baritonesax1212

 大家族番組のインフレを起こしてもいまだ高いコンテンツ力を持つ「痛快ビックダディ」は大晦日ゴールデンタイムの放送から陥落し大河最終回の対抗馬に成り下がってしまいました。といっても一家族が大河ドラマ最終回とタメはってるってのも十分すごい話だけど。平家VS林下家。おいおい源氏はどうしたんだよ!

 まさに事件のインフレ状態でなにが起こってももうやる夫みたいな顔でしか見ていないのですが今回は一か所気になるところがあった。不登校になった次女が愛知に住む元嫁のところへ一人旅に行くというところ。久しぶりに元嫁はもちろん、三つ子や紬美とも再会してあとぼんやりとうかがえるおじいちゃんとおばあちゃんにも会ってテレビカメラ抜きで二泊三日を過ごして悩みもぼんやり相談したりなんかしたりっていう。で、次女はビッグダディのためにスマホで子供たちの様子を撮影していたんですね。(前段階として『不登校ってそりゃビッグダディの子供じゃな』とか『カメラクルー一緒で一人旅とかねーわ』とか『途中で映ったトヨタのサンタって仕込み?』とか『スマホとか持ってんのかよ』とか『結局祖父祖母ってヤクザなの?違うの?』とか突っ込んだら負け)
 その、撮影した映像っていうのがなんていいましょうか「20世紀ノスタルジア」的というか「3月9日」的と言うか「(紀里谷和明の)キャシャーンの最後の人類補完計画っぽいとこ」的というか「primal.」的っていうか、っていうかこれ全部自分が編集したナグリアイのprimal.の元ネタなんですけどね。

 

 仮に次女の撮影した映像をビッグダディのprimal.と呼ぶことにして、そのビッグダディのprimal.をうっかり良いなぁとか思っちゃった人も多いと思うんだけど、これきちんと説明すると「(親の事情のせいで10回以上の転校を繰り返して環境の変化には慣れているはずなのになぜか高校に入ってから不登校の)次女が公園で遊ぶ(父親の公式発表がないもののダディの私小説によると別の男の子供らしいがなぜかダディが命名した)三つ子と(元嫁とは別れたんだから一つ屋根の下では寝ないとか偉そうに言っておそらく公民館でがっつりヤっちゃってできた)紬美が遊んでいて、すっかり(障害か何かあるんじゃないかっていう違和感が抜けて)大きくなって(奄美にいたころには着れなかった可愛い服を着てござっぱり)可愛くなった三つ子がケラケラ笑いながら『お父ちゃんに言いたいこと?ない〜』って言って、ブランコに一人で乗れるくらい大きくなった紬美が『お父ちゃん、遊びに来てね』って(今の嫁がおそらく略奪不倫したってことも)何も知らないでニコニコ笑いながら手を振ってる」映像だからね。もちろんこの事情全部把握していた私も見ていて良いなぁって思っちゃったけどこれ全然良くないからね。
 この手の「無邪気な子供」「日常風景」「撮影する女の子」「ホームビデオ」にはもう一定の感動が織り込み済みなんだなーって。でもこれってキーワードの前には「他人の」がつくんだよね。他人の無邪気な子供だから感動するし、他人の日常風景だから感動するし、広末が撮影しているから感動するんだし、他人のホームビデオだから感動するんだよねー。安直だねー。このホームビデオの持つ魔力ってのはなんだろうね。なんか詐欺師のような実体のないきつねにつままれた感動がなんか割り切った関係みたいでちょうどいいのかもしれないね。無責任な時代に愛をこめて。



