[単行本・大型本]
この国の食を守りたい―その一端として
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筑摩書房 (2009/06)
「辰巳芳子が薦めるぜひ取り寄せたい確かな味 」を元に、新規に食材選定、取材をし、紹介する食材も追加して文章を加えての刊行です。
お米からコーヒーやジュースといった嗜好品まで幅広く紹介しています。紹介されているものは全て購入することができます。ミネラルウォーターまで紹介されているのは少し驚きました。ソフトカバー。

辰巳芳子の展開料理 基礎編
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ソニーマガジンズ (2009/05)
おなじみの出汁、ソース、煮豆の展開料理を解説しています。オールカラーで要所要所は細かく写真が掲載されてわかりやすく説明しており、基本の出汁、ソースも含めて90品以上のレシピが掲載されています。米と乾物の取り扱いが他の本に比べて丁寧に書かれています。ハードカバー、しおり紐つき。
みその本 みその料理
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文化出版局 (2009/04)
辰巳浜子著「みその本」柴田書店 (1972) の一部を復刊したものです。
味噌を中心とした生活の随筆を織り交ぜながら味噌を使う献立を紹介しています。詳細なレシピが多数掲載されているものではありません巻末にカラー写真でいくつかの料理が掲載されています。ハードカバー。
庭の時間
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文化出版局 (2009/03)
辰巳邸の庭に繁る様々な植物と料理の随筆です。月ごとに分類されていて、その項目にちなんだレシピが紹介されています。
本編よりも付記にある「料理研究家辰巳芳子邸における食と庭の関係性」の抜粋が非常に面白かったです。色々ば物を庭から摘んでいる描写を見かけるのですが何を庭で育てているのかという疑問が全て解決します。料理への利用例の表も非常にわかりやすいです。ハードカバー、しおり紐つき。

新版 娘につたえる私の味
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文藝春秋 (2008/12)
辰巳浜子著「娘に伝える私の味」婦人之友社 (1969) を辰巳芳子の注釈を追加しての復刊です。
月別に旬のもののレシピを250品以上紹介しています。全編に補足として辰巳芳子が注を入れている。オールカラーですが既存の書籍からの流用も多く、詳細な説明写真は「おすしのにぎり方」のみです。ハードカバー、しおり紐つき。表紙が辰巳芳子の旬を味わう―いのちを養う家庭料理の縦横逆になっているのですが、どちらの向きが正しいのでしょうか?
食の位置づけ~そのはじまり
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東京書籍 (2008/08)
近年の食の崩壊に対する提言をまとめた随筆です。福岡伸一のルドルフ・シェーンハイマーの動的平衡についての解説、生産者へのインタビュー、食をテーマニして伊藤幸史神父と対談をしています。少し政治色のつよい随筆です。レシピはありません。ハードカバー、しおり紐つき。

辰巳芳子 慎みを食卓に―その一例
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日本放送出版協会 (2007/02)
季節の献立を提案するかたちで70品程度のレシピが紹介されています。夏はまるまる梅仕事を解説しています。梅干利用チャートが非常にわかりやすいです。また冬はおせち料理について解説しています。八種類の煮しめを効率よく作るためのタイムチャートも便利です。こちらの解説は「定本 正月料理」の辰巳芳子の項目の抜粋になります。新しく「さばのアラのだし」の提案、雑穀のレシピも多く掲載されています。ハードカバー、しおり紐つき。
いのちを養う四季のスープ―NHKきょうの料理
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日本放送出版協会 (2006/02)
スープを12品解説しています。DVDも収録されているので非常にわかりやすいと思います。DVDは2005年5月〜2006年1月に放送された「辰巳芳子の四季のスープ」を再編集したものです。全てのレシピを辰巳邸のキッチンでNHKアナウンサー後藤繁榮とともに作りながら、全工程がDVDに収録されています。特典映像として鶏のブイヨン、たまねぎのヴィテール、一番だしのひきかたが収録されています。
毛づくろいする鳥たちのように
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集英社 (2005/04)
中谷健太郎とのダブル・エッセイです。お互いがつかず離れずのエッセイを交換しあい、最後に対談で邂逅するようです。食についての随筆ですが、自然の中の一部としての食を美しい表現で書かれています。
珍しく感じたのは経済についてふれている項目があったことです。「印税で仕事の内容に応えてくれるところは二社」という一文は大変驚きました。ハードカバー、しおり紐付き。
手からこころへ
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海竜社 (2004/12)
「手の味 こころの味」(1986)を再編集したものにまえがきをつけて復刊されました。日々の暮らしを食とともに思い返す随筆です。具体的なレシピがあるわけではありませんが、簡単な作り方を記している部分もあります。カラー写真ですがどこかで見たことがある写真もありますが、見たことのない写真も数点あります。ハードカバー、しおり紐つき。
いのちの食卓
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マガジンハウス (2004/09)
食に対する随筆です。家庭の食を守る方法として蒸し料理を紹介しています。野田琺瑯の「蒸気調理器"MIMOZA"」についていくる小冊子と同じレシピが掲載差入れています。また老幼むけ煮物料理やスープのレシピが8点掲載されています。
企業や病院への食の提言や、「大豆100粒運動」について書かれています。また辰巳芳子が薦める食べ物が少し紹介されています。
文体が少しくだけているのが面白いです。ハードカバー、一部カラー写真。
→文庫化

