU KUSU)、黒沢伸(宮尾すすむと日本の社長)、氏神一番(カブキロックス)、相原勇、萩原健太、中島啓江、みうらじゅん(大島渚)、和嶋慎司(人間椅子)が登場するブックレットも興味深い内容です。というか、CDだけではなくブックレットもよくこれだけのメンツを揃えたものだと感心しました。

 というわけで、「あの時代」を体験した人には絶対おすすめできる充実した内容です。


30-35 vol.7 「イカ天」特集

[ CD ]

Cheikha Rimitti「N'Ta Goudami」

Cheikha Rimitti「N'Ta Goudami」(→amazon.co.jp)購入。アルジェリアのライのシーンにおいて「ゴッドマザー」と呼ばれる、すでに80歳を超えた女性の新作です。正直、顔の迫力に負けて買いました。

 相変わらずドスの効いた低い声は衰えを知らず、デジタルでクールなサウンドがその迫力をさらに際立たせるという強力な内容になっています。伝統性と現代性のブレンドも絶妙で、かなり気に入りました。


Cheikha Rimitti「N'Ta Goudami」

ガリフーナ・オールスターズ「Paranda(パランダ)」

 ガリフーナ・オールスターズ「Paranda(パランダ)」購入。ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラスなどに住む、アフリカ人と先住民の混血人種、ガリフーナ人の音楽「パランダ」を集めた編集盤です。

 ギターとパーカッションなどをバックにした素朴な歌ながら、アフリカとカリブなどが絶妙にブレンドされたパランダは実に薫り高い音楽。そして、哀愁と躍動感に満ちている点が魅力的です。ラストを飾るAurelio Martinezの「Africa」にはグッときました。


ガリフーナ・オールスターズ「Paranda(パランダ)」

[ CD ]

Jeannie Robertson「The Great Scots Traditional Ballad Singer(スコティッシュ・バラッドの真髄)」

 Jeannie Robertson「The Great Scots Traditional Ballad Singer(スコティッシュ・バラッドの真髄)」(→amazon.co.jp)購入。スコットランドの伝承フォーク・バラッドの歌い手の1959年の作品を復刻したアルバムです。

 全編無伴奏、わずか28分ながら何の不足もないと感じさせるその歌声は、力強く、優しく、聴く者の胸に突き刺さってきます。初めて朝崎郁恵の唄を聴いたときにも通じる衝撃。感動しました。


Jeannie Robertson「The Great Scots Traditional Ballad Singer(スコティッシュ・バラッドの真髄)」

[ CD ]

A Hundred Birds「In The Sky」

 A Hundred Birds「In The Sky」(→amazon.co.jp)は、ストリング・セクションを擁する30人編成のハウス・グループのミニ・アルバム。

 今回このアルバムを買った理由としては、「Sweet Lullaby」「Batonga Beautiful」などでボーカルを務めているTeNの魅力も大きかったです。エスニックな彼女の歌声は、ゴージャスなサウンドを聴かせるこの生バンドの音楽をさらに壮大なものにしています。他の楽曲も流麗にしてグルーヴィー。


A Hundred Birds「In The Sky」

[ CD ]

Sambasunda「Rahwana's Cry」

 Sambasunda「Rahwana's Cry」(→amazon.co.jp)は、インドネシアのスンダ地方の伝統音楽を受け継ぎつつ、現代的な感覚で解釈して演奏するグループのアルバム。じっくりと聴かせる楽曲が多いのですが、「Bubuka (The Opening)」のような勢いのある楽曲をもっと聴きたかったです。

 プロデュースはColin Bass。つまり、元3 Mustaphas 3のSabah Habas Mustaphaなのです。


Sambasunda「Rahwana's Cry」

[ CD ]

livedoor PICS、勝手にユーザーの「Flickrぱくり」タグを変更か

 「Apres Un Reve: LivedoorPics運営者はタグを改ざんする」によると、marienbadさんが写真につけていた「Flickrぱくり」タグをlivedoor PICSが勝手に写真のタイトルと同じ「そっくり」というタグに書き換えていたそうです。

 昨日の夜は、トップページの「最近できたタグ」に「Flickrぱくり」タグが一番大きく表示されていて笑ったのですが、そんな対処法をしたのでしょうか。


関連エントリー:livedoor PICSがFlickrにインスパイヤされてリニューアル

オムニバス「Crossing The Bridge : Istanbul Hatirasi」

 オムニバス「Crossing The Bridge : Istanbul Hatirasi」は、トルコを舞台にした映画のサントラ盤。Sertab ErenerがMadonnaの「Music」をカバーしている1曲目から、ガツンと強烈なコブシを味わうことができます。いかにもDoublemoonっぽいテクノ〜ハウスから、パンク、ロック、ラップ、伝統音楽、フォークまで現地の音楽を収録。そして終盤ではSezen Aksuも登場します。


オムニバス「Crossing The Bridge : Istanbul Hatirasi」

[ CD ]

オムニバス「20 EVERGREEN HITS OF 20 MUSIC MASTERS OF OUR COUNTRY NIGERIA」

 オムニバス「20 EVERGREEN HITS OF 20 MUSIC MASTERS OF OUR COUNTRY NIGERIA」は、ナイジェリアの音楽史を彩ってきた20アーティストの楽曲を収録した編集盤。この中で聴いたことがあったのはFela Ransome Kuti & Africa 70とKing Sunny Adeぐらいでしたが、そのぶんハイライフを中心とした名演の数々を新鮮な驚きとともに聴くことができました。


オムニバス「20 EVERGREEN HITS OF 20 MUSIC MASTERS OF OUR COUNTRY NIGERIA」

[ CD ]

佐藤マサ&香港フラワーズ「CHOPSTIC WIZARD」

 佐藤マサ&香港フラワーズ「CHOPSTIC WIZARD」(→amazon.co.jp)は、1976年に自主制作発売されたアルバムの復刻盤。メジャーから発売された2枚のシングルの4曲と自主制作盤「Chopsticks Wizard」の10曲、そして未発表バージョン1曲を収録しています。

 「桃娘(Single Version)」と「ニポニーズ・ドリーム(Single Version)」ではザ・ラスト・ショーが演奏を担当。浜田真理子がカバーした「場末哀歌」も収録したこのアルバムには、同時代の細野晴臣の作品群を連想させる擬似チャイニーズ・テイストが溢れています。「夢路への扉」「病める愛」のような歌謡曲っぽい楽曲もありますが。



佐藤マサ&香港フラワーズ「CHOPSTIC WIZARD」

[ CD ]

2005年12月28日

軍艦島を「歴史遺産」に 長崎市が保存方法検討

 「軍艦島を『歴史遺産』に 長崎市が保存方法検討」という記事が北日本新聞河北新報に。この記事には補修費用の金額が出てきませんが、軍艦島を世界遺産にする会によると「最低で約十五億円、最高で約百四十一億円」と試算されたそうです。その結果、島の一部を整備して上陸した人が高台から島の全景を眺められるようにするアイデアも出ているとか。長崎市は整備に前向きな姿勢を見せているようで期待できますね。

[ 社会 ]

livedoor PICSがFlickrにインスパイヤされてリニューアル

 livedoor PICSがリニューアルされ、衝撃的なまでにFlickrと似たインターフェイスへと華麗な変身を遂げました。タグの部分など細かい部分までそっくりなので、「芸が細かいな」と思わず感心してしまいましたよ。芸じゃないか。これじゃホリエモンも回転しますよね


livedoor PICS

三木鶏郎「三木鶏郎音楽作品集〜トリローソングス〜」

 三木鶏郎「三木鶏郎音楽作品集〜トリローソングス〜」(→amazon.co.jp)は、1947年から1967年までに制作、発売された楽曲を集めた編集盤。「僕は特急の機関士で」などの音楽作品集、「明るいナショナル」などのCM作品集、「トムとジェリー」などのアニメ主題歌作品集から構成され、ボーナストラックとしてSP盤用に録音された「冗談音楽 日曜娯楽版」も収録しています。

 スウィング・ジャズやラテンを取り入れたサウンドと、個性豊かなボーカリストたちによる、ユーモア溢れる音楽。「刃物の持ち歩きは止めましょう」と呼びかける、榎本健一の「無茶坊弁慶(武器ウギ)」はなかなかすごい楽曲だと思いました。


三木鶏郎「三木鶏郎音楽作品集〜トリローソングス〜」

[ CD ]

テクノラティ タグクリエイター

 テクノラティで、タグソースを自動生成してくれる「タグクリエイター」が公開されています。これはタグを使う場合には便利そうです。

Maria Rita「Segundo」

 Maria Rita「Segundo」(→amazon.co.jp)は、ブラジルのシンガーのセカンド・アルバム。プロデュースはLenineと彼女自身。彼女のボーカルは清涼感としなやかさを併せ持ち、Lenineは派手さはないけれど、ボーカルを重視した丁寧なサウンド・プロダクションを施しています。個人的にはもうちょっと刺激的なサウンドとの絡みも聴いてみたいところです。

 なお、僕が購入したのはDVD付きの盤ですが、CDのみの盤(→amazon.co.jp)もあります。


Maria Rita「Segundo」(DVD付)

Maria Rita「Segundo」

[ CD ]

福島聡、小田扉

 福島聡「機動旅団八福神」第3巻(→amazon.co.jp)、小田扉「団地ともお」第6巻(→amazon.co.jp)購入。

 今年マンガを買うのはこれが最後になると思うのですが、今月買ったマンガはまだ1冊も読めていないし、年末年始になんとか読破したいです……。


福島聡「機動旅団八福神」第3巻


小田扉「団地ともお」第6巻

W(ダブルユー)が歌ってほしいカバー曲を募集

 「W(ダブルユー)スペシャルアンケート」パンがなければお菓子を食べればいーじゃない!で知りました。ブレインがいないのかな……と、ちょっと複雑な気分になる企画ですね。でもラブエナさんの「VIP STAR」を応募するというアイデアは素晴らしいと思いました!


W「Missラブ探偵」

2005年12月27日

細野晴臣&東京シャイネス@九段会館

 九段会館で細野晴臣&東京シャイネスのライヴ。1973年の「HOSONO HOUSE」(→amazon.co.jp)の楽曲を中心に過去の楽曲を演奏するライヴでした。

 まさか自分の人生において「風をあつめて」を生で聴けるとは思わなかったので、さりげなくそのイントロが鳴り始めた瞬間には感動しました。まぁ細野晴臣は緊張して、2回ほど歌を失敗していましたけど。それでもアンコールで再びやり直してくれたし(これも完璧ではなかったけれど)、この楽曲を生で聴けたことが今夜の最大の収穫でした。

 今夜、細野晴臣をバックで支えたのは、鈴木惣一朗、浜口茂外也、高野寛、高田漣、伊賀航、三上敏視。アコースティック楽器を中心にした編成で、その編成で演奏されたYMOの「Lotus Love」も味がありました。

 胸にしみたのは、「恋は桃色」「夏なんです」「終りの季節」。「Pom Pom蒸気」での演奏は実にかっこよかったです。

 アンコールでは、坂本冬美に提供した「幸せハッピー」やSketch Showの「Stella」といった近年の楽曲も披露。いわば今回のライヴは、70年代から現在までの細野晴臣のシンガーソングライターとしての資質だけに焦点を当てたものだったわけで、そうした側面だけをクローズ・アップしても、これほどいい楽曲をいいボーカルといい演奏で聴かせてしまうのだから、なんて贅沢な才能の持ち主なのだろうと感じました。だからこそ、今夜僕は単なる懐古に終わらない満足感を得られたのだと思います。


細野晴臣「HOSONO HOUSE」

美咲萌「萌えるいい女」

 美咲萌「萌えるいい女」(→amazon.co.jp)購入。なんでいきなりグラビアアイドルのDVDを……と思われそうですが、プロフィールで「趣味:アイドルオタク(写真集集め)」を自称する彼女は、以前mixiのアイドル系のコミュニティへ活発に参加していて、僕や僕の友人たちとマイミクシィになってたんですよね。その当人も現役のアイドルだと知ったときには驚きました。結局彼女は事務所に見つかってmixiを退会したのですが、彼女の本物のアイドル好きぶりを知っている者としてぜひ応援したくて、このファーストDVDを買ってみた次第です。え、言い訳が長い?