12月になったとたんクリスマスコンピ聴く程度にはひよってます。

 でもこのクリスマスソングが溢れてこぼれるってな感じの街の雰囲気が当日よりも盛り上がるなって思っているのもまた事実で。当日に「クリスマス撲滅」とか「リア充爆発しろ」とか面白いと思って言ってるのをみるにつれ体感気温が二度下がるのでお茶でもいれて湯たんぽ抱いて編み物でもしようかと思います。
 別にこの日をどう過ごすかなんて、明日どう過ごすかっていうのと一か月後の今日どう過ごすかっていうのと半年後の今日どう過ごすかって言うのとなにも変わりがないと思うので、今日、この日、12月24日でなければ湧いてこないことを考えなければいけないと思うのですよね、そう!バターが高い!!死ね!生クリームは安く売るのに食塩なしのバターを高く売りつけるスーパー死ね!!そもそもバターの生産が云々っていってから持ち直しても高いまま殿様商売続けてるバター屋が悪い!  考えろ。ちょっとは値段考えろ。変動させろ。高いまま売り続けるな。変化を恐れるな。あとポテトチップスもどんどん中身ばっかり減らして値段据え置きにしやがって。量的にはそれがちょうどいいんだだけど値段が変わってねぇっておかしいだろ。少ないんだ。安くしろ。私が子供の頃はもっと倍近く入ってただろ。スカスカじゃねーか。ここは富士山か。気圧の変化で袋がパンパンなだけか。……ちがう、バターだ。バターが高いんだ。だから私は粉もの料理が苦手なんだ。パイ生地とかバターの値段考えるだけで気軽に手が出せないんだ。手が出ないってことはいつまでたっても上達しないってことだ。毎日のように粉練ってたら上達するんだよ!でもバターの値段はそういう半端をゆるさねぇんだよ。あー、くそが。その高いバターが24日に調子にのってまた値段を上げてきやがる。一見、生クリームが安くなってて「あらー手作りケーキのほうがいいんじゃない?」って思わせておいて材料揃えるにあたってバターが高くついて結局買った方が安いし美味いみたいなそういうことになるんだよ。それがやつらの手口なんだよ。ふざけるな。ふざけるなよ。そんな殿様商売していていつか足元……すくうやつがいねえ。バターに代わるものがねぇからバターさまさまであり続けるぜよ……。我々は……バターの奴隷になり続けるしかないのである……。



「ねぇ、先生!ねぇ、先生!ねぇ、先生!ねぇ、先生!ねぇ、先生!ねぇ、先生!!スキー!!」っていう替え歌を思いついたんだけど安直すぎて死にそうだからやめとく。年上がッ!最後の一人になるまでッ!ファザコンをやめないッ!(更新が三日以上続く年 絶 好 調 ! 誰も私をとめることは できない)
 引用とは道に現われる盗賊のようなものだ。武装した姿でいきなり飛び出してきて、のんびり歩いている者から、確信というものを奪ってしまう。(ボードレール)はい、今、あなた確信が奪われたー。ちょっと貧弱な装備だったけどそれでもあなたの確信は奪われましたー。こうして人は馬鹿になってゆくのですー。画期的とか言ってるやつのものごとはもうたいてい使い古された古典なので画期的でも新しいものでも面白いものでもないのですー。

 そんなこんなで、去年の私は一年を総括してないなと思ったらタンブラーのほうでやってました。このツールを使いこなせていない情弱っぷり。いや老害感といったほうがただしい。でも最近はそれが悩みなんですよね。連絡をとる手段も多様化しすぎて混乱しているのでLINEいれてないくらいの弱さ。リスクマネジメント的には分散させた方がいいんだよね?ってそもそもリスクってなんだよ。あ、クラウドで連絡先管理したくない的なあれか。なんかもうブログなんて自意識の低い猿がやるもんだとか言っていたのが遠い昔のような感じでなんかねぇ(笑)下の話じゃないけれどそういうツール運営の断捨離的なものを解説してくれるこんまりのような人はいないですかね。それで新書でってほんと私、新書好きだね。ブルーバックスくらいしか読んだことないのに。個人的に新書ってそれなりの権威があったんだけど新書が選挙活動の一環として立候補→出版となってから私の中でその権威がなくなった。私の中で。なんであとは面白新書で私を面白がらせてほしい。出版不況で倒れそうだって言うけどどうせ倒れるなら前に倒れようや!!



