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baritonesax 1401

「アプガとBiSはヤンキーに受ける」が私史上一番アクセスを稼ぎ出したバズコンテンツになりました! 「席替えをしたら隣が大本彩乃になった。」以上のです! 1日に1000アクセス以上来ました! これってヤバくね? 侍魂みたいじゃね? そう、ここは20世紀のインターネット! クールマークが点滅する!
冗談は置いておいて、こんなに読まれるのも初めてなので単純に嬉しいです。もしこれで新書出したら最初に「この本を書くにあたってインスピレーションを与えてくれた2ちゃんねるとコショージメグミに」と献辞を捧げてドヤ顔でろくろ回したいです。

追記:「コストコライブ」
地元にコストコができてからというもの私の地元はまるで変わった。あれがバイブルになったの、とでも言いたくなるような変貌を遂げた。みんながコストコのカードを持ってみんながマフィンを買ってみんなが相互にマフィンを交換し合ってるマフィン経済になってるってこと。誰かが会員になればそれにたかってコストコを利用するものだと思っていたら、同世代は1人1コストコカードに近い所持率になっている、らしい。かなり例外的にカードの持っていない母や妹でさえもうすでにマフィンやパンは食べたことがあるという……。そんな状態を「コストコという原発」というタイトルで夫が新書を書く気マンマンなので誰か出版社を紹介してください。
さすがにもう落ち着いたかもしれないが、それでも休日の第一駐車場はいつも満員で遠くの駐車場に車を止めてしばらく歩かなきゃいけないらしい。老若男女が集まるコストコ近くでライブをやれば、名前だけでも覚えて帰ってもらえるかもねとそういう意味合いでのコストコライブです。女川で体育館とBiSの相性が合うことが証明されているので運動場感覚でライブっていうのもいいと思います。

追記:「BiSってマジでヤバいんすよ」っていう三十代
三十代、つーか私の同世代はおおむね子育てしてるんですよ。特に田舎のヤンキーは生まれたところで就職して結婚して子供を育てて家を買って車に乗って地元の祭りに参加してるんです。昔のように社会に反抗したりせず、粛々と税金を納めている私なんかよりもよっぽど優等生。
で、そんな優等生のヤンキーたちの生活にCDを買うとかライブに行くっていうことが見えてこないんです。ほんとに見えてないだけで実際はどっかしらなにかしら行ってるのかもしれないけど。でもカーステから流れてくるのはアンパンマンかEXILEなんじゃなかろうかと思うとそこにBiSの「DiE」が流れてきてもいいと思うんです。 子育していているとLady GaGaのライブ情報も知らずにいるってことがあることを私は知ったので、ましてやBiSなんか、2014年に武道館でライブをするアイドルたちのことなんか知ることなんてないんだなって思いました。これが大衆化の壁で、ミリオンを突破しなければ曲の質を獲得できない。

99年ごろエヴァのことばかり考えた上っ面だけ優等生の私でも不良の間でなぜかhideが人気ってことは知っていたので、働きもしない子供も産まない不良の私がBiSっていうアイドルが好きってことくらいは知ってほしいなと。そんな希望も込めて、言ってほしいのです「BiSって最強だと思うんですよ」って。



2013年の9月くらいからずっとヤンキー的なことを考えていた。「意識高い系学生はヤンキー的」「山本太郎はヤンキー的」「左翼過激派はヤンキー的」「象徴天皇はヤンキー的」「コストコはヤンキー的」……いろいろ書いては消してを繰り返したのはなぜだか決め手に欠けていたから。展開だけして帰結しない。そうしていたら2014年が来てしまった。そんな感じでした。

2014年。私はヤンキー的なものに一つの結論というかまとまりを見出すことができました。それは「アプガとBiSはヤンキーに受ける」。
そもそもアイドル的なものとヤンキーの親和性は親衛隊文化と、ファンシーポップとヤンキーの関係性を考えれば一目瞭然であり、オタク的なことにヤンキーが介入してくる(逆か? ヤンキー的なものにオタクが介入する?)なんてあたりまえすぎて書き記すのも恥ずかしいくらいだったのでそのあたりは考えずにいたんですが、アプガの曲って田舎のヤンキーの車から漏れてくる音楽にそっくりじゃね?
アプガのあの音楽の良し悪しではなくキマる感じ。サウンドの脊髄反射的なものと「リスペクトトーキョー」で描かれる「原宿でスカウトされる女の子像」という旧世代な感覚は田舎にバカ受けだと思うんです。「テレビで踊るあの子よりもたぶんきっとダンスも得意だし」を東京にいる人間はアプガの下積み時代というコンテクストに基づいた皮肉めいた歌詞と受け取ると思いますが、田舎では実際に「テレビで踊るあの子よりもたぶんきっとダンスも得意だし」と思っている女の子が絶対にいる。ヤンキー的なものに抵抗がないというかお姉ちゃんも16で子供産んでるしみたいなそういう女の子が!
まあアプガはまじ田舎で売れる。超売れる。「東京で今話題フットー中」とかつけたら確実に売れる。

