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baritonesax 1403

私たちはやっぱりいつだって女の子。

 たまには私だって可愛いこといいたい。と、いうわけで武藤彩未ちゃんすごくてビビる。私は子供の頃「アイドルになりたい」と思ったことがないタイプの人間で、それはションベンちびりそうなくらいのお金と期待をかけられたいだなんて思わない。最近のアイドル戦国時代でアイドル、というか芸能がすっごくカジュアルになったけど武藤彩未ちゃんはひさびさにションベンちびりそうになった。

 私はさくら学園はお披露目のTIFでしか見たことがないし、とても美しいものを見るという眼をアイドルに使えない。美しいものきれいなものは大好きだけどそれをアイドルに求めていない。好きになったアイドル、ソニン、BiS。だから今更武藤彩未かよって別にオタになるとかそういうことじゃない。ただこのデビューの仕方が完璧すぎて声に出して読みたい武藤彩未ちゃんなのですよ。好き嫌いじゃなくてすごい。

 だってだって、「探していたんだ、君だけをずっと」だよ!? 「走り出した鼓動」が「聞こえるでしょう」? 「悲しくないのに泣きたくなるのは恋をしたしるし」なんだよ?
 私はいつも歌詞に興奮するとマスオさんみたいに反復しちゃうんだけど、ほんとすっごくマスオさんになりながら彩未ちゃんのリード曲の歌を反復してる。特に走り出した鼓動「聞こえるでしょう」の部分が、このメロディと歌詞がすごく気持ちいい! この「え」の部分が気持ち良すぎるのですよ! このキラキラとした、人前に美しく現れるっていうのはここ最近見てなかった気がするなあ。でも初めて会ったのになぜか懐かしい……。

 こういうキラキラしたものや可愛いものや綺麗なものや美しいものが、たとえ私の人生になんの接点をもたらさなくても存在しているだけでありがたい。そうなのです。鏡を見なければそうそう汚い物を見なくてすむので、こうしたキラキラしたものであふれる世界になればそれで私は幸せなのです。私もやっぱり女の子、こうしたキラキラしたものが大好きです。レースとか宝石とかピンヒールだとかオーガンジーだとかそういったものを生み出した人は偉大。

 最近20周年で見かけるセーラームーンが、セーラームーンテレビ放送開始時に生まれていない子にも人気だということにちょっとびっくりしている側面もあるのですが、セーラームーンとか(でも私超原作厨で原作意外に興味ない)クリーミーマミだとか(見ていたはずなのにあんまり印象にない、海モモ派)のようにキャンディキャンディも女の子のアイコンになるポテンシャルは十分あるのに権利関係で出せないってところが悲しいなと思います。キャンディキャンディ原作者、名木田恵子の「ふーことユーレイ シリーズ」を小学生の頃読んでいた私といたしましてはやっぱり悲しいなと思ってしまうのであります……。NAVERまとめにもあったので、この社会はヤフー知恵袋とNABERまとめがあればそれだけでいいんだなあと思いました。
 こうして見ると私が女の子だったころ憧れたものは総じて大人っぽかったなあと。今女の子たちが憧れているものが幼稚だなあと思うのは私がきちんとした大人になれなかったからだろうか。今の10歳が見てPerfumeって素敵な大人の女性なんだろうか。