 中身の方ですが、このジャケットですからビキニはもちろんのこと、下着姿や手ブラまで披露しています。17歳なのに大丈夫か、ぶんか社? 元マイミクシィというだけなのに、見ていて背徳感に苛まれる内容です。あと、妻の視線が厳しいので、この辺で失礼します。


美咲萌 萌えるいい女

Souad Massi「Mesk Elil」

 Souad Massi「Mesk Elil」(→amazon.co.jp)は、アルジェリア出身でフランスを活動拠点にしているシンガーソングライターのアルバム。アラブ的な情感とサウンドに包まれたしっとりとした雰囲気の楽曲が多いのですが、ボーカルがそれほど濃厚ではないのは彼女の個性でしょう。

 個人的には比較的アッパーな「Ilham」「Miwana」「Khalouni」が気に入りました。ロック的な感覚がうかがえる「Tell Me Why」や激しいサウンドによるリミックス「Mahli (remix)」も面白かったです。


Souad Massi「Mesk Elil」

[ CD ]

ONJO「Out To Lunch」

 ONJO「Out To Lunch」(→amazon.co.jp)は、Eric Dolphyの「Out To Lunch」を丸ごとカバーしたアルバム。大友良英ならではのギターや電子音も響き、ONJOのサウンドは絶えず刺激的かつ扇情的です。特に、楽曲を破壊せんばかりのエネルギーで疾走する「Gazzelloni」には興奮。そして「Straight Up And Down 〜 Will Be Back」の後半では一気に静謐になり、その中で微かに響くエレクトリックな音に耳を奪われました。心地よい混沌に満ちたアルバムです。ジャケットの写真は森山大道。


ONJO「Out To Lunch」

[ CD ]

ECDイルリメ「2PAC」

 ECDイルリメ「2PAC」(→amazon.co.jp)は、低くて野暮ったさも感じさせるけれど言葉をグッと聴き手の耳に押し込んでくる声のECDと、高くてユーモアを感じさせながら軽妙に言葉を操ってみせる声のイルリメが組んだアルバムなのですから、魅力的じゃないわけがありません。「BPM90」や「BPM120」のようなふたりの声だけのトラックも聴き応えがあります。

 さらに、異物感が鮮やかに噴出するようなバック・トラックの「ブレイクダンスは頭で回る」や、回転数を変えたかエフェクトをかけたかのような声が入り混ざる「トップシークレット」はもう最高。「魔法のホーキ」やその名も「勢いのある曲」のこんがらがったビートにも興奮させられます。特に後者では、ECDのサックスも響き極上のカオスを展開。中盤以降のドローンとした世界も、ハンパではなくディープな感触です。これで1575円!


ECDイルリメ「2PAC」

[ CD ]

にかスープ&さやソース「イピヤー」

 にかスープ&さやソース「イピヤー」(→amazon.co.jp)を聴いた瞬間、これは年末になって大変な作品に出会ってしまった……と感じました。一言で表現するなら、まるで世俗の聖歌。

 二階堂和美とテニスコーツさやの歌声は微妙に違うもののかなり似ており、その歌声が響き合うと浮世離れした別世界へと連れ出されます。ギターなどの音色も聴かれますが、中心となるのはあくまでふたりの歌声。穏やかだけれど、その密度は高いのです。

 そんな中で、ふとせつなさに満ちた「流星のアンサー」のような楽曲が流れ出すと、深みを覗かされたような気分になります。「パンドゥマン」はどこかの架空の民謡のよう。終盤、「煙が目にしみる」のカバーが登場し、その咀嚼力と表現力に感嘆させられました。

 ジャケットのデザインも素晴らしいですが、紙ジャケットも非常に凝った作りです。


にかスープ&さやソース「イピヤー」

[ CD ]

要チェック! 年末年始の大家族番組情報

 需要があるのかさっぱりわかりませんが、番組表を舐めるように見て以下の3番組を把握しましたので、情報をシェアしておきます。

12月27日 日本テレビ「7男2女一家11人大家族 石田さんチが大騒ぎ2005」

明るいパワーに満ちていて、見ると元気をもらえるのが石田家。ある意味、日本の大家族シーンの中で唯一安心して見られる大家族かもしれません。

12月31日 フジテレビ「世界にはばたく大家族!日豪2つの国籍を持つ8人兄弟 波乱の650日!! 」

新キャラ!? 国境をまたいだ大家族というのは、日本の大家族シーンの中でも新機軸だけに注目されます。

1月4日 TBS 「新春激闘大家族3世代9人 青木家の年越し最新大騒動記!」

日本の大家族シーンの中で、もはや他の追随を許さない孤高の存在となってしまった青木家。もう多くは語りませんが、この「小心者の杖日記」をご覧の皆さん全員に見ていただきたい番組です。


関連エントリー:年末年始の最重要番組、それは「大反響シリーズ新春激闘大家族3世代9人青木家の年越し最新大騒動記!」

細野晴臣が「南の島の小さな飛行機 バーディー」で音楽を担当

 NHK「南の島の小さな飛行機 バーディー」で細野晴臣が音楽を担当しています。

 ところで今夜は細野晴臣&東京シャイネスのライヴ。楽しみです。


細野晴臣「メゾン・ド・ヒミコ」

鈴木志保が「バケルノ小学校ヒュードロ組」でキャラクターデザイン

 NHK「バケルノ小学校ヒュードロ組」で、マンガ家の鈴木志保がキャラクターデザインを担当しています。小学2年生向けの道徳番組だそうです。


鈴木志保「ヘブン…」

「TVBros.」2005年12月24日号

 年末年始のテレビ番組を把握するために、久しぶりにテレビ雑誌を買いました。買ったのは「TVBros.」2005年12月24日号。相変わらずいい感じにサブカルな誌面で、いつも一緒にいたいほどではないけれど友達ではいたいというぐらいの親近感を持ちました。

 具体的に言うと、松尾スズキと河井克夫によるコーナー「恋するカミカミ!」にが登場している点が良かったです。僕は彼女の写真集「人間時計」もビデオ「恒河沙」も持っています……。


「TVBros.」2005年12月24日号

[ 雑誌 ]

2005年12月26日

ライブドアの忘年会に「VIP STAR」のkobaryuさんが登場

 「生VIP STAR(まじでほんものです): アルカンタラの熱い夏」によると、平井堅そっくりの歌声と歌唱法で「VIP STAR」を歌い、ネットで大ヒットさせたkobaryuさんがライブドアの忘年会に登場したそうです。堀江社長が株主総会で泣いたと思えば、この忘年会ではこの出し物。面白い会社だなぁ……。


「ハナレグミLIVE“hana-uta festival”」

 23日に放映されたNHK-BS2「ハナレグミLIVE“hana-uta festival”」を見ました。9月24日に小金井公園で行われたフリーライヴを収録したもので、雨の中2万人が集まり、やがて雨が上がると聴衆がシャボン玉を吹き始めるという流れが感動的です。

 以前ハナレグミをライヴで見たときにも感じたことですが、彼と暖かい聴衆との関係は本当に印象的。そして鈴木惣一朗、今野英明、原田郁子、BLACK BOTTOM BRASS BAND、鈴木正人、坂田学らにバックアップされて歌う彼の姿は実に幸福そうでした。

 カントリー・テイストの「督促嬢」、弾き語りによる「サヨナラCOLOR」が特に良かったです。


ハナレグミ「hana-uta (DVD付)」

「松任谷由実EXPOドームライブ」

 23日に放映されたNHK-BS2「松任谷由実EXPOドームライブ」を見ました。グランドピアノを6台も使ったり、大人数のコーラス隊が登場したりと、そのステージは良く言えばゴージャス、悪く言えば装飾過剰気味。その点、適度な中華風味がきき、鳥山雄司のギターがうなる「満月のフォーチュン」は俗っぽくて素直に楽しめました。あと、曲名は失念しましたが、途中で突然ホーミーが挿入されるシーンには意表を突かれましたね。

 そして途中、思わず耳を奪われたのは、取り壊しが進められている万博会場で松任谷由実が語った言葉。「歴史教科書問題で反日デモが起きて私なりに胸を痛めていた」という主旨の発言をしていて、その言葉ゆえに、彼女がDick Leeなどアジアのアーティストと歌った「Smile Again」「春よ、来い」には興味深く聴き入りました。


松任谷由実「VIVA! 6X7」

小田和正「クリスマスの約束」

 個人的な話で恐縮ですが、年末進行をやっと脱しました。というわけで、ちょっと前のテレビの話をします。

 22日に放映された小田和正の番組、TBS「クリスマスの約束」を見ました。まず驚かされたのは、本人のテンションが異様に高いこと。全国で撮影されたご当地ビデオではテンションの高い語り口を披露し、ライヴでは広い会場を息切れしながら走り回ります。

 会場ごとのゲストも豪華で、ゆずやスキマスイッチのような若手から、星野仙一のような非歌手までステージに。そしてSMAPの中居正広とは「夜空ノムコウ」をハモりながら歌っていました。中居正広って実は音痴じゃないよね?

 キーボードが前に出すぎないアレンジには好感を持ちました。アコースティック編成による「眠れぬ夜」が良かったです。


小田和正「そうかな」

死刑廃止と死刑存置の考察

 死刑廃止と死刑存置の考察というサイトの存在を知りました。基本的には「死刑制度存置」を支持するという立場から運営されているサイトですが、死刑廃止と死刑存置に関する情報がともに非常に充実しています。まず、全国の拘置所、死刑執行施設の収容死刑囚とその事件発生経過日数、判決確定経過日数のデータに驚かされました。

 死刑廃止と死刑存置の考察・BLOG版もあり、10月に杉浦正健法務大臣が死刑執行命令書へのサインを拒否する発言をした事件をはじめ、死刑関係の最新情報が紹介されています。

[ 社会 ]

2005年12月25日

HIGHWAY61の「サヨナラの名場面」が中島みゆきの「ファイト!」を盗作して自主回収に

 「中島みゆきをパクッて回収」によると、HIGHWAY61の「サヨナラの名場面」が中島みゆきの「ファイト!」に酷似している問題について、ワーナーミュージックは「サヨナラの名場面」を販売中止、自主回収にすることを決定したそうです。たしかにこの楽曲はたまたま聴いたときにカバーかと思ったほど似ていたので、妥当な判断だと思います。

 この問題に関しては、ファイト!★HIGHWAY61というサイトもあります。


中島みゆき「転生」

[ 音楽 ]

「魁!音楽番付」

 録画したテレビ番組の消化が続きます。しかもこれから2週も前の話をするので恐縮です。

 フジテレビ「魁!音楽番付」を2回分見たのですが、15日の放送にはbonobosが出演していました。テレビで初めて彼らを見ましたよ。取材に来たフジテレビのアナウンサーがbonobosを「癒し系」と表現したところ、メンバーが「癒し系じゃないですよ」「癒し系って古くないですか」と答えていたのが面白かったです。


bonobos「GOLDEN DAYS」

「MUSIC STATION SUPER LIVE」

 23日に放送されたテレビ朝日「MUSIC STATION SUPER LIVE」をビデオで見ました。というか、公式サイトのトップページはブログなんですね。

 4時間という長さといい、本当に今年活躍したアーティストばかり出演していたという点といい、「第56回 NHK紅白歌合戦」よりも今年の音楽シーンを反映していた番組かもしれません。そんなわけで保存決定。紅白もO-ZONEやトンガリキッズを出せばいいのになぁ(交渉したのかもしれませんが)。紅白には、O-ZONEとまえけん♂トランス.pjを「恋のマイアヒ」で共演させるぐらいはしてほしかったです。

 「MUSIC STATION SUPER LIVE」では、修二と彰の「青春アミーゴ」をフルで聴けたのが収穫でした。

 年末は音楽番組の録画が溜まっていきそうなので、気をつけないと……。

2005年12月24日

メリー・ロクロク・クリスマス 2005

 の手によるあのケーキが、昨年よりバージョン・アップして今年も作られました!