 やっぱ思うんだけど平手打ちできる女の子ってすげえいいよね。かっこいい。ゆるぎない怒りを凛々しく感じられるよね。涙なんかにじませちゃうともうなんていうか耐えがたきを耐え忍びがたきをしのんだ究極の感情が出てきた!っていう感じするよね。
 女の子から平手打ちされたことってある?俺はあるね。あるからこそ言えるんだけど、平手打ちする女の子はすげえいいけど、平手打ちされる男はすげえ情けない。どううやっても決まらない。平手打ちされてすこーんと転んじゃったりするとなおのこと情けない二乗で遠心力の応用。いやすべての男は情けなくていいのよ。消耗品でいいのよ。でもこう女の子がビシっと決めてくれてるときに男がさ、よぼよぼっと情けなさ全開で「ごめん」なんてそういうの絵にならないでしょ。叩かれた衝撃と女の子のカッコよさの衝撃で口もきけずに叩かれた頬を撫でて突っ立ってるだけの俺。気の利いたことも言えずかっこいい挙動もできない俺。この場の空気をちゃちなものに変えてしまう完全道化の俺。そういうのに申し訳なさを感じちゃうよね。
 そういうのが見たいからってなんつうか女の子にひどいことしちゃったりしてもそれはわざとだから見抜いてるのよ。女の子は。劇的な演出を求めて入るけど与えられたくはないんだよ。与えられないんだよ。本当にいい女っていうのは。ご飯おごってもらうとか服買ってもらうとかそういう与えるじゃなくて。そういうかっこいい女の子減っちゃったよね。そのかわりと言っちゃあなんだけど自分で自分を傷つけるつまんねぇ女ばっかり増えやがって。
 自分を傷つけるなんて簡単なんだよ。自分がやめなきゃできるんだから。ただの我慢比べだ。我慢してる女の子なんてかわいくない。我慢することが美徳なのは日本でも滅んじまった価値観だ。そこにトラウマがどうのこうのとかそういうのはもう終わった話でそんな話には誰も興味がないってわけで。
 それで、これからは切りつける女子、これだね。なんていうの浮気された女がヒスおこして包丁持ちだして突っ込んでくるとかそういうのじゃなくて。女の子がさ押さえつけちゃうの俺のこと。もちろん俺は男だから逃げようと思えば逃げれるんだけど彼女は本気なのかなっていう探りあい。少しでも彼女の気が緩んだら俺は逃げれるわけ。でも彼女は本気だからその本気におれは本気で拘束されてるわけ。で、彼女がカッターを俺の手首に近づけていくんだよ。その緊張感。確実に傷をつけるんだっていうその彼女の決意の横顔は本当にきれいですげえいいと思ってる。平手打ちが瞬間芸だとしたらこちらはぎりぎりのタイトロープを歩く曲芸だな。どっちがいいとかじゃなくてどっちもいいすげえいい。手首に一本筋つけられながらああいい女だなぁと思ってオナニーの導入部みたいなそんな気持ちになるわけ。
 で、深くも浅くもない傷をつけられたらぱっと彼女が手を離して「冗談」って笑って終わらそうとする。なにがっていい女が終わるんだよ。いやー、恋は夏の日の花火。あの素敵なあの子はもういない。もう9割興味がなくなってるんだけどでも彼女のことだからまたいい女になるんじゃないかと思うとほんと奴隷的だなって思うわけだけどそれもまあ悪くねえなって。



 一年と一か月前は「なんでPerfumeのアルバム『JPN』がつまらないんだろう」という疑問を「私にとってPerfumeの何が好きだったんだろう」っていうことを解明するためにライブDVDを遡ってアルバムを全部聴いてシングルも全部聴くってなことをやっていて、先月は「なんでヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qが面白くなかったんだろう」という疑問を「私の好きだったエヴァって何だったんだろう」ってのを言語化するためにエヴァをテレビシリーズから見直してて、で、エヴァ以降の新しいアニメってヱヴァンゲリヲン新劇場版じゃなくて電脳コイルだよなって思って今、電脳コイル1話から見直してる。ほんと最近見直してばかり。後ろはいつも私に優しい。
 と、いうわけで2012年を見直してみようと思います。

2012年で一番チャレンジングだったこと「モンハン」
 ちょいちょい書いてはいますが、私、モンハン始めたんですよ。MHP3!そう、今更!こういう仲間がいないとゲーム苦手な人間はすぐつんじゃうよねゲーは避けていたのですが「できるよ!」っていう励ましの声とともに始めて見たんです。BOOKOFFで2000円だったし。で、最初はそもそもゲームが苦手なんだからこういうのなんか複雑すぎて無理だわゲーになっていたのですが解ると面白くなり、そしてどうしてもナルガクルガが倒せないからつまらなくなってきたよゲーになり、そこでパーティープレイの投入ですよ!みんな(今MHP3やっている人間はすべて私より上手だろう)でやるとサクサク終わってすっごく楽しい!やっぱり楽しい!かーらーのー一人で大連続って結構苦痛。なんていうか作業になりつつあって楽しくないゲー……ってところにまたもパーティープレイ。やっぱりみんなでやるのは楽しいね!やった上位!!火山でお守り掘り楽しいです!!かーらーのー、亜種にぼこぼこにされて楽しくないゲー……に三度パーティープレイ投入っていうこのひとりとみんなの無限ループでなんだかんだHRは5になってもうそろそろガチャガチャやってるだけでモンスターが倒れていくとかいうそういう都合のいいことにならなくなってきたのでけっこうな行き詰まりを見せているなう……。4が出る前にはアマツマガツチまでいけたら素敵だなと思っていた時期が私にもありました……ってとこにモンハン4発売延期の吉報!!やった!!