で、BiSだ。一見するとBiSはサブカルだから(メンバーの名前がカタカナなのでサブカル)ヤンキー受けとかしないんじゃない? って思われがちかもしれない。
私は最近の2ちゃんのBiSスレとおまいつと呼ばれる古参研究員の乖離に違和感を感じていた。この乖離がパイが大きくなっていく過程にありがちな古参と新参の分断と一概に言い切れないものだからだ。私めここ数年はちゃんとBiSのライブに行っていないのでもう研究員と名乗るのもおこがましいですがBiSの4回目のライブから見始めた古参でもあるのですが、非常に申し訳ないけど新参の気持ちが全く分からない。その2ちゃんスレにいるやつらの気持ちが全くわからない。比較としてのPerfumeのポリリズム以降の「お前らのPerfume好きになる気持ちは分かる。でも『この新しいの見つけてやった』感はなんだよ新参のクソどもが」っていう気持ちの前提条件、「新参が好きって言ってるその好きの気持ち」が分からない。で、新参はというかこの2ちゃんのスレにいるやつらは「新参」じゃない、ヤンキーなんだ。ヤンキー的なものなんだと気付いた瞬間、すべてがFになって点と線が繋がって描き出される放物線は栄光の架け橋になった。
BiSはヤベーくらいカッケーんですよ。マジヤバいんすよ。だから超かっこいいんです。だから別に100km走ってどうだとか車中泊だとか病むだとかけっこうどーでもよくて、曲かっこいいし、ライブ超盛り上がるんすよ。ヤベーくらいに。だからライブ見たいから解散しないでほしいんですよ。だってBiSって最強じゃないっすか? だから。

ちなみにこの↑で「BiSってマジすげーんすよ」って言ってるのは中高生あたりと社会人を想定しています。
正直検証したい。実際実家に帰って同窓生にBiSを聴かせてどう思うかヒアリングしたい。あ、なんかこれ栗原裕一郎先生の「十代にムーンライダーズを聴かせる」だ……。私がやるならそうね、「ヤンキーにBiSを見せてみる」だ。そのまんまだな。
ここで注意したいのは、ヤンキーは「primal.」や「Hide cut out」じゃないってことだ。つまりはコンテキストじゃないんだ。彼らは歴史を知ろうとしないし学ぶ気もない。カッコよくてヤバくてすげーもの。と、いうわけで今私が地元の同窓生に見せたいBiSは以下の3つ。これを見て彼らはどういう感想を持つのかしら?

1.「My Ixxx」
全裸とかスゲー、超ヤベー。

2.「IDOL」
なにこの曲超カッケー

3.「STUPiG」
なんかよくわかんないけどスゲー

誰かやってほしい。この田舎ヤンキーマーケティングのヒアリング調査をやってほしい。誰かあの町で月一行われている中学の同窓会で聞いてきてほしい。むしろ今このアイドル戦国時代(仮)の間に田舎のヤンキーマーケティングの資料を作っておくことは今度のなにかに役立ちそう。ライト層という難しい問題をヤンキー的なものに置き換えるだけでずっと攻略がやりやすく感じるのは私だけだろうか? でもそれを私はやりたくないの。私はヤンキー的なものは嫌いだから。嫌いだけど私にもこの田舎のヤンキー的なものが、心の中に小さなヤンキーが住んでいることを強く自覚してしまうことはやりたくないの。でもヤンキー的なものにBiSがどう受け止められるのかすっごく興味があるの。きっと受け入れられると思うの。で、BiSには地元のコストコの隣の空き地でライブをしてほしい。(アプガも)田舎にいるヤンキー的なものたちが物語性とかコンテクストとかそういうもの全無視で「BiSって超ヤベー」って言うと思うんだ。私はそれを見たいんだ。