 ちなみに昨年はこれ。ロクロク星人を知らない方はROKUROKUSEIJIN.comをどうぞ。

追記:同じ画像をFlickrにもアップしておきました。フルサイズでお楽しみください。

 また妻は、偉大なるケーキ職人・Shie-eさんに触発されて一連のケーキを作っています。こちらから「<前の5日分」をどんどんクリックして、ドラえもんケーキのすごさを見てください。 これがケーキのための図面だとは……!

[ 日常 ]

曽我部恵一BAND、「クリスマスにほしいもの」を無料でフル配信

 曽我部恵一の公式サイトで、曽我部恵一BAND「クリスマスにほしいもの」が無料でフル配信されています。粋なクリスマス・プレゼントですね。


曽我部恵一BAND「LIVE」

可愛い16匹の小パンダの画像と動画をもっと

 「pya! パンパンパンパンパンパン・・・。」の16匹の小パンダが可愛すぎる件が話題になっていますが、「Reunion of giant panda cubs at Wolong」にはもっと彼らの写真がありました。6ページ目までありますよ。

 そして「NBC 17 - News - Zoo Has Hands Full With 16 Baby Pandas」には小パンダの動画が! ページ右側の「Zoo Cares For 16 Baby Pandas」をクリックしてどうぞ。

2005年12月23日

鍋と猫とロデオボーイ

 山下スキルさんのお宅で鍋パーティー。今回も風街まろんさんがさすがの鍋奉行ぶりを発揮してくれました。参加者のうちサイト持ちの人を挙げると、秋山羊子さん菅原圭さん立石さん田所さんピロスエさんいくといった皆さんでした(漏れてる方がいたらすみません)。

 僕はさんざん食べて飲んだあげく、邪魔だというのに「ここがいい〜」とうわごとのように言って、CD棚の前の床に転がって寝てしまいました。毎回こんな調子で申し訳ない……。

 やがて起きたものの、体はすっかり冷えてしまいました。そんな僕の体を温めてくれたのがロデオボーイ(→amazon.co.jp)です。というか、Amazon.co.jpで取り扱われていたので驚いています。座って揺れているだけで痩せられるマシーンだそうで、これに乗っているだけで体がなんとなく温まってきました。乗り心地も悪くありません。

 この「小心者の杖日記」のMovable Type化については、手打ちHTML派の皆さんからは責められましたが、デザインはわりと好評だったので安心しました。安心したので、思う存分3匹の猫たちとたわむれてきましたよ。

 スキルさん、いつも楽しいパーティーを主催してくれてありがとうございます!


スライヴ 家庭用フィットネス機器 ロデオボーイ FD001

[ 日常 ]

ケロロ軍曹 冷温庫であります!

 普段この日記では、Amazon.co.jpの商品は自分が買ったものしかリンクしないようにしているのですが、今回だけはモノがモノだけに特例で。来年2月25日発売予定の商品です。

 それがこの「ケロロ軍曹 冷温庫であります!」(→amazon.co.jp)。本体サイズ370mm、そしてこの形状。パッと見ただけでは、どこをどう使うのかわからないのもポイントが高いです。会社のデスクに1台置いて、同僚にドン引きされてみたいですね。

 ところでアニメ「ケロロ軍曹」は、最近はtoutouのCMのためだけに録画している感じです。「ダイノキングバトル」のCMも放送中。詳しくはtoutou infoblogのCMカテゴリをどうぞ。

 アニメでは、一応「交響詩篇 エウレカセブン」も途中から見続けています。


ケロロ軍曹 冷温庫であります!

エキサイト ブログニュースにヘッドラインが表示されるようになりました

 お知らせです。はてなの杖日記をこの「小心者の杖日記」に統合したのにともない、これまで「はてなの杖日記」のヘッドラインが表示されていたエキサイト ブログニュースに、「小心者の杖日記」のヘッドラインが表示されるようになりました。エキサイト編集部様、ありがとうございます。

JWordに自分の名前が登録されていました

 JWordは、ブラウザのアドレスバーに日本語を入力するとサイトを表示できるサービス。そのJWordに「宗像明将」が登録されており、入力するとOUTDEXが表示されることを知って驚きました。

 「プランと料金」にあるように、JWordは本来はキーワード販売が目的のサービスなので、無料で登録してもらえたことは喜ぶべきなのでしょうが、「JWordはスパイウエア」という意見もあり、複雑なところです。そもそも僕の名前を登録しても需要がないだろうし……。

 実は僕も、SleipnirではJWordをブロックしています。そのため、JWordの広告が出るさるさる日記のサイトを閲覧するたびに警告が出て面倒なのです。

2005年12月22日

青山陽一「Broken Words And Music〜tokuma japan years and more 1998-2005」

青山陽一「Broken Words And Music〜tokuma japan years and more 1998-2005」(→amazon.co.jp)購入。徳間ジャパン時代の音源を中心とした2枚組編集盤なのですが、新曲2曲、鈴木慶一や堂島孝平とのコラボレーションによる新録曲2曲、さらにはライヴ音源10曲も収録しています。スタジオ録音の楽曲の素晴らしさはもちろんのこと、青山陽一とBM'sによるライヴでの強力な演奏が一挙にCD化された点も重要。ライナーのデータも充実しているし、これで3150円はどう考えても安いです。


青山陽一「Broken Words And Music〜tokuma japan years and more 1998-2005」

[ CD ]

サイトがローカルディスクに還る日(ある死とテキストサイトの消滅によせて)

 近藤令子さんの「tapestry - 私が死んだ後は」を読んで、日常に不意に「死」が忍び込んでくる瞬間の感覚をありありと思い出しました。


でも、私が残した荷物は誰が片付けるのだろう?


 僕も自分の残すであろう荷物――例えばこのサイト――について考えてしまいました。

 以下のテキストは、2002年に発売された「テキストサイト大全」(→amazon.co.jp)に寄せたものです。「テキストサイト大全」は、出版社・ソフトマジックの倒産によってすでに絶版となっています。



サイトがローカルディスクに還る日(ある死とテキストサイトの消滅によせて)
宗像明将

 あなたはパソコンに電源を入れる。インターネットに接続して、自分のホームページのファイルをローカルディスクからアップロードして更新する。毎日のアクセス数に一喜一憂する。意味がないと思いつつ、アクセス解析を一日に何度も見てしまう。他人のサイトを巡回するのに夢中になったり、飽きたりする。ホームページ上で誰かと罵倒し合ったり、掲示板に隠れて悪口を書いたつもりが相手に見つかってしまったりする。他人のテキストに神経が焼き切れるほど怒って、しかししばらく経つとなんでそんなに怒っていたのか自分でもわからなくなる。インターネットで知り合った人とオフラインで会い、意気投合するかもしれないし、その場限りで終わるかもしれない。恋をするかもしれないし、憎しみ合うかもしれない。
 それは、あなたが生きている限りずっと続くかもしれないインターネットでの日常だ。

 友人の名と「逝去のお知らせ」という文字が並んだサブジェクトのメールが突然届いたのは、去年の10月、夕方の会社で気だるく仕事をこなしていた時だった。それが意味するものは残酷なほど明らかなのに、即座には事態を理解できないままメールを開くと、友人の死去の知らせが友人の父を名乗る人物から丁重に綴られていた。息子さんの遺品を整理していた時に僕からのEメールを見つけたそうで、それまでパソコンにEメールという機能が存在していることを知らなかったために知らせるのが遅れたとも書かれていた。
 でも、これはブラックジョークが好きだった友人のタチの悪い冗談ではないか。そう願っている自分に気付きながら、メールに書かれていた友人の職場に迷わず電話をかけた。人事部につながった電話は、書類を調べるからと少し酷な長い沈黙を用意した後に、「たしかに亡くなってますね」と告げた。
 友人が死んだのは、5月の半ば。彼の死を知らないまま、すでに4ヶ月半が過ぎていた。その間に僕は何通かのメールを彼に送り、返事が来なくても特に気にしなかったけれど、皮肉にもそれが彼のお父さんが僕に連絡するきっかけになったのだった。

 僕が友人に最初で最後に会ったのは、その年の1月。大阪から上京してきた女の子を囲んで飲んだ時に、2年前から僕とメールのやり取りをしていたものの会う機会がなかった彼も現れたのだ。シニカルでブラックなジョークが溢れ、タチが悪いぐらいにウイットに富んだ文章が、特異な個性を感じさせた彼は、実際に会うと物静かな人物だった。そしてすぐに酔いつぶれて寝息を立て始めた。それが雪の積もった渋谷で会った彼についての記憶だ。もっとも、その後に彼はしっかりホームページを更新して、あることないことをギャグとして日記に書いていたのだけれど。
 そして、世間から見れば奇妙かもしれないけれど、それまで会ったことはなくても、僕と彼はオフラインの世界の友人関係に劣らないぐらいに友人だった。もっとも、死という現実に直面してみると、当人以外からの連絡経路が無いという点で、オフラインとインターネットの違いを痛感させられたわけだが。

 この世を去る2ヶ月前、友人はホームページの閉鎖を宣言した。理由は遠回しに職場の異動のためであると書かれていたが、お父さんによれば彼は実際にその職場で激務をこなしていたという。過労死なのか、それ以外の死因なのか。しかし、お父さんからのメールで死因は「突然死」と触れられているのにとどまっていたし、死因を遺族に聞くことは無神経に思えたので、あえて詮索はしなかった。
 最後に更新された友人のホームページは、こんな文章で終わる。
「いつごろ削除するかについては思案中。さやうなら。」

 それから数週間後、今度は友人の妹さんからメールが届いた。友人のホームページが消滅したという。カードからの引き落としが止まって、プロバイダーが削除したのだろう。妹さんによれば、ご両親は息子さんの足跡をたどることで日々をなんとかやり過ごしていたため、特にお父さんはホームページが消えてひどく意気消沈しているという。僕は彼の死を知った後、ホームページが消えた場合に備えて大半のファイルを保存してあった。後から確認すると一部が足りなかったのでGoogleのキャッシュで補完し、欠けていたロゴも他のロゴを透過GIFにするなどして、ローカルで見られるように極力再現し、妹さん経由でお父さんへ送った。友人のホームページを、彼が死ぬまで家族は誰も知らなかったそうだ。
 妹さんからの最後のメールには、彼女がお兄さんの文章を読んで悲しみの一番底まで沈んだと書かれていた。「明日は、30歳になるはずだった兄貴のお誕生日です」。そんな一節を目にして、緩む涙腺を気に掛ける余裕もなく泣いてしまった。