2012年でやり残したこと「Arduino」
 大人の科学の付録で出てきてから一度やってみようと思っていたのですが、「なにができるのかわからないから作りたいものが作れないよ!」というド素人のクレーマー状態だったのですが、でも玄人から言わせると「なにがしたいのかわからないから教えることができないよ!」ですよね。みたいな。
 編み物のときは作りたいもので初心者向けのものを選んで実力をつけることと自分が欲しいものを得ることをイコールにしてきたんだけど、なんていうかこれは幸運な例外で基礎を学ぶってのはそういう実用とかから離れて考えないといつまでたっても「作りたいものがわからない」状態から抜け出ないので、ようはまぁ手を動かせとそういう話ですな。

2012年で卒業したこと「BiS」
 卒業したって言っちゃった。
 でもやっぱりBiSはぎゅうぎゅうの中で見るものじゃないと思うんですよね。どんな手段使っても前で見たい!ってかきたてるようなものじゃないじゃないですか。別にニュースのネタになり続けることが面白いってわけじゃないじゃないですか。これってトリビアになるじゃないですか。なんか違うよね。これ、今まで見てきたアイドルの中でなんか違うよね。みたいなそういうのを見続けていたいみたいな。物語性にうんざりしている人間にとってそこにある状態の違和感を楽しむって感じじゃないですか。自分が思っていたのと違うのになっちゃった、っていう至極アイドルオタの離脱の最後っ屁らしい理由がつくところがなんともですが、でも普通のアイドルになっちゃったら魅力も何もないと思うんですよね。そういうのほかにもあるし。
 あとのんちゃんの永田洋子化がすさまじくて誰か新書で綴っていただきたいくらい同じ女性として見ていてもやもやした気持ちになる。ブサイクのへんてこな自意識とぽっと与えられた権威とそして意見を言う男。この三つが揃えばだれでも永田洋子になるんじゃないかっていうのを新しいメンヘル女の典型例とするために新書で20万部くらい売れて大衆に認知してもらいたい。女性自身とかで特集組んでほしい。東電OLは私だったもしれないと言った女性作家はだれだったっけ?21世紀にはあなたは永田洋子かもしれないみたいなそういう時代になってほしい。もし次にBiSのささやき会があったらのんちゃんにはチェーホフの「可愛い女」を朗読してもらいたい。と思うくらいにはのんちゃんのことが好き。

2012年に再発見したもの「テキスト系サイト」
 140字に甘えすぎだばかやろう!!そこにはなにもない!!「オナホール(ボントック語で最上に敬意を払った挨拶の意)」とかで始まる日記をみんな書くべきだ!!私が当選した暁にはまず、ツイッターの即時廃止、国民皆テキスト系サイト!ブログは官公庁まで。サイトのデザインから自分を表現していただきます!それからPerfumeがパーフェクトスターパーフェクトスタイルの腕振り以外での腕振り禁止。

2013年に向けてほしいと思ったもの「デジタルデータの整理術」
 今年はついに夫の膨大なCDの山を片付けたのですが、これにあたっていろいろな整理術、整頓術と呼ばれる本を読みました。断捨離ブームでもあるのでそういう本は沢山あるので大丈夫なのですが。参考にしたりならなかったりいろいろ考えながら物理的なものはまあなんとなく把握したのですが、デジタルデータの整理術を解説した本ってないんですよね。目次で見かけておおっと思って見てみると「エクスプローラーを使ってファイルを分類しましょう」とかいつの時代の話してるんだよ!?って苛立ってしまったんですけど、こう、膨大な、かつ、いろいろな種類の、こう、年代的に集めてきたにあたっていろいろとあれな感じのそういうのデータはどう整理するのがベストなのかそういうことを解説してくれるこんまりはいないんですかね?別にもうキッチンの整理とかいいんで。
 ぼんやりとですがおそらくジャンルで分けるのがベストなんじゃないかなって思って。ただいつバックアップをするのか、どうバックアップするのかとかそのへんはまだまだ案すらも出てこないのですが。「画像」「音」「動画」「共有スペース」っていう分類で外付けHDDに保存する感じがいいんじゃないかなっていう提案なんですけどここから発展させてHDD整理術っていう新書を書いてく10万部くらい売れるような人いないですかね……。

   なんか2012年は「新書」な一年だった気がしなくもなくなってきた。新書だったらなんでもいい。



 コンテンツを何年ぶりかに増やしました。「AKB VS RED ARMY」です。

 そもそもこれは私がコミケに「腹腹時計」というサークル名で申込みしたらどうなるかな?的な発想とか、連合赤軍ってこんなに面白コンテンツなのにどうして誰もコンテンツ利用しないの?とかマジすかおもしれぇとかそういう気持ちで同人誌を作ろうとして飽きちゃってやめたものになります。やっぱ私、テキスト系サイトだわ。だからちゃんともっと更新したいと思います。