そしたら私は汚い海とスカスカのあの町が好きになれると思う。

そんなヤンキー的な郷土愛も許せると思う。

やっぱ無理だ。



年末年始はダグラス・ラシュコフの「サイベリア」を読んでいました。デジタル・アンダーグラウンドです。90年代のインターネットには夢と魔法が詰まってる。もう一度ネットワークとオカルトの復権を! と思うんだけどインターネットはどこもかしこも燃えてばかりで視界が明るくつまらない。
そういえば今LINEでブラクラが流行ってるの? デジタルネイティブはウインドウが無限に開き続けちゃってヤベ! ってなることとかじわーって表示される画像が途中で止まっちゃって、あれ? と思ったら恐い画像が出てきただとかそういうのには引っかからないと思っていた。今なら蓮コラとか流行りそう。
って、そういうのじゃなくて! そういうのも回顧厨的にいいんだけど、そういうんじゃなくってもっとアンダーグラウンドな、ギークなそういう時代こないのかな。

この「ガーナのインターネット詐欺師たち」は私みたいな夢見がちなインターネット信仰の人間の結論ありきなドキュメントっぽいんだけど、私はこの制作陣たちの気持ちがすごくわかる。こういうインターネットに憧れていたし、こういうインターネットが近未来でそういうデジタルネイティブによる新しいインターネットがやってきたとき自分が時代遅れの老害になれることを楽しみに待っていたから。
この中でサカワ(統的な呪術信仰を組み合わせてスピリチュアルなネット詐欺を行う人のこと)を題材にした映画がガーナで大人気ってあるんだけど、分かる! 私だって見たいもん! 出会い系詐欺メール送る前に呪術儀式を行うだとかカード情報をより多く抜くためにLSDきめてるとか、それで舞台がガーナだとか、ワクワクしかないっしょ? かつては日本もそうだった(ニューロマンサー)んだろうけど、「今ニューロマンサーを映画化したら舞台は韓国」っていう書き込みを見かけてそうなのかもしれないと少し思った。韓国行ったことないけど。

そういう夢が抱ける場所にもう一度日本はなってほしいな、東京は2020年までにサイバーパンクシティにしたいな、とか言う都知事候補がでてきたら、それはもうドクター中松以上のキチガイさんなので全力で応援したい。公約は「尿検査がないコンピューター会社」とかそういうの。(『サイベリア』で幻覚剤常用はシリコンバレーではままあることという記述から)
幻覚剤で精神を拡張してインスピレーションが降りてくるだとかいっても、所詮は自分の中からのもので出来る人はできるだろうし、凡人にはなにしようが凡庸なものしか出てこないと思うんですけどね。最近、見間違いとか聞き間違いとか多いんですがその間違えて出て来るものに対して自分の馬鹿さだとか愚かさに悲しくなるほどです。つまるところサイバーパンク向いていない自分が、でもこういう世界に接せられる可能性があるっていうことだけでもおこぼれにあずかれる感ありありなんでそうなってほしいんです。
日本は今後神道とデジタルが融合してアメリカが「ちょっとこれ大日本帝国時代くらいヤバくね?」って大統領から直々の警告が出るくらいの、そういう近未来お願いします。

このでんぱ組.incが好きすぎて他のでんぱ組.incに興味が持てないほど。





去年にインターネットで「『桐島、部活辞めるってよ』の人がアイドル小説書いてる」っていうのを見かけたんですか、本当なのでしょうか? もし本当なら担当編集者の方は今すぐやめさせてほしいです。9割出来上がっていても製本前の段階であるならばやめさせていただきたいです。アイドル小説なら綿矢りさ先生が2006年に書き下ろされた「夢を与える」(そういえば文庫出ちゃってるんですよね。今なら蒼波純で表紙写真の文庫出してほしい)があるんで当分はそれと、どこかの文芸雑誌に連載された「チャイドルの名前だけが延々と書かれているだけの連載小説」ってういのがあるんでその2つで充分ですので。Perfumeの東京ドームでまたあ~ちゃんが「夢を与える」と言ったときに、やっぱり綿矢りさは偉大だったなあ。時代と寝てる感あるわあと思いました。