いのちをいつくしむ新家庭料理
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マガジンハウス (2003/03)
玄米スープやコンソメ、ベシャメルソースなどおなじみの料理から穴子丼、鰯の酢煮、豚の角煮、鶏レバーのペーストなどあまり見かけないレシピも含め60品のレシピが掲載されています。鯖の棒寿司が詳細なカラー写真で解説されています。ソフトカバー。

あなたのために―いのちを支えるスープ
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文化出版局 (2002/08)
スープの集大成とも言える、辰巳芳子著作の代表作です。この本に載っていない辰巳芳子のスープはないのではないかと思います。ハードカバー、しおり紐つき。
辰巳芳子の家庭料理の世界―「手しおにかける食」の提案
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平凡社 (2002/04)
辰巳芳子のムック本といったところ。いつものようになぜ食するのかというエッセイや足立大進老師、ジョエル・ロブションなどの著名人との対談、出汁をひくことや展開料理、台所道具の考察、季節の風を感じる料理を紹介している。料理は巻末にまとめて四段でレシピが紹介されている。今までにない企画として「21世紀型キッチンの提案」があったが、3種類を見開き3ページで掲載しておりと紹介しきれていないように感じました。使い勝手の良い台所というのは料理を作るものにとっての永遠のテーマなのでそこは残念だと思います。

家庭料理のすがた―旬は風土の愛し子、人も風土の愛し子
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文化出版局 (2000/01)
出汁、薄切り玉ねぎ、根菜類、鶏肉、実えんどう、かつお、新玉ねぎ、トマトソース、なす、冬瓜、いわし、小豆、大根、牡蠣、鮭の塩引きの展開料理が掲載されています。辰巳芳子の展開料理 基礎編はソースや出汁の展開が多かったのですがこちらは素材の展開が多く掲載されています。ハードカバー。
途中で表紙が変わっていますが、内容に変更はありません。2009年に文庫化。
→文庫化