 ホームページを通して出会う人たちとは、当然ながらそのホームページが存在していなかったら出会わなかったし、その人の存在を知ることもなかったはずだ。しかし、ホームページが存在していることは、現在もその人が存在していることを必ずしも保証はしない。ホームページが証明するはずの誰かの存在は、とても不確かなものだし、更新されていなければなおさらのことだ。
 たとえば明日、不意に僕が死んでもしばらくの間ホームページは残るだろう。自分の死が広く知らされた後、多くの人の目に僕のホームページはどのように映るのだろう? 足掛け7年日記を毎日更新していて、ひょっとすると死ぬまで更新を続けるかもしれないと半ば本気で考えている僕は、ぼんやりとそんなことも思う。最後の更新は、僕がそう意図することによって行なわれるのだろうか。
 そして簡単にホームページを閉鎖出来る人と、そうではない自分との違いについても考える。一旦は他者に公開したものを簡単に消去してしまう姿勢には苛立ちを感じもするが、その執着の無さを羨ましくも思い、そして一方で閉鎖してもすぐに復活する人には「ああ戻ってきたのだね、ネットから離れられなかったんだね」と微かな落胆を覚えて嘲笑を浮かべたりする。
 ホームページを公開したり閉鎖したりすることは、インターネット上でのほんの小さな生や死であり、それは現実の世界での生き方についての願望が極端な形で反映される縮図でもある。

 友人の死について自分の日記に書くか書かないか、書くとしたらいったいどう表現するか。迷った結果、僕はその前に起きたごくプライベートな悲しみと重ね合わせて、ナルシズムが混ざることを恐れながらも愚直に悲しみを表明することにした。僕から友人の死を知らされた人たちは、それぞれのホームページで、婉曲的に、あるいは直接的に死を悼んだ。誰もあえて彼の名を書かなかったのは、当時まだ残っていた彼のホームページが好奇の目に晒されることは避けたいという思いが共通してあったからだろう。
 インターネットの世界に限ったことではないけれど、自分の知人の死が単なる情報として興味本意に消費されてしまうことは避けたい。僕らもインターネットにいる以上、そうした目に遭う可能性にさらされているのだけれど。

 昨年10月に公開された「Wayback Machine」は、96年頃からの世界中のホームページのデータを保存しているインターネットの図書館のようなものだ。そこに友人のホームページも保存されていることに気付いたのは、つい最近こと。膨大なのデータが時系列で保存されている「Wayback Machine」で、友人のホームページは最後の更新の姿のまま保存されていた。ただ、それを見るには鍵を差し込むかのようにURLを入力しなければならない。消えたはずのホームページが今もインターネット上に保存されていることへの複雑な思いとともに、鍵はこのまましまっておくことにしよう。

 人生の終盤となった2年間に友人が作成していたホームページは、僕と数人の人々、そして彼の家族のハードディスクの中に今も存在している。


*Wayback Machine
http://www.archive.org/


釜本雪生+くぼうち のぶゆき「テキストサイト大全」

ビクターエンタテインメントがiTunes Music Storeへの楽曲提供を開始

 ビクターエンタテインメントが、12月21日からiTunes Music Storeへの楽曲提供を開始しました。プレスリリースはこちら

 まずくるりの全アルバム7タイトルのほか、Kiroro、paris match、3B LAB.☆の楽曲が提供されています。くるりの「NIKKI」(→iTMS)iconをはじめとして、基本的にアルバムは2000円のようです。


追記:「ビクターエンタ、『iTunes Music Store』へ楽曲提供開始」によると、ビクターエンタテインメントは独自の高音質化技術「net K2」を採用しているそうです。

はてなダイアリーの歴史みたいなものを書く場所

 はてなダイアリーの個人サイトの歴史を紹介する、はてなダイアリーの歴史みたいなものを書く場所が登場。

 はてなの杖日記を取り上げてくださって光栄です、ありがとうございます。

「はてなの杖日記」を「小心者の杖日記」へ統合します

 「小心者の杖日記」にMovable Typeを導入してから、早いものですでに1週間。手軽に更新できる楽しさから更新頻度が増え、このテンションで10周年までもつのだろうかとだんだん不安になってきました……。

 それはともかく。Movable Typeでの更新ペースもつかめてきたところで、これまではてなの杖日記で扱ってきたようなネタも、今後は「小心者の杖日記」で扱うことにしました。

 はてなダイアリーが懐かしくなって気まぐれに「はてなの杖日記」を更新することもあるかもしれませんが、ひとまず今後は「小心者の杖日記」をよろしくお願いします。

2005年12月21日

アイドル・オン・ザ・線路

「『住宅都市整理公団』別棟:なんで線路」による、秀逸な視点からのアイドル画像コレクション。やはり線路の上で白ビキニという小倉優子(推定)のシュールさが突出していますね……。


テクノラティのタグ検索

 テクノラティが、ブログのタグによる検索をスタート。過去12時間で最もよく付けられたタグ150個も表示されています。

 実際にブログを運営してみると、カテゴリを考えるのは意外と手間がかかりますね。タグを付ける方が手軽かな……ということで、タグ検索がどこまで便利かはさておき、とりあえず「ブログ記事にタグをつけよう!特集」は参考にしてみようと思います。


関連エントリー:ディレクトリ、サーチ、そしてタグ

[ 検索 ]

庵野秀明、テレビドラマ初出演

 出演するドラマは、フジテレビの「トゥルーラブ」。映画には何度か出演しているとコメント動画で語っているので、彼の公式サイトの作品履歴を見たのですが、「東京消防庁立川防災館用展示映像『太陽が引き裂かれた日』」とか「劇場用映画『あぶない刑事フォーエバー』」とかにも出演しているんですね。

mF247、正式スタート

 音楽配信といえば、mF247も20日に正式スタートしました。主宰は、ソニー・ミュージックエンタテインメントの元代表取締役社長である丸山茂雄さん。基本的に無料の音楽配信サービスで、プロテクトも無く、アーティスト側から登録料などを徴収するというシステムです。

 ただ、トップページを見ただけではサイトの特色がわかりづらいので、もっとはっきり表現しておいた方が良いのではないでしょうか。サービスについての資料はこちらでダウンロードできます。

recommuniで鈴木博文「小心者の杖」配信スタート

 recommuniで、この日記がタイトルを借用している鈴木博文の楽曲「小心者の杖」の配信がスタートしました。つまりやっと配信許諾が下りたわけです。ただ、契約レーベルの中にメトロトロン・レコードの名がないんですよね。まだ追加されていないだけでしょうか、あるいはムーンライダーズ・ディヴィジョンから許諾が下りているのでしょうか?

 ともあれ、ファイルのアップロードから14ヶ月を経て遂に配信開始! フォーマットはMP3、販売価格は150円です。

 recommuniに入りたいけれど招待されてないという方は、こちらのページをどうぞ。

2005年12月20日

週刊沖縄ヒットチャート

 こちらは本土の年間チャートではなく、RIKの「週刊沖縄ヒットチャート」。沖縄市にあるキャンパスレコードが提供しているチャートで、中島美嘉や布袋寅泰、B'zを押しのけて嘉手苅林昌が1位をキープしているなど、非常に面白い内容です。

 12日の日記で紹介したオムニバス「琉球フェスティバル'74・日比谷野音ライブ!!」は現在6位! キャンパスレコードによるオムニバス盤「キャンパス オモテ! ベスト」(→amazon.co.jp)「キャンパス ウラ! ベスト」(→amazon.co.jp)もしっかりチャート・インしています。


リスペクトレコードプレゼンツ キャンパスオモテ!ベスト

リスペクトレコードプレゼンツ キャンパスウラ!ベスト

[ 音楽 ]

オリコンの2005年 年間ヒットチャート

 「2005年 年間ヒットチャート大発表-ORICON STYLE 音楽」が発表に。毎週CDTVを見ていると、演歌とアニソンがなかなか強い印象を受けるのですが、年間シングルチャートを見るとそうでもないですね。2枚組アルバムのサザンオールスターズ「キラーストリート」が10位というのはすごいな。

 このチャートのうち我が家にあるのは、シングルではトラジ・ハイジ「ファンタスティポ」初回盤(→amazon.co.jp)、平井堅「POP STAR」(→amazon.co.jp)、アルバムでは東京事変「教育」(→amazon.co.jp)、山下達郎「SONORITE」(→amazon.co.jp)、SINGER SONGER「ばらいろポップ」(→amazon.co.jp)、サンボマスター「サンボマスターは君に語りかける」(→amazon.co.jp)といったところです。


トラジ・ハイジ「ファンタスティポ」初回盤


平井堅「POP STAR」

東京事変「教育」

山下達郎「SONORITE(初回限定盤)」

SINGER SONGER「ばらいろポップ」


サンボマスター「サンボマスターは君に語りかける」

[ 音楽 ]

「MUSIC MAGAZINE」1月号

「MUSIC MAGAZINE」1月号では、オムニバス「昭和元禄NOW! 第1集」のアルバム評を執筆しています。

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ONJO、にかスープ&さやソース、ECDイルリメ、A Hundred Birds、三木鶏郎、佐藤マサ&香港フラワーズ、「20 EVERGREEN HITS OF 20 MUSIC MASTERS OF OUR COUNTRY NIGERIA」、「Crossing The Bridge : Istanbul Hatirasi」、Souad Massi、Maria Rita、Sambasunda

 先週末に買ったCDです。新譜を買うのも今年はそろそろ終わりかなと思ったので、気合いを入れて購入しました。ただ、年末進行の時期なので、すべてを聴く余裕ができるのは当分先になりそうです。

 ONJO「Out To Lunch」(→amazon.co.jp)、にかスープ&さやソース「イピヤー」(→amazon.co.jp)、ECDイルリメ「2PAC」(→amazon.co.jp)、A Hundred Birds「In The Sky」(→amazon.co.jp)、三木鶏郎「三木鶏郎音楽作品集〜トリローソングス〜」(→amazon.co.jp)、佐藤マサ&香港フラワーズ「CHOPSTIC WIZARD」(→amazon.co.jp)、オムニバス「20 EVERGREEN HITS OF 20 MUSIC MASTERS OF OUR COUNTRY NIGERIA」、オムニバス「Crossing The Bridge : Istanbul Hatirasi」Souad Massi「Mesk Elil」(→amazon.co.jp)、Maria Rita「Segundo」(→amazon.co.jp)、Sambasunda「Rahwana's Cry」(→amazon.co.jp)購入。

 にかスープ&さやソースは、二階堂和美とテニスコーツさやによるユニット。後者5作品は、それぞれナイジェリア、トルコ、アルジェリア出身、ブラジル、インドネシアのアーティストによる作品です。詳しくはまた後日。


ONJO「Out To Lunch」

にかスープ&さやソース「イピヤー」


ECDイルリメ「2PAC」

A Hundred Birds「In The Sky」

三木鶏郎「三木鶏郎音楽作品集〜トリローソングス〜」


佐藤マサ&香港フラワーズ「CHOPSTIC WIZARD」

オムニバス「20 EVERGREEN HITS OF 20 MUSIC MASTERS OF OUR COUNTRY NIGERIA」

オムニバス「Crossing The Bridge : Istanbul Hatirasi」


Souad Massi「Mesk Elil」

Maria Rita「Segundo」

Sambasunda「Rahwana's Cry」

[ CD ]

2005年12月19日

ディレクトリ、サーチ、そしてタグ

 タグとディレクトリは、人が事物に属性を与えて分類するという点では共通していますが、その性質の違いを指摘している「Zopeジャンキー日記 :なぜネットではディレクトリが敗れ、サーチとタグが勝利するのか」が非常に興味深いです。特にこの部分。


タグはいわば、「タイトルを分解したもの」だ。対象の内容をあらわすものを人力で付与するところがタイトルに似ているが、あらかじめ語句の単位に分解されているところが違う。タイトルは、基本的に人間に対して意味を伝える「説明」機能しかないのに対して、タグはあらかじめソフトウェア処理を前提としており、サーチのように、特定のタグ(キーワード)から対象に辿りつくことを可能にしている。

その結果、タグは従来のカテゴリのような役割も果たすことになる。ただし、事前にカテゴリ体系を作っておく必要がないのと、1つの対象に複数のタグを結びつけられるところがカテゴリと異なる。


 そしてmojixさんは、ディレクトリやカテゴリからサーチやタグへという現在の流れを「これは単に、時代や流行の変化ではなく、科学的な真理を含んだ帰結だと思う」と述べています。

 このエントリーを読んでまず思い浮かべたのは、Yahoo! JAPANの検索結果のデフォルトが、ディレクトリの登録サイトからロボット検索のYSTに変わったことでした。そしてアメリカのYahoo!では、My Web 2.0 BETAですでにタグを取り入れてもいます。

 一方で、「[を] 分類→キーワード→分類」ではmojixさんのエントリーを受けて、「分類からキーワードへ。でもキーワードが多すぎて破綻してまた分類へ。」という流れになるのではないかと述べています。このエントリーも、自由であるがゆえにタグが抱える問題点を指摘していて興味深いです。

時東ぁみ「(1)さなぎのバスローブ」

 少し前に購入したのが時東ぁみ「(1)さなぎのバスローブ」(→amazon.co.jp)。Wによるカバー・アルバム「デュオU&U」(→amazon.co.jp)で見事な選曲センスを見せてくれたつんく♂のプロデュース作品だけに、このカバー楽曲中心のミニ・アルバムも聴き応えがあるだろうと確信していたのですが……どうもイマイチです。

 「ふしぎなメルモ」や「黒ネコのタンゴ」は選曲の意図がよくわかりませんでした。「メロンのためいき」や「21世紀まで愛して」では、楽曲は良いのに歌唱力不足が露呈してしまい、つんく♂が書き下ろしたキャバレー歌謡風の「黄昏女艶のブルース」も同様の問題で未消化という印象なのです。

 ところが。最後に収録されているつんく♂作の「発明美人とパインナッポー!!」、これが名曲なのです。80年代アイドル歌謡曲へのオマージュに満ち溢れていて、歌唱力の問題なんて吹き飛んでしまいます。平田祥一郎によるアレンジも、80年代と2005年のサウンドをうまくミックスしていて秀逸。サビの「イェイ、イェエ!」というコーラスや、「オイ・オイ」というコールも「あの時代」の空気を感じさせて最高です。そしてこの馬鹿馬鹿しい曲名。久々に冴えたつんく♂作品を聴くことができました。

 ただ、今年のつんく♂の作品は低調な印象で、アイドル・ポップス好きの僕としては残念でした。これまでずっと投票してきた「ハロプロ楽曲大賞」も、今年は好きな楽曲が5曲もないので投票を断念。来年は「発明美人とパインナッポー!!」ぐらいの狂ったテンションの楽曲を量産してほしいものです。


時東ぁみ「(1)さなぎのバスローブ」

2005年12月18日

年末年始の最重要番組、それは「大反響シリーズ新春激闘大家族3世代9人青木家の年越し最新大騒動記!」

 母親の失踪、そして16歳長女の妊娠発覚……。そこらのフィクションを蹴散らす勢いで現実のハードコアさを見る者に思い知らせる大家族・青木家の番組が再び放送されることが決定しました。

 青木家の番組制作を手掛け、日本の大家族番組シーンをリードする植木商店の公式サイトによると、放送は来年1月4日水曜日8時からTBSで。どうも午前8時かららしいので要注意です。新春の楽しみがいきなり増えましたね!

長女・青木あざみさん

佐野元春、新曲「星の下 路の上」をブログ上で試聴できるプレイヤーを配布

 佐野元春「星の下 路の上 - Boy's Life | 佐野元春: あなたのブログで佐野元春の最新曲『星の下 路の上』をオンエアしよう!」で、ブログ上で新曲「星の下 路の上」を試聴できるプレイヤーを配布中です。これは彼らしいユニークなプロモーション活動ですね。

 というわけで、さっそくこのエントリーにも貼ってみました。うまく表示できるかな? あと、配布が終了したらどうなるんでしょうね。









 先日同時に発売された「星の下 路の上」(→amazon.co.jp)「THE SUN STUDIO EDITION」(→amazon.co.jp)「THE SUN LIVE AT NHK HALL」(→amazon.co.jp)は、iTunes Music Storeで購入済みだった後者2作品を含め全部買いました。「THE SUN STUDIO EDITION」はiTunes Music Storeで販売されていたものと同内容だったのですが、驚いたのは「THE SUN LIVE AT NHK HALL」。CDには、曲間に佐野元春によるコメントが追加されていたのです。そして、「希望」の歌詞は歌い間違えたので修正したという話まで素直に語っていました。彼のラジオ番組を聴いている気分になれるCDです。


佐野元春「星の下 路の上」

佐野元春「THE SUN STUDIO EDITION」

佐野元春「THE SUN LIVE AT NHK HALL」

今井紀明さんがブログ「今井紀明の日常と考え事」を開設

 今井紀明さんがブログ・今井紀明の日常と考え事を開設。

 今月6日に今井さんにお会いした際に、マスメディアで公開されていない彼の文章を大量に読んでいた僕は、コメント欄やトラックバックを閉じた状態にしてブログを開設して公開してはどうかとすすめたのですが、どちらもオープンな状態だったので驚きました。

 これからきっと様々な人々がブログに押し寄せることでしょう。そこで今井さんがどんな言葉を発していくか、僕は期待しています。


関連エントリー:今井紀明さんにお会いしてきました


今井紀明「ぼくがイラクへ行った理由」

今井紀明「自己責任 いま明かす『イラク拘束』と『ニッポン』」

[ 社会 ]

昨日の「第38回日本有線大賞」

 昨日放送された「第38回日本有線大賞」のビデオを見ました。この番組はいいですね、聴いたことのないアーティストがたくさん出てきて味があります。冠二郎のカラッとした演歌「ほろよい水虎伝」も良かったです。

 AAAは今夜も過剰に激しいダンスを披露してくれました。彼らの動きは、デジタル映像技術の限界に挑んでいるのかと思うほどです。まえけん♂トランス.pjの前田健の間奏でのダンスの異常なキレも注目に値します。さすがニューヨーク仕込み。

 秋葉原からの中継でメイドが出てきて、「もしや『電車男』つながりでサンボマスター?」と期待したら、出てきたのは音羽しのぶと山本みゆきというのも意外性がありました。


AAA「DRAGON FIRE(DVD付)」

2005年12月17日

「FB/DJ PARTY VOL.7 POP ! POP !! POP !!!」

 今夜はDさん主催の「FB/DJ PARTY VOL.7 POP ! POP !! POP !!!」へ行ってきました。会場は渋谷の国境の南。イベント前にはEL SUR RECORDSへ行って、原田尊志さんに前回の忘年会に参加できなかった件をお詫びしてきました。そして国境の南でDさんにもお詫びを。

 Dさんが流した音楽の中で今夜一番衝撃的だったのは、崔健の最新作の収録曲ですね。ドラムン・ベースやジャングルのようなサウンドだと思ったら、中国のロッカーとして知られた彼の楽曲。驚きました。

 会場では、ロシアのポップスに詳しいmiss keyさん、いつもバイタリティーに感服させられているエキゾ風物ライターのサラーム海上さんアオラ・コーポレーションの高橋政資さんにもお会いできました。特に高橋さんは、僕が大学生だった頃に存在したサークル「東京ワールドミュージック・クラブ」で一緒だった方で、10年以上ぶりに再びワールド・ミュージックを通して再会できて嬉しかったです。

 ちなみに今日は、会場に来る前に買ったCDで即興のDJもさせていただきました。以下の3曲だけですけどね。

1.SAMBA SUNDA「BUBUKA(THE OPENING)」
2.佐藤マサ&香港フラワーズ「桃娘(Single version)」
3.轟夕起子「東京チカチカ」

iTunes Music Storeの50円セール

 詳しいことは「音楽配信メモ iTunes Music Store、二度目の50円祭り開催中」を読んでいただきたいのですが、取り急ぎおすすめするならこの1枚。

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?id=41775063&s=143462

 というか、Antony and the Johnsonsの「I Am a Bird Now」が50円だなんて! もちろんCDで買っても損のないアルバムです。


Antony and the Johnsons「I Am a Bird Now」

追記:Fanfare Ciocarliaの「Gili Garabdi」も50円だ!

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?id=68776808&s=143462


Fanfare Ciocarlia「Gili Garabdi」

Apple iTunes Music プリペイドカード 2,500円 [MA163J/A]

「レコード・コレクターズ」1月号

 「レコード・コレクターズ」1月号では、矢口博康「Gastronomic」とオムニバス「We Wish You A Merry Christmas」のアルバム評を執筆しています。


「レコード・コレクターズ」1月号

鈴木志保、山名沢湖、志村貴子、唐沢なをき

鈴木志保「ヘブン…」(→amazon.co.jp)、山名沢湖「委員長お手をどうぞ」第2巻(→amazon.co.jp)、志村貴子「青い花」第1巻(→amazon.co.jp)、唐沢なをき「漫画家超残酷物語」(→amazon.co.jp)購入。

 新井英樹「キーチ!!」第8巻(→amazon.co.jp)は店頭に見当たらないなぁ……。このマンガはいつも単行本が発売されるとけっこう探すことになる気がします。


鈴木志保「ヘブン…」

山名沢湖「委員長お手をどうぞ」第2巻

志村貴子「青い花」第1巻

唐沢なをき「漫画家超残酷物語」

「Quick Japan」Vol.63

 「Quick Japan」Vol.63(→amazon.co.jp)購入。あ、公式サイトが独自ドメインに移動してる。

 ちなみに前号はまだ山下達郎インタビュー(面白い!)までしか読んでいません。2ヶ月は早いですね。


クイックジャパン 63

[ 雑誌 ]

2005年12月16日

「バンブルビー・クリスマス・ディナーショウ '05」で直枝政広と神園さやかの対バンが決定!

 毎年恒例の「バンブルビー・クリスマス・ディナーショウ」、今年はなんと直枝政広上田ケンジジャック達というメンツと、 あのゴスロリ演歌「おじいちゃん」(→amazon.co.jp)で全国に衝撃を与えた神園さやかとの対バン(バン?)が決定したそうです。これはすごい組み合わせですね……。

 直枝政広ファンにして、ぜひ一度神園さやかを生で見てみたい僕としては万障を排して駆けつけたいところですが、残念ながら当日はすでに細野晴臣&東京シャイネスのライヴの予定が入っていました。ご予定の空いている方は是非。


★バンブルビー・クリスマス・ディナーショウ '05★
『(サブタイトル適当に金野さんつけてください)』

12/27 (tue)@横浜サムズ・アップ
OPEN18:00/START18:30
ADV¥1,500/DOOR¥1,800

出演:
直枝政広(カーネーション)
上田ケンジ
ジャック達
神園さやか


直枝政広「ホプキンス・クリーク」


神園さやか「おじいちゃん」

Google.comによる音楽情報検索サービス「Google Music」がスタート

 「グーグル、音楽専門検索サービス『Google Music』を提供へ」で紹介されていた、Google.comによる音楽情報検索サービスが開始されました。「beach boys」で検索するとこんな感じ。

http://www.google.com/search?hl=en&q=beach+boys

 アーティストの写真をクリックすると、アルバム(シングルもあるのかな?)のリストと、ウェブ、ニュース、イメージ、ニュースグループの検索結果ページへのリンクが。

 アーティスト名をクリックすると、同じくアルバムのリストが表示されます。「More music results for beach boys »」をクリックすると、アーティスト、アルバム、シングルのリストが表示されます。

 アルバムのリストは、人気順とリリース順でソート可能。また、各ネットショップの購入ページへのリンクも。そして5点満点のレビューも表示されるのですが、これはRolling Stoneなどから提供されているようです。アルバム収録曲の曲名をクリックすると、各ネットショップの購入ページのほか、歌詞のページへのリンクが用意されています。

 「ITmediaニュース:Google、音楽検索サービス提供開始」によると、「今のところ米国の人気アーティストが中心で、米国外のアーティストは限定的にしかカバーしていないが、いずれ世界のアーティストやクラシック音楽、無名アーティストにも対象を広げる意向」とのことです。

[ 検索 ]

はてなアンテナの情報をMovable TypeにインポートするPHPスクリプト

 この「小心者の杖日記」の右カラムの下には、OUTDEX ANTENNAの情報をインポートしています。ここで利用しているのは、「コトウユウキの(ぅ)らぶろぐ。: はてなアンテナ組み込みスクリプト(再公開)」で公開されている「hatena2js.php」を改良した「SINKINGDOM:アンテナインポート」の「gethatena.php」に、さらに自分で手を加えたPHPスクリプトです。コトウユウキさん、しんさんに感謝!

 最初は「hatena2js.php」を利用したのですが文字コードを設定してもうまく表示されず、なぜかと調べたところ「Crouka: はてなアンテナ」で「作者・コメント」欄に文字を入れているせいだとわかりました。そのため「gethatena.php」を利用したのですが、こちらは「作者・コメント」欄の情報がそのまま表示されます。そのため、単なる勘でスクリプトをいじり、サイト名だけを表示させる「gethatena2.php」としてみました。

 「gethatena2.php」のソースはこちらに置いておきますので、興味がある方は自己責任で使ってみてください。もちろんファイルの拡張子は、.txtを削って.phpに。3行目のはてなIDを変えるのも忘れないでください。文字化けする場合は、16行目の文字コードを変えてみてください。この部分については、「はてなアンテナを自分のサイトにインポートしよう! [Orbium -そらのたま-]」も参考にどうぞ。この「小心者の杖日記」はshtmlなので、以下のように記述してincludeしています。


<!--#include file="gethatena2.php" -->

 また、このまま使うとFirefoxで閲覧した場合に、アンテナの各サイトの頭のドットが、カラムの左ラインとかぶるという問題が発生します。それを避けるためには、上のincludeの記述を<UL>と</UL>で挟めば大丈夫です。この点もスクリプト自体で対応できればよかったのですが、そこまで気力がありませんでした……。改良できる方、頑張ってください。

 

 ちなみに、この「gethatena2.php」を使うことにするまでかなり試行錯誤をしました。最初はMyblogListを使えば簡単かと思い、はてなRSSのOPMLをインポートしたのですが、登録サイトのタイトルは手入力する必要があり、さすがに面倒になったので途中で挫折しました。

 MyblogListを運営するドリコムは、12月12日からドリコムRSSをスタートさせ、こちらでもBlogList機能を提供しています。最大200件まで表示が可能。試してみたのですが、こちらではタイトルを入力しなくてもインポートできたので、手軽さではドリコムRSSが一番かもしれません。

 また後から気付いたのですが、I know.もブログにアンテナを表示させる機能を提供しています。こちらは最大で20件まで。

2005年12月15日

表示のバグを修正しました

 リニューアル前にWindows環境のInternet Explorer6、Firefox1.5、Opera8.51で表示を確認していたのですが、リニューアル後にMac環境のSafariで一部の表示が崩れることが発覚。でも、マイミクシィの皆さんのバグ出しやアドバイスのおかげで、リニューアルから10時間ぐらい(その間に寝ています)で修正することができました。皆さん、ありがとうございました!

 ちなみにPSPでも見られるそうなのですが、重くて固まるそうです。そちらの対応はちょっとご勘弁を……。

2005年12月14日

ゆきとまりまりと鍋

 りんごちゃんは今朝名古屋へ帰り、残ったゆきと、同じく妻と高校時代のクラスメイトのまりまりと僕ら夫婦とでキムチ鍋をしました。「『小心者の杖日記』の9周年を祝おうぜ!」とも自分で言っておきましたよ。

 その後、夜行快速列車のムーンライトながらで名古屋へ帰るゆきを横浜まで見送って、まりまりは我が家に宿泊することに。そして僕は帰宅後にこの「小心者の杖日記」のリニューアルをしました。手打ちHTML派の妻にはリニューアルは不評でした……。

 それにしても我が家では、昨日から来る人みんなにVIP STARとかAAAとかヲタ芸とかの動画を見せています。


いくとまりまりとゆき

[ 日常 ]

10年目に突入した「小心者の杖日記」がMovable Typeを導入した理由

 この「小心者の杖日記」は9年間更新を続け、とうとう10年目に突入してしまいました。うーんご長寿ブログ

 振り返ると、この9年間の自分の人生の大部分が直接的、間接的にインターネットによって形成されてきた事実に愕然としてしまいます。思い出されるのは、現在の勤務先に転職する際の面接で、後の上司となる人に「地下水道はもう更新しないんですか?」と聞かれてしどろもどろになったことや、サイトがきっかけでライターの仕事を始めることができたこと、多くの友人たちに恵まれたこと、そして現在の妻とアクセス解析(!)がきっかけで出会ったことなど。そんな9年間だったのです。

 

 さて、10年目を迎えるにあたって「小心者の杖日記」をリニューアルしました。最大の変更点は、ご覧の通りMovable Typeを導入したことです。

 これまで僕は、手打ちHTMLで更新を続けることに執着にも似たこだわりを持ってきました。meshの「言いすぎ?」事件で意固地になっていたわけではありませんし、実際にはてなの杖日記でははてなダイアリーを、Sonim BlogではすでにMovable Typeを使ってきました。ただ、自分にとってメインのサイトであるこの「小心者の杖日記」については、昔ながらに手打ちHTMLで黙々と更新することが義務のように感じられていたのです。なにしろ9年間も続けてきた習慣ですからねぇ。

 しかし時は流れます。人々はトラックバックを飛ばし、エントリー単位でリンクをして言及したりソーシャル・ブックマークを使ったりし、RSSリーダーで更新情報をキャッチするようになりました。長大なHTMLでは、検索エンジンから訪れた人が目的の情報を求めて迷ってしまいますし、そもそもSEOの点でも不利な立場になってしまっています。

 ブログだけではなくmixiなどについても言えることですが、特定のプラットフォームの中に入ることによって初めて得られる面白さが存在することについて、最近はずっと考えていました。それはWeb2.0と呼ばれるものにも通じているかもしれません。

 そしてふと、これ以上手打ちHTMLにこだわる必要もないなと感じました。それと同時に、インターネットの潮流に身を任せてみようと決めた瞬間、まだインターネットというものに対して漠然と可能性と希望を持っている自分自身にも気付いたのです。まだこのインターネットには自分から踏み出していく余地があるかもしれないし、それによって出会える人々がまだいるかもしれないな、と。

 

 2002年に発売された「テキストサイト大全」(→amazon.co.jp)で、僕はサイトを残して死んだ友人についての「サイトがローカルディスクに還る日」という文章を書きました。しかし、ブログツールを使うことは、もはやローカル・ディスクにデータを作成する必要すらないことを意味します。データが手元にない不安。それが僕にブログツールを使わせることをためらわせた大きな理由のひとつでした。

 あるいは、良くも悪くも思考をすぐにサイトに反映させることができる手軽さも、僕がブログツールに触れることに慎重になった理由でした。この「小心者の杖日記」は、ずっと2日遅れの日付で更新してきたのですから。その手軽さゆえに、時に「炎上」と呼ばれる現象も発生するのでしょう。

 しかし今は、そうしたデメリットと思える要素からあえて目を逸らしてみようと思います。せっかくの10年目ですしね。

 2005年に発売された「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」(→amazon.co.jp)で、著者のばるぼらさんの質問に僕は以下のように答えました。


Q6.10年後もインターネットを続けていると思いますか?

 

 基本的には死ぬまで「小心者の杖日記」の更新を続けると思います。ただし、社会学者ホームズと内科医レイが定義した「社会再適応評価尺度」(人生における出来事のストレスを指数で表したもの)で、指数が63以上の出来事が起きたら更新が止まるかもしれない、とは思います。具体的には配偶者の死、離婚、夫婦別居、刑務所入り、肉親の死といったものです。


 そう、更新を続けられる間は、できるだけ楽しい方向に流れていきたいと思うのです。残り時間なんてわからないのですから。

 

表示が変だ、重い、などの問題がありましたら、フィードバックをいただけると幸いです。僕の能力の許す範囲で対応させていただきます。問題はその範囲がけっこう狭いという点なのですが。このデザインについての説明(言い訳?)はまた後日。

 

 最後に。今回のリニューアルは事前に誰にも話さずにいたのですが、Movable Typeの管理画面を目撃したにだけは勘づかれてしまいました。そして彼女は言うのです、「手打ちHTML派の同志だと思ってたのに裏切られた気分」と。

 考えてみれば、前回のリニューアルは、実は彼女が僕と一緒に暮らし始めた日に合わせて行なったのでした。彼女が不安を抱えたまま僕の家へ来て眠り、起きて「小心者の杖日記」を見ると、彼女の育った街の工場の写真が掲げられている。そんなリニューアルでした。

 極力シンプルにしたあのデザインを僕は捨ててしまいましたし、手打ちHTMLでもなくなってしまいました。ただ、このMovable Type化した後の最初の日記で僕は妻にこう伝えたいと思います。工場の写真がそのままあるように、今も変わらず愛してるよ、と。

 そしてきっとインターネットのこともね。


釜本雪生+くぼうちのぶゆき「テキストサイト大全」

ばるぼら「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」

2005年12月13日

ゆきとりんごちゃん

 今夜は名古屋から妻の高校時代のクラスメイトのゆきと、その友達のりんごちゃんが泊まりに来たのでにぎやかでした。ふたりともPE'Zのライヴ帰り。りんごちゃんがロクロク星人を気に入ってくれて良かったです、なんていい人だ……。

 その他にも意外な話で大盛り上がりになったのですが、ここではひとつだけ。Wikipediaに伝説のネットアイドル、TERUMIさんの項目があるなんて知ってました?


りんごちゃんとゆき

[ 日常 ]

アメリカのYahoo!、Six Apartと提携してMovable Typeを提供

 アメリカのYahoo!が、Flickrdel.icio.usの買収に続いて、今度はSix Apartと提携してMovable Typeを提供することに。「米Yahoo!と米Six Apartが提携、Movable Type“高速版”を提供」を読んでびっくりしました、次々と手を打ってくるなぁ。

 「ヤフー、シックス・アパートと提携へ--Yahoo Small Businessでブログサービス」を読むと法人向けらしいのですが、どちらにせよ手間をかけずにMovable Typeを軽快に使えるサービスというのはうらやましいですね。

2005年12月12日

オムニバス「琉球フェスティバル'74・日比谷野音ライブ!!」

 オムニバス「琉球フェスティバル'74・日比谷野音ライブ!!」→amazon.co.jp)購入。嘉手苅林昌、照屋林助、金城睦松、国吉源次、知名定男、桃原愛子、大工哲弘、上原直彦といった豪華なメンツによるライヴ盤です。皆、歌声が若い!

 そしてステージと会場は独特の熱気に包まれ、琉球放送のディレクターはMCで思わず「沖縄、決してニッポンではないような気がしてまいりました」と口走ります。「天皇陛下、お聞きでしょうか」とも。

 この音源は三線の音が割れる部分もあり、音質は決して良いとは言えません。しかし、前日の模様もレコード化されていたのにあえてこの音源を竹中労が監修・編集して発売し、さらに2005年に照屋林賢が自身のレーベルで初CD化したことも納得のできる作品です。


オムニバス「琉球フェスティバル'74・日比谷野音ライブ!!」

[ CD ]

豊田道倫「東京の恋人」

 豊田道倫「東京の恋人」(→amazon.co.jp)購入。曽我部恵一や川本真琴も参加していますが、あくまでコアとなるのは豊田道倫の歌であり、その焦点は全くブレることがありません。時にひしゃげた情念が、時に乾いた感傷が歌われ、特に向島ゆり子のバイオリンとDr.kyOnのキーボードがそうした歌の世界を広げています。「恋ヶ窪」の語りともラップともつかない部分では、ふと友部正人を連想しました。


豊田道倫「東京の恋人」

[ CD ]

2005年12月11日

玉置浩二「プレゼント」

 玉置浩二「プレゼント」(→amazon.co.jp)購入。彼ならではの秀逸なメロディーを、情感のコントロールが見事なボーカルとともに味わえる楽曲です。カップリングの「おいでよ 僕の国へ」もいい楽曲。

 そしてこのCD、そのまま母親に「プレゼント」してきました。というか、僕がいつも買っている玉置浩二や安全地帯のCDは、聴き終えた後はすべて玉置浩二ファンの母親に渡しています。


玉置浩二「プレゼント」

[ CD ]

AAA「DRAGON FIRE」

 AAA「DRAGON FIRE」(→amazon.co.jp)購入。AAAは、むやみに激しくてダイナミックなダンス、アニソンみたいな楽曲、格闘ゲームのキャラクターのような衣装で僕らを魅了してくれる男女8人組です。このDVD付きCDは1000円で、「幼少の頃から老師に鍛えられた8人が悪者を倒す」というストーリーのビデオ・クリップを楽しめます。このベタな味わいがたまりません。

 そしてDVDに収録されていたAAAのスクリーン・セイバーもインストールしたので、我が家のパソコンはなんだかシュールな状態になっています。

 ちなみにAAAは来年元旦にアルバムを出すそうなのですが、「Half ALBUM」という形態のCDも出るのだとか。収録曲が全部半分でフェイド・アウトする内容だったら面白いですね(実際は違います)。

 そんなわけで今注目しているアイドルは、toutou神園さやかperfume美咲萌、AAAという具合です。


AAA「DRAGON FIRE(DVD付)」

「ポップジャム」のZAZEN BOYS

ZAZEN BOYSが出演したNHK「ポップジャム」のビデオを見て、彼らの演奏の素晴らしさにしびれました。そして、「どこで買ってきたんだよ」と聞きたくなる五重塔がプリントされたシャツを着て、メガネの上にさらにサングラスをかけていた向井秀徳のファッションもさすがです。


ZAZEN BOYS「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」

2005年12月10日

Yahoo!、del.icio.usを買収

「Yahoo!、ソーシャルブックマークサイト『del.icio.us』を買収」をいうニュースが。「del.icio.us: y.ah.oo!」「Yahoo! Search blog: Great Tastes That Go Great Together」でも発表されています。Flickr!の買収といい、アメリカのYahoo!はWeb2.0を見据えて着実に駒を進めていますね。

Csbさん結婚パーティー

 代官山でCsbさんの結婚パーティー。雰囲気も料理も非常にエレガントなお店が会場でした。

 そして今日初めて知ったのですが、新郎新婦が出会ったきっかけは申し訳ないとだったのだそうです。そんなわけで会場にはライムスターの宇多丸さんの姿も。また、新婦が大ファンだという電撃ネットワークのギュウゾウからのメッセージもスクリーンに映し出されていました。

 Csbさん、祐子さん、お幸せに!

[ 日常 ]

2005年12月 9日

五十嵐大介「はなしっぱなし」下巻

五十嵐大介「はなしっぱなし」下巻(→amazon.co.jp)購入。五十嵐大介の単行本の中でこれだけ買い忘れていたので揃えておきました。


五十嵐大介「はなしっぱなし」下巻

「STUDIO VOICE」1月号

 「STUDIO VOICE」1月号(→amazon.co.jp)購入。「再興ワールド・ミュージック」と題したワールド・ミュージック特集号です。


「STUDIO VOICE」1月号

[ 雑誌 ]

2005年12月 8日

「Our New Orleans 2005」、空気公団、佐野元春、シュガー・ベイブ、ムーンライダーズ、平井堅

 オムニバス「Our New Orleans 2005」→amazon.co.jp)、空気公団「あざやか」(→amazon.co.jp)、佐野元春「星の下 路の上」(→amazon.co.jp)「THE SUN STUDIO EDITION」(→amazon.co.jp)「THE SUN LIVE AT NHK HALL」(→amazon.co.jp)、シュガー・ベイブ「SONGS 30th Anniversary Edition」(→amazon.co.jp)、ムーンライダーズ「ムーンライト・リサイタル1976」(→amazon.co.jp)、平井堅「POP STAR」(→amazon.co.jp)購入。

 「Our New Orleans 2005」は、ハリケーンの被害を受けたニューオリンズのためのチャリティ盤。Allen Toussaint、Dr. John、Eddie Bo、Dirty Dozen Brass Band、Randy Newmanなどが参加しています。個人的にはBeauSoleilの「L'ouragon」が新鮮でした。

 佐野元春の「THE SUN STUDIO EDITION」と「THE SUN LIVE AT NHK HALL」はすでにiTunes Music Storeで買っているのですが、CDで出るとなると買い直してしまいました。結局のところ自分はディスク派なのです。

 平井堅の「POP STAR」は、「VIP STAR」の影響で買ってきてしまいました。著作権的には問題がある「VIP STAR」ですが、この無駄なまでのクリエイティヴィティは注目に値するものがあります。


オムニバス「Our New Orleans 2005」


空気公団「あざやか」

佐野元春「星の下 路の上」

佐野元春「THE SUN STUDIO EDITION」

佐野元春「THE SUN LIVE AT NHK HALL」


シュガー・ベイブ「SONGS 30th Anniversary Edition」

ムーンライダーズ「ムーンライト・リサイタル1976」


平井堅「POP STAR」

[ CD ]

山口・光市の母子殺害で弁論 無期判決見直しか

 朝日新聞に「山口・光市の母子殺害で弁論 無期判決見直しか」という記事が掲載されました。これは非常に重要なニュースです。

 この事件は、公務員という立場に縛られた判決しかできない裁判官、死刑制度は批判しても仮釈放制度によって無期懲役が必ずしも実効されない現実は批判しない死刑反対論者、そして被害者遺族である本村洋さんの精神的な苦痛を理解しない「人権派」など、犯罪被害者をめぐるグロテスクな現実を浮き彫りにしてきました。

 また、犯人は獄中から外部へ本村洋さんのことを「調子に乗っている」といった主旨の手紙を書くなど、到底反省しているとは思えない中で出された無期判決だっただけに、これが見直される意味は非常に大きいものがあります。続報をマスメディアがしっかりと報道してくれることを願わずにいられません。

 参考書籍として、藤井誠二「少年に奪われた人生―犯罪被害者遺族の闘い」(→amazon.co.jp)、門田隆将「裁判官が日本を滅ぼす」(→amazon.co.jp)を挙げておきます。


少年に奪われた人生―犯罪被害者遺族の闘い

裁判官が日本を滅ぼす

[ 社会 ]

2005年12月 7日

桃山晴衣「弾き詠み草」

 桃山晴衣「弾き詠み草」(→amazon.co.jp)購入。79年に中村とうようのプロデュースで制作されたデビュー・アルバムの再発盤です。宮薗節の出身の彼女は、このアルバムでは三味線の弾き語りにより、現代的な感覚のオリジナル楽曲を歌っています。1曲に坂本龍一も参加。


桃山晴衣「弾き詠み草」

[ CD ]

Mouss Et Hakim、Massilia Sound System、Tete

 Mouss Et Hakim「Ou Le Contraire(はきむす兄弟)」、Massilia Sound System「Occitanista」(→amazon.co.jp)はともに南フランスから届いたアルバム。

 トゥールーズのMouss Et Hakimの「Ou Le Contraire(はきむす兄弟)」は、アラブ・ロックやグナワ、レゲエなどをベースにしたサウンドにラップが乗り、ハードにして泥臭い感触が心地良いです。そしてこれは聴き手の心を煽ってくる力のある音楽ですね。

 Massilia Sound Systemの「Occitanista」で聴けるのは、マルセイユのミクスチャー・バンドによるラガマフィン。

 フランスからはもう1枚あります。Tete「Par Monts Et Vallons」(→amazon.co.jp)は、弾き語りによるライヴ盤。彼の生み出すせつないメロディーを堪能できると同時に、彼と一緒に歌う聴衆の暖かさも感じることのできる作品です。


Mouss Et Hakim「Ou Le Contraire(はきむす兄弟)」

Massilia Sound System「Occitanista」


Tete「Par Monts Et Vallons」

[ CD ]

Surfins「Surfins」「Live Stylish 1」「Live Stylish 2」「Live Stylish 3」

 札幌を拠点に活動するバンド、Surfinsの「Surfins」「Live Stylish 1」「Live Stylish 2」「Live Stylish 3」を一気に聴きました。のたうちまわるリズム、シャウトするボーカル、飛び交うエレクトロ、咆哮するギターなどから構成されるサウンド。スタジオ録音の「Surfins」ではもうちょっと各パート同士の激しい応酬が欲しいと思ったのですが、ライヴ盤である他の3作品は非常にテンションが高くて、その音楽への衝動が爽快なほどです。演奏が終わると急に素に戻って挨拶をして、客席から笑いと拍手が起きるところにもこのバンドの面白さが表れていると思いました。


Surfins「Surfins」

Surfins」「Live Stylish 1」

Surfins「Live Stylish 2」

Surfins「Live Stylish 3」

[ CD ]

大友良英 produces さがゆき sings「see you in a dream」

 大友良英 produces さがゆき sings「see you in a dream」(→amazon.co.jp)も聴きましたが、これは素晴らしいアルバムです。ロック、ジャズ、アヴァンギャルドといった大友良英の様々な音楽性が、中村八大の楽曲とさがゆきのボーカルから魅力を最大限に引き出しています。強力なメンバーたちによる演奏の中でも、特に「太陽と土と水を」は土俗的なパワーすら感じさせるほど。そして、渋谷毅のピアノとさがゆきのボーカルだけによる楽曲が実にしみるのです。

 そして本作の中での白眉は「生きているということは」。「生きているということは 誰かに借りを作ること / 生きていくということは その借りを返していくこと」。そんな永六輔による歌詞を、さがゆきは想いの詰まった歌唱で表現し、大友良英は生きることの苦悶を表現するかのようなギターを響かせます。この楽曲に、胸の奥をつかまれるような感動を覚えました。出会えて良かったと思える1曲です。


大友良英 produces さがゆき sings「see you in a dream」

[ CD ]

口ロロ「ファンファーレ」

 先月に買った口ロロ「ファンファーレ」(→amazon.co.jp)もいまだに愛聴盤です。痛快なほどに、爽快なほどにポップ。時に心を高鳴らせ、時に胸をヒリヒリさせる音楽です。周囲に流れる音楽から好きな要素をチョイスして、自分たちにとってリアルな音楽を生み出しいくこのセンスには、音楽性の違いこそあれフリッパーズ・ギターの「カメラ・トーク」(→amazon.co.jp)を連想しました。うん、これは2005年の「カメラ・トーク」だよ。

 それにしても、まるで80年代アイドル歌謡の「雨のち Fall in Love」は歌詞も楽曲も本当に最高! 甘酸っぱいなぁ。大木美佐子によるボーカルも、三浦康嗣によるアレンジも実にキュートです。

 あと、約45分という簡潔なアルバム構成も高ポイントですね。


口ロロ「FANFARE」

[ CD ]

2005年12月 6日

今井紀明さんにお会いしてきました

 今井紀明さんにお会いしてきました。

 お会いすることになったそもそものきっかけは、先週発売された「週刊文春」12月8日号に掲載された今井さんの手記「『イラク人質3人組』今井紀明君ザンゲ手記『批判のお手紙には一通ずつ返事を書いています』」を僕たち夫婦が読んだことでした。その手記には、批判を愚直なまでに真摯に受け止めて、立場の異なる人々とも苦痛を乗り越えて対話しようとする彼の姿勢が描かれており、僕は率直に好感を持ちました。それは、かつて今井さんの著書「ぼくがイラクへ行った理由」(→amazon.co.jp)と「自己責任」(→amazon.co.jp)を読んだ後に抱いた微妙な違和感を払拭するほどのものだったのです。

 それから大学生の橋爪明日香さんが今井さんを撮影したドキュメンタリー作品「みんな、空でつながっている〜イラク拘束事件・今井紀明君に出会って〜」がOurPlanet-TVで配信されているのを知って見たりしていたのですが、その後ひょんなことから今井さんと直接コンタクトできる状況になり、メールの交換を経て、ちょうど東京に滞在中だった彼との対面が実現したのでした。

 待ち合わせ場所に僕と妻が行ったところ、メガネなどをかけることもなく素顔の今井さんが立っていたのでちょっと驚いてしまいました。そしてまず握手。彼は実にハキハキとしていて気配りの行き届いた好青年でした。

 僕は思想的には左寄りでありながら、左翼の人々の独善的な言動に辟易させられることが多いという微妙な立場におり、そのためイラク人質事件についての世論、そして人質を擁護する人々の発言の両方に、ずっと複雑な感情を持っていました。

 しかし現在の今井さんは、左寄りではあるけれど左翼でも右翼でもないと語ります。彼と直接会うまでの間に、マスメディアで公開されていない今井さんのテキストを大量に読む機会にも恵まれたのですが、その内容からしても、「週刊文春」の手記の内容からしても、今井さんは「左」とも「右」とも異なる新しいスタンスから人々にメッセージを送りうる存在になれるのではないかという可能を強く感じました。現在、社会は右傾化している印象を受けます。それには様々な原因が考えられますが、左翼の人々の言動にも反感を買う大きな原因があると僕は考えるので、なおさら今井さんの新しいスタンスは貴重に思えるのです。

 これまで今井さんの著書などから、無防備さと無鉄砲さを併せ持つ人物というイメージを持っていたのですが、現在の彼は、事件を教訓にして慎重さと思慮深さを身に付けたようでした。そして打たれ強さも。今井さんがイラクと日本で体験したことの過酷さを想像すると気が遠くなりそうですが、その経験を乗り越えて彼が語りだす言葉に、僕は期待をせずにはいられません。

 別れ際、再びまた僕らは握手を交わしました。今井さん、また必ずお会いしましょう!


今井紀明「ぼくがイラクへ行った理由」

今井紀明「自己責任 いま明かす『イラク拘束』と『ニッポン』」

[ 社会 ]

2005年12月 5日

衿沢世衣子、井上雄彦、安永知澄、浅野いにお、きづきあきら、福本伸行、玉置勉強、犬上すくね

 本やマンガを整理してちょっと売ることにしたので強気になり、マンガを一気に買ってきました。こういうことをやっているからなかなか蔵書が減らないんですよね……。

 衿沢世衣子「おかえりピアニカ」(→amazon.co.jp)、井上雄彦「リアル」第5巻(→amazon.co.jp)、安永知澄「やさしいからだ」第3巻(→amazon.co.jp)、浅野いにお「ソラニン」第1巻(→amazon.co.jp)、きづきあきら「ふたりだけのうた」(→amazon.co.jp)、福本伸行「最強伝説黒沢」第7巻(→amazon.co.jp)、玉置勉強「東京赤ずきん」第3巻(→amazon.co.jp)、犬上すくね「ラバーズ7」第4巻(→amazon.co.jp)購入。

 きづきあきらの「ふたりだけのうた」は、出版社のぺんぎん書房が倒産したためになかなか入手できずにいましたが店頭で発見、幸運でした。Amazon.co.jpでのユーズド価格、ずいぶん高くなってるなぁ……。


衿沢世衣子「おかえりピアニカ」

井上雄彦「リアル」第5巻

安永知澄「やさしいからだ」第3巻

浅野いにお「ソラニン」第1巻

きづきあきら「ふたりだけのうた」

福本伸行「最強伝説黒沢」第7巻

玉置勉強「東京赤ずきん」第3巻

犬上すくね「ラバーズ7」第4巻

豊田正義「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」

 書籍では、豊田正義「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」(→amazon.co.jp)を買いました。


豊田正義「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」

[ 書籍 ]

2005年12月 4日

Thomas Mapfumo、Dengue Fever、坂本龍一、THE BOOM、宮里奈美子

 Thomas Mapfumo「Spirits to Bite Our Ears : The Singles Collection 1977-1986」(→amazon.co.jp)、Dengue Fever「Escape from Dragon House」(→amazon.co.jp)購入。中古盤では、坂本龍一「NEO GEO」(→amazon.co.jp)、THE BOOM「思春期」(→amazon.co.jp)、宮里奈美子「WINAGU ゐなぐ」(→amazon.co.jp)を買いました。

 Thomas Mapfumoの「Spirits to Bite Our Ears : The Singles Collection 1977-1986」は、ジンバブエのアーティストの77年から86年までの音源集。初代ネーネーズのメンバーだった宮里奈美子の「WINAGU ゐなぐ」は、佐原一哉プロデュースによる02年の作品です。

 Dengue Feverはカンボジア人とアメリカ人によるバンド。「Escape from Dragon House」にはカンボジアのクメールポップならではの感覚が充満しているものの、同時にそのサウンドはなかなかハードです。サイケな感触だったり、ラップが飛び出したりと、油断できないストレンジさがあります。


Thomas Mapfumo「Spirits to Bite Our Ears : The Singles Collection 1977-1986」

Dengue Fever「Escape from Dragon House」

坂本龍一「NEO GEO」

THE BOOM「思春期」


宮里奈美子「WINAGU ゐなぐ」

[ CD ]

2005年12月 3日

City, Country, City「Autumn and Winter Collection 2005」

 恵比寿に移動して、エンジョイハウスで「City, Country, City」。盛況の会場を見て、イベントとしてすっかり定着してきたのを感じました。

 今回のゲストはまちださんで、久しぶりに彼のスウィート・ソウルなDJを聴けて嬉しかったです。もとまりさんが流したPacificの「Barnoon Hill」、MASAさんが流した郷ひろみの「美貌の都」、まちださんが流したピチカート・ファイヴの「ワールド・スタンダード」が良かったな。

大友良英 produces さがゆき sings、ティンク ティンク、Robert Wyatt、Little Brother

 大友良英 produces さがゆき sings「see you in a dream」(→amazon.co.jp)、ティンク ティンク「沖縄・北谷・美浜 カラハーイ・スペシャル!」(→amazon.co.jp)、Robert Wyatt「Theatre Royal Drury Lane」(→amazon.co.jp)、Little Brother「The Minstrel Show」(→amazon.co.jp)購入。土曜日の横浜は人でいっぱいでした。デパートにはクリスマスや正月のグッズがズラリ。師走ですねぇ。


大友良英 produces さがゆき sings「see you in a dream」


ティンク ティンク「沖縄・北谷・美浜 カラハーイ・スペシャル!」

Robert Wyatt「Theatre Royal Drury Lane」

Little Brother「The Minstrel Show」

[ CD ]

「昭和元禄NOW! 第1集」

今日はオムニバス「昭和元禄NOW! 第1集」(→amazon.co.jp)を聴いていました。

[ CD ]

2005年12月 2日

Firefox 1.5をインストール

 自分のサイトの表示チェックを兼ねて、Firefox 1.5をインストール。「ライブブックマーク」で簡単にRSSをチェックできるのが便利ですね。

 カスタマイズについては、デジタルARENAの「話題のブラウザーFirefox、バージョン1.5の新機能を速攻チェック!」「audiofan.net: Firefoxをインストールしたらまず行う設定 Ver.1.5」が参考になります。


Firefox 1.5


「BUBKA」1月号に元EE JUMPのユウキの結婚記事

 「BUBKA」の先月号は、家の近所でいくら探しても見つからなかったのですが、1月号は無事入手。元EE JUMPのユウキ、結婚おめでとう……!

 雑誌といえば、「SPA!」12/6号の特集「ここまできた!![ヤル気の格差]驚きの実態」には友人がふたり登場していて、年収まで赤裸々に公開された記事内容に複雑な気分になりました。


「BUBKA」1月号

[ 雑誌 ]

2005年12月 1日

Clusty.jpとYahoo!デベロッパーネットワーク

 クラスタリングサーチエンジン技術を利用している検索エンジン、Clusty.jpがオープン。複数の検索結果から自動分類された概念が、検索結果画面に表示されます。ちょっと反応が遅いかな。

 Yahoo! JAPANはYahoo!デベロッパーネットワークを開設して、Yahoo!検索のAPIを公開。さっそくはてなでは、Yahoo!検索とはてなブックマークをミックスさせたはてな検索 ウェブをオープンさせています。


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[ 検索 ]

「第56回 NHK紅白歌合戦」の出場歌手

 「第56回 NHK紅白歌合戦」の出場歌手が決定。「ケロロ軍曹」のオープニングを歌うグループ魂を出場させるなら、「ケロロ軍曹」のエンディングを歌うtoutouも出場させてください!

 冗談はさておき。今年は「スキウタ」のアンケートが反映されるようですが、僕は毎年紅白でその年の演歌をまとめて聴けるのを楽しみにしているので、そういう選曲にならなかったら残念です。

 また、松任谷由実は「松任谷由実 with Friends Of Love The Earth」と出演するんですね。ということは、シンガポールのDick Leeも出演。彼を紅白で見られる日が来るとは思いませんでした。

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