もし作家がアイドル小説をやりたいのだと思うのであれば実際にいるアイドルのあてがき小説を是非ともやってほしいなと思います。桐島、部活辞めるってよさんが「TIRAちゃん、入国できないってよ」書いたらもう傑作しかありえないと思うのでこれは是非とも執筆していただきたいし、村上龍がアプガ(仮)で初期の外人が麻薬やってるような感じのガンギマリ小説書いてほしいし、長野まゆみがクルミクロニクル的ななにかを書いていただけたら素敵だなと思うし、山田詠美 がでんぱ組の小説書いたらうわーありきたりすぎて引くわーって言いながら読んじゃうみたいな、そういうのお願いしたいです。

ってここ数年、小説読んでないこと丸わかりの古い作家名しか出せない私、貧困ですね。ほんと物語読んでない。つかこれ「TIRAちゃん、入国できないってよ」以外高校生ぐらいのやつだわ。「TIRAちゃん、入国できないってよ」にいたっては読んでも(映画を)見てもいないし。なんか読もうにもなにを読んだら、いいのか、わから……ないから……なにか。おす、す、め……わー! おすすめの小説教えてとか自分は口が裂けても言うもんか! と思っていたのに。そんなこと聞く必要なく読むものはあると思っていたのに! なんだか私は本当に貧しい人間になっちゃったんだなあってしみじみ感じるので、「TIRAちゃん、入国できないってよ」を早く書き下ろして文庫でさっくり発表していただきたいです。はい。



年の初めにはいつも「今年はもうちょっとサイトを更新しよう」って思うのですが年の終わりには失速してるっていう定番を打開したい。
でも2013年後半に限って言わせてもらえば、私はずーっとヤンキー的なもののことについて考えていて、書きたいことが溢れんばかりに湧き出て、こぼれて、絨毯が吸い尽くしました。
でも今年になってもまだまだヤンキー的なものは健在で箱根駅伝ではヤンキー的な物語至上主義と努力と友情と負けてもいい勝利を日本国民がテレビ越しに酒の肴にするイベントから始まり、ビッグダディはタレント化し、能年玲奈は「ホットロード」に出演し、ってホットロード! ヤンキー以外のなにものでもない! これが好かれないはずがない! 安パイ!

去年末にテキストサイトを調べる作業をしていたときに、昔のサイト名って結構変わってるなってことに気が付いたんです。そういえばそうだった。場所移転で名前変えてっていうのももちろんだけど、そのまま名前だけ何度も何度も変える人っていた。でも名前変えてもものすごく面白いその文章に変わりはないからサイト名なんてものはただの飾りだったなって思い出して、私もサイト名を変えようかと思いました。なんかいいのが思いつかなくてしょうがないからランダムで昔の色んなサイト名がでるようにしました。にしてもサイト名は沢山あってtwitterでユーザーが並んでいてもなんとも思わないけどサイト名がこれだけたくさん並ぶと頭がクラクラしてくる。右クリックは禁止。

また去年の話ですが、飲んでるときに映画の話になって自分が映画を見なさ過ぎだということがわかりました。去年は日テレがハリーポッター祭りと題してハリーポッターを1作目から7作目(8作?)まで放送していたので録画して、賢者の石のポッターくんを見たあと、7作目のハリーを見て、とかそういう成長を楽しむことを味わっていたので映画見た気になってますがお家の中での話です。
でも今年は早々に「エンダーのゲーム」が上映されるし、なにより「アイドルイズデッド のんちゃんのプロパガンダ大戦争」が上映開始ですよ。うわー、楽しみ! これが楽しいっていう人こそが真の人でなしっていうくらい楽しみ! 「エンダーのゲーム」が大丈夫かどうかというドキドキにも勝るとも劣らない、「私、この映画楽しいって言っちゃったら最低な人間なんじゃないかなって思うの」っていうドキドキ。まったくもって期待しかありません。 ところで、ノベライズとかのご予定ってないんですかね? ちょっと調べてみたら最近あるアイドル映画(山口百恵とか松田聖子とかビッグネームの東映アイドル映画ではない)でノベライズってないんだね。びっくりした。アイドルでも売れないから? そうかーこれだけ雑誌はアイドルに頼っても書籍までは頼りきれないところがあるのかな。アイドルに作詞させてるんだからそのうちアイドルに出演映画のノベライズ書かせて握手会で売るとかそういうことやってもよさそうなんだけどね。

と、いうわけで今年の目標は「アイドルイズデッド のんちゃんのプロパガンダ大戦争」のノベライズを海猫沢めろん先生が書くことと、c@n-dolsみたいな半年ROMれないクソ運営とチヤホヤされたいだけの女の子とクソオタを見ても心かき乱されないようにすることを目標にしようと思います。よろしくお願いします。