baritonesax1009

Go! Go! Perfume 表紙 「Go! Go! Perfume!」
表紙フルカラー
104ページ
1,000円
表紙イラスト:まりん
表紙装丁:pinksun
構成&テキスト:トモコ
編集:トモコ、宗像明将、宗像郁、naoco
本文装丁:トモコ、tigerbutter


Perfume同人誌「GO!GO! Perfume」について私と私のインターネット(とときどき綿矢りさ)

 私にとって初めて同人誌を作るという機会となった「GO!GO! Perfume」もいろいろな人の手にとっていただき、残りももうちょっとといったところです。ありがとうございます。よろしかったら感想など長文でお聞かせいただけると大変嬉しいです。それからアンケートに協力してくれた方、イラストや文章を寄稿してくれた方、本当にありがとうございました。
 私は主にアンケート回収したりまとめたり年表まとめたりくらいで、あとは「席替えをしたら隣が大本彩乃になった。」を載せてもらうことになりました。

 この原稿依頼自体は2009年年末の話で、今だったら「夢を与える」のゆーちゃんの部分を全部あ〜ちゃんにして、同人誌の売り上げを持って「勝手にふるえてろ」のサイン会で「りさたんの考えたお話みたいなことが現実に起こって、それででもその子の名前ゆーちゃんじゃないですよ。あ〜ちゃんなんですよ。伸ばす棒はにょろんのほうで。それで私が全部書き直して同人誌出したんです。これはそれの売り上げです。だってこれはりさたんのものだからだから持ってきました」と言って河出じゃないか、文藝春秋の人に連行されていたと思います。
 2009年年末の時点ではPerfumeについて書くことが思いつかなかったし、つまらないものよりかはこれが一番相応しいだろうと思ってインターネットでタダで読めるものを同人誌に収録しました。
 今だったら「夢を与える」をモチーフにして、あ〜ちゃんのお母さんがアイドルの夢敗れて娘に託すために顔のいい男という条件のみで結婚して可愛らしい娘が生まれてすくすくと広島で育ち、アイドルになるために上京して、母の呪縛が成就されてオリコン一位のトップアイドルになるものの他メンバーのゴシップが雑誌に載ると聞かされて絶望したあ〜ちゃんが縋ったのが男で、嫌われないためになんでもするけれどもその代わりに私を大切にしてね、誰よりも大切にしてね、私のことだけを好きでいてね、私を幸せにしてね、私だけをあなたの力で幸せにしてね。私はなんでもするから、あなたにアイドルとセックスをするという夢を与えるからだからおねがい。という愛情で男を囲い込んで家族ぐるみで囲い込んで、ドン引きしている男の顔をみてほっと安心しながら仕事に向かいカメラに向かってニッコリ笑って言う「私は夢を与える人だから」っていう話を書いて、「勝手にふるえてろ」のサイン会で綿矢りさたんに「これ、『夢を与える』からインスピレーション受けて、っていうかそのまんまのことが現実に起こったんでその現実バージョンの話を書いたんで読んでください。ところで『勝手にふるえてろ』ってりさたんが男のアナルにとびっこ当てて、スイッチ入れながら『勝手にふるえてろバカ』っていう話なんですか?それともりさたんが彼氏にとびっこ押し付けられて『ほら勝手にふるえてるよ』っていう話なんですか?どっちなんですか?」って「アナル」って言った時点くらいで文春の人に連行されてしまって、連行されながらも本屋に響く声でりさたんに質問したい。なんだか話がそれた。


 航空力学のAerodynamikさんが同人誌の紹介をしたときに執筆人の名前にリンクを張ったんですよ。それを見た瞬間私はなんだかすごく感動してしまって、わぁわぁ!としかいえなかったんです。たぶん今だったらここにtwitterのIDが並ぶんだろうなと。でもURLなんですよ。なんだか10年前のインターネットに戻ったみたい!
 他の編集の方、執筆者の方、アンケートに回答してくれた方がどうなのかはわかりませんが、私個人的には非常に昔のインターネットを意識させていただきました。だからこそ「席替えをしたら隣が大本彩乃になった。」を載せたんですよね。昔のニッキモニ。みたいにアイドルについて好き勝手に妄想してそれを個人サイトに載せるっていうオタ活動が近年全くなくなってしまったと思う。私はこれからもずっとこういうことをやっていきたいし、twitterで「Perfumeはまだまだ大きくなる存在キリッ」ってつぶやくよりもかしゆかはパイパンだっていうのを1万字で書いてあるサイトのほうが信用できる。
 なので金巻ともこ「完璧な計算で作られた」→まてこい「time after time」→宗像郁「席替えをしたら隣が大本彩乃になった。」の流れはtwitterで集まった仲間どもには決して真似できないものだと思います。つーか小説家いるだろ!プロもってきてお前が偉そうに言うんじゃないよってほんとそのとおりです。先生ごめんなさい。

 1845年に神が死んでからいろいろなものが死んでいったけれど私も死ぬのだからなにも問題はない。でも生きている間には誰もがなにかを語りたがる。