辰巳芳子の旬を味わう―いのちを養う家庭料理
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日本放送出版協会 (1999/03)
各月ごとに分類され、見開き2ページでレシピを紹介しています。一部モノクロ写真です。写真は全て1点もので詳細な作り方の図解はありません。主食、副菜、スープ、お菓子、バランスよく収録されています。ソフトカバー。
味覚日乗
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かまくら春秋社 (1997/10)
→文庫化
辰巳芳子が薦めるぜひ取り寄せたい確かな味
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料理通信社 (1996/04)
絶版。復刊ドットコムにてリクエスト投票を受け付けています。
amazonの中古品など入手は比較的簡単です。「この国の食を守りたい―その一端として」ではさらに加筆修正を加えて刊行されています。
写真はなく全てイラストで商品を紹介しています。写実的なイラストというよりオシャレなデッサンのような描写なので商品のラベルや雰囲気などがわかりにくいような気がします。ソフトカバー
この本に掲載されていて、「この国の食を守りたい―その一端として」では変更されたり紹介されなくなった食材は以下の通りです。
ヴェントレッリ社「ベネクム」(オリーブオイル)
ヴェントレッリ社「エル・グルニヤ」(オリーブオイル)
イタリア商事「パルミジャーノ・レッジャーノ」
多度志農業協同組合「アスパラガス」
波多野嘉三郎商店「玄米主酒」
鰻のかど屋「鰻本焼き」
樋口敬治商店「餅」
天賞酒造「しぼりたて生、甘酒、酒粕」
山田屋「伊達男」(味噌)
松本かき店「かきとみそのセット」
魚真「山漬け」(鮭・鱒)
稚内市水産公社「ほたて」
由布院玉の湯「柚子ねり」
大分県庁過疎・地域振興対策局「ごま、梅肉エキス、しいたけ、牛肉、関鯖、鯵」
定本 正月料理
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日本放送出版協会 (1992/11)
絶版。復刊ドットコムにてリクエスト投票を受け付けています。
「慎みを食卓に―その一例」に抜粋が掲載されています。一部コラムを除いてまったく同じものです。カラー写真も同じものを使用しています。「慎みを食卓に―その一例」に掲載されていないコラムは「生たらこの昆布巻き」のレシピと「伊勢えびの南蛮漬け」のレシピ部分にあります。以下引用
昆布巻きは二種のうち、生たらこの昆布まきは、に昆布を用いたので割合は約に得ますが、次のページでご紹介する塩ざけのアラを巻いたものは、日高昆布を使ったので時間がかかります。
日高昆布を煮る時間は合計で半日ぐらいと思ってください。といっても一気にに上げるわけではなく、やわらかくゆでて、一休みし、味をつけてしばらく煮たら、また一休み。そして味を見て仕上げの調味をし、一煮立ちさせて火を止め、そのまま冷まして味を浸透させる。
このように余熱を有効に使いながら、他の仕事もしながら、煮物と優しくつきあうように煮上げてゆくのです。
伊勢えびのおろし方
1.えびの頭と胴の境目に、包丁をやや頭のほうへ斜めに入れ、付け根の関節を切る。腹部からも同様にして、頭と胴を離す。
2.腹側を上向きにし、両わきの殻の縁にそって包丁を入れる。
3.頭のほうから尾に向かい、親指を使って、殻の背にそって身をはがす。
4.腹側の殻をはずし、背ワタを取り。赤い膜がついていれば、これも取り除く。
5.頭は、裏側の中心に柔らかいあるので、そこへ包丁、またはさみを入れ、まず裏側を割る。次に表側を割るようにすれば、きれいに割れる。
メモ.伊勢えびは姿なりに殻から出したい。元気の良いえびは真水につけて静かにさせると、おろしやすい。生で食べるときはもちろん、揚げる場合もなるべく生きたままおろすほうがよい。
以上引用。
「生たらこの昆布巻き」と「塩ざけのアラの昆布巻」がそれぞれ煮昆布と日高昆布の二種類の昆布で調理されているとはコラムを読むまで気がつきませんでした。煮物は冷めるときに味がしみ込むことは常識なので「慎みを食卓に―その一例」に掲載されなかったのではないかなと思われます。
また、伊勢えびのおろし方は誰も伊勢えびを丸のまま買ってきておろす主婦はいないと思われたのか「慎みを食卓に―その一例」では伊勢えびの扱いについていっさい触れられていません。掲載されていない部分に「生で食べるときはもちろん、揚げる場合もなるべく生きたままおろすほうがよい」とあるように、新鮮に勝る調味料はないと思います。万人が「伊勢えびの南蛮漬け」を伊勢えびをおろすところから作ることはないと思いますが、やってみよう、やってみたいと思うその気持ちのためにこのコラムは残しておいてほしかったと思います。ハードカバー、しおり紐つき。
手しおにかけた私の料理―辰巳芳子がつたえる母の味
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婦人之友社 (1992/10)
辰巳浜子著「手しおにかけた私の料理」婦人之友社 (1960)を辰巳芳子の注釈を追加しての刊行。

辰巳芳子のことことふっくら豆料理―母の味・世界の味
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農山漁村文化協会 (1991/05)
大豆、小豆、隠元を中心とした甘くない豆料理を紹介しています。大豆の加工品味噌、醤油も紹介しています。根性鉄火味噌を詳細な写真で解説しています。レンズ豆やひよこ豆(ガルバンソ)などのレシピは少ないのが残念です。
手づくり保存食―おいしくつくれて安心して食べられる
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女子栄養大学出版部 (1986)
絶版。復刊ドットコムにてリクエスト投票を受け付けています。
手の味 こころの味
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海竜社 (1986)
絶版。復刊ドットコムにてリクエスト投票を受け付けています。
「手からこころへ 」とタイトルを替え、加筆、改筆され刊行されています。さらに、「味覚旬月」というタイトルで文庫化されています。こちらは季節ごとに分類され「食材の四季」を追加して刊行されています。相互に欠けている項目がありますが両方読めば補完できるのではないかと思います。
ゆずりうけた母の味:辰巳浜子料理帖より
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婦人之友社 (1978/09)
絶版。
[文庫]
家庭料理のすがた―旬は風土の愛し子 人も風土の愛し子 (文春文庫)
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文藝春秋 (2009/06)
いのちの食卓 (マガジンハウス文庫)
(→amazon.co.jp)
マガジンハウス(2008/12)

味覚旬月 (ちくま文庫)
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筑摩書房 (2005/04)
「手の味 こころの味」(1986)を再編集に未収録の章を追加して復刊されました。日々の暮らしを食とともに思い返す随筆です。具体的なレシピがあるわけではありませんが、簡単な作り方を記してある部分もあります。

味覚日乗 (ちくま文庫)
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筑摩書房 (2002/05)
「味覚日乗」かまくら春秋社 (1997/10) の文庫化です。食の随筆です。具体的なレシピがあるわけではありませんが、簡単な作り方を記している部分